※この作品はR-18です。

どことなく壊れていて、どことなく甘い生活   作:MC RAT

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第128話 独占

 僕達は一旦体を起こして、ベッドに向かった。そして僕は罔象の隣に座る。

 お互いジッと見つめ合った。潤んだ目にどこか赤い顔、そんな熱っぽい罔象の表情に、心臓が甘く締め付けられる。

 罔象をこうやって目の前にすると、いつもドキドキしっぱなしだ。

 僕はそっと罔象に手を伸ばした。するとちょうど罔象も手を伸ばしていたのか、指先同士が触れ合った。

 その指先が少しずつ絡み合い、僕達はギュッと手を繋いだ。触れ合った箇所から流れてくる熱が染み込んでくる。

 僕は繋いだ手を軽く引いた。そして前に傾いた罔象を抱き留める。

「ッ⁉︎」

「罔象………ごめん、今日はあんまり優しく出来ないかも」

 罔象から感じる体温、柔らかさ、僅かな動きさえも、僕の心臓の鼓動を高めてくる。

 ただの性欲だけじゃない、心の底から何かが湧き出てくる。それを止められそうにない。

「いいよ………その、遠慮とかしなくても………だって………」

 罔象が僕に抱き返してきた。柔らかい身体を全身に押し付けられて、口元が僕の耳にくる。罔象が吐息混じりに囁いた。

 

 

「めちゃくちゃにしてくれる君の事、大好きだもん♡」

 

 

「罔象………ッ!」

 僕は抱き合ったまま罔象と一緒にベッドに倒れ込んだ。

 罔象の肩をそっと撫でる。すると罔象は小さく息を吐いた。

「はぁ♡………やっぱり、君じゃなきゃダメだね」

 その言葉の意味は分からないが、罔象が拒絶していないのは分かった。

 それから僕は背中や腕、脇腹を優しく撫でていく。

「んっ………ふぅ、はぁっ…………んっ……はぅ………あぁっ、はぁっ………」

 撫でられている罔象が、僕の腕の中で僅かに身をよじらせる。熱い吐息が首筋に当たってゾクゾクッとした。

 僕達は鼻先がぶつかりそうになるくらいまで、顔を近づかせた。目の前の視界が罔象で埋まる。

「罔象………」

「竜胆君………♡」

 

 

 そして僕達はそっと唇を重ねた。ちゃんと付き合ってから初めてのキスだった。

 

 

「んちゅ………♡」

 雛罌粟さんの柔らかい唇が僕に押しつけられる。それを啄むように動かしていく。

 少ししてからお互いそっと舌を出す。

 舌先が軽く触れ合うと、僕達は少し舌を引っ込めたが、また触れ合わせる。

 そしてにゅるんと一気に絡ませた。唾液によってぬるぬるとした柔らかい舌が軟体動物のように蠢き絡み合う。

「んんっ、くちゅ………ちゅるるっ、んくっ、んあっ………あむっ、れろっ………んんっ、はぅ、くちゅ………」

 お互い自分の唾液を送ったり、相手の唾液を啜ったりして舌を絡める。

 久しぶりのキスはとても甘くて、それだけで頭がぼーっとしてくる。

 僕はそれがたまらなくて罔象の舌に吸いついた。甘い唾液を啜る。

「んん──ッ‼︎」

 罔象の舌が僕の舌をなぞり、絡み合って吸ってくる。その都度体に快感が走った。

 僕も負けじと舌を蠢かせた。罔象は時折身体をビクビクッと震わせている。

 部屋の中に唾液の音がピチャピチャと響いて、僕達の耳を刺激してくる。

 お互いの口腔内に舌を這わせながら、僕は優しく罔象の身体を撫でる。

 だんだんとお互い息が荒くなってきた。

「んぁっ!………久しぶりのキス………気持ちいいよぉ」

「僕もです。すごい甘い……」

 唇を離すと、僕達はおでこを合わせて抱き合う。罔象の口元には少し唾液が垂れていた。

 僕はそれを舌で舐めとる。

「ッ!…………もうちょっと、する?」

「………ぜひ」

 それから僕達は数十分、いや、あるいはそれ以上唇を重ねていた。

 それだけ罔象とのキスは魅力的で、僕はどんどん激しくなっていくのを抑えられなかった。

「れろっれろっ、くちゅっ………ぴちゃ、んくっ、んあっ!………あむっ、んんっ………ふぁっ、れろっ、くちゅっ………ちゅるるっ!んぐっ、はぅっ!………んぐっ!んんっ!………ちゅ〜〜〜〜ッ!ぷはぁっ‼︎」

 唇を離すと、罔象は僕に身体を預けてきた。

「罔象、その………大丈夫?さっきあんな事あったばかりで、怖くない?」

「だからだよ………今はちょっと、君とこうしていたいな」

「………そうか。それなら、今日はずっと一緒にいよう」

「うん………竜胆君、温かいなぁ………」

 罔象は微笑むと、僕に頬を擦り寄せてきた。僕は罔象の手を握って時折キスをする。

 密着していて少し暑いくらいなのに、今はそれが心地よい。

 僕は罔象をより求めるように腕に力を入れた。

「んんッ!」

 罔象が少し高い声を漏らして、身体を震わせた。僕の服を掴んで大きく息を吐く。

「罔象? どうかした?」

 すると罔象は目を泳がせた。

「その………ちょ、ちょっと出てきちゃって………」

「何が、ですか?」

「それは、その………」

 罔象は口をむにむにと動かして、言いにくそうにごにょごにょと小さく呟いている。

 すると罔象がいきなり強く抱きついてきた。僕に身体を押し付けるようにしてくる。

 それと同時に罔象は身体をビクンッと跳ねさせた。それでも罔象は僕を離すことなく抱きついている。

 僕はどこか甘い匂いがするのを感じた。それは罔象からしてくる。その匂いには覚えがあった。

「まさか………」

「うん………その、最近搾ってなかったから………その、母乳が………」

 だからって、抱きしめただけではっきりと匂いがするほど出るなんて。

「すごく、いい匂いがする………」

「んっ…………君と別れてから、そんな事する元気なかったし。その前もあんまりしてなくて………結構張ってるんだ」

 という事は今罔象の胸を搾ったら、すごい量の母乳が………

 そう思うと、僕は衝動を抑えられなかった。罔象を抱きしめると、罔象の胸を僕の胸に押しつける。

 豊満な胸は僕と罔象の間でむにゅんと潰れた。

「ひゃあんッ⁉︎♡ちょ、んんっ!はぁっ!………んんっ、はぁんっ!………やぁっ!んあっ!はぁんっ!」

 罔象は目を見開いてビクビク震えている。それでも僕の背中に腕を回してしがみついている。

 ある程度罔象の身体の感触を楽しむと、僕は身体を離した。

 僕が抱きしめている間ずっと母乳が出続けていたのか、ブラをしているにも関わらず服の胸の先が濡れてシミになっていた。

「ひゃっ⁉︎………は、恥ずかしいよ」

 罔象は腕で胸を隠した。

 耳の先まで真っ赤な顔も含めて、それは予想以上にそそられる光景だった。

 僕は思わずゴクリと唾を飲み込んだ。うわ、恥ずかしい。

 罔象は少し迷ったように目を逸らすと僕の方をチラッと見て言った。

「………竜胆君。その………母乳、搾ってくれる?」

「いいん、ですか?」

「君になら、いいよ………いっぱい、触って………♡」

 罔象は恥ずかしそうにしながらも、腕で胸を持ち上げた。

 僕は罔象の腕を掴み引き寄せる。そのまま右手で罔象の右胸を服の上から鷲掴みにした。

「ひゃんっ⁉︎ちょ、ちょっと待って………服脱がさな、あぁっ!んんっ!………そのままは、ダメ、ひゃっ!」

 罔象が驚いたように何か言っているが、興奮している僕には聞こえない。

 僕は服も脱がせずに、罔象の胸を揉みしだいた。

 豊満な胸は服の上からでもその感触を損なわずに、存在を主張している。

 僕は罔象の後ろに回って母乳を搾り出すように胸を揉んでいく。たしかに胸がとても張っているのが感触で分かる。

 その張りをほぐすようにマッサージして、それから胸の先の方へと搾り出していく。

「はぁん!ひゃっ!……強、んんっ!あぁっ!………はぅんっ、ひゃんっ!やぁっ!………そんなッ、ひゃあっ!んあっ、あぁっ!」

 罔象は甘い嬌声をあげてシーツを掴んでいる。熱っぽい視線を僕に向けてくれる。

 服のシミはどんどん大きくなっていて、どれだけ母乳が出たのかがよく分かる。甘い匂いがさっきよりも濃くなっているように感じる。

「罔象、脱がしていい?」

「………うん、いいよ」

 罔象が頷いたのを確認すると、僕は罔象の服に手をかけて脱がせた。

 青いブラに包まれた豊満な胸が晒される。そのブラは濡れていてシミができている。

 それに包まれている胸も母乳に濡れているのが見える。

 大きな胸に反比例するように、ウエストは細く引き締まっている。それは罔象の胸をより強調していた。

 それは僕の目を惹きつけて離さない。

「竜胆君………あんまりジッと見られると………」

「あ、ご、ごめんなさい。その………身体、大丈夫?分は手当てしたけど、罔象はしてなかったから。アイツに何かされてたでしょ?」

「大丈夫だよ、ありがとう。ちょっと身体触られたけど」

「……………そう、か」

 あんなヤツが罔象に触れたのかと思うと、悔しさともっと早く殺せば良かったという後悔に襲われる。

 すると罔象がギュッと抱きしめてきた。

「罔象………?」

「大丈夫だよ。あの人には無理矢理触られちゃったけど………私がこんな事するのは君だけだから」

「べ、別に………そういうわけじゃ………」

 情け無いところを見透かされて、僕は目を逸らした。我ながらめんどくさいヤツだ。

「そう?そこは普通に『もちろん』とか言って欲しかったよ?」

 罔象はそう言って僕の頬にキスをした。反射的に顔が熱くなる。

 

 

「私の事、君に独占して欲しいな」

 

 

「は、はい………」

 いいんだ………そんな感じで。

 僕は罔象の身体を撫でていく。スベスベしていて柔らかくハリがある。温かくて気持ちいい。

 僕は罔象に覆い被さる。高揚感が抑えられない。

「あんなヤツに触られた事、僕が忘れさせてやる」

「………うん♡」

 手始めとして、僕は罔象の唇を奪うと舌を激しく蠢かせた。




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