巨乳魔王への乳遊戯 作:ラーレ
「このような機会とはいえ、お目にかかれて光栄です、魔王殿」
「うむ。 いつもサーラが世話になっておるようだな」
「あの…、それで魔王殿。 聞いてもよいのか分からんが…、副官殿は一体」
「サーラは反省中だ」
「わたしはひんにゅうですおっぱいなくてすみませんこれいじょうそだちません…わたしはひんにゅうですおっぱいなくてすみませんこれいじょうそだちません…」
「おぉぅ…」
「というわけでヌシらの企みも全て割れておる」
「…っ!? なんと……。 では…」
「うむ、拒否する。 ……といいたいところだが」
「っ、……ゴクッ」
すぐばれました。
といつめられてはかされました。
魔王様怖かったです。
私は首から『わたしはひんにゅうです』と書かれたプラカードをさげてずっと正座で反省させられています。
ごめんなさい魔王様ぁ…。
「非常に不本意じゃが、…サーラの貞操には代えられん。 ヌシらの企みに乗ってやる」
「おぉっ!」
「まぁ我にも考えがあるのでな。 叩き潰すことはやめておいたわ」
「…余としてはどのような事情でも、今回のことが成るのであればこの上ない僥倖と言えますので」
「では、”商談”は隣にある別室で行う故、王だけ着いてくると良い」
「えっ…」
「こちらが用意した道具も持って行きますが、よろしいですかな?」
「……仕方あるまい」
「えっ、ま、待ってください魔王様っ!」
「近衛たちはこのまま待っておれ。 この道具も、余が自ら持っていく」
「かしこまりました。 お待ちしております」
「私は構いませんよね、魔王様っ、魔王様っ!」
「サーラはことが終わるまでここで待機だ」
「そんなっ!?」
それでは私が人族の王を傀儡化し意識の遮断をすることが出来ませんっ!
魔王様の胸にこの男の手が…?
それに自らの意思で直接口から吸うことになってしまいます。
ダメです魔王様っ!
それは私がしたいことではないんですっ。
そんなのは…っ。
「………お仕置きじゃ。 我が良いというまで動くでないぞ」
「…っ!?」
う、動けません!?
魔王様、本気なのですか…っ?
ええ……。
というか思っていたことと全然違うことになってます。
このままではカメラどころか、私も見れません。
私にとって損しかないのでは…?
ああっ、やだーーー!
魔王様の胸ーっ!
人族の王が意識を持ったまま魔王様の胸を触って搾って直接母乳を飲む…?
無理っ!
無理です魔王様っ!
謝りますからっ!
もうこんなことしませんから許してくださいーっ!!
まおうさま…。
まおうさま……。
18分23秒。
「……」
魔王様?
どうして出て来てくれないのですか?
31分48秒。
「あ、あの…副官殿。 我らが王と魔王様が商談を始めてから、結構な時間がたっていますが、どの程度かかるか聞いていらっしゃいますか?」
「別にそこまで時間は経ってないですまだ32分15秒といったところです恐らく魔王様は雑談しているだけなのでしょうもしくは道具の詳細な説明を受けているか価格調整に時間がかかっているだけでしょうその筈ですそれしかありません古来よりお互いが利益を求めた場合話し合いは長引くものです間違いありませんそうですよねそれしかないですそうと言いなさい分かりましたか返事は――」
「もっ、申し訳ありません! その通りでございます! で、ですので副官殿も落ち着いて…」
「そうですそれでいいのです全く私は何も心配していないというのに落ち着いてですか私は落ち着いています何も心配していません私は落ち着いています全く人族というものは――」
「い、以降口を慎みますっ」
「はい」
長い。
いえ長くありません。
価格調整に時間がかかることなんて分かりきったことではないですか。
私は落ち着いています。
最高純度のマナポーションのようなものですからね。
国としてもある程度はストックしておくべきですし、私は落ち着いています。
34分57秒魔王様まだかかりそうですか。
声が聞きたいです魔王様もう良いって言ってください魔王様動けません魔王様。
……………なかでなにしてるんですか?
「ふぅ。 すまぬな、一度こうなるとすぐには戻れんのだ」
「いえいえ。 良き体験をさせていただきました」
魔王様っ!
えっ、と、あの…っ。
…ま、魔王様…?
お顔が、赤らんで…?
それに、なんだか、身体が、上気して、ません…か?
「戻ったぞサーラ。 …ん? ああ、もう動いて良いぞ。 ――終わったからの」
「…っ!? まおうさま…」
「では魔王殿、今回はこれでお暇しましょう」
「うむ。 あの道具は本当に貰っても構わんのか?」
「ええ、そのつもりで持ってきましたので。 しかし、思いのほか魔王殿に気に入られたようで、こちらとしても嬉しいものです」
「……っ!?」
「ふふっ。 そう、言うな。 あれほどのモノ、我が手放すのは惜しいと思うのは当然であろう」
「確かに、魔王殿の気に入りようは凄かったですからな」
「それ以上はやめよ。 我も恥ずかしくあるが、それよりもサーラが限界のようだ」
「くっ…、ぐ、ぐぐ…っ!」
「ああ…、申し訳ない副官殿。 だが今回は貴重な体験の機会を頂き、とても感謝している。 ありがとう」
「ふっ…、う、ぐ…っ、うぅっ」
「では気をつけて帰られると良い」
「ええ。 またお会いしましょう」
……。
貴重な、体験。
機会。
感謝…。
ゆ、ゆる…
私の魔王様に…っ。
うぅ、うううーー…っ
ゆるさないっ!
「サーラ。 サーラよ」
「申し訳ありません魔王様。 少し所用が出来た為、離れます」
「ならんぞサーラ。 ここに居れ」
「ほんの、少しでいいのです。 そこまで時間はかかりません。 どうか、お許しを…!」
「それであ奴らを暗殺するのか? やめよサーラ、そんなことは」
「ですがっ…! 魔王様の…。 ふぐっ、あぅ…、あぐっ。 ふぅぅううううーー…っ。 ああううううう…っっ」
「ああもう、泣くなサーラ。 もとはいえばサーラが画策したことじゃぞ」
「だって、だってっ。 魔王様のっ。 うぅぅううー…っ! 私がやるつもりで、私が…っ、ふ、ううううぅぅっーー」
「はぁ……。 分かった、分かったわ。 もう良い。 すまんかったな、サーラ。 ネタバラシじゃ」
「ふあううーーっ。 ああーーーっ。 あーーーーーーっ、魔王様ーっ」
「ああもうマジ泣きではないか。 落ち着け、ほらサーラ。 ぎゅーっと、な? ほら、よしよし」
「えっ……? なにも、…ない?」
「うむ」
「じゃ、じゃあ部屋に1時間16分32秒も篭っていたのは、私を動揺させる、ため……?」
「うむ。 というか細かいのう。 ちょっと怖くなったわ」
「でもっ、…じゃなくて。 ですが、人族の王との会話はどういうことですか」
「演技に決まっておろう。 あ奴も王ぞ、あれくらいの掛け合いは即座に出来よう」
「っ、では部屋では何をしていたと言うのですか!?」
「あ奴が用意しておった道具の説明をさせてから眠らせ、すぐに自らに例の魔法をかけ、効果が切れるまでその道具で母乳を搾っておったわ」
「えっ」
「特別に作らせたものだと言っておったが、確かにその通りであったな」
「ま、待ってください。 そんな…、え? ほ…本当に?」
ご自身で、です?
それはみたかったです。
え、でも…。
ほんとう、ですか?
「うむ。 あ奴とサーラの契約についてもだが…。 寝ている間にあ奴自身の魔力を放出させ、その魔力を我に触れさせて、雫を口に入れて終わらせたわ。 他に色々と抜け道はあるが、今回はこうしておいた」
「魔力…。 なるほど…、魔力ですか」
「別に、魔力でも触れさせぬことは出来たのじゃが…。 サーラはこういうのを好むのだと考えて、の」
「あ、ぅ…」
「後は魔法の効果が切れて身支度を整え、あ奴を起こして契約は終わったと説明し、出てきたということじゃな」
良かった…。
魔王様…。
良かったです魔王様。
ぐすっ。
「全く。 また泣きおるかサーラ。 『のうがはかいされるのが良いのです』などと自分で考えて実行したことであるのに、仕方ないのう…」
「よかった…っ。 よかったです魔王様っ。 あんなことにならないでくれて、本当にっ。 本当に…っ」
「うむうむ、泣き虫サーラも可愛いの。 もう馬鹿なことを企むでないぞ」
「はいっ。 はいっ、魔王様っ」
「何かをしたいのなら、まずは我に言うと良い。 受け入れるかはともかく、一緒に考えてやるからの」
「かならずっ」
「……ああ、そういえば。 サーラが考えていた、あんなこととはどんなことだ?」
「えっ。 あの…、聞いてどうするのですか?」
「…今後の参考、じゃな」
「えっと……その。 普通に、魔王様が肌を晒して、胸を触られて、…流されるまま色々とされてしまう、…ような」
「ふむ。 今回のようなことじゃな」
「………? えっと、えっ? あれっ?」
「ふふふっ」
「あ、え?! 魔王さまっ? 無かったんですよね!? 何も無かったんですよね?!?」
「さて、汗でも流してくるかの」
「待ってください魔王様! はっきりさせてくださいっ! お願いします魔王様っ!!」
本当なんですよね、魔王様?
信じます、よ…?
だいじょうぶ、ですよね?
「ああ、また泣いておる。 すまぬ、サーラ。 何も無かったから。 最後のもお仕置きで言っただけじゃから」
「ああーーーっ、魔王様ーっ! 魔王様ーーっ!」
「ほら、ぎゅーっと、な? 不安ならあ奴の記憶を読んでくれば良いから、な?」
「っ!? ぐすっ。 ………行きますっ!」
「えっ」
「このままでは不安で眠れないので記憶を読んできます!」
「う、うむ。 即断即決だの…。 まあ我もサーラが泣いてると困る故、見てくると良い」
「ぐすっ。 いってきますっ、魔王様っ!」
何も無かったです。
……。
ふぅ。
良かった。
………良かったぁ。