「罔象、それって………」
「り、竜胆君。そんな、ジッと見ないで………」
部屋の中で何故か制服を着ていた罔象は、恥ずかしそうに身体を隠した。
いつも大人っぽい服しか着ない罔象が、高校の制服を身につけて立っている。
大人が着る制服がどんなものか知らなかったが、それはとんでもない破壊力を秘めていた。
少しだけ制服のサイズが小さいからか、起伏の激しい罔象の身体が制服を押し上げている。
特に胸周りはブレザーを着ていてもキツいのが分かる。スカートも短いようで太ももがチラチラ覗いている。
自分の彼女の制服姿、なんとも煽情的で艶やかな姿だ。
しかもこの制服は………
「それ、ウチの学校の制服、だよね」
「うん。そうだよ」
どうやら罔象はウチの学校出身らしい。初めて知ったな。
罔象が着ている制服は、今日僕が卒業した高校の制服だった。東風の姿を見て最後になるかと思っていたが、まさかここで見る事になるとは。
僕がジッと見てる事が恥ずかしかったのか、罔象が身を縮めさせてわたわたし始める。
「えっと、その………なんかノリで着ちゃったんだけど、こんな大人が着ても似合わないよね!変なもの見せちゃってごめん、今着替えるから、ひゃッ⁉︎」
僕は興奮のあまり罔象を抱きしめた。罔象の首筋に顔を埋めて小さく呟く。
「すごい………可愛い………!」
着替えさせないとばかりに、僕は罔象を強く抱きしめる。本当ならこのままベッドに押し倒したいくらいだ。
「そ、そうかな?久しぶりに着てみたけど、大人になってから制服着るのってすごい恥ずかしいね」
罔象はモジモジしながらも僕の体に腕を回した。お互いの体温を共有して温もりを分かち合う。
「けど、何で制服引っ張り出してたの?」
「さっき竜胆君が、私の学生の頃気になるって言うから………」
「え?あぁ………」
僕はどんな学生生活を送ってたのかが気になっただけであって、罔象の制服姿を見たいと言ったわけではないんだけど。
まぁめちゃくちゃ可愛いから、すごい得した気分なんだが。
「それにしても、よく制服なんて持ってたね。残しておいてたの?」
僕が尋ねると、罔象は少しだけ身体を震わせて俯いた。
「………残してた、というよりも………捨てられなかったんだ。捨てようとするたびに、あの時のことが蘇ってきて」
『あの時のこと』とは何かを、僕は罔象の暗い声音で瞬時に察した。
そうだ、罔象が酢漿草 木偶に逆恨みで大切な人達を殺されたのは高校生の時だった。
「学校で告白された時も、あの人の家に呼ばれた時も、私はこの制服を着てたから。思い出しちゃうんだ、あの時の恐怖が。だから捨てられなくて」
「罔象………ごめん、嫌なことさせちゃったかな?」
「ううん、大丈夫だよ。君に褒めてもらって、すごい嬉しかったし」
罔象は笑顔を作るが、少しだけ無理をしているのが伝わってきた。それだけ深い恐怖を植え付けられているのだ。
たとえその本人が死んだとしても、その恐怖は消えることはないだろう。
僕は罔象を抱きしめたまま、彼女の頭を優しく撫でた。罔象が顔を上げる。
「竜胆君………?」
「なんか、制服姿の罔象が子供っぽくてつい、ね」
僕が戯けて肩をすくめると、しばらく呆然とした罔象がプッと噴き出した。
「もう、自分だって制服じゃん!人の事子供扱いしちゃって!」
「
頬をつねられて縺れ合うように僕達はベッドに倒れ込んだ。間近で見つめ合うと罔象が微笑んだ。
「竜胆君、ありがとう」
「別に。大した意味は無いよ」
「このぉ、素直じゃないんだからぁ」
僕達は見つめ合い唇を重ねた。罔象の柔らかい唇を割り開いて、彼女の口腔内に舌を侵入させる。
「んちゅ♡………れろっ、んんっ♡くちゅ、んっ、ちゅぱっ♡!あむっ、んっ、れろっ、ふぁ、んちゅ、んん〜〜〜♡!」
ベッドの上で蠢くようにして僕達は絡み合った。舌先で罔象の口腔内を確かめるように舐めると舌をなぞる。
「ぷぁっ♡!………竜胆君ったら、そんなにヤラシいキスするからシたくなっちゃったよ」
「それならさ、このままシてもいいかな?」
「このままって………制服で、ってこと?」
僕が小さく頷くと、罔象は少しだけ迷ったが頬を赤く染めて目を逸らした。そして髪を解く。
「それじゃあ、卒業祝いってことで………いいよ」
罔象は僕の頬に手を添えると、引き寄せて唇を触れさせた。唾液を交換するように深く絡み合う。
そして僕は罔象のブラウスに手を伸ばした。彼女の目を合わせながらボタンを一つ一つ外していく。
厚手のブラウスを脱がすと、僕は唾を飲み込んだ。
「あの、み、罔象。その………胸、すごいことに………」
「い、言わないでよ………」
腰回りや腕は特に問題無さそうなのだ。しかし豊満な胸が服を内側から押し上げて、胸周りだけがキツくパンパンになっている。
はち切れそうなほどに押し広げられた制服は、ボタンの間から中が見えており、罔象の青いブラが覗いている。
しかもシャツは白いので内側が透けて見えてしまう。
「高校生の時から大きくなっちゃってるから、上手く収まらなくて………」
僕は大人が制服を着るというのがどういうことを示すのか、改めて突きつけられた。
清楚な印象なはずの制服が、何とも淫らな姿へと変わり興奮が掻き立てられる。
「ボタン、外していい?」
「………うん」
キツそうになりながらもなんとか留まっているボタンをそっと外していく。
上半分のボタンを外すと、内側から押し上げていた胸が姿を現した。余程キツかったのか、ブラに包まれた胸が揺れている。
さらにブラに手をかけて軽く引っ張った。ブラが捲られて形の整った胸が剥き出しになる。
服を着ているためか、いつもよりも胸の大きさが強調されている。赤いリボンがそこに彩りを加える。
「や、あぁ………胸だけ出てるの、すごいヤラシくて、恥ずかしい………」
僕に見られて興奮しているのか、胸の先が硬くなっている。
罔象は恥ずかしさから胸を隠そうとするが、その前に僕が彼女の腕を押さえて止めた。
真っ赤になっている耳を甘噛みすると囁いた。
「艶やかで、綺麗だよ」
「ッ⁉︎そ、そんなつもりじゃ、んあっ♡!はぁ、んっ!あぁ♡」
舌先で罔象の首筋をなぞると、そのまま下に向かっていく。鎖骨の辺りを舐めて双丘を登っていく。手でも撫でてその感触を味わう。
滑らかで柔らかい肌は手に吸い付くようで、身を委ねたくなるほどだ。
胸を捏ね回して硬くなっている乳首を摘むと、そこから白濁とした玉の雫が浮かび上がってきた。
微かに香る甘い香りに吸い寄せられて、浮かんでいる雫を舐めとった。予想を裏切らない程よい甘味を感じる。
「罔象、もっと母乳飲むよ」
「うん。舐めるだけじゃいやぁ、いっぱい母乳搾ってぇ♡ はぁ、あっ♡んんっ♡!ひゃあッ♡!」
少しだけ張っている胸を揉みほぐしながら、乳首に吸いついた。溢れ出してくる母乳を飲んでいく。
「はぁっ♡やぁ、んあっ♡!あぁ♡吸われるの、気持ちいい、んんッ♡!」
「ッ、ふぅ………罔象の母乳、すごく美味しい」
「んんっ、はぁん♡!りんどぉ、君ッ………ひゃあっ♡!んあぁッ♡!」
罔象は僕に抱きしめられて、腕の中でビクビクッと身体を跳ねさせている。艶のある声が部屋に響いた。
胸の先から止めどなく母乳が噴き出して、量も多くなっていく。甘い液体が口の中を潤していった。
罔象を後ろから抱きしめて胸を掬い上げると、耳を舐めながら母乳を搾った。鷲掴みにすると指の間から柔肌がはみ出る。
胸の先を強めに摘むとビューッと母乳が噴き出して、シーツに降りかかりシミができた。
罔象は全身が震えていて、何とか快感に耐えている様子だ。舌を出して息が荒くなっている。
「ひゃっ♡!あぁッ♡!りんどぉくん!それ、ダメぇッ♡!ひゃんッ♡‼︎そんな激しくしちゃ、んあぁッ♡‼︎やぁ、イッちゃ、うぅッ、んんッ♡‼︎」
「罔象………可愛いよ」
トドメとばかりにカプッと罔象の首筋に吸いついて、むにゅんと胸を掴み乳首を摘んだ。
「ッッッ♡⁉︎やぁッ、イくぅッ♡!んああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡‼︎」
胸だけで絶頂に達した罔象が、身体を弓なりに仰け反らせた。髪を振り乱して甲高い嬌声をあげる。
胸の先から白濁の母乳が噴き出し、弧を描いてパタパタとシーツへとかかる。
僕は罔象の首筋に痕をつけると唇を離した。それと同時に罔象は脱力して、僕に身を預けた。
「はぁっ、はぁっ♡………りんどぉくん♡みるく噴くの、気持ひいぃ………♡ねぇ、ぎゅ〜ってして♡」
「もちろん。ぎゅーっ」
罔象を抱きしめて密着すると、僕達は唇を触れ合わせた。絶頂に達した罔象を労わるように彼女の舌を優しく弄ぶ。
「んちゅ、れろっ、ふぁ♡あむっ、ちゅるっ、んっ、ふぅ、んぁ、ちゅっ♡んっ、ちゅっ♡ちゅっ♡んん〜〜〜♡」
息がまだ荒いので長くキスするのはやめて、啄むようなキスを楽しんだ。
「ぷぁ♡母乳、味わってくれた?」
「うん。けど、もっと欲しいな。罔象の色んな味を」
「へ?ひゃんッ♡⁉︎」
僕は手を伸ばして罔象の太ももに触れた。脚のつけ根へと手を滑らせると、罔象が可愛らしい声をあげる。
僕の触れた太ももは、ぷにぷにした柔らかさの中に湿り気が混じっていた。よく見ると太ももはその奥から湧き出す蜜に濡れている。
蜜を指で拭うと、さらに奥へと手を進めた。罔象の足元のシーツは、周りよりもシミが濃くなっている。
「罔象、こっちも、いいかな?」
「………うん」
罔象の了承をもらうと、僕はすぐに触れるのではなく罔象のスカートを捲った。普通なら出来ないことをしているという事実が、より興奮を高める。
ブラと同じ色の下着は秘所をたしかに隠しているものの、そこから湧き出る蜜に塗れてピッタリと貼りついていた。
「胸触っただけで、もうこんなになってるんだ」
「竜胆君が私のことジッと見るからだよ。あんなに見られたら期待しちゃうもん」
僕は唇を触れさせて罔象をベッドに寝かせた。その様子を見て罔象が首を傾げた。
「竜胆君、今日はいつもみたいにガツガツしてないね」
「え?僕いつもそんなにガツガツしてる?」
まぁ、たしかに最近は色々と理性が働かないこともあるけどさ。それなりに自制してるつもりなんだが。
それに………
「もしかして、私の昔のこと気にして我慢してたり、してる?」
心の内を見透かされて、僕の心臓が跳ね上がった。バツが悪くなり目を逸らす。
「その、自分で頼んどいてアレなんだけど………強引にシちゃったら、昔のこと思い出させちゃいそうで。無理にさせても悪いしさ」
制服を見るだけで怖くなってしまうほどだ。人が違っても怖いものは怖いだろうし。
罔象に傷ついて欲しくない、嫌な思いはさせたくない。だから極力強引にはしないように気をつけてはいた。ちょっとあからさますぎたかな。
「竜胆君………もう!」
罔象は僕の肩を掴むと自分に引き寄せた。優しく抱きしめて手を繋ぐと耳元で囁いた。
「ありがとうね。でも、竜胆君は木偶さんとは違う。竜胆君が優しいことも、私を大切に思ってくれてるのも、ちゃんと分かってるから」
「罔象………けど………」
「竜胆君は気にしすぎだよ。そりゃ嫌なことも思い出しちゃうけどさ、そんなの吹き飛ぶくらいに、私は竜胆君のことが大好き♡」
罔象は僕の頬に唇を触れさせた。
たしかに少し気にしすぎたのかもしれない。罔象が求めてくれるなら、僕だって罔象を求めたい。この気持ちが抑えられるわけがない。
「それにたとえ嫌なことも辛かったことを思い出しても、そんなもの塗り潰しちゃうくらいの思い出を、私は作っていきたいな。私の新しい家族と一緒に」
罔象の言葉に僕の心が溶かされていく。湧き上がっていた欲望と愛おしさが混ざり合い、意識せずとも口が開いた。
「うん、僕も罔象の事大好きだよ。だからその制服についた嫌な思い出も、僕が全部塗り替える」
「ふふっ、それじゃあ今夜は激しく可愛がってね。竜胆君♡」
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