「んんっ、くちゅ、ふぁ、んちゅっ♡………」
あの後、繋がったまま思う存分愛を交わしていた。舌を絡めるたびに僕のモノが跳ねて膣内が締まる。
「ぷぁっ♡………んんっ♡!竜胆君、そろそろお風呂入らない?」
「そう、だね………行こうか」
最後に繋がった状態で抱き合うと、罔象は腰を浮かせた。一晩中入っていた僕のモノが秘所から引き抜かれる。
「んあぁぁッ♡‼︎………すごい♡………こんなに大きなのが、ずっと入ってたんだね」
罔象は嬉しそうに微笑むと、自分のお腹を撫でた。
「まだ、だよね………」
「罔象?」
「ううん、何でもないよ。それじゃあ、行こうか」
罔象は着崩れた浴衣を着直した。その様子を横目で見ながら、僕も浴衣を着る。
やっぱり、罔象は浴衣似合うなぁ………
僕は罔象の首筋に顔を埋めると、鎖骨の辺りに吸い付いた。また一つ、痕を増やした。
「んっ♡!………ちょっと、イタズラしないの。んあっ、はぁっ♡!」
「ごめん。ちょっとだけ」
それから胸元にキスマークをつけると、さらに腕にもつける。
「うぅ………この後女将さんとかに見られるんだからね。私ばっかり恥ずかしい思いすることになるじゃん」
「あはは………それで、露天風呂と家族風呂、どっちがいい?」
「家族風呂、かな。竜胆君と二人きりで楽しみたいし」
「了解」
何とか誤魔化すと、罔象がハッと顔を上げて僕を見る。何でそんなに笑ってる?
「ねぇ、竜胆君って力ある方?」
「え?仕事柄、同年代の平均ちょい下くらいは」
「それでも下なんだ………まぁいいや。それなら、さ………お風呂まで、おんぶしてよ」
「はい?おんぶって、罔象を?歩けないの?」
「昨夜旦那さんが激しく愛してくれたからね」
揶揄うように笑う罔象に、情けなく狼狽えてしまう。
けどおんぶは別にいいか。昔東風によくしてたな。アイツ本当によく転ぶから。
「ま、まぁ………いいけどさ。ほい、どうぞ」
「ありがとう」
僕はしゃがむと罔象に背中を向けた。罔象は後ろに抱きついてきた。
罔象の胸が背中に押しつけられて、僕の心臓が跳ね上がった。
そうか、罔象をおんぶするとこうなる、のか………す、すごい柔らかい………
どうしよう、今になって恥ずかしくなってきた。けど、ここでやめたら恥ずかしがってるのバレるよな。
そんな僕の心情を読み取ったように、罔象は僕と密着した。背中に当たる感触が増して心臓が高鳴る。
それを悟られないように立ち上がった。一応ちゃんとおんぶできた。大人おんぶしたことないから少し心配だったが。
「これで、いい?」
「うん。やっぱり私よりも高いね。よし、それじゃあ行こうか」
そんなこんなで僕は罔象をおんぶして部屋を出た。別に変なことしてるわけじゃないけど………いや、変か。人いなくて良かった。
えっと、家族風呂ってこっちだよな?
僕が廊下に出て歩こうとしたその時、罔象がいきなり僕の耳に息を吹き込んだ。
熱い吐息が耳に流れ込んできて、思わず僕はビクッと震えた。
「ッ⁉︎ちょ、罔象⁉︎」
慌てて振り向くと、ニヤ〜ッとイタズラっぽく笑っている罔象がいた。
「ふふっ♡竜胆君、離さないよ〜」
罔象は僕の首筋に強く吸いついた。ギュッとした痛みと共にキスマークがつく。
「ちょっと、何してんの!」
「ちゅ〜〜〜っ♡!竜胆君、隙ありすぎだよ♡イタズラされたお返し」
そう言って罔象は僕の頰にキスした。
おんぶ頼んだ最大の理由はそれかよ!完全にやられた!
下ろそうと思っても罔象は降りようとせずに、自分の身体を押しつけるようにしてしがみついてくる。
「ダメだって罔象!くっ!………うわっと!ま、前に進めなくなる!」
「ほらほら、ちゃんと前に進まなきゃ。ふぅ〜〜〜〜〜♡ちゅっ♡」
「ッッッ‼︎罔象ぁ‼︎」
耳を舐められたり、息をかけられたり、キスされたりと罔象にいっぱいイタズラされながらも、何とか家族風呂まで到着することが出来た。力とか以前と問題だったな。
「と、到着………」
「ありがとう、竜胆君。これでおあいこね」
そう言って罔象は僕を抱きしめた。やっぱり、罔象には敵わないな。
「入ろっか」
「うん」
僕達は抱き合ったまま、相手の浴衣を脱がせると手を繋いで中に入った。
軽く体を流すと温泉に浸かる。自然と僕の脚の間に罔象が座る。
「ふぅ………朝にお風呂って、やっぱりいいねぇ。すごくさっぱりする」
「そうだねぇ………」
僕は後ろから罔象を抱きしめると、彼女と一緒に外の景色を眺めた。罔象も僕に身を委ねてリラックスしている。
朝から罔象と一緒に温泉に浸かってゆっくりするとは、何とも贅沢な話だ。
罔象はタオルで身体を隠すことなく、一糸纏わぬ姿を晒していた。つい目線が惹き寄せられてしまう。
見惚れるほど美しい身体には、昨夜僕がつけた赤い痕がいくつも残っている。
罔象は僕の視線に気がつくと、こっちを振り向いて僕の頬を指先で突いた。
「ふふっ、竜胆君顔真っ赤だよ?」
「し、仕方ないでしょ………罔象のお風呂入ってるんだし」
「変わらないねぇ、君は」
「罔象は、恥ずかしくないの?」
「う〜ん、恥ずかしいけど………それ以上に………」
罔象は僕の手を優しく握って微笑んだ。その笑顔が僕の心を鷲掴みにする。
気がつけば僕は罔象の身体をそっと撫でていた。しっとりとした柔肌が手に吸いついてくる。
「んっ♡………ちょっと、竜胆君………触り方、ヤラシいよ………」
「あ、ごめん………ッ⁉︎」
すると罔象がいきなり僕と唇を重ねてきた。少しだけ舌を出すと、僕の唇をチロッと舐める。
「ちゅるっ♡………そういう触り方するなら、キスもして欲しい、かな」
「うん、分かった」
僕は罔象の身体を撫でながら、彼女と唇を重ねた。ゆったりと舌を絡めて快感に浸る。
「んっ、れろっ、くちゅ♡………んふぅ、んっ、んはぁ、ちゅるっ♡………んちゅ、ふ、くちゅ、んあっ♡」
罔象の体温が温泉よりも熱く感じる。その熱さが心地よくて、強く抱きしめる。
「んっ♡………竜胆君。そんなに強く抱きしめられたら、色々と、そのんはぁっ♡!そこ、撫でたら、やぁ♡」
静かな温泉にどんどん甘くなっていく罔象の声が響き渡る。
「君がヤラシいこといっぱいするから………胸、熱くなってきちゃった」
罔象は身体の向きを変えると、僕と向かい合って抱きついてきた。
「朝ご飯の前にちょっとだけ、ミルク飲む?」
罔象が自分の胸を優しく揉んで乳首を摘むと、白い母乳が雫となって垂れてきた。
浮いてきた雫を舐めると、甘い味が口に広がる。誘われるように僕は、そのまま乳首に吸いついた。
「んっ♡………竜胆くん………♡」
僕は気が済むまでその味を堪能し続けた。
お風呂から出た僕達は持ってきた私服に着替えた。もうちょっと罔象の浴衣姿見たかったなぁ。
それから朝ご飯を食べて、部屋を出る準備をした。
「いやぁ、やっぱり二日だとあっという間だね」
「仕方ないよ。僕は無くなったけど、罔象は仕事あるし」
「そうだね。よ〜し!それなら、今日を目一杯楽しもう!」
荷物をまとめ終えた僕達は、女将さん達に見送られながら旅館を後にした。
「それで、これからどうするの?」
「えっとね、ゆっくりと帰りながら色んな所に行こうかなって思ってるよ。どうかな?」
「いいね、そういうの」
予定決めて行くよりも、フラフラと色んな所に行く方が好きだ。
そんなわけで僕達は一応は家を目指して進みながら、何か面白そうな所があれば寄り道して楽しんだ。
分や東風のお土産も買って、公園で遊んだり、たまたま見かけた展覧会に入ってみたり、小物屋で罔象のお店に良さそうなものを選んだりした。
そんな事をしていれば、時間はあっという間に過ぎていく。
日が傾いて夕焼けが眩しくなってきた時に、僕達は『Cafe Red Poppy』に着いた。
「到着、っと………あぁ、たくさん遊んだね!楽しかったぁ!」
「一日でこんなに色んな所に行ったの久しぶりだったな。たまにはいいもんだ」
「それならさ、来週の花火大会、一緒に行かない?」
「へ?いいけど、
「え?そうなの?あの子ったら、まったく………」
昨日からずっと罔象といるのに、会話が途切れる事が無かった。
「さてと、それじゃあ僕はこの辺で」
車から降りた僕は、荷物を持って帰ろうとした。情けないが、罔象の離れるのが少し名残惜しく感じてしまった。
その時、罔象が僕の手を掴んだ。
「? 罔象、どうかした?」
「その………せっかくなら、ウチに寄っていかない?一緒にコーヒー飲もうよ」
「え?でも、明日のお店の準備とか………」
「そこまで時間はかからないから大丈夫だよ。それに………竜胆君と、もうちょっとだけ一緒にいたい、かな」
罔象の言葉に心がじんわりと熱くなってくる。
「それなら、ちょっとお邪魔しようかな」
「うん!それじゃあいつも通り私の部屋で」
というわけで一緒に『Cafe Red Poppy』に入り二階に行こうとしたが、罔象が僕の手を掴んだまま離してくれない。
「ねぇ、竜胆君………また、旅行行こうね」
静かで小さな声だったけど、その言葉はちゃんと方に届いた。だから僕は一言。
「うん」
お互い見つめ合うと軽く笑った。こういう時間が楽しくて、僕は罔象と一緒にいるんだろうな。
「また二人で行くか」
「う〜ん、二人じゃないかもね」
そう言って罔象は僕との距離をグッと縮めてきた。掴んでいる僕の手をそっと自分のお腹に触れさせた。
「
その意図を察した瞬間、顔が一気に熱くなった。
「え、あ、えっと………う、うん………」
「ふふっ。それじゃあ、部屋で待っててね。あなた♡」
罔象は僕に軽くキスすると、キッチンの方へと向かっていった。オトナの笑顔にクラクラしてしまう。
こうして僕達の新婚旅行は幕を閉じた。
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