本当に長らくお待たせいたしました。
母蜘蛛編でございます。
「あ゛びゃ……ぶ……あぐ……」
解放された蜘蛛の少女は、元の面影など皆無であった。
カエルの様に足がビクビクと痙攣し、その度に膣から精液が噴出している。
「イヒ……あ……ぶ……」
そして、噴き出している精液が膣壁を刺激して更なる絶頂へ押し上げられていた。
ベッドの脇に座り、朱紗丸が用意した水を飲んでいる男。
相当消耗していたようで、飲んでいる水の量も水差しを丸々飲み干そうという勢いだ。
喉から小気味の良い音を立てて、コップ一杯を一気にその胃に流し込む。
それでも足りなかったのか、水差しから補充をして更に一気に飲み干すという事を繰り返す。
コップをテーブルに置くと、手のひらを握っては開いてを繰り返しながら、身体の状況を確認していた。
「ふぅ……もう一回だな」
そうつぶやいた男の股間は、一切衰える気配が無い。
少女の愛液と自身の精液で艶めかしく光を反射している彼の股間は、行為の後であるとは思えな程に硬さと脈動が見て取れる。
未だに痙攣を繰り返している少女に向き直ると、腰の跳ね上がりの度に膣から出てくる精液。
ポッコリと膨れている下腹部に手を置き、無慈悲に圧迫した。
「あ゛……!?」
ビクンッと跳ね上がった身体と、押し込まれて噴き出す男の精液。
まるで放水しているかのような勢いで股間から精液を噴出させている少女の姿に、男の口元は大きく歪んでいた。
少女の反応が男の食指を刺激したのだろう。
衰えていないと思えた彼の股間が、あっという間に一回り肥大化し、拍動で先が大きく動く程に力強い変化を遂げていた。
「……キヒッ」
男の歪んだ口から洩れた笑いは、おおよそ正常な人間のモノではない。
自ら押し出した精液を再度補充しようとする様に、少女の上に覆いかぶさった。
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「あの様子だと、姉蜘蛛の方はもう元の人格に戻らないんじゃないかしら?」
「あんなもんじゃろ? むしろ、小休止を挟んどるから優しいと思うがのう」
地下室へ向かう為の階段。
男や少女たちが住むこの洋館には地下室が存在し、そこへ続く階段には二枚の扉が存在する。
一階から階段への扉、そして階段と地下室の間の扉。
地下室の前の扉は鉄製で、小窓があって中を確認できる
。
その小窓を、朱紗丸と零余子は覗き込んでいた。
「あんた、どんな行為されたのよ」
「そうさなぁ……アレを一週間と言ったら信じるか?」
その言葉に零余子の表情が歪む。
無理だという感情がハッキリと表情に現れていた。
男の溜まりに溜まった鬼への恨み。
幼少の頃に家族を、そこから青年になるまで育った遊郭での居場所。
それらを全て理不尽に奪われた男の黒い感情は、発散する事も出来ずに数年もの間、ひたすらに腹の奥底で煮えくり返っていたのだ。
その解放される事の無いはずだった感情が解放される最初の解放相手だったのだから、仕方のない事なのだろう。
(人格どころか、鬼でも命が危険じゃないかしら)
日の光か特別な刀で首を斬る事が、鬼を殺す主な方法。
その鬼に対して、殺せるのではないかと思わせる程の行為なのだ。
朱紗丸の表情は笑っているが目が澱んでいて、全く感情が読み取れない。
彼女が男の事を話す時、その瞳は闇よりも深い澱みで支配される。
「アンタ、良く死ななかったわね」
「鬼の身を呪った事もあったのう」
そう話す朱紗丸に暗い感情は無い。
狂信的な笑みは彼女の美貌を更に怪しく輝かせている。
「じゃが、今はこうして主様に仕えられる事が幸せよ」
そうつぶやいた朱紗丸は、右手を下腹部を擦るような仕草を見せる。
その場所には、紋様が刻まれていて零余子にもそれは有るものだった。
今、その紋様が一番濃く刻まれているのが朱紗丸だ。
男と交われば交わる程に、その紋様は濃くなっている。
犯された初日に二人の下腹部に薄く刻まれ、それから交わる毎に濃く、そして形を変えて刻まれていた。
「どれ、あの様子じゃと数回犯した後、ひと眠りするじゃろうから寝室を整えておこうかのう」
男の自室を整える為に、朱紗丸は地下室の階段を昇って行ってしまう。
一人残された零余子はその後ろ姿を見送ると、視界端の扉の小窓から見えている二人の情事を捉える。
窓越しでも伝わる程の性の暴力。
無理矢理に食事を流し込まれている家畜をベッドの上の彼女に重ねてしまう。
「私も掃除の準備しないとダメね、あれじゃ……」
零余子の眼には、二人が交わっているベッド。
そこに敷かれているシーツに向かっていた。
零余子の頭の中には、買い置いているベッドシーツを用意して、ドロドロのシーツを捨てる為の袋を用意する一連の仕事が浮かぶ。
日が暮れたあたりで街に行って、シーツを大量に買い込む必要があるな、等とシーツの在庫数を思い浮かべながら、階段を上がっていった。
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丸々二日をあけて、男は母蜘蛛を地下室に運んだ。
姉蜘蛛は未だに目を覚まさず、男は一日休んだだけで仕事に出かけるぐらいに回復していた。
「主様の仕事は屋台じゃし、更に言えば屋台連合の頭領じゃからな」
「本当なら実際に街に出る必要もない人だからね」
組合員に指示を出したり、マナーの悪い屋台の店長への対応が有ったりする。
男は組合員同士での情報連携を推奨したり、新しい料理の屋台を考案したり、屋台から店舗へと活躍の場を移したい人間を助けたりと活躍しているのだ。
組合用の事務所と屋台の格納庫も持っているだけに、その資産力は相当なものだろう。
郊外とはいえ、独身の男が洋風の一軒家に住めるのはそういう事だ。
関西へアドバイザーとして出張した際も、男は関西の屋台連合に自分の影響力の及ぶ人員を経営陣に配置していた。
確実な影響力を残しているあたり、やり手としか言いようがない。
「で、あの姉蜘蛛はどうするのよ? あの御方の精を腹に溜めたままに栓をしたけど……」
「キャハハ! 実験じゃよ。主様の精を腹に抱えたまま放置すればどうなるか、私達ではできなかったこと……。姉蜘蛛がどうなるか、知る事が出来れば主様にもっと効率よくお喜び頂ける」
姉蜘蛛の腹には、傍から見ても分かる程の精が詰め込まれた状態で、張り型で蓋をしていた。
押し出されて滑り落ちてしまわない様に麻縄でしっかりと固定している。
二人とも気付いていた、自分達は既に人間の血肉を必要としていない事に。
そして、男の精を中に受けた時に、外に流れ出ている量が少なくなっている事に。
自分達は男の精を糧として生きる鬼となっている。
それでも、男の一回の行為で出される全ての精を吸収できないのだ。
精に溺れる。
その表現が正しい事を身をもって実感していた。
幼さの残る二人の容姿からは想像できない程に下腹部を膨らませ、妊婦の様な状態にまでなる。
更には肛門を責められ、口から逆流してくることすらあるのだ。
通常の人間の性能ではない事がはっきりとわかる。
「母蜘蛛の方は、あの御方の血を与えて放置してるけど、だいぶ出来上がってたわね」
「キャハハ! 重畳重畳、姉蜘蛛は後半反応が薄かったからのう。新鮮な女子となれば、主様もお喜びになられるじゃろうて」
朱紗丸の視線は、既に姉蜘蛛の方向を向いていなかった。
その目はもう一人の母蜘蛛を拘束しているベッドを見ている。
「短い間隔での二人の相手……あの二人の血鬼術も良いモノじゃったからなぁ。ああ、太陽が憎らしいのう、あの男はどうしてこんな不便な身体にしたのか……」
元の主であったはずの者に恨み言を漏らす朱紗丸。
その言葉に、その男にかなり近い立場であったはずの零余子でさえ、深く頷くのであった。
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数日洋館の一室に監禁されていた母蜘蛛は、突然地下の一室に運ばれた。
この時、定期的に飲まされていた男の稀血の影響で、まるで熱病に浮かされたような状態だった。
そして、その症状は地下室に充満している淫臭によって加速する。
今最も欲しいモノの匂いが部屋中に充満していて、眼前には全裸の男が立っている状況。
猿ぐつわをかまされ、ダラダラと涎を垂らし、男の象徴を射貫かんばかりに凝視しているその姿は、飢えた獣そのものだ。
「んむぅーーーー! ふむぅんーー!」
拘束具を鳴らしながら、男の方へ少しでも近づこうともがいている。
これから始まるであろう地獄に自ら望んで進んでいるその姿に、男の口元が大きく歪む。
「……ククッ」
その笑みと喉の奥から漏れ出た様な笑い声と共に、男は母蜘蛛に覆いかぶさった。
双方、既に股間の方が臨戦態勢。
頭を押さえつける様にして、股間の先を膣へと向ける。
母蜘蛛は待ちきれないとばかりに腰を動かし、膣口に男のモノを擦り付けながら、今にも男の股間を飲み込もうと暴れていた。
男もその母蜘蛛の姿に満足そうに頷き、股間にそそり立つ鉄のごとき肉棒の角度を変える。
それまで必死に動かしていた腰を止め、挿入しやすいようにする母蜘蛛に、男は一切の容赦なく奥まで一気に腰を突き込んだ。
「むぐ……お”!?」
奥まで突き挿れられた衝撃で母蜘蛛の口から声にならない音が漏れた。
ついさっきまで、すぐにでも男のモノを挿入しようと動いていた腰は、動きを止めている。
腰を中心に、全身が細かい痙攣と跳ねるような痙攣を繰り返している。
それが盛大な絶頂であると理解できるのは母蜘蛛本人と、その痙攣を自身のムスコで味わっている男だけだ。
「何だ……? もう降りてこなくなったのか。まだ一回も射精してないじゃないか!!」
まるで、手を叩いてる様な音が腰の打ち付け合いで出ている。
母蜘蛛は突き上げられる度に、身体を大きく震わせ、猿轡の隙間から白い泡を噴き出している姿は、尋常ならざる状態を物語っていた。
男の股間に吸い寄せられていた瞳は、完全に自分の上を見ている。
しばらくその状態が続いたが、一回目の射精を受けた時にそれは起こった。
「……ッ!? ……!!」
今までの痙攣が序の口といった様子で、母蜘蛛の腰が大きく浮き上がった。
拘束され、口も布を噛まされた状態で、拘束はまるでボロ布を引き千切る様に外し、口元の布も食いちぎってしまった。
完全に自由な状態になった母蜘蛛。
しかし、男は逃げる様子はない。
圧倒的な力の差があり、今までも最初の性交の時は必ず拘束していたというのに……だ。
「あ”……あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!!!」
奇声を上げ、股間からは潮なのか尿なのか分からない液体を噴き出している。
腰を持ち上げられているのではないかと思えるほどにベッドの上で反り返った状態で痙攣を繰り返す。
男は落ち着いた様子で、ゆっくりとベットから降りると母蜘蛛の顔を覗き込んでいた。
白目を剥いている彼女をまるで新しい観察対象を見つけた子供のように、ジッと見つめている。
反り返るどころか、腰を突き上げている様な状態の母蜘蛛。
その下腹部に、朱紗丸や零余子にも刻まれている紋様が浮かび上がりつつある。
男は母蜘蛛の表情を楽しんだ後に、彼女の下腹部に手を添え、容赦なく紋様の上から押し付けた。
「ッ……ぷきゅ!?」
奇声を上げていた口から、更に別種の奇声を上げ、糸が切れたようにベッドに倒れ込む。
その身体は小刻みに痙攣し、股間からは潮と尿の混ざった液体を何度も放出していた。
男が母蜘蛛の痙攣を見ていると、身体が急激に縮みだし、姉蜘蛛よりも幼い容姿へと変貌する。
「……ああ、朱紗丸が言っていた肉体の変化とかいうやつか」
同時に負荷が強く、常用には向かない事も話されていた。
その姿を見た男は、再び母蜘蛛へ向き直る。
「親子ほどに容姿の差があるが……」
身体が縮んだことにより、子宮内に溜まっていた精液が膣から噴出しているが、その容姿は屋敷に居るどの鬼よりも幼い。
朱紗丸も零余子も若く見える容姿ではあるし、それよりも姉蜘蛛が幼く見えていた。
だが、それ以上に目の前の母蜘蛛が幼く見える。
「……まぁいいか。ほとんど出ちまったし、また補充するとしよう」
幼子を抱える様に母蜘蛛を持ち上げる。
膣からまるでクリームを絞り出すような勢いで流出する精液。
それを気にも留めず、男は自身のそそり立つ肉の棒を彼女へ向けて構えた。
「せぇ……の……!」
「!?……コ……ぁ……」
勢いよく串刺しにされた母蜘蛛の口から、先ほどまでより一段階高い声が上がる。
先ほどまでは粘液が滴る様な形で漏れていた精液が、男のモノを受け入れた途端に押し出される水の様に勢いよく彼女の膣内から噴出した。
「身体が縮んだからか。そんなに入らなくなったなぁ」
幼くなった母蜘蛛との接合部を見ると、その周囲にはおおよそ人間から出たとは思えない量の精液が男の太腿とベッドの上を汚していた。
そこにあるのが全てではなく、縮んだ母蜘蛛の膣内……子宮にも大量に抱え込んでいる。
「まぁ、あと十回は大丈夫だろう。朱紗丸の半分ぐらいだし、大丈夫大丈夫、死なない事は実証済みだからさ」
母蜘蛛の夜明けはまだ遠い。
いかがだったでしょうか?
徐々に書き込める量が戻りつつあります。
最低でもあと一人、できれば二人……。
お待ちいただければと思います。
更新が遅れて申し訳ございません。
よろしければ、評価や感想を頂ければ幸いです。
それでは~。