御手洗ジャンクはハートフルシナリオを書きたい 作:ヤングコーン
イロスゲイン、なかなか終わらないなぁ。
妹にはボコられるしいやまいったね。
次回もよろしくゥ。はぁ……。
主人公2はサンプルとして敵に捕まっていた。彼は主人公の親友だ。彼がイロスゲインに搭乗して戦っているとは夢にも思っていない。学校帰り、自宅に帰っている最中に誘拐されてしまった。
手足をきつすぎない程度に縛られてXの字に寝かされている。上半身は裸だ。
遠くの引き戸が開いた。少し変わった風貌の男の子が入って来る。彼は主人公2の顔をまじまじと見つめる。
『お前が…次のパイロットなのか。それじゃ調査を…』
そういうと男の子が主人公2に馬乗りになる。
『お前は誰なんだ、どうして僕にこんな事をする』
『俺はタナトスラスターのパイロット。好きに呼べばいい』
そういうと、彼は主人公2に口づけをする。ファーストキスで、舌が唇を割って中に侵食する。何をされてるのか理解が追い付かない主人公2はなされるままに口内を嘗め回される。
そして、彼は胸元を撫でる。
『ん…、おかしい。一物が勃たない。直接触れるべきか』
そういうと、彼はズボンの中に手を突っ込んで、肉棒ごと玉袋を揉む。
『………??地球人は我々と似た体の構造とばかり思っていた。違うのか。どうすれば快感を与えられる…』
『こんな状況で興奮できるか…。放してくれ』
男の子はしばらく黙っていたが、部屋にロックをかけると主人公2の手足の拘束を解いた。主人公2は拘束が解かれるなり男の子に馬乗りになって両手をふさぐ。
『お前、あの機体のパイロットなんだって?なら、今すぐここで殺してやる。お前らのせいで大勢の地球人が死んで、俺の親友は病院で生死をさまよっているんだ』
『ならば殺すがいい。俺の記憶と意識と体のバックアップはまだ大量にある。それで気が済むなら殺すがいい』
『く、なら僕を解放しろ!死ぬより辛い目に遭わせる事だってできるぞ…』
『痛みには慣れてる。つい最近死んだばかりだ』
主人公2は彼の細い首を両手で握る。そして親指でのどぼとけのあたりを押し込みつつ、手に力を込めて首を絞める。彼は表情をゆがめて主人公2の両手首に手を添える。
男の子の手は苦しみから解放されようと抵抗するものではなく、ただ添えてあった。首を絞められる痛み、息ができない苦しみに表情を歪ませている。それでも彼の両手首に沿えた手に力が入る事も、暴れてこの苦しみから逃れようとする様子もない。
このまま力を込め続ければ死ぬ。最期の時まで抵抗しない事は確かだった。主人公2は手を離した。
『できない…』
『イロスゲインに乗れば俺を殺す事になる。自らの手で殺すことも機体に乗って殺すことも大差ないのに』
彼はせき込んで涙を一粒流した。
『少しは抵抗しろよ、仮に生き返ったとしても痛い事には変わりないんだろ!?』
『タナトスラスターに乗ればそれ以上の痛みが襲い掛かる。なんてことない。気は済んだか?イロスゲインの生体ユニットのデータがいる。だからお前とここでセックスする。その任務が成功するまでお前はここから出られない』
主人公2は戸惑う。イロスゲインの事、話は聞いていたがまさか対をなすタナトスラスターが動力として搭乗者に痛みを求めるだなんて。男の子は全裸になった。そして主人公2の元へ行く。主人公2は逃げ続けようとしていたが、素早く懐に飛び込んだ男の子に押し倒された。
そしてキスをする。そして首元や鎖骨を舐める。
『興奮してくれ…お前が興奮してくれなきゃ俺は困るんだ。どうしたらいい、教えてくれ』
『そ、そんな事言われても…』
男の子は主人公2の肉棒の方を向いて必死に手でピストン運動を繰り返す。それでも勃たない。彼は半ば涙目になって懇願する。
『頼む、どうしたらいいんだ。教えてくれ。お前とエッチしなきゃ、セックスしなきゃいけないんだ。何でもする。どうしたら興奮してくれる…』
何だか可哀そうになって、主人公2は男の子の頭を撫でた。彼はしばらく何も言わず頭を撫でられていた。先ほどまでの緊張した表情はトロンと脱力している。あまりに可愛くて、思わず自ら男の子にキスをした。
『んむっ…』
突然不意を突かれ、目を皿のように開く男の子。その拍子に彼の一物がビンッと勃ち上がった。彼は顔を赤くする。
『ちが、俺を興奮させるんじゃなくて…』
主人公2は言わせずにキスを続け、彼の一物を皮ごとしごく。彼の身体がビクビクと動いた。涙をぼろぼろと流して情けない顔をしている。
『違う、俺じゃない…。んう、あまり見るなよ…』
『お前が望んでたんだろ?ほら、僕をの見てみなよ』
男の子は主人公2の一物が天を穿つようにそそり立っているのを見てごくりと唾液を飲み込んだ。
『お、大きい…。僕と同じ男なのに…こんなに…』
『こいつが大きくなると、もうズボンの中に収まってくれないんだよな。責任、取ってくれるよね』
やや引け腰になった男の子を掴んで背中を向かせる。そして主人公2は自分の指に唾液を垂らすと、男の子の尻の穴の皺にしみこませるように塗り付ける、揉む。
†
「兄さん、そろそろソロプレイも飽きたし対戦しようよ」
「今いい所なんだがな…。分かった」
俺はコントローラーのケーブルを外して無線で参加する。久しぶりにやるけど、今始めたばかりの美穂に後れを取るほど俺の腕もなまっちゃいない。俺は軽く腕を回したり首のあたりを動かしたりして気を引き締めた。
お互いに操作キャラクターを選んでステージを選ぶ。そしてローディング画面に以降した。
「よおし、私が買ったら黒糖たい焼き2つね!」
そういえば、最近コンビニで発売されたんだったか。期間限定なので、亡くなる前に1つは食べたいとお思っていた。だから負けてやってもいいのだが…。
「じゃあ、俺が勝ったらジャンピングスクワット20回な」
「パス。他は?」
「市民運動場、500mトラック2週」
「パス。他は?」
「美穂の頭をなでなで5分」
「おk」
バトル画面になって、開始前のカウントダウンが始まる。そしてバトルが開始されると、お互いに相手の出方を見ながら慎重に戦う。さっきのソロプレイ時のバトルが嘘のように攻め込まない。なるほどね。
これじゃタイムアップになりかねないので、こちらから動いてフェイントをかける。美穂もフェイントに気づいてすぐに対処に回るがわずかに遅れた動作は次のミスを誘発する。
「…兄さん、あがったよ。シャンプーがなくなたから詰め替え用をいれておいたよ」
「サンキュ。…おいおい、超必殺技からのお手玉やめろってwwwwwえぐいえぐいww」
「兄さん、ちょっとパソコン借りたいんだけど」
「はいはい。パスワードはポメラニアン」
隆盛はパソコンに座ってパスワードを入力する。俺は思いのほか強い妹に対して負けず嫌いを燃やしていた。こっちが既に6割削られているのに対してあっちのHPは8割もある。この辺でちょっと本気を出さねば。
俺は最近動画で見たコンボにつなげる。
「は?6b始動でこの削りはおかしいって」
「おかしくないですー兄の指裁きですー」
エリアル繋ぎからの必殺技。これでHPは残り2割。後ちょっとだ。相手の動きが慎重になるのに対して、こっちの動きには余裕が出る。このままタイムアップでも勝確なので余裕の見物を決める。
「うむ、苦しゅうない。負けを認めて心置きなく頭を撫でられがよい」
「私は最後まで抵抗するで?拳で」
妹の決死の投擲技。俺は防御する。からの必殺技。俺は2割削られる。
「やべ」
今の必殺技はしゃがみガードだった。まずい。さっきまで放置でも勝てたのにここで俺からも攻撃を仕掛けなければならなくなる。妹は一気に詰め寄って猛攻をかけてきた。臆病風に吹かれて攻めるのをためらった瞬時に壁際での戦いを強いられる。
ここはあのコンボで行こう…。このキャラの基本コンボの1つなのに下手なコンボより難しいうえにダメージ量も心許ない上に全然魅せられないという本当はクソみたいなあのコンボ。とはいえ2割ぐらいなら余裕で削れるし、何よりしゃがみ5aなので出が速い。
俺はイチかバチかの攻撃に出ると、とんでもない光景を目の当たりにする。初動に無敵判定がある事で散々苦しめられた昇竜技だ。外すと隙が大きいが…これがまあ良くあたるのなんのって。俺は見事に打ち上げられ、エリアルコンボでフィニッシュされた。
「はい勝ったァー!!」
「ふふ、今日の所は花を持たせてやるか」
「最後、形勢逆転してからはバリバリにチキってた癖に今更なんかいいだして草wwwww」
妹はネットの世界に順調になじんでいるようだった。草に草生やすなや。仕方がないので俺はコンビニに黒糖たいやきを買いに行く事にした。ついでに隆盛にも用事を聞く。
「んー、じゃあエナドリ」
「お前、何でもいいけどカフェイン中毒には気をつけろよな」
隆盛は手をひらひらとさせる。俺はコンビニに出かけた。それにしてもおかしいな。何か肝心な事を忘れている気がする。何かまずいような…。まあいいか。