※この作品はR-18です。

どことなく壊れていて、どことなく甘い生活   作:MC RAT

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第110話 オマケ②

「………ん」

 閉じたカーテンの隙間から僅かに光が差し込んできた。その光で私、雛罌粟 罔象は目を覚ました。

 ゆっくりと目を開けると、辺りを見渡す。いつもの私の部屋だ。

 そこで私は自分の身体に違和感を感じた。自分の肌に直にシーツの感触を感じた。

 自分の身体を見下ろすと、私は何も着ていなかった。

 一瞬何事かとビクッとしたけど、すぐに状況を理解して落ち着く。

 そうだ、私昨日竜胆君と一緒に寝たんだった。まぁ、もちろん………そういう意味でね。

 それにしても、この状況に慣れつつある自分がいるなぁ。

 けど何というか………今日は何かふわふわしてる。身体がというより頭が。何でだろ?

 そんな事を頭の端で考えながら、私は身体を起こした。そこで隣を見て私は目を見開いた。

 あれ?竜胆君いないな。

 私はもう一度部屋の周りを見渡した。どこを見ても竜胆君はいない。それに辺りに竜胆君の服はない。

 私の隣に竜胆君のいるはずのスペースはある。となるとどこかにいるはずなんだけどな。

 すると一階の方から何か物音がする。

 もしかして…………

 私は近くにあった服を手に取ると、それを着て部屋を出た。すぐお風呂入るし、下着はいいや。

 下に降りて行くと、物音が大きくなる。しかも何かいい匂いがしてくる。

 そのままキッチンに向かうと………思った通りだった。

 キッチンには竜胆君が立っていた。まな板で野菜を切っている。

 私が声をかけようとすると、その前に竜胆君がこっちを振り向いた。

 相変わらずこういう察知能力は高いな。

「雛罌粟さん、おはようございます」

「うん。おはよう」

「ちょっと座って待ってください。もうすぐ朝ごはんできますから」

 そう言うと竜胆君は調理に戻る。私は近くの椅子に座ると、その姿を呆然と眺めていた。

「なんか珍しいね。竜胆君が私より早く起きるなんて」

 私は座ったまま声をかけた。

「そうですね。何か今日は早く目が覚めちゃったんですよ」

 竜胆君はこっちを振り向く事なく答えた。

 今までだといつも私が早く起きるか、一緒のタイミングで起きるかだったからね。

「それで朝ごはん作ってくれたの?」

「はい。いつも作ってもらってばかりだったので。たまには僕がね」

「そっかぁ………何か嬉しいな」

 たしかに竜胆君にご飯作ってもらった事無かったし。そう思うと何か嬉しかった。

 でも、その一方で何か寂しく感じるようでもある。何でだろう?

「何か手伝おうか?」

「いいですよ。たまには自分にやらせてください」

 そう言いながら竜胆君は手を動かし続ける。

 その姿はどこか私の遠くにいるように感じた。ちゃんと目の前にいるのに。

 

 

 

「そういえば、今日竜胆君時間ある?」

「え?そうですね………たぶん大丈夫ですよ」

「それならさ、私もお店休みだし、これからどこか出かけない?まぁ、その………デ、デート、みたいな」

 私は口籠もりながらも提案した。かぁっと顔が赤くなった。こんなにストレートに誘ったの初めて。

 ついさっきまでそんなつもり無かったのに、何故かそんな考えが浮かんできた。

「そ、そうですね………いいですけど、どこか行きたいところあるんですか?」

 竜胆君は恥ずかしそうにしながらも聞いてきた。耳の先赤くなってる。

「それは………」

 私は言葉が詰まった。そりゃそうだ、何も考えてないんだもん。

 けど何でこんな事…………

 私は目の前にいる竜胆君を見つめた。彼は私の方を振り向く事なく手を動かしている。

 ちょっとはこっち向いてくれないかな?

 それを見て私はハッとした。そうか………私…………

 私は椅子から立ち上がると、竜胆君の方に近づいていった。

「? 雛罌粟さん、どうかしました………」

 私が近づいたのに気がついたのか、竜胆君が振り返ってくる。

 

 

 しかしその前に竜胆君に抱きついた。

 

 

「⁉︎ ひ、雛罌粟さん⁉︎どうしましたか?」

 竜胆君は上ずった声で驚いている。

「ん………ちょっと、ね」

 そう言って私は竜胆君の身体に手を回した。竜胆君がドキドキしているのが伝わってくる。

「えっと………それで、行きたい所って?」

「………君の腕の中」

「はい?」

 おっと、つい本音が出てしまった。

「それは、たぶん………無いよ。君と一緒にいたいだけ」

 私はそっと竜胆君に身体を預けた。それだけでこんなにも嬉しくなれる。

「だって起きたら竜胆君いないし………いつもならもうちょっと話せるじゃん」

 竜胆君からしたら何でもない事かもしれないけど、私には寂しく感じる。

 一緒にいない時なんて当たり前なのに、何でこんなに寂しいんだろう。

「何か話したい事があるなら、後でちゃんと聞きますよ?」

「そ、そうじゃなくて………」

 私は何と言えばいいのか分からなかった。だから思ったことをそのまま伝えた。

 

 

「君と一緒じゃないと寂しいの。朝ごはん作ってくれるのは嬉しいけど………それ以上に、君の近くにいたいな」

 

 

「雛罌粟さん………」

「す、好きな人の近くにいたいって………変、かな?」

 すると竜胆君は私の方に向き直った。そしてギュッと抱き返してくれる。少し冷えた身体に熱が染み渡る。

「そうですね………たしかに、朝はこうしていたいですね。雛罌粟さん暖かくてちょうどいいです」

 そう言われて、私の心は溶けそうなほどに暖かくなった。その熱がもっと欲しくて竜胆君に強く抱きつく。

「雛罌粟さんは甘えん坊ですねぇ」

 そう言って竜胆君は私の頭をそっと撫でてくれた。それがたまらなく嬉しくて小さく息を吐く。

 そういえば髪結んでなかった。これでいい、のかな?

「あのさ、私の髪、これでいい?」

「へ?………まぁ、可愛くて僕としては大好きですが」

 私は自分の心臓がドキンッと跳ね上がって絞られたような感じがした。

 嬉しい‼︎嬉しい‼︎すごい嬉しい‼︎心の中が喜びで満ちる。

 けど、そうなるともっと欲が出てくる。

 

 

「あと………今日、まだキスしてない」

 

 

 竜胆君と身体を重ねた日の翌日は、いつも起きた時にキスしていた。

 別にそうすると決めたわけじゃないけど、無いとそれはそれでちょっと………物足りない。

「でも………それだと………」

 竜胆君が迷ったように言ってくる。

 私達がキスをして、その先を抑えられた事はない。たぶん今も止まれなくなる。

 けど………

 私は竜胆君に顔を近づけた。

「いいよ、今日はお休みだし。………シよ?」

 

 

 そうして私達はそっと唇を重ねた。それだけで幸せが身体に満ちていく。

 

 

「んっ………くちゅ、んあっ………はぅん………んんっ、れろっ………んぐっ…ふぁっ………あむっ、ぐちゅ………ふぅっ………んんっ………んあっ」

 私達は躊躇う事なく舌を絡めた。お互いの唾液が混ざり合う。

 するとすぐに秘所が熱くなってジワッと濡れてきた。

 あぁ………私のここ、こんなに竜胆君の事求めてる。

 どうしよう、下何も着てないのに。濡れちゃうよ。

 それを伝えるように、私は竜胆君と激しくキスをした。竜胆君もそれに応えてくれる。

「ぷぁっ!」

 息苦しくなって唇を離したが、それでもお互い抱き合ったままだ。今は、離れたくない。

 

 

 

 そして気がつけば、私達は無意識に相手の身体を愛撫していた。小さな快感が、継続的に込み上げてくる。

 すると胸の先も熱くなって、じんわりと湿気が広がる。

 あぁ、母乳出てきちゃった。ゾクゾクッとした快感が背中を走る。

「雛罌粟さん………下、着てないんですか?」

「うん………この後すぐにお風呂入ろうと思ってたから」

 そう答えて私は『しまった』と思った。しかしもう遅い。

 竜胆君は私を強く抱きしめた。竜胆君と私の間で私の胸がむにゅっと潰れる。

 そのせいで母乳の流れる量が多くなった。あっという間に服にシミが出来る。

「んあぁぁッ!」

 その気持ちよさに、私は思わず声が出てしまった。

「雛罌粟さん、可愛い」

「そんな、竜胆く…ひゃうッ!」

 私がどうこうする間もなく、竜胆君は私を抱きしめる。快感が身体中に伝わる。

「ちょっ………待って!………服、脱ぐから………ひゃんっ!」

 竜胆君は私を離そうとしないどころか、私の首筋に強く吸いついた。ギュッとした痛みが襲ってくる。

「んっ…………雛罌粟さんは僕から離れたいんですか?」

 その求めてくれるような目に、私は離れられなかった。

 どうしよう………このままだといつもみたいに………

 けど………

 私は自分の唇を竜胆君の頬に触れさせた。

 それから竜胆君に強く抱きつく。自分の胸からビュ──ッと母乳が噴き出ても止めない。

「〜〜〜〜〜ッ‼︎………んあっ!…………竜胆、くん………」

 すごい身体が熱い。この熱を二人で分かち合いたい。

 私は少しだけ身体を離すと、自分の身体を見下ろした。

 うわぁ、服濡れちゃってる。しかもそれを竜胆君にしっかり見られちゃった。

 ダメだ………もう抑えられない。

 私は自分の服をたくし上げた。胸がこぼれ出るように、ぷるんっと揺れて露わになる。

 

 

「朝ごはんの前に………ミルク、飲んで」

 

 

 

「んんっ!はぁっ………んっ!………ひゃっ!はぅっ!………あぁっ!はぁんッ!………ひゃっ………んんっ!」

 私は声が止まらなくなっていた。普段は出さないような声で喘いでいる。

 さっきまで私が座っていた椅子に竜胆君が座って、私は彼の膝の上に跨っている。

「………んぐっ、んぐっ………ぢゅるるるっ」

 竜胆君は私の胸に吸い付いている。その手は胸を掴んでいる。母乳が搾られているのが感覚で分かる。

 乳首を舌で転がされて強く吸われる。何か、いつもより母乳が出がいいな。

 パッと見れば赤ちゃんとでも言われそうだけど、私からすれば獰猛な獣に食べられているようだ。

 そして竜胆君は胸から口を離すと、胸の谷間に顔を埋めた。

「はぁ………甘くていい匂いです」

 ダメ………そんな事言われたら………嬉しくて………

 竜胆君は谷間から顔を出すと、また胸をイジっている。

 私の胸から母乳が噴き出るたびに、ゴクゴクと喉を鳴らす音がする。

 ほ、本当に飲んでるんだ、私の母乳。美味しいのかな?

 そんな思案を襲ってくる快感が塗りつぶしていく。頭がボーッとしてくる。

 あぁ、いつもいるはずのキッチンでゴクゴク母乳飲まれちゃってる………恥ずかしいけど、すごい興奮してる。

 手の動きも止まる事はなく、私の胸をむにゅむにゅと掴んでいる。奥底から快感が込み上げてくる。

 しかし竜胆君が私の胸から手を離した。そして今度は私の腰を掴むと、グッと下に押し付ける。

「ひぐぅっ!」

 敏感になっている秘所が竜胆君の脚に押し付けられた。急な快感に私は飛び上がる。

 すると竜胆君はそのまま私の腰を揺すらせてくる。秘所がジーパン越しに竜胆君の脚に擦られる。

「はぁんッ!………ちょ、んんっ!んっ………あぁっ!ひゃっ!はぅん!はぁぁっ‼︎」

 そんな………ッ、こんなの………保たない‼︎

 身体の奥からどんどん熱が溢れ出してくるようだった。それを示すようにジーパンの股のシミが大きくなる。

 それを楽しむかのように竜胆君は手を激しく動かす。

 あぁ…………ダメだ。ここまで来たら………

「んちゅっ!」

 私は竜胆君の唇に吸いついた。にゅるんっと舌を竜胆君の口腔内に滑り込ませた。

 私の腰を掴んでいた竜胆君の手を自分の胸に押しつけた。むにゅんと竜胆君の手が私の胸に軽く沈む。

 それによって襲ってくる快感を振り切るように、私は激しく腰を動かした。自分から竜胆君の脚に秘所を擦り付けた。

「んぐっ!んんっ!ぢゅるるるるるるるるるッ‼︎……んぁっ!………あむっ!………んくぁっ!…くちゅくちゅっくちゅくちゅッ!………んはぁっ‼︎」

 私は唇を離すと、腰を動かすのに集中する。溜まった快感がすぐにでも爆発しそう。

 その証拠に胸からは何もしなくても母乳が垂れてきている。

「はぁっ!んんっ!………竜胆君くんッ!竜胆くんッ!もっと!もっとぉッ!」

 竜胆君は私を抱きしめると、ジーパンのホックを外してファスナーを下ろす。

 そしてジーパンの中に手を入れると、遠慮なく秘所に触れてくる。

 嘘………まさか………

 私がハッとする間もなく、竜胆君は秘所を少し弄ると、キュッと肉芽を摘んだ。

 快感の塊のようなものが私を貫いた。私は耐える事も出来ずに絶頂する。

 

 

「ッッッ⁉︎⁉︎んはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ‼︎‼︎ひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ‼︎‼︎」

 

 

 だ、だめぇ………イくぅ…………ッ!これ、きもひいぃ………

 溜まった快感が爆発して、その快感に身を預けた。全身に電気が走ったようだ。

 プシャ──ッ‼︎

 それを表すように胸からは母乳が噴き出して、秘所からはジーパン越しでも分かるほどの潮が噴いた。

 いつも以上の快感に身体が自然にビクビクッと震えた。

 頭が真っ白になり、竜胆君の事以外何も考えられなくなる。

 竜胆君はその快感を増長するように、胸に吸い付いてくる。

 めちゃくちゃに胸を揉んで、さらに母乳を搾り出そうとする。

 竜胆君がこんなに求めてくれる………嬉しい!大好き‼︎この子と一緒にいれて幸せ‼︎

 

 

 

 絶頂が退いて私は余韻に浸っていた。竜胆君と唇を重ね、身体を預けている。

 まだ身体に甘い痺れが残っている。そのせいか頭がぼんやりする。

 キスだけのつもりだったのに、ここまでしちゃうなんて。まぁ予想してたけど。

 とにかく身体洗わないと。胸は母乳塗れだし、秘所にいたっては少し動けばくちゅっと音がする。

 そう思って震える身体を何とか起こそうとした。しかし………

 

 

 あれ?身体に力が入らない。

 

 

 身体が自分のものじゃないみたいだ。何で?

 すると竜胆君がそれを見越したように私を抱き起すと、カーペットの上に寝かせた。

 そして私に覆い被さってくると、私のジーパンに手をかけて下に下ろしていく。

「ひゃっ⁉︎り、竜胆君⁉︎こ、これ以上は………朝ごはんもあるし」

 

 

「朝ごはん?そんなもの無いですよ?」

 

 

 え?でも………

 私はコンロの方を見てみる。

 あれ?本当に何も無い………さっきまで用意してたのに、どういう事?

「まぁ強いて言うなら、朝ごはんはあなた、ですかね」

 そう言うと竜胆君はジーパンを脱がしてしまった。力が入らないから抵抗出来ない。

 私は一糸纏わない姿となってしまった。恥ずかしいのに、隠せない。

「すごい………綺麗です」

 竜胆君は私をギュッと抱きしめると、そっと囁いた。

「雛罌粟さん、離したくない。もっと、あなたのこと隅々まで味わって………愛したいんですが」

 そう言う竜胆君の手が身体中を這う。

 そんなの………ズルいよぉ………そんな事言われたら………

 

 

「うん………いっぱい愛して………今日はずっと、君と一緒にいたいよぉ」

 

 

「ッ!………いただきます」

 竜胆君はそう呟くと私の身体に襲いかかった。

 彼の近くにいる。たったそれだけで身体中が歓喜と快楽に満ちた。

 

 

 

「………………はッ!」

 私はパッと目を開けた。そこはさっきまでの光景ではない。

 この体勢………私突っ伏して寝てる?というか、ここは………どこ?

 私はゆっくりと身体を起こした。ぼんやりとした目で辺りを見渡す。

 ここは……… 『Cafe Red Poppy』のカウンターだ。

 しかもさっきとは真逆で外は真っ暗。となると………

「夢かぁ………」

 何か前にもこんな事あったな。

 と、そこで私はハッとした。

 いけない!今は夜。そろそろ竜胆君来る時間だ!準備しないと!

 そう思ってコーヒーカップを取り出そうとしたところで、私はふと手を止めた。

 あ………そうだ。今日、竜胆君来ないじゃん。

 竜胆君は今修学旅行中で、沖縄にいる。いつまで待っても今日は来ない。

 前に言われてたのに、つい癖で待ってたんだ。それで寝ちゃって………

「…………お風呂入ろ」

 

 

 

 

 私はエプロンを脱ぐと、パジャマを持ってお風呂場に向かう。

 脱衣室に入って服を脱いだ。下着が湿っぽい。あんな夢見ちゃったからかなぁ。

 浴室に入り身体を洗った。

「あっ…………んっ、ふぅっ」

 あんな夢を見たせいか、身体が少し敏感になっている。それに………

「んっ………胸、張ってるなぁ」

 私は自分の胸を指で突く。母乳溜まってるのかな。

 ついでに今搾っちゃお。

 私は身体を洗うのを止めて、胸をむにゅっと揉んで母乳を搾る。

 ピュ──ッと白濁の母乳が噴き出して、浴室のタイルに滴り落ちた。

 最近は母乳を搾る時はいつもお風呂でしている。

 何故かと言うと…………

「はぁっ………んっ、あぁ………んっ………はぅん」

 私は身体をピクピクッと震わせながらも母乳を搾った。息が少し荒くなる。

 右胸の母乳を搾り終えると、私はそっと秘所に触れる。

「んっ!………やっぱり、濡れてる」

 この前母乳を搾ろうとした時、下の下着が濡れていた事があった。まぁ、そういうわけで。

 竜胆君に飲まれるの気持ちいいからだよねぇ。すごい激しいし。嬉しく思うべきか困るべきか。

 

 

 そういえば竜胆君………今頃何してるのかなぁ?

 

 

 これを考えるのは今日何回目だろうか。そんなに多くは無い………はず。

 修学旅行に出かけたのは今日の朝。挨拶にも来てくれたし。

 つまり今日一日会ってないだけなんだけど、気になって仕方がない。

 こういう時連絡の一つでも送れば落ち着くかもしれないけど、連絡先交換してないし。

 一日会わない事自体は珍しくない。休日とかそうだし。

 でも『会わない日』と『会えない日』って違うんだね。

 極論休日とかは竜胆君が来ないだけだから、私の方から会いに行けば会える。

 でも今はどう足掻いても無理。それがちょっと寂しい。

 正直今すぐ竜胆君に会いたい。会って思いっきり抱きしめてもらいたい。それかさっきの夢みたいにキスしたり、頭撫でてもらいたい。

 とにかく一緒にいたい。さっきの夢もそんな想いからだろうか。彼に一緒にいる事を求めてもらいたい。

 竜胆君も今頃寂しがって………るわけないか。一人で読書満喫してそう。

 そうだよ、竜胆君だって平気でいるんだから、私だって頑張らないと。一応私の方が歳上なのに、これじゃあ子供みたいだ。

 それでもやっぱり『竜胆君と会えない日』に違和感はある。

「はぁっ………んっ、はぅ………んあっ、あっ」

 私は左胸の母乳を搾りながらそんな事を考えた。ムズムズとした快感が溜まっていく。

 自然と秘所に手が伸びて、自分を慰める体勢に入っている。けど止めないと。余計に欲求が高まるだけだもん。

 私は胸に垂れてる母乳や秘所から溢れた愛液をお湯で流すと、身体を洗い直して湯船に浸かった。

 それでも竜胆君のことが頭から離れない。

 会えない事もそうだけど、私がそれ以上に気がかりなのが、竜胆君はこの二日間東風ちゃんといるということ。

 この状況で何もしないわけないよね。というか私なら絶対アプローチする。

 竜胆君がそれで私を捨てる………イメージつかないけど、無い話ではない。

 そう思うと途端に寂しくなる。考えが悪い方ばかりに働いてしまう。

 一緒にいる事が出来ないというのが、ここまで不安な事だなんて。せめて声だけでも聞けたらな。

 まぁここまで来て結局私の望む事は一つだ。

 

 

「竜胆君、早く帰ってこないかな………」

 

 

 それはどんなお土産よりも私が望む事だった。




 最後まで読んでいただきありがとうございました。
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