ロッカーが整然と並ぶ更衣室。清潔感ある室内の設備と裏腹にその場は淫蕩な空気で満ちていた。汗と精液と愛液、そして複数の発情した牝の匂い。
「んあぁっ! いっいいっ、お兄さんのおちんっ、ちんっ! 愛美の、ああっ、奥っ! もっとゴリゴリって、してぇっ!」
「うぐっ……ま、愛美さんっ、いきなりペース上げすぎ、だってっ……!」
複数の人物が据わって寛げるよう設置された背もたれの無い長椅子。そこに座る俺に俺に跨った「愛美」が、ピンクの長い髪を振り乱して夢中で腰を振る。挿入したばかりとは思えないペースに、俺は思わず呻いた。
「お疲れー……って、あら、もう始めちゃってるの?」
そこに更衣室のドアを開けて巴が入ってきた。俺と愛美の交合やそれを取り巻く女性たち──ニュイ、ドーラ、レイン、尊──の様子に驚くことなくこちらを一瞥し、無造作にユニフォームを脱ぎ始める。ニュイが巴に顔を向ける。
「いやあ、ちょっと愛美さんが先走っちゃって」
「あぁんっ! いいっ、いい、よおっ!」
「愛美さん、教ちゃんの事を気に入ってたもんねぇ。しょうがないか」
会話の間に挟まる愛美の喘ぎ。
少し呆れながらも巴は平時と変わらぬ様子で着替え終え、普段のダークグリーンのセーターと黒のスカート姿へと戻る。
「巴、お主は参加せんのか?」
「今日はいいわ。『健屋』さんとの約束もあるし」
ドーラの問いかけに巴は答え、、もう一度俺と愛美の様子に視線を向けてから部屋を出ていった。あそこまで普通の反応でスルーされると、この空間を非日常だと感じている俺の方がおかしいのではと錯覚してしまう。
「あふっ……お、お兄さん、よそ見してちゃ、やだっ……ン、ちゅっ……」
「愛美、さんっ……んは、ちゅ、んむぅ……」
俺の意識が巴の方に逸れているのを察したのだろう。首に回されていた愛美の腕に力が入り、視界に彼女の潤んだ瞳が一杯になったかと思えば唇に熱く柔らかな感触が押し当てられる。直後に口腔内に割り込んでくる、唇以上に熱く柔らかな愛美の舌。
確かに今は愛美に集中しよう。強引な成り行きとはいえ、彼女ら全員の相手を引き受けた以上は失望させたくはない。俺は愛美の熱情的なキスに応えつつ彼女のむっちりとした尻を両手で掴み、より結合を深くする。ぐりぐりと亀頭で愛美の子宮を擦ると粘りある愛液が溢れてくる。
「ふぅっ、んっ、じゅるっ……大丈夫だ、愛美さんっ……もう、よそ見、しない、からっ!」
「あうぅっ! うれっ嬉しいっ! 突いてっ! 愛美のっおまんこっ! もっと、突いてぇっ!」
「うわぁ……ンッ、す、激しい動きで泡立ってる……!」
床のマットにペタリと腰かけて観戦していたレインが俺達の結合部を見詰めている。その手は無意識にか自身の股間へ伸びており、緩やかに秘所を弄っている。
「次はレイン、お主の番なんじゃからしっかり濡らしておけよ?」
同様にマット上で胡坐をかく尊が全裸のまま扇子を揺らす。もう片方の手には出現させた大きな徳利があり、そこからVR酒を時折ぐびりと呑んでいる。こちらは完全に観客の風情だ。そんな尊の横に座るドーラが言った。
「それにしても尊様、ワシ等に順番を譲ってくれるのは有り難いが……尊様自身は良いのか?」
「まあ、今日は妾はそんな動いておらんかったしな。それに教育係殿は
「この後?」
「あ……ふふっ。いや、妾の思い過ごしじゃ」
尊は一瞬だけ更衣室のドアに視線を向け、すぐに俺達に戻した。
ギャラリーがそんな事を話している間にも俺と愛美は絶頂を迎えつつあった。愛美の締め付けが断続的なものに変わり、肉棒から精液を絞り出そうと膣内がうねる。
「くうぅっ! 愛美さん、すまない、もう、出るっ!」
「いっいいよっ! 愛美も、もうっ! イクッ、からっ!ンひっ! この、ままっ、なか、いっぱいぃっ!」
高い嬌声と共に愛美はあしをがっしりと俺に絡め、肉棒を抜かせまいと腰をくねらせる。俺は亀頭を愛美の子宮口に捩じ込むように擦り付け、そこで絶頂に達した。
「うぐ、お、おおぉっ! 」
「わっわたっ、私っ、もっイクッ! イッ……あっああぁっ!」
ビクンとひと際大きく体を跳ねさせる愛美、彼女の中に俺はそのまま精液を迸らせた。ドクドクと吐き出されてゆく白い奔流が愛美の腟内を満たしてゆく。
「おっ、く、はあっ……」
「あ、ンンっ……溢れてる、お兄さんの、せーえきっ……」
射精の余韻に思わず吐息が漏れる。絶頂の快感に震える愛美の背を優しく撫でると、彼女の襞がきゅうと締まり結合部から精液が零れ落ちてゆく。
「あふっ……やっぱり、お兄さんのおちんちん、愛美のおまんこに合うなぁ……ん、しょ……」
汗に濡れる頬をそのままに愛美はゆっくりと腰を持ち上げた。露わになった肉棒はまだ硬さを残しており、精液と愛液に塗れテラテラと照り光っている。
「こんなに出してくれたんだ、嬉しいなぁ……それじゃ次の人の前に、ちゃんとお礼をしないとね」
「お、お礼?」
「そりゃあ勿論、
「うおっ……!」
座る俺の前に膝立ちになった愛美は大きく口を開け、汁塗れの亀頭をかぷりと咥えた。まだ余韻から抜けきっていなかった肉棒は彼女の舌に敏感に反応し、腰に痺れるような快感が走る。
「んぱ、ンッ、れろっ……ふぅ。ねえ、レインちゃんもどう?」
「ふぇっ!?」
急に声をかけられたレインが跳ねるように驚く。肉棒に手を添えて亀頭を舐めつつ愛美が言った。
「ん、ちゅ……次はレインちゃんだよね。それなら、これから挿れてもらうおちんちんに挨拶しよ?」
「えっ、あ、あの、えと……はい」
まさかそんな事を振られるとは思っていなかったのだろう。わたわたとレインは慌てていたが、最終的に頷くと愛美の横に並ぶように俺の前に跪いた。彼女の眼前で屹立する肉棒は最初のトリプルフェラの時以上の存在感を放っており、汗と精液、そして愛美の愛液が混じった生臭くも淫らな匂いを強く放っている。俺の顔まで漂ってくる程だ。
「あふ、んっ、ちゅるっ……美味しい、お兄さんのおちんちん、愛美の頭、痺れそうだよ……」
「ええっと……先輩、よろしくお願いします……ちゅ、はむっ……」
「おぉう……い、いいよ。愛美さん、レイン、ちゃんっ……!」
左右から肉棒を舐め回す二本の舌。愛液と精液は確かに舐め取られたが、今度は唾液に塗れてゆく。
「じゅるっ、ンンッ! あ、ちゅ、ふぁ……」
肉棒を舐めるレインの瞳は潤み、先ほどから自身の股間を弄っていた指の動きも激しくなってきているようだ。
そんなレインの様子に目を細め、愛美はスッと退いた。
「……もう、大丈夫かな。お兄さん、ご馳走様でした♡」
「ああ、役に立ったなら何よりだ……じゃあレインちゃん、俺の上に……」
「んはっ……は、はい、重かったら言ってください……よっ」
口の端に涎を残しつつレインが身を起こして俺に跨る。
「鍛えられた瑞々しい身体」とでも言えば良いだろうか。改めて間近で見たレインの身体は引き締まっており、同時に豊かなプロポーションを残していた。二の腕の筋肉の浮き上がりやうっすら割れた腹筋はボディガードを本業とするという彼女の日々の鍛錬を伺わせるもので、それでいて女性ボディビルダーのようなゴツゴツした体ではない。筋肉の上から脂肪を残し、女性らしい柔らかさも備えている。目の前で揺れる両の乳房もこの店の巨乳勢に劣るものではなく、先端の桜色の乳首は既に固く突起していた。
「そのぉ……私、お店で働いている訳じゃないから、気持ちよく出来ないかもですけど……ンッ!?」
「ん、んっ、ふぅ……」
まだちょっと緊張しているレインの口を唇で塞ぐ。暫く彼女の口腔内を舌で撫で、身体の強張りが緩むのを待ってから口を離す。
「ぷはっ……レインちゃん、今は自分が気持ちよくなる事だけを考えてくれ。俺はそのケアの為に居るんだから」
「先輩……」
「今は君の、チームのマネージャーだ。遠慮なく動いてくれれば、俺も気持ちよくなれる」
「……りょーかい、分かりました。
俺の態度にレインはようやく笑顔を見せてくれた。大きく脚を広げて肉棒を握り、位置を調節する。
「いきます、よっ……ん、んっくぅっ! すごっ、ふと、太いぃっ……!」
「うっ、ぐ、ううっ!」
レインが腰を落とすと共に怒張が彼女の中に呑み込まれてゆく。千切れそうな程の締め付けに俺は愛美に挿入していた時以上の声を漏らした。
肉体と同様に、こちらも日々の鍛錬を感じさせる膣内だった。中は十分に濡れそぼりながらもレインの襞は雑巾絞りのように竿を締め付け、同時に襞で肉棒全体を撫で回してくる。かつて研修した新人「ういは」は膣の締め付けだけで俺を持ち上げる程の膂力を持っていたが、レインも同様の真似ができるかもしれない。そう思わせる程の力だ。
「あふっ、お、お腹っ、破れそうっ……」
「こっちも、だ……凄いな、レインちゃんっ……そっちが動かない、なら……俺から動くぜ、それっ!」
「んひっ!? ちょ、ちょっと待っ、あぁっ!」
彼女の脚を抱え、軽く揺する。それだけで中が擦れるのかレインは抑えきれない嬌声をあげる。
「いやはや、何とも初々しくて懐かしくなるのう、ニュイ?」
「ただこの感じだと四連戦は難しそうね……ドーラ様、ちょっと
「そうじゃのう、あんまり時間を押す訳にもいかんか。ほっ……」
「加減してよね、ドーラ様……あ、んっ……」
俺とレインの繋がりを眺めていたドーラとニュイが言葉を交わし、距離を詰めたかと思えば互いを弄り始める。ある程度まで先に昂らせておいてくれるのは俺としてもありがたい。
「ふふっ、レインちゃんも気持ち良さそう……それじゃ、愛美はお先に失礼しますね。お疲れ様でしたー」
「お疲れ様じゃ、愛美」
一方で一戦を終えた愛美は普段の胸元のボタンが全開されたメイド服──ユニフォームより、下手すれば露出度が高いのではないだろうか──に着替え、更衣室を出ていった。見送りの言葉を尊が投げかける。
「うぉ、うっ、ぐうっ!?」
とはいえ俺も周囲ばかりを気にしてはいられなかった。膣内の滑らかさがより増し、ピストンがし易くなってきた事でレインが自ら腰を使ってきたのだ。
「もっ、もうっ、負けませんよ、マネージャーっ……ほら、ほぉらっ!」
「そ、そりゃ、こっちのセリフって、なっ!」
「ふあぁっ! も、もうっ、お返しっ……!」
負けじとばかりに俺が下から突き上げると、レインは乳房を大きく揺らして悶えながらも腹筋に力を入れる。きゅっと腰回りがへこんだかと思えばその締りは膣へと直結し、肉棒を逃すまいと強く締め付けてくる。スタッフにしておくには惜しい程の名器だ。
そしてレイン自身。彼女はこのメンバーの中で一番の後輩という事もあり周囲への遠慮が節々に見えたが、本来の性格は奔放なのだろう。「気持ちよくないかも」と言っていたが、グラインドを絡めた大胆な腰使いで貪欲に肉棒を求め、快感に喘ぐ姿は淫らで、同時に美しい。
「くうっ! レイン、ちゃんっ! どうだ、どうだっ!?」
「んっああっ! いいっ、いい、ですっ! マネージャーのチンポ、凄い、効くぅっ!」
結んでいた髪が解け、長い赤毛を振り乱しながら更にレインが悶える。俺の動きに合わせて締め付け、腰を振る激しさは先ほどの愛美にも負けない勢いだ。果たして俺の方も射精感が強まってきた。腰の奥からこみ上げてきた強い衝動を堪えつつ、レインを先にイかせようと肉棒で更に彼女の中を擦り上げる。
「んああぁっ! イクっ、マネー、ジャー! イク、イクぅぅっ!」
「……ッ!」
レインが達したのを確かめ、俺は彼女の中に精液を放った。叫びにも近い絶頂の声と共に彼女は背を反らし、とどめとばかりに俺の肉棒を締め上げる。
「うあ……出てる、こんな、たくさんっ……!」
「くうぅ……搾られるっ……!」
俺の背中に手を回し強く抱きしめてくるレインを俺は同じくらい強く抱き返し、射精が治まるまでそうしていた。
「ふあぁ……流石だね、教育係さん。これは確かに噂になるだけはあるわ……」
「噂? どんな……」
「まあ、色々とね。ん……しょ」
喘ぎの残渣を残しつつレインは腰を上げた。赤毛の陰毛を白濁液で汚したまま床に降りると、普段の服装──ショートパンツに胸回りだけを覆う布地、その上からジャケットを羽織った姿──へと変わる。
「それじゃ教育係さん、じゃなかったマネージャー、お疲れ!」
「ああ、お疲れだ。気をつけてな」
流石は鍛えているだけあり、絶頂の直後だというのにレインは元気そうに手を挙げるとそのまま更衣室を後にする。緩やかに手を振り、俺は彼女を見送った。
「……さて、と」
体に纏いつく脱力感を振り払いつつ、俺は椅子から立ち上がった。
「待たせました、二人とも」
「ふふっ、
「ワシも準備OKじゃ。ほれ、さっさと奥までぶち込むが良い」
俺の向いた先ではニュイとドーラの二人がこちらに背を向け、ロッカーに手をついて此方に腰を突き出していた。
「前に二人の乳比べをした以来ですね、こんな風にするのも……」
互いに昂らせていてくれた事もあり既に二人の秘所は十分に濡れそぼっていた。薄い金色の陰毛を照り光らせるニュイの豊満な尻と、赤い鱗と赤毛の陰毛に彩られたドーラの張りのある尻。「二次三次」でもトップクラスの爆乳美女二人を並べて堪能できるこのシチュエーションは、半ば騙されたのを割引いても十分に釣りが来るだろう。
二人の尻を見ているだけで固さを取り戻した肉棒をひと扱きすると、俺はまずはニュイの尻を掴んだ。
「監督……お疲れ様でしたっ!」
「んっああんっ!」
ばちんと音がする勢いで俺は一気にニュイの奥まで肉棒を突き入れた。肉厚なニュイの膣内はそれをしっかりと受け止め、挿入を待ち望んでいた無数の襞が一斉に竿を舐め回す。
「ほっ、ほんと、いいわっ! マネージャーのっチンポっ! 普段、届かないトコまで、来て、るぅっ!」
「そりゃ、どう、もっ……監督のまんこも、むっちりとしてて、最高、ですっ!」
杭打ちのように背後からニュイの秘所に肉棒を打ち込む。細身の身体の嬢なら痛みを覚える程の注送だが、むしろ喜々としてニュイはそれに合わせて腰を使い始める。Hカップの爆乳が腰の動きに合わせて重そうに揺れる様も圧巻だ。
嬌声をあげ始めたニュイの様子に、横で尻を並べていたドーラがそこで声をあげた。
「お、おい、二人だけで盛り上がるでないわ。ワシの方にも……んおぉっ!?」
「分かって、ますって! ドーラさんも、お疲れ様、でしたっ!」
ドーラが言い終える前に俺はニュイの膣内から肉棒を引き抜き、触り心地の良い鱗に手を添えると同様に一気に奥まで挿入した。「火竜」の二つ名が示す通りドーラの膣内は驚くほどに熱い。まるでお粥の中に肉棒を突き入れたような熱さで締め付けられると、腰が震えるような快感を覚える。
「くうぅっ! 相変わらず、ドーラさんの中、ほんと、熱いっ!」
「おっおおぅっ! 良いぞ、おぉっ! ワシの中が、悦んで、おるっ!」
獣めいた喘ぎと共にドーラが悶える。ニュイと同等かそれ以上の強さで肉棒を抽送しながら俺は片手を上げ、ドーラの尻を叩いた。
「んっひぃっ!」
跡が残る程のスパンキングだが、ドーラの声には艶が増し愛液も更に溢れてくる。普段から強気で豪快な態度を崩さない彼女だが、セックスに関しては角をハンドルのように扱うイマラチオなどのプレイを自ら薦めてきたりとM寄りの面が強い。尻を叩く度に瞳は潤み、表情が蕩けてゆくのが分かる。
「おほっ、おっああっ! もっと、もっと突いてくれっ! ワシの膣内を、もっと抉って、くれぇっ!」
「ド、ドーラ様、すんごい乱れようねっ……ねえ、また、私にもっ……あうぅっ!」
「うっ、くうぅっ! こりゃ、どっちもっ……!」
激しく喘ぐドーラから肉棒を引き抜き、再びニュイの膣内へ。熱いドーラの中と肉厚のニュイの中、挿入した具合は違えど気持ち良さは甲乙つけがたい。既に三度の射精を経ていなければ、俺も早々に射精してしまっていただろう。
「ふふっ、なかなかに酒の進む景色じゃのう」
先ほどまで俺が座っていた長椅子に移動し、徳利を傾けつつ尊が言う。むせ返るようなセックスの匂いに包まれた部屋で呑気なことだ。
「んあ、はっ、あぁんっ!」
「や、ヤバッ、ワシ、イク、かもっ……!」
「イって、くださいっ! 遠慮、なくっ!」
ニュイに挿入して、中を擦り、抜いて、ドーラに挿れる。
ドーラの中を肉棒で抉り、抜いて、またニュイに挿れる。
気持ちよくない瞬間が全く無い、永遠に続いて欲しいような時間。しかしそれも終わりが近づいていた。
限界を訴える肉棒をまずはドーラの膣内に根元までぶち込み、俺はそこで射精感を開放した。
「だ、出しますよ、ドーラさんっ、ぐ、う、ああぁっ!」
「んああぁっ! イク、ワシ、イぐうぅぅっ!」
射精と共にドーラの尻を思いきり叩く。悶絶の声と共に達するドーラの中から肉棒を引き抜き、射精を終える前にニュイの膣内へ。
「そら、監督、にもっ!」
「あぁんっ! 熱っ、マネージャーのザーメン、熱っいいぃっ!」
子宮に精液を浴びせられ、ニュイも豊かな尻を震わせて絶頂に達する。
そのままニュイに精液を吐き出し切り、俺は大きく息を吐きつつ肉棒を抜いた。
「ふぅ……はあぁ」
「んっ、あ、溢れてくる……勿体ない、なぁ……」
「いやぁ、スッキリじゃ! 満足満足!」
秘所から精液を溢れさせて余韻を楽しむニュイと、むくりと身体を起こして豪快に笑うドーラ。何とも対照的な反応だ。
流石に少し疲れた。再び長椅子に腰かける俺に、傍らの尊が横目で言った。
「お疲れ様じゃ、マネージャー殿」
「……これ、試合まで毎日続くのか?」
「練習の度合いにも依るがの……まあ、役得と受け止めてくれ。かかっ」
これは仕事の方は暫く休ませて貰った方が良さそうだ。そんな事を思っていると、回復したニュイとドーラが立ち上がり大きく伸びをした。
「いや~……マネージャー、ほんとお疲れ様! やっぱこっちも気持ちいいセックスじゃないとダメね!」
「全くじゃ。これからも頼むぞ、マネージャー」
「……はいよ」
苦笑いを浮かべつつ彼女らに笑い返す。それを合図に尊は立ち上がり、二人を促した。
「妾たちは先に出るとしよう。マネージャーはそのまま休んでおれ」
「すいませんね……三人とも、お疲れ様でした」
「……
そんな含みある言葉と共に尊は部屋を出た。それにニュイとドーラも続く。
「ふぅ……」
改めてひと息つき、無人になった更衣室で服を戻す。本来ならシャワーのひとつでも浴びる場面だが、ここで指ひとつで着替えられるのがバーチャルの良いところだ。
「……出るか」
更衣室を出なければログアウトは出来ない。俺は淫臭の残る更衣室のドアを開けて出ようとした。
そこで危うく衝突しかける赤毛の少女。
「わっ!?」
「うおっ!?」
ドアの陰に隠れていたのだろうか、ちょうど部屋に入ろうとしていた「アンジュ」との衝突をからくも避け、俺は彼女と視線を交わした。
「え!? あ、あ~……」
「……『お待たせ、待った?』ってのはこの場合、俺が言うべきなんだろうな」
言葉を失うアンジュに先んじて俺は言った。
彼女が偶然このタイミングで来たとは思えない。おそらくはとっくの昔に更衣室前で待機しており、ニュイ達が出ていったのを確かめてから入ろうとしたのだろう。
「とりあえず入りな。俺以外は誰もいねえよ」
「あ、はい、すんません……」
何故か卑屈な態度でアンジュは頭を下げ、おずおずと更衣室に入ってくる。彼女も皆と同じユニフォームだが、何故か胸元には大文字の「Y」が描かれていた。
先ほどまで激しいセックスが繰り広げられていた長椅子に俺は先に座った。横に座るアンジュ。
「あの、えと、マネージャー……さん?」
「何だ?」
「ニュイ……監督の言ってた件なら私は大丈夫ですから、先、行っててええですよ?」
関西弁混じりの口調で退出を促すアンジュ。だが俺には気がかりがあった。逆に彼女に問い返す。
「なあ、アンジュ。俺や監督たちがセックスしてる最中、ずっと外に居たんだよな?」
「うえっ!? やっ、そんな、違っ……!」
「………」
「……はい」
弁明は無駄だと思ったのだろう。がくりと肩を落とすアンジュに俺は更に尋ねた。
「別に入ってきて良かったんだぜ? 巴さんとか、実際なにも気にせず入って出て行ったし」
「……
そう答えるアンジュにはどうにも元気が無い。練習の疲れと言うよりはそれは気疲れのように見える。
気遣う俺に彼女は一度頭を下げ、決意するように顔を上げると言った。
「お兄さんなら、分かりますかね……『おっぱい』って二つや四つならええんですけど、八つや十を超えるとそれは
「ア、アウェー?」
「例えば……男ひとりに女三人とかなら『ハーレム』になりますよね? でもそれが五人、十人なら逆に孤立した『アウェー』になりません?」
そう言いつつアンジュは自分の──限りなく平坦に近い──胸に触れた。
「いやもう、ホントにキツいんですよ! 右を見てもおっぱい、左を見てもおっぱい! そんなおっぱい包囲網の中で私だけ『持たざる者』なんですよ! 分かります!?」
「あー……いやでも、エニーカラーが」
「あの人もおっぱいなんですよ! 何ですかあの胸囲!? 絶対あれミルク出ますよ!」
自分の店の顧問になかなかとんでもない事を言う。
しかしまあアンジュが何故苦悩しているのかがこれで分かった。つまり彼女は自分のコンプレックスである胸についてのトラウマを刺激され、勝手にアウェー感を抱いているのだ。
では、どうすればそれを払拭できるか?
「あのなあ、アンジュ」
「……え?」
彼女の肩に手を回し、無造作に引き寄せる。動揺を見せる彼女の瞳を正面から見据え、俺は言った。
「……あんたはいい女だ。それに気付け」
「き、気付けと言われても……ちょ、あ、あぅ……!」
整った背筋を丁寧に撫でる。そのまま腰のラインを経て脚へ。
「なら……俺が教える。それもマネージャーの仕事だからな」
「……教えて、貰えますか?」
赤面しつつ、しかしはっきりと答えるアンジュ。
どうやら本当にマネージャーとして、チームメンバーの心身共のケアを引き受ける必要がありそうだ。
アンジュの股間に指を差し込みつつ、俺はそんな事を考えた。