※この作品はR-18です。

どことなく壊れていて、どことなく甘い生活   作:MC RAT

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第253話 泥酔

「んッ♡!」

 

 二人共ソファーに倒れ込むと、唇を触れ合わせた。罔象が僕の脚の上に乗り向かい合う。

 お互いに身体が火照っているせいか、体温がじんわりと馴染んで心地いい。

 唇を離すと、罔象は僕の頬を撫でて微笑んだ。

「竜胆君、キス気持ちいい?」

「うん、気持ちいい」

「じゃあもう一回」

 今度は深く唇を重ねる。舌を伸ばして、互いの口腔内をじっくりとなぞっていく。

 

 罔象の唇の感触を味わいながら、彼女の服の中に手を滑り込ませた。

 柔肌を撫でながら服を脱がせて、ブラに押さえつけられた双丘を露わにさせる。

 レースの入ったおしゃれで薄いブラだからか、抱き合った時の刺激で母乳が滲んで濡れている。

「罔象、もしかして最初から………」

「………いくら何でも、酔っただけでここまでしないよ。本当は君から襲って欲しかったんだけどねぇ」

 

 結んだ髪をほどき軽く唇を触れ合わせると、罔象は腕を大きく広げて抱きついてきた。

「ぎゅ〜〜〜〜〜っ♡!」

 彼女の温もりに酔いしれていると、突然首筋を舐めてきた。ゾクッと快感が走り、視線が交錯する。

「どう?襲いたくなるかな?」

「………襲う」

「やったぁ♡」

 

 微笑む罔象の腰を抱き、下着の上から胸を鷲掴みにする。

 頬に唇を触れさせてから、胸の谷間に顔を埋めた。

「はぁ………やっぱりいい匂い」

「んあッ、んんッ♡!もう、くすぐったいよぉ。そんなに母乳飲みたい?」

「うん………それに、いっぱい好きって伝えたいから………」

「そっかぁ、ありがとうね。嬉しい〜♡」

 ふにゃふにゃになりながらも、罔象は僕の頭を撫でた。

 その心地良さに浸りつつ、胸を優しく揉みしだく。愛しい人の感触に手が止まらない。

 興奮と酔いで体温はどんどん増して、くらくらしてくる。

 

「はぁ、んっ、あッ♡!はぅ、ふぅ、り、竜胆君、んッ、んんッ♡!」

 罔象の吐息に甘い声が混じってきた。

 張っている胸からは止めどなく母乳が噴き出て、じんわりとブラを濡らす。

 段々と声が高くなってきた罔象は、堪らないとばかりに僕の耳を甘噛みして囁いた。

「ねぇ、どこから母乳が出てるか当ててみてよ」

「………当てて、どうしたいの?」

「そこを、いっぱいイジめて欲しいの………♡」

 

 酔いが僕達の欲望をどんどん剥き出しにしていく。

 求められるままに、膨らみの上で指を踊らせる。

 感触を確かめるようにじっくり撫でると、確かに分かった。

 双丘にそれぞれ一点、ぷっくり膨らんで硬くなっている箇所がある。

 周りよりもよりじっとりと濡れていて、なぞれば奥から響く心音が高鳴る。

 はっきり伝わるように、その箇所を押し込んだ。

「ここでしょ」

「んんッ♡⁉︎」

 その瞬間、罔象は一際大きな声をあげて、噴き出してきた母乳が指先を濡らした。

 快感に体を震わせながら、罔象はにっこりと笑う。

「えへへっ、せーかい♡」

 妖艶とも見える笑顔に、興奮のボルテージは上がりっぱなしだ。

 濡れた双丘を掬うと、下着の上から硬くしこった一点を何度も引っ掻いた。

「はぁっ、はぁっ、ひゃッ、あッ♡!そんな、んんッ♡!カリカリしちゃ、んあぁッ♡!また、母乳出ちゃうからぁ、ひゃあッ♡!」

 強い刺激を与えられて、ブラのシミがどんどん広がっていく。

 それと同時に罔象も興奮しているのだろう。息が荒くなり腰を揺らしている。

 

「ねぇ、下着の上からじゃもどかしいよぉ。直接触ってぇ♡思いっきりむぎゅむぎゅしてぇ、いっぱい搾ってぇ♡」

「うん………!」

 罔象の背中に手を回してホックを外し、ブラを脱がせた。

 揺れながら剥き出しになった胸は白濁の母乳に塗れていて、閉じ込められていた独特な甘い匂いが僕達の周りに漂う。

 上から触って気づいた通り、膨らみの頂点は硬くなっていて、今もなお乳液が滴っている。 

 そこを指先で摘み双丘を鷲掴みにすれば、さらに母乳が何本かの線となって噴き出した。

「んんッ♡‼︎………ふふっ、ジッと見ちゃって。すごい飲みたそうだね♡」

「罔象の母乳………大好きだから、飲みたいよ………」

 止まることのない母乳の噴水は、辺りに飛び散りシミを増やす。

 その様を見ているだけで、不思議と身体が母乳を求めるように喉が渇いてくる。

 

「竜胆君、おいで♡」

 蕩けた罔象の誘いに我慢など出来るわけもなく、僕は右胸の先にしゃぶりついた。

 手加減出来る余裕もなくて、吸い付くようなモチモチの感触を楽しみながら、溢れ出る母乳を吸い上げる。

 甘味が口いっぱいに広がって喉が潤されていく。

「んん〜〜〜〜〜ッ♡‼︎はぁっ、はぁ、んあぁッ♡!す、すごいぃ、いっぱい噴いて、ひゃあぁぁッ♡‼︎」

 刺激を強くすればするほど、罔象は体を跳ねさせながらも、離すまいと僕を抱き締める。

 今度は左胸だ。同じように揉みしだいて噴き出す母乳で渇きを満たす。

「はぁっ、はぁっ♡………どう、酔い醒めた?」

「分からないけど………ありがとう」

 何なら興奮したおかげなのか、もっと頭がフワフワしてる気がする。

 それでもこうして触れ合ってる事が嬉しくなって、また罔象を抱き締めた。

 優しく頭を撫でると、嬉しそうに喉を鳴らす。

「んん〜〜〜♡なでなでされるの好きぃ〜♡」

 紅潮した頰は緩んでいて、半開きになった口から犬のように舌が見えている。

 お互い甘えることも甘えられることも嬉しくて、ただ愛しい人と絡み合える喜びで満たされる。

 

「よしよし、可愛いなぁ」

「ふふ〜ん♡ありがとう〜!」

 上機嫌の罔象はまるで子供みたいだ。

 べったりと密着してくると、僕の服の中に手を入れて捲り上げようとする。

「ほらぁ、竜胆くんも服脱いでぇ♡密着しよ?」

「それなら、ベッド行こうよ」

「うん♡!」

 僕達はソファーから立ち上がり、抱き合いながら唇を重ねる。部屋の明かりを消し、ベッドに身を沈める。

 罔象は僕のパーカーとシャツを脱がせると、胸板にキスをした。さらに舌を這わせてじっくりと攻めてくる。

「んっ、れろっ♡どぉ、気持ちいい?」

「うん………もっとして欲しい」

「えへへ〜っ♡きもちよさそ〜♡うれひぃ〜!」

 若干滑舌が怪しくなりながらも、ニコニコ笑って密着する。

 お互いにズボンも脱いで下着姿になり、愛撫で快楽を高め合った。

「んっ、あぁっ♡!竜胆くん、いつも脱がせ方エッチだよねぇ」

「そう?」

「身体撫でながら脱がせるだもん。すっごいゾクゾクする♡」

 それを言うなら罔象だって同じだ。温かくて、優しくて、こうして抱き合ってるだけで興奮が高まる。

 

 ベッドの上で抱き合いながら、愛撫は激しくなっていく。

 やがてただ撫でるだけでは満足出来なくなり、僕達は相手の下腹部へと手を伸ばす。

「竜胆君のココ、酔ってるのにすっごい硬くなってるね」

「罔象だって、びしょびしょになってる。もっと溢れてるじゃん」

「んんッ♡!竜胆君が弱いトコばっかイジるから、はぁんッ♡!す、すぐイッちゃいそぉ、あぁッ♡!」

 相手の性器を弄り合って、互いの興奮を分かち合う。淫らな水音が徐々に大きくなっていく。

 罔象は子犬のように僕の首筋を舐めながら、しなやかな指で僕のモノを激しく摩る。

「くっ!………罔象、あんま激しくすると、僕も限界ッ………!」

「ひゃッ、んッ♡!わ、私も………でも、このままイッちゃったら、もったいないよねぇ♡」

 どうやら考えてることは同じみたいだ。

 酔いが回ってるせいか、触れ合うことの幸福感はずっと高い。このまま二人で繋がり、共に果てれたら、どれほど心地いいか。

 

「ねぇ、私が上でもいい?」

「してくれるの?」

「うん!」

 罔象は僕と体勢を入れ替えると、僕の上に跨り腰を浮かせた。秘所から溢れ出た蜜が太ももから滴っている。

「私ばっかり気持ちよくなるだけじゃ嫌だし………繋がって、一緒に愛し合おう♡」

 僕のモノを扱きながら、自分の入り口へと当てがった。それだけでも気持ちよくなって、腰が震える。

 そして手を繋いで罔象は腰を落とした。僕のモノがゆっくりと罔象の中へと飲み込まれていく。

「あっ、あぁぁッ♡‼︎竜胆くんの、暴れてぇ、んんッ♡‼︎すごい擦れてる………!」

「くっ!………罔象、それヤバい………!」

 先程から何度も軽く絶頂に達していたことで、罔象の膣内は痙攣していた。そして僕を迎え入れたことでさらに波打つ。

 おかげで僕も、腰がビクビクッと跳ねて抑えられない。

 僕のモノが全て飲み込まれると、罔象は震えながら熱い吐息を漏らす。

「はぁ♡………竜胆くん、顔がとろ〜んってしてる。可愛い〜!」

「罔象だって、興奮してるの分かるよ。すごい、締めつけてくる」

「それじゃあ、もっと気持ちよくなっちゃおうかな♡」

 僕と手を繋いだまま、ゆっくりと腰を揺すり始めた。

 酔いが回ってるのか又は興奮しているのか、笑っている罔象の腰の動きはすぐに激しくなる。

 

「あっ、はぁっ、あぁッ♡!すぐ、気持ちよくなってぇ、んんッ♡!腰ぃ、止まらないぃ、あぁッ♡‼︎」

 酔いで気分が高揚した罔象は、すぐ跳ねるように僕に腰を打ちつけるようになった。

 それに合わせて胸が上下に弾み、興奮に耐えきれず母乳が撒き散らされる。

 僕のモノが罔象の奥を突く度に、ベッドが軋む音と生々しい水音が混ざり響いて、絡み合う熱量を物語っている。

 その内それだけじゃ物足りなくなり、僕も腰を突き上げて攻め始める。

「ひゃんッ♡!奥に、響くぅ、はぁんッ♡!ねぇ、ちゅ〜ってしてぇ♡私もぉ、竜胆くん、飲みたいよぉ♡!」

 

 腰をぶつけ合いながら唇を重ね、罔象は強く吸い上げた。僕の唾液が口移しで受け渡される。

 ごくっと喉を鳴らして、罔象はそれを飲み込んだ。

「ぷはぁっ♡!はぁ………美味しい♡」

 

 罔象の一挙一動が艶やかで可愛らしくて、愛おしい。

 お酒のせいで理性の緩んだ僕達の興奮は、いつもの何倍も高まっている。そしてそれを堰き止める羞恥も遠慮も薄れていた。

「はぁ、はぁっ!罔象、もうヤバ、い………!」

 僕は自分のペースなんて考える余裕も無くなり、罔象を攻め立てた。

 揺れ弾む胸を痕がつくほど捏ねまわして吸いつき、溜まっている母乳を噴き出させる。

「あはぁッ♡‼︎私も、イキそぉ、あぁッ♡!あッ、あッ、あぁッ♡‼︎からだぁ、あつくてぇ♡!あたまぁ、おかしくなるぅッ♡‼︎」

 罔象は黒髪を振り乱して、ひたすら快感を与えては貪る。

 淫らな身体を見せつけるように反らせて、膣内で僕のモノを扱き、可愛い鳴き声をあげる。

 やがて絡み合う相手の感触しか感じなくなり、愛し合う二人の音以外聞こえなくなる。

 そして、情けないほど早く僕達の限界は来てしまった。

 

 

「罔象ぁ、────────ッ‼︎」

「ひゃあんッ♡⁉︎イッ、くぅッ♡!んあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♡‼︎」

 弾む胸の谷間に顔を埋めると、腰を強く突き出した。罔象も僕を抱え込み背中を仰け反らせる。

 共に身体が大きく跳ねて、激しく締めつける彼女の最奥目掛けて精が注がれる。

「んん〜〜〜〜〜ッ♡‼︎やぁ、イくの、止まらな、あぁぁ〜〜〜〜〜ッ♡‼︎」

 プシュ───────ッ!

 罔象も絶頂の証のように母乳が飛び散り、結合部からは透明な潮が噴き上がった。

 飛び散った飛沫が罔象の身体を濡らして、月明かりと共に彼女を艶やかに彩る。

 咽せ返るような罔象の甘い匂いに興奮が止まらない。

 頭の中が真っ白になる程の快楽を分かち合い、僕達はドロドロに溶け合った。

 

 

「罔象………気持ち、よかったぁ………」

 ようやく吐精が収まり絶頂の余韻に飲み込まれると、僕達は抱き合ったまま脱力した。

 ゆっくりと自分のモノを引き抜くと、注いだ精が秘所から溢れ出てくる。

「あぁッ♡!すごい出されちゃったぁ♡お腹の中、熱いぃ………♡!」

 心地よい倦怠感と熱に包まれて、頭の中がフワフワしたままだ。

 視線を落とすと、罔象の胸からはまだ母乳が滴っており、膨らみの上を滑っている。

 白濁の雫を舐め取って、さらに求めるようにゆっくりと母乳を吸い上げる。

「んんっ♡!イッたばかりで敏感なのに、あぁッ♡!」

「美味しいから………もっと、飲みたい」

 罔象の体温を、感触を、味を、失いたくない。

 そんな甘える子供みたいな僕を受け入れるように、そっと背中を撫でてくれる。

「仕方ないなぁ。いいよ、いっぱい飲んでね♡」

 

 

 母乳で喉を潤して罔象と見つめ合う。

 優しく、蕩けていて、愛しむような瞳。

 微笑む罔象と唇を触れ合わせると、縋るように抱きしめて問いかける。

「罔象。僕は………家族になって、よかったかな?」

 感情が高まり、愛情や幸福と共に不安も漏れ出てきた。

 自分で何言ってるんだと思ったが、罔象は揶揄うことなく身を預けてくれる。

「そうね。無愛想だし、自由だし、ちょっと怖いけど………真面目で優しい、自慢の旦那さんだよ」

 荒く息を吐きながらも、罔象は僕のおでこに唇を触れさせる。

 抱き合ってるからこそ分かる。絶頂の波が退いても、僕達の心音は高鳴ったままだ。

 この高鳴りは、決して性欲だけじゃないはずだ。

「そっか………大好き」

「私も、だ〜いすきぃ♡」

 

 

 これだけの想いを伝え合い、一回の交わりでそれを全て証明できるわけがない。

「ねぇ………僕、まだ足りないかも」

「うん、私も………もっと竜胆くんで満たされたいなぁ………♡」

 僕達の熱はまだ冷めない。身体が触れ合い、二人の鼓動が重なり高鳴る。

 今度はよりじっくりと………

 再び絡み合おうと相手の腰に腕を回す。

 

 

 互いに貪り合おうとしたその瞬間、罔象の身体がフラついて倒れた。

 

 

「あれぇ?」

「罔象?」

「なんかぁ………動かないよぉ………」

 消えそうな声で呟いて、虚な目で僕を見上げる。

 そうだ。激しく動いたことで一気にアルコールが体に回ったんだ。元々お酒強くなさそうだし。

 

 それを理解して気が緩んだのだろう。僕も力が抜けてしまった。

 身体が重くなりベッドに倒れて、起き上がれなくなってしまう。

 どうやら僕もあまりお酒は強くないみたいだ。その上一度果てて、体力もごっそり減ったのだろう。

「僕も………」

 これ以上は無理のようだ。せめてもの足掻きとして手を繋ぐ。

 繋がることは出来なかったが、こうして触れ合うだけでも心地いい。彼女の温もりに安心する。

 罔象もそうなのか、繋いだ手に頬擦りした。

 

「温かいねぇ」

「………うん」

「おやすみぃ………」

「おやすみ」

 その言葉と共に意識がスーッと体から抜け出して、瞼が重くなる。

 大人になっても変わらない。

 僕達は寄り添い合って、目を閉じた。




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