「んむぅ……ちゅ、ちゅるっ、んちゅ……」
粗末な木造小屋の中、粘りある水音と吐息だけが響く。
裸の俺は椅子に腰かけたまま脚を広げ、その音を絶えず立てながら肉棒を舐めしゃぶる兎耳の少女の頭を柔らかく撫でた。「ぺこら」──VTuber・兎田ぺこらに酷似した彼女は、普段の強気な態度からは想像できないような従順な表情を浮かべ、嬉しそうに更に肉棒に濃厚に舌を絡めて口内射精を求めてくる。
「んぱっ……
「ああ、いいよぺこら。もう、出そうだ……!」
「出すのならぺこーらのお口に出してくださいぺこ。ご主人様のせーえき、全部飲みたいぺこ……ちゅ、ンッ……」
そう言うとぺこらは再び肉棒を咥えこんだ。俺に跪くような姿勢で口と舌だけで肉棒を刺激し、空いた手ではバニースーツから零れた小ぶりな乳房を自ら揉みしだき、同時に股間を激しく弄っている。
白い肌は興奮で赤みと熱を帯びており、彼女の昂りを俺に教えてくれる。
「んぶ、ちゅ、じゅるっ、じゅるぅ……!」
「うおっ! ぺこら、それ、ヤバいっ!」
「……んぶ、ふっ、ンッンンッ!」
急激に強まった快感に思わず身体が跳ねる。その反応にぺこらは嬉しそうに声を漏らすと更に深く喉奥まで呑み込み、口腔内全体で吸い上げるように肉棒を刺激してくる。竿のサイズに比べて彼女の口は小さく、勢い余って喉奥に時折亀頭が当たるが、少し苦しそうにするだけで行為を止める気配はない。
強まり続ける射精感に、俺は堪えることなく腰を震わせて言った。
「くうっ、だ、出すぞ、ぺこらっ!」
「んは、じゅる、ちゅうぅっ……!」
「おあ、あ、ああぁっ!」
そう言われてもぺこらは口を離すことなく強く亀頭を吸い上げる。「全部飲ませて」という彼女の言外の訴えに、俺は躊躇せずそのまま精を放つ。
「ンーッ! んっ、んく、んぐっ……」
どくどくと彼女の口腔内に吐き出されてゆく熱い奔流。それをぺこらは丸い眉をひそめる事なく、むしろ喜々として飲み込んでゆく。
「ごくっ……ごくっ……ごくっ……ちゅうぅ……ぷはぁ、げぷ、ご主人様の精液、美味しかったぺこ……」
何度も喉を鳴らし、尿道に残っていた精液まで吸い尽くすとぺこらはようやく肉棒を解放して俺を見上げた。
口の端に精液の残渣を残しつつ恍惚の表情を浮かべるぺこら。そこに無理をしている様子はない。おそらくは、今の彼女は
「(おっかねえなあ……『催眠アプリ』ってのは)」
「ご、ご主人様……今度は、ぺこーらの下のお口に精液をお恵みください、ぺこ……」
俺の内心を気にせず、ぺこらは立ち上がると鼠径部あたりの布地のみを消失させ、濡れそぼった無毛の秘所を俺にさらけ出す。
「……何だ、そりゃ?」
「えっ?」
「奴隷が『下のお口』なんて小洒落た言い方してんじゃねえよ。
あくまで「彼女を奴隷扱いしている主人」として俺は答え、椅子から立ち上がって彼女を見下ろす。
「ごっ……ごめんぺこ、ご主人様! お許しください! お許しください!」
「(悪いなァ、なんか)……分かったんなら頭を上げて、次は正しくおねだりだ」
俺の態度にぺこらは怯えも露わに一歩下がると瞬間的な速さで土下座し、床板に頭を擦りつけた。内心で申し訳なく思いつつ俺は態度を崩さずに言う。
そう、今のこの状況は決して俺が望んでこうしている訳ではなく──むしろ、
だが、俺の気持ちとは関係なしに許しを受けたぺこらは身を翻すと壁に手をあて、俺に尻を向けた。
「さ、先ほどは失礼しました、ご主人様……お願いします、ンッ、ご、主人様の太くて逞しいチンポを雌ウサギの開きっぱなしのおまんこにブチ込んで、熱々のザーメンで孕ませてください、ぺこっ……!」
小ぶりな尻を振り、挿入を望むぺこら。黒タイツに包まれた脚の間で淡い色の彼女の秘唇は既に濡れそぼり、陰唇をヒクヒクと震わせて肉棒の蹂躙を待ち構えている。
まあここに至る事情はともあれ、中途半端で終わらせる訳にはいかない。俺は既に勃起を取り戻しつつある肉棒に手を添え、バニースーツに包まれた尻に腰を寄せた。
「あうっ……はやっ、早く、欲しい、ぺこ……ご主人様、ご主人、様ぁ!」
「……ああ、よく言えた。こんだけ濡れてりゃ前戯はいらねえな……っと!」
「んひぃっ! 来た、ご主人ちんぽ来たぁっ!」
彼女の腰を掴み、遠慮なく一気に最奥まで突き入れる。
頤を反らし、俺の下で奴隷ウサギは歓喜の嬌声をあげた。
俺とぺこらが何故このような状態になったのかと言えば──少し時間を遡って説明する必要がある。
「ふぁふぁふぁふぁふぁふぁ! まんまとぺこーらの罠に引っ掛かったぺこね! これでお前も袋のネズミ、いやさ! ウサギ小屋の兎ぺこ!」
粗末なテーブルと椅子だけが置かれた。木造の小屋らしき場所。椅子に縛られた俺を前に彼女「ぺこら」──VTuber・兎田ぺこらに酷似した彼女は勢いよく言った。
「………」
「………」
「………」
「な、何かリアクションが薄いぺこね?」
「その……なんだ、このパターン二度目なんでな」
流石にこんな短期間で同じパターンで拘束されるとは思っていなかったが、眼前のぺこらを前にして、今回も「ポルカ」の時と同様の流れになりそうだとは容易に推測できた。
「なあ、『ホロラバーズ』ではログインしようとした相手を引っ張って自分のルームに連れ込むってのはマニュアル化されてるのか?」
「んなワケねーぺこ。まあ、その余裕もすぐに無くなるのは確定! このぺこーらに屈するがいいぺこ!」
左右の大きな三つ編みをぶんぶんと降りつつぺこらは俺に言う。既に何となく動機は読めていたが、それでも一応は聞いてみる。
「で、まあ、アレか? 例によって、フブキや団長を云わせたって噂を聞いて、俺を打ち負かそうって事か?」
「ふふん、察しが良くて助かるぺこね……『ホロラバーズ』も最近は有力な新人が一気に五人も入ってきて、先輩であるぺこーらの食い扶持も減り気味ぺこ! それをお前を屈服させたという武勇伝をもって取り返そうって算段ぺこよ!」
──思った以上に手前勝手な理由だった。どうやら仇討ちとかそういうのでは無いらしい。
とはいえ、あくまで風俗嬢として俺を屈服させようというのであれば暴力的な手段は使うまい。気持ちを落ち着かせて、俺は彼女に言った。
「それで、どうすんだ? 縛られたままじゃセックスも出来ねえぞ?」
「心配しなくても、ちゃんと解いてやるぺこ。ただし……
そう言うとぺこらは着ていたバニー服の胸元から──出そうとしたが出す谷間が無かったので──スマートフォンを手に出現させた。俺にも見えるように掲げられた画面には、不気味な無数の眼が描かれている。
嫌な、物凄く嫌な予感を覚え、俺は押し殺した声でぺこらに言った。
「……おい、
「ふぁふぁ、察しが良すぎるのも不便ぺこねぇ? 思っている通り、この『催眠アプリ』でお兄さんにはぺこーらの奴隷になって貰うぺこ」
畜生、やっばりか。俺は焦りと共に彼女を見た。
催眠アプリ──ゲームやエロ漫画の世界にしか存在しないとされていた魔法めいたそれはVR技術の発展と共に限定的ではあるが可能な代物となり、電子ドラッグと並ぶ社会問題となっている。
そもそもVR技術というのは音や映像、電気信号、VRスーツの圧力や温度調節機能、股間パーツであれば性器への刺激などで疑似的な体験を味わうことで
「お前、それを使うってのがどんな意味を持つか分かってんのか?」
「怖い顔をするぺこねー。だいじょーぶ! ちゃーんと法には触れてねーぺこ」
「当たり前だ! まだ法整備もされてねえ」
そして催眠アプリの最大の問題は、前にアメリアが使っていた電子コカイン同様のバリバリの脱法品だという事だ。ここ数年で急激に発展した界隈だけに、そういった規制法についてはようやく議論が始まった段階で何ら罰則も設けられていない。個々の店舗が自主的に罰則を掲げて、それで水際で止めようとしているのが現在のVR風俗事情なのだ。
今まで相手してきた「ホロラバーズ」の嬢たちを振り返るに、どうも「二次三次」以上に優等生と不良の振れ幅が大きい気がする。そしてこのぺこらは──相当にヤバい方だ。
「くっ、よっ……」
「往生際が悪いぺこねー。大人しく観念するぺこ!」
何とか拘束を解こうとする俺をぺこらが嘲笑い、携帯をこちらに向けた。画面上の眼が一斉に見開かれ、光る。
──ただし、彼女の方向に。
「ぺこっ!? しまっ、カメラの向きっ……!」
ぺこらの焦る声が光りの中で響き、携帯が床に落ちる音が鳴る。
そして光が収まった時、そこには茫然と立ち尽くす彼女の姿があった。
「ぺ……こ……あ、あ?」
そのままペタリと腰を落とすぺこら。それが合図であったかのように俺の拘束が消失する。
手首の具合を確かめつつ、俺は椅子から立ち上がった。
「……えーと」
今まで
このまま放置して良いような気もしていたが、果たして自然回復するものかも分からない。俺は床に転がるスマホを手に取り、催眠アプリの解除を試そうとそれを立ち上げる。
「【催眠反応確認】【隷従催眠】【感度強化催眠】【催淫効果強】……くそ、無茶苦茶だ」
画面上に表示された作動中を示す複数のアイコンに俺は呻いた。これを実際に食らっていた場合、俺はぺこらに完全服従する肉奴隷にされていたという事か。思わず背筋に寒気が走る。
とはいえ文句を言うのは催眠を解除してからだ。俺はメニュー画面を探り「解除」をクリックした。
「えーと……【エラー:催眠解除には個人認証が必要です】!?」
何とも変なところでセキュリティ意識がしっかりしている。となると、これを本人に操作して貰わないとダメって事だ。俺は携帯の画面から足元のぺこらに視線を移そうとした。
「……あ、あの」
「うん?」
そこで、ちょうど俺を見上げていたぺこらと目が合った。先ほどまで強気な光を宿していた瞳は潤み、そこには興奮と怯えの両方が伺える。
「……ご、
「ご主人様?」
「はい、ご主人様……お願いします、奴隷の私の卑しい疼きを、治めてくれませんか?」
「……はい?」
口調まで変わっている彼女の様子に思わず声が漏れる。どうやら今のぺこらは催眠アプリの指定通りに、自身を発情した淫らな奴隷だと思い込んでいるようだ。それに加えて感度も上がっているのだろう。もどかしそうに羽織っていた白いガウンを脱ぎ、黒のバニースーツと黒タイツだけの姿になる。
「あ、あふっ……し、失礼致します……」
「ちょ……!?」
こちらの答えを待たず、ぺこらは俺の腰にしがみ付くように身体を寄せてきたかと思うと口でジッパーを下ろして股間に顔を埋めてきた。熱い鼻息を吹きかけられて肉棒がぴくりと反応する。
流石にこのまま流れに任せる訳にもいかない。俺は慌てて彼女を制止した。
「ちょ、ちょっと待った! その、幾つか聞かせてくれ!」
「んはっ……な、何でしょう?」
「えーと、何から聞いたもんだか……まずアンタ、いつもの『ぺこ』はどうしたんだ?」
「あふ、あぁ……か、身体が熱くて、そこまで意識が……」
「……そこは自分のキャラを大切にしろよ」
漫画やアニメのキャラならともかくVR風俗の嬢はあくまで「向こう側」に現実に存在している。確かに日常的に語尾に「ぺこ」を付けて喋っていては只の痛い人だ。それは分かるが、思わずツッコミが出る。
「わ、分かりましたぺこ。ちゃんと『ぺこ』を付けるからご主人様、ぺこーらを思いきり犯して欲しいぺこ」
「いや、その前にだな……ちょっと、これを操作してくれないか? 認証が掛かってて俺には弄れねえ」
そう言いつつ俺は彼女に携帯の画面を見せた。焦点の合わない瞳でそれを暫く見ていたぺこらは、やがて首を横に振った。
「……嫌ぺこ」
「は!?」
「ぺこーら、このままだとおかしくなる、ぺこっ……もう、おまんこ、焼けそうで……ちゅ、は、あふっ……」
「く、うおっ!?」
拒絶の言葉と共にぺこらは半勃起した肉棒を引き出し、それに頬ずりすると舌を這わせ始めた。亀頭に巻き付くように舌が蠢き、否応なく俺の身体から興奮を湧き上がらせてくる。
「ちゅ、れろっ……ご、ご主人様のしたいように、犯して、いいから……だから先に、ご主人様のせーえき、欲しいぺこっ……!」
どうやら催眠中でも元々のしたたかさは失われていないらしい。自分しかアプリ操作は出来ず、俺がそれを望んでいるのを理解した彼女は交換条件として奴隷として犯されるのを望んでいる。おそらくは俺がここで袖を振って出てゆくことは無いと踏んだ上でだ。
確かに無視できなかったから俺は彼女の催眠を解除しようとしている訳で、その読みは実際合っている。俺は携帯をテーブルに置き、下半身を剥き出しにしたまま椅子に座り直した。
「分かった。それなら、まずは奉仕して貰おうか?」
「……はいぺこ、ご主人様」
俺の言葉にぺこらは嬉しそうに微笑み、跪くと屹立する肉棒を深く咥え込んだ。
──という顛末を経て、俺はこうして彼女の狭い膣内を肉棒で押し広げているという訳だ。
何とも奇妙な、どちらが本当の主従か分からない奴隷プレイではあったが──それはそれとして、不本意ながらぺこらの中は非常に気持ち良かった。元々も体温も高いのだろうが、熱く潤んだ膣内は肉棒をより奥まで引き入れようと蠢き、竿全体をきゅんきゅんと強く締め付けてくる。
「ふぁ、あ、ひぃっ……すごっ、凄い、ぺこ、ご主人様の、ちんぽっ……!」
催眠アプリの影響で感度も上がっているぺこらは挿入だけで軽く達したようだ。がくがくと揺れる身体を支えるように俺は彼女の身体を壁に押し付け、そのまま腰を使い始めた。痛みと快感のギリギリの境界線まで締め付けてくるぺこらの秘所は、引き抜こうとするだけでひと苦労だ。
「おい、どうした? まだ俺はイってねえぞ?」
「ご、ごめんぺこ、ご主人……んあっ! さ、様ぁっ!」
身長差的に丁度口元あたりに来る兎耳の方に顔を寄せ、俺は囁きと共に肉棒を再度突き入れる。謝罪しようとした彼女の言葉は途切れ、喘ぎへと変わる。
半端な責め方で後から「まだ足りない」と言われては敵わない。俺は今だけは「ご主人様」として容赦なく責めると決め、ぱんぱんと音を鳴らしてぺこらの中を強く擦る。時折彼女の最奥にコツコツと亀頭が当たるが、その度にぺこらはひと際強い反応を見せる。
「んひぃっ! 来てる、奥、すごっ……!」
「ぐうっ! 奴隷が、独りだけ、気持ちよくなってんじゃ、くうっ、ね、ねえよっ!」
「はひぃっ! ごめっ、ごめんぺこっ! 頑張って、おまんこ、お締めしまっ、ひぃっ!」
小ぶりな尻をバニースーツの上から叩き、角度を変えつつ膣内の別の辺りを擦る。悲鳴にも似た嬌声を上げ、ぺこらは懸命に締め付けを強めようとしてくる。
とはいえ、一方の俺も強まる射精感と戦っていた。せめてぺこらをあと一度は絶頂させるまでは射精は堪えなければならない。尻に力を籠め、彼女のより感じる所を探りつつ更に腰を使う。引き抜こうとする肉棒をぺこらの腰が追いかけてきたと思えば、より粘りを増す愛液が竿に絡まってくる。
俺はスパンキングを繰り返しつつ、彼女の子宮口に亀頭をねじ込むように押し当てる。
「んっあぁぁっ! イク、また、イクっ、ぺこぉっ!」
水色と白に彩られた長い三つ編みがぶんぶんと揺れる。狂おしい程に悶えながらも「ぺこ」を忘れず付けてくれる辺り、俺の言いつけを守ろうとしているのだろう。挑発的な態度の勢い任せな奴かと思っていたが、何だかんだで律儀な娘なのかもしれない。
そんな事を思う間も無く絶頂に達したぺこらはひと際強く肉棒を締め付けてきた。ここが責め時と見た俺は腰の動きを細かいものに変え、射精感を一気に強めさせる。
「うおぉっ! 俺も、出すぞ! 全部、ううっ、受け、止めろよっ!?」
「はひっ! はひっぺこっ! ご主人様のザーメン、ぺこーらの中、ぜんぶ、くだ、さいぃっ!」
「ぐ、あ、ああぁっ!」
ぺこらの懇願と共に俺は彼女の膣内に精を放つ。腰の奥から溢れた熱い奔流が相手に大量に流れ込んでゆく感覚、それが強烈な快感と共に押し寄せてきた。だが──
「ぺこっ!? ご、ご主人様っ!? そん、な、出た、ままっ!?」
「雌ウサギを孕ませるなら、『抜かず三発』は必要だから、なっ! おら、おらぁっ!」
「ふひぃっ! すご、凄いっ、ぺこっ! ちんぽ、射精した、ままぁっ!」
全身に力を籠めて脱力感を振り払い、俺は射精が止む前に再び抽送を開始した。射精によって一層ドロドロとなったぺこらの膣内は更に気持ち良さを増し、まだ満足していないと言わんばかりに肉棒に襞を絡みつかせてくる。高い声をあげて悶えるぺこらを背後から強く抱きしめ、俺はばちんと腰を打ち付ける。
「んぎっ! だっ、ダメ、ぺこっ! ご主人様、こんな、ぺこーらっ! こわっ、壊れちゃうっ、ぺこぉっ!」
「ダメだ! 『したいように犯して』って言ったよなぁ!? だから、くうっ、は、孕むまで、犯して、やるよっ!」
「あうぅっ! ま、混ざってるっ、ぺこっ! ご主人様のザーメンと、ぺこーらの汁、ぐちゃぐちゃ、にぃっ!」
下から突き上げるように肉棒を打ち込むと、小さくぺこらの身体が宙に浮く。それほどの激しいピストンを彼女は受け止め、そして俺も一切の遠慮や躊躇を見せずに何度も繰り返す。
「いっ、いいぃっ! また、また、イクっ! ダメ、これっ、ホント、意識、飛んじゃっ!」
「構わねえ、よっ! 飛べ、意識飛ばしてっ、イっち、まえっ! ぐ、ああぁっ!」
「ひ、ひうっ! ぺこっ! イクっ! イぐ、ぺ、こっ……!」
溢れた精液がボタボタと結合部から床に零れ落ちる。
「あひ、ひ、いぃ……!」
半ば意識が飛んだのか、ぐったりとした表情のまま声ともつかぬ喘ぎを漏らすぺこら。
彼女の反応がほぼ無くなるまで、俺は更に彼女の膣内に精を注ぎ込んだ。
「……はっ!?」
俺に持たされた携帯を手に、ぺこらは全身ドロドロのまま夢から覚めたように周囲を見回した。
「おー、解けたようだな、催眠」
「催眠? 何を言ってるぺこ! 催眠なら今からぺこーらが……あ、あれ?」
椅子に座って様子を眺めていた俺に気付いたぺこらは身を起こし、立ち上がろうとしたが──案の定、力が入らないのかへたへたと腰を抜かす。
「ど、どうなってるぺこ!? それにこれ……うわ、臭っ!」
「酷えな、さっきまで自分で悦んで塗り込んでたってのに」
「え? え……えっ?」
汗と精液の匂いに驚くぺこらに淡々と言う。そこでようやく彼女は事態に気付いたのか、自分の身体と俺、そして手元の携帯の画面を確認する。
「そんな、これ、まさか……!?」
「次からはカメラの向きはちゃんと確認してから使いな? あ、いや……もうそのアプリは消しとけ。ロクな事にならねえから」
結果的に使う側として体験した訳だが──やはりこの催眠アプリってのは「邪道」だ。相手の尊厳まで奪うのは、風俗という客商売の枠を超えている。
しかし俺の助言は通じなかったのか、ぺこらは生まれたての小鹿のように足を震わせて再度立ち上がり、彼女としては不敵な笑みのつもりなのだろう引きつった笑みを浮かべた。
「きょ……今日のところは『引き分け』にしておくぺこ! 次こそはお前をヒイヒイ云わせてやるから、覚悟しとけぺこよ!」
そう言い残し、ぺこらは自分の背後にドアを出現させるとそこから逃げ出して行った。開きっぱなしのドアの向こうに見えるのは、見慣れた「二次三次」のフロントだ。
「……執念深そうだなァ、あいつ」
どうも日を増すごとに「ホロラバーズ」の嬢たちとの因縁も増えている気がする。そんな事を思いつつ、俺はフロントへと足を向けた。