「それじゃあ、しますね」
「うん………優しく、してね」
僕はまず胸を隠していた雛罌粟さんの手を退けた。ワイシャツから透けた胸が見える。
その姿に僕は目を奪われた。普段僕が着てるものでも、着る人によってはこんなに艶やかになるんだな。
「そんな目で見ないでよ…………昨日あんなに見てたじゃん」
「それは……………いつ見ても綺麗ですし」
はぁ、また言っちゃった。こういう時本音がポロッと出るの何とかしたいな。
「ッ‼︎そ、そういう言い方は………まぁ嬉しい、けど」
僕は雛罌粟さんに覆い被さって、彼女の胸に手を伸ばす。初めてってわけでもないのに緊張するな。
僕がワイシャツの上から雛罌粟さんの胸に触れると、指は肌のハリによる抵抗を受けつつ、むにゅっと沈んでいった。暖かくて何にも例え難い柔らかさがある。
たしかに胸は少しだけ張っているように思える。ちゃんと搾れるかな?
「んんっ!」
雛罌粟さんは僅かにピクッと跳ねた。その反応に僕は引き寄せられていく。
それから指先で軽く胸をイジっていく。僕は雛罌粟さんの胸の感触をただ味わっていた。柔らかくて弾力がある。
「はぁん……んんっ、はぅっ………ひゃん!あぁ、んあっ………ひゃうっ、あっ!」
雛罌粟さんは僕が胸の上で指を這わせるたびに、可愛らしい嬌声をあげている。
僕は僅かに目線を上げると雛罌粟さんと目が合った。
お互いジッと見つめ合った。そうしているうちにお互いの顔が、ゆっくりと近づいている。でも僕達はそんな事気がつかず無意識だ。
雛罌粟さんの熱っぽい視線から目を逸らせない。僕の体が彼女を求めている。
そして僕達は唇を重ねようと…………
「って、コラコラ!」
その瞬間、ハッとした雛罌粟さんの手が僕の口を塞いだ。
「今は、その………シてるわけじゃないんだし、というか朝はシないって決めたし。とりあえず…キスは無し。それやったら私………止まれなくなっちゃう」
「あ……………はい」
それは雛罌粟さんに限らず、僕もそうだ。というか、今お互い無自覚にキスしようとしてたな。
「今は、その………搾るだけ。キスは………後でいっぱい、しよ?」
「…………はい」
僕は頷くと再び雛罌粟さんの胸に触れた。今度は手のひらで握るように、ギュッと揉んだ。
「はぁっ!」
さっきよりも強い刺激によって、雛罌粟さんは身体を跳ねさせる。一々反応が可愛すぎる‼︎
それに興奮した僕は、手に込めた力を強くする。いよいよプシッと母乳が噴き出てくる。それはワイシャツを通って僕の手にかかる。
僕は手にかかった母乳をペロッと舐めた。……………甘い。
その甘さが僕も頭をボーっとさせる。もっと欲しい。
僕はワイシャツも脱がさずに、ひたすら雛罌粟さんの胸を揉みしだいた。ワイシャツ越しでも伝わってくる熱と柔らかさが心地よい。
「んんっ…はぅっ……あっ、はぁっ!ちょ、あんっ……待っ……ひゃうっ…んあっ、はぁんっ……!ワ、ワイシャツ…あっ、んんっ…脱ぐ、からぁッ……ひぅっ、やぁっ……ッッ‼︎……はぁっ……くぅっ……ひゃんっ!」
それから数分間、僕はずっと雛罌粟さんの胸から母乳を搾っていた。
胸を刺激するたびにブシュッブシュッと母乳が噴き出て、それはワイシャツを濡らしながら僕の手にかかってくる。
左胸にはポケットがあったが、そんなの関係ないようだ。母乳せいでワイシャツはピッタリと胸に張り付いている。
僕は胸全体から、その先端の赤くなっている乳首の方へと狙いを絞った。
完璧に濡れて硬くなってしまっているそれは、ワイシャツから一段と透けて見えて主張してくる。
僕はそれをワイシャツ越しに軽く押し潰すとギュッと摘んだ。
「ッッッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜⁉︎⁉︎」
その瞬間雛罌粟さんは身体をビクンッと跳ねさせた。摘んだところからビュ───ッと母乳が飛び散った。
ワイシャツの胸周りはもうびしょびしょで、胸がはっきりと浮き出ている。それでいてそこから甘い匂いが漂ってきた。
興奮の抑えられなかった僕は、雛罌粟さんを抱き上げて身体を起こさせた。
そして前置きも無しに雛罌粟さんの左胸を掴み、右胸に吸い付いた。ワイシャツは脱がさずにそのままだ。
僕は雛罌粟さんを抱きしめるようにして、強く母乳を吸い上げた。すごい勢いで母乳が口の中に溜まっていく。
「はぁん‼︎んああぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ⁉︎⁉︎はぁっ、はぁっ、ひゃっ!ちょ、竜胆君!ダメッ…んん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ⁉︎⁉︎」
雛罌粟さんは顔を隠していた腕を、僕の体に回してきた。僕達は抱き合うようにして、母乳を搾り出す。
さっきよりも格段に多い量の母乳を搾り出されて、雛罌粟さんは身体をビクビクッと震わせている。
僕は吸い付いている乳首を甘噛みしながら、掴んでいる方の乳首もコリコリとイジる。
溢れ出してくる母乳をゴクゴクと飲んでいく。美味しい………もっと欲しい!
「ふわぁっ!もう…ちょ、ちょっと…はぁんっ‼︎ひゃう!…んんっ!優し、くッ……はぁぁぁぁぁぁんッッッ‼︎………やぁっ!んんっ……ひゃっ!んくぅッ!あっ、んあっ、イクッ‼︎〜〜〜〜ッッッ⁉︎⁉︎」
それから雛罌粟さんはずっと震え続けていた。部屋が甲高い嬌声と甘ったるい母乳の匂いに包まれる。
ある程度母乳を搾り出すと、僕は口を離して雛罌粟さんと抱き合った。
雛罌粟さんは僕が母乳を搾っている間に何度もイッていた。身体に力が入らないようで、僕の胸板に寄りかかっている。
「はぁ………はぁ………りんどぉくん………」
雛罌粟さんは顔を真っ赤にしていて、目はトロンとして潤んでいる。口からは唾液が流れていて、外が寒いせいか荒い吐息は僅かに白く見えた。舌は垂れるように出ている。
ワイシャツはもはや胸だけではなく、おへその辺りまでを母乳で濡らしている。吸い付かなかった方の母乳でこうなったのだろう。
その上からサンタ帽が可愛さを添えている。
この人は何で………こうもそそるような事しかしないんだよ!このサンタさん可愛すぎる‼︎
僕は無意識に雛罌粟さんを抱きしめる力を強くした。そしてそっと雛罌粟さんをベッドに横たわらせて、雛罌粟さんに覆い被さる。
そのままワイシャツのボタンを外していった。プチプチ外されるたびに豊満な胸の谷間が見えていく。
僕はボタンを外し終わると、敢えてワイシャツを脱がせなかった。せっかく似合う格好をすぐには無駄にしたくない。
前の方を完全に開くと、豊満な胸がぷるんと揺れた。この動きはいつ見ても目で追ってしまう。
僕は露出した胸にそっと触れると、鷲掴みにした。
手に吸い付くようなしっとりとした肌の感触と何とも言えない柔らかさが、僕の手のひらに広がる。
「ひゃっ⁉︎」
そこから潰すようにして胸を夢中になっめめちゃくちゃに揉みしだく。噴き出てきた母乳が僕の手を濡らしていき、捏ね回された胸は形を変えていく。
ダメだ………胸だけじゃ足りない!
僕は首筋をそっと撫でると、愛撫を始めた。
それと同時に雛罌粟さんの身体に軽く舌を這わせて、そこから全身を舐めて吸いつき始めた。消えかけていたキスマークが再びついていく。
撫でたところを舌で追うようにして舐めていった。
「んんっ!やぁ……はぁんッ!んくぅっ…ひゃうっ……んんっ‼︎あっ…はぅっ……ひゃっ‼︎そ、そこは……ッ、んぁっ‼︎ひゃんっ!はぁっ……んんっ!うぅ……んっ!はぁんっ!ひゃっ……あぁっ‼︎」
雛罌粟さんの肌はしっとりとしていながらもすべすべしていて、蒸れた母乳の甘い匂いがムンムンとしてくる。
首筋から鎖骨に、そこから胸を重点的にイジって母乳を搾ると、さらに下へと進んだ。
脇腹から、おへそをチロチロッと舐めると、既にびしょびしょに秘所に舌を進めた。雛罌粟さんの濃い匂いが漂ってくる。
「ちょ、ストップ‼︎」
すると雛罌粟さんが僕の頭を押さえて止めた。というよりかは身体に力が入らないのか、触れたという方が正しいのかもしれない。
「き、君……ちょっとやりすぎだよぉ……」
そう言って濡れていた秘所をワイシャツの裾で隠した。それが雛罌粟さんなりの抵抗なのだろう。
でも僕にとって、それはただの興奮する要素でしかない。僕は雛罌粟さんをギュッと抱きしめた。
「可愛い………」
僕のボソッと言った言葉に、雛罌粟さんはビクッとした。
「可愛いって…………昨日もそうだけど、竜胆君は……こういうのが好きなの?」
「好き、というか雛罌粟さんだからだと思います」
たぶん他の女性がこういう事しても、ここまではならないと思う。雛罌粟さんだからこそだ。
「そっか………でも、だからってやりすぎ!それ以上するなら私にも考えがあるよ」
雛罌粟さんがジーッと僕を見てくる。
「…………何ですか?」
何となくいい予感はしないんだけど、一応聞いてみた。後顔真っ赤で可愛いから。
「私も君の身体を撫でたりキスマークつけたりする」
雛罌粟さんは僕に身体を預けたまま上目遣いで言ってきた。
「べ、別に………今日誰かと会うわけでもないですし。構いませんが」
正直誰かと会わなくても恥ずかしいからやめてもらいたいんだけど、ここで退くのもちょっと、という事で強がってしまった。
「あ、そう………それなら」
すると雛罌粟さんは僕に抱きついて、身体に腕を回してきた。そして僕の首筋に吸い付いてきた。
それからすぐに、首筋からギュッとした痛みに近い感覚がした。そして雛罌粟さんの細い指が僕の背中を撫でた。
「ッ⁉︎ちょ、雛罌粟さん⁉︎まさか、本当に………」
僕が反応する間もなく、雛罌粟さんは僕の首筋にどんどんキスマークをつけていく。指は背中から脇腹を撫でている。
「くっ⁉︎」
背中にゾクゾクッとした感覚が走る。つい雛罌粟さんを強く抱きしめた。
それでも雛罌粟さんは止まらない。彼女の舌は首筋から鎖骨、胸へと這っていく。生暖かいものが身体を這っていく感覚に、声を抑えるのがやっとだ。
指の力も強すぎず弱すぎずで、気持ちいい刺激が止まらない。
抵抗出来ずにいる間にも、僕の体にはキスマークが増えていく。そこから痺れるような感覚がする。
「ふふっ、これ、やってみるとクセになるかも………」
そう言って雛罌粟さんはクスッと笑った。艶やかな笑みはとても綺麗だ。
「竜胆君は、もう終わり?」
雛罌粟さんは僕の顔を間近に見つめてきた。綺麗な顔立ちに思わずドキッとしてしまう。
「そ、それじゃあ………」
僕は雛罌粟さんの二の腕を撫でると、胸元に吸い付いた。雛罌粟さんの全身を見たくなって、ワイシャツを脱がした。やっぱりこの時は緊張するな。
「んんっ!………ねぇ、ここも…撫でる?その………今舐めるのは……恥ずかしいから無理だけど」
雛罌粟さんは恥ずかしそうに顔を伏せながら、僕の下腹部を見た。そこにはいつの間にか大きくなってしまっている僕のモノが。
「あ…いや、でも………」
「ど、どうせ私のもイジるんでしょ?それなら一緒に………みたいな」
「は、はぁ………でしたら………お願い、します」
誘惑に負けてしまった。でもたしかにさっきまでイジるつもりだったから、何も言えない。
「それなら…触る、ね」
雛罌粟さんはそう言ってそっと僕のモノに触れた。綺麗な指から僕のモノへと刺激が伝わる。
「ッ⁉︎」
強く刺激に身体が軽く跳ねる。それと同時に目に入ってきた雛罌粟さんの裸体に興奮を抑えられない。
するといきなり雛罌粟さんの熱っぽい視線が近づいてくる。それに驚く暇もなく、僕達は唇を重ねた。
しばらくの間そのままでいると、雛罌粟さんは唇を離す。
「もう母乳搾るのは終わり。まだ時間あるし………ね?」
「そう、ですね」
僕達はそっと身を寄せ合うと、再び唇を重ねる。すぐに離すと、雛罌粟さんはポツリと呟いた。
「本番は無し………でも、それ以外の事………たくさんしよ」
「はぁんッ‼︎ひゃっ、んんっ‼︎あむっ!……んぐっ!んあっ、ぐちゅ…んんっ!くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅッ‼︎ぢゅるるるるるるるッッッ‼︎‼︎………ぷはぁっ‼︎………あっ!ひゃうっ!はぁっ、はぁっ!はぁぁぁぁぁぁんッッッ‼︎‼︎」
雛罌粟さんは何度目かになる絶頂を迎えた。腰を浮かせると同時に、秘所からはブシャーッと潮が噴き出る。
僕達はずっとお互いの身体をイジったりキスしたりした。お互い何度も絶頂して、身体中キスマークだらけだ。
シーツには唾液や精液、母乳や愛液がたっぷりと染み込んでいて、なんとも言えない匂いがする。
さっきまでしないようにしていたキスも、今では肌に吸い付く時以外はずっとしている。するたびに唾液の橋がかかり、口の周りはお互いの唾液まみれだ。
お互いに息も絶え絶えで、限界も近い。というか限界までやっては本番を抑えた意味がない。
僕は雛罌粟さんを右横から抱きしめた。そしてそのまま雛罌粟さんと見つめ合うと、舌を絡ませながら唇を重ねた。
「ひゃっ⁉︎りんどぉく…んんっ⁉︎んっ、んぐっ!んあっ……あむっ……れろぉれろぉれろぉッ……ぷぁっ!はむっ、ぐちゅぐちゅぐちゅッ‼︎あぅっ、んんっ‼︎くちゃ……はぅっ、んぐっ!んぁ…くちゅっ……」
お互いの舌が口腔内を犯していく中、僕はむぎゅっと雛罌粟さんの胸を掴んだ。再び母乳が噴き出して、シーツにポタポタ垂れて染み込む。
「むーッ‼︎」
すると雛罌粟さんはどこかに快感の逃げ道を求めたのか、僕のモノを掴んで摩ってきた。余裕がないのか与えてくる刺激に容赦はない。
強く快感が頭に流れ込んでくる。さっきまでイジられてた事もあり、限界は目の前だ。
「ッッッ⁉︎」
快感に耐え切らなかった僕は唇を離すと、胸を掴んでいた右手を秘所へと移動させた。遠慮なく蜜壺を掻き回すと空いた胸に強く吸い付く。
「〜〜〜〜〜ッッッ⁉︎⁉︎イッ‼︎ク〜〜〜〜〜〜〜ッ‼︎‼︎はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ⁉︎⁉︎んあぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッ‼︎‼︎」
「くっ─────────ッッッ‼︎⁉︎出るッッッ‼︎」
僕と雛罌粟さんは同時に果てた。
雛罌粟さんの乳首からは母乳が噴き出して、たちまち僕の口の中を甘ったるい味が満たしていく。秘所からも勢いよく潮が噴き出した。
僕のモノからもすごい勢いで精液が噴出した。さっきよりも強い快感が叩きつけられる。
しかし雛罌粟さんがすぐに手を離してしまったためその快感の逃げ道が無い。
なので自然とイジっていた胸と秘所に力がかかってしまった。
特に胸は左胸の乳首を強く摘み、元々口に含んでいた右胸の乳首にも強い刺激が加わった。噴き出す母乳の量が格段に上がる。
途中からもっと欲しくなり、秘所をイジっていた手を胸に戻して、さらに母乳を搾り出した。
襲ってくる快感の全てを手に流す。そのせいで雛罌粟さんの胸は壊れたかのように母乳を噴き出した。
「ッ────⁉︎⁉︎ッ────⁉︎⁉︎ッ────‼︎‼︎らめぇッ‼︎こ、こわれりゅうぅぅ〜〜〜〜〜〜〜ッ‼︎‼︎」
雛罌粟さんは僕の腕の中で身体を跳ね回らせた。お互い抱き合いながらガクガクッと震える。
それからしばらくして、ようやく力の抜けた僕達はベッドに倒れ込んだ。ベッドに染み付いた匂いがより強く感じられる。
倒れ込んだ僕達は抱き合いながら、お互いを見つめ合って絶頂の余韻に浸った。すごい………気持ちよかったぁ。
本番ではなかったからこそこれで済んだが、本番までシてたら意識は飛んでいただろう。
余韻が退いた後も、僕達は離れる事なく抱き合っていた。お互いの激しい心音と荒い吐息が耳に響く。
雛罌粟さんに満たされている。僕は強くそう感じた。
余談だが、雛罌粟さんがこうなる事を最初から分かっていた事を、僕が知る事はそれから一度も無かった。
激しい絶頂から数分後。僕達は抱き合ってベッドの中で睦言を交わしていた。
「雛罌粟さん、それいつまで被ってるんですか?」
僕は雛罌粟さんの頭の上のサンタ帽を指差した。起きた時からずっと被ってたよね。
「へ?あ…………もう、知ってたなら言ってよ!」
「いいじゃないですか。似合ってますよ」
「そ、そう?………なら、いいけど」
どうやら無自覚で被ってたみたいだ。本当に似合ってる。
「来年はまたちょっと違うクリスマスを楽しみたいね」
「そうですか?僕は昨日みたいな感じの方が好きですよ」
二人で雛罌粟さんのクリスマスディナーを食べる。僕はそっちの方が好きだな。
「え⁉︎そ、それって………昨日みたいな格好がいいって事?」
「ち、違いますよ!夕ご飯の話です!」
まぁ、あのサンタコスも素敵だったけどさ。また見れたら見たい、かな。
「それにしても、あーあ、全身キスマークだらけ。手の甲にまでついてる。竜胆君つけすぎ。この後お店あるのに」
「そっくりそのままお返ししますよ」
まぁ僕はこの後誰とも会わないからいいけど。
「あのね……元はと言えば、竜胆君があんな事するからでしょ……」
「それはそうかもしれないですけど、それ言ったら、僕だって雛罌粟さんがあんな格好してるから」
起きたら裸ワイシャツ姿の雛罌粟さんがいるんだもん。仕方ないでしょ。
「そもそも何であんな格好してたんですか?」
「⁉︎そ、それは………ほら、寒かったし」
雛罌粟さんが何故か赤面しながら答えた。
だったら布団の中入ってれば良かったのに。あんな格好見て我慢出来るほど、僕は大人じゃない。
「というか、本当にそんないい格好だった?」
「は、はい………すごく」
「そっか………嬉しいな」
僕は小さくに頷いた。さっきの雛罌粟さんを思い出すだけで、顔が熱くなる。
すると雛罌粟さんがいきなり僕の頬に唇を触れさせた。
「え⁉︎」
僕が驚くと、雛罌粟さんの顔が間近に来る。
「さっき言ったでしょ?キスは後でたっぷりしよって」
そう言って雛罌粟さんはさらに近づいて、僕達は鼻先が触れ合った。
「………いい?」
「………はい」
それから僕達は起きる時間ギリギリまで抱き合い、唇を重ねていた。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
長くなってしまいすいませんでした。諸々の都合で一つにまとめたかったんです。評価、感想等いただけたら嬉しいです。