巨乳魔王への乳遊戯 作:ラーレ
「魔王様、例の搾乳機は本当に使ったのですか?」
「いきなりどうしたサーラ」
「この前仰っていたじゃないですか。 どのような感じでしたか?」
「う、うむ…。 まぁ…、中々良かったかの…」
「見たいです。 というかどこにあるんですか?」
「あれは…、なんというか、ちと危険だった故、我が使ったあとに封印して仕舞っておる」
「見たいです。 それにミルクも欲しいです」
「今日はまたグイグイ来おるなサーラ。 どうしたのだ?」
先日の人族の王と魔王様との件で、魔王様が私の知らないところにいるのが嫌になってしまいました。
なので最近はずっと魔王様に接触しています。
前回のことは多少の疑惑はありますが、私にとって恐怖の出来事だったのでもはや同じ轍を踏むことはないでしょう!
私は出来る女なのです。
でも今は魔王様に絡みたいです。
あとミルク欲しいです。
「うーむ。 先日の件でなんだかサーラの我に対する独占欲が高まっておるように感じる…」
「独占欲ではないです」
「ならば我の服から手を離して欲しいのだが…」
「……………わかりました」
「めちゃくちゃ葛藤しおったな!? それでよく独占欲ではないと言えたものだわ!」
「魔王様、やっぱり不安なのでくっついていいですか?」
「ふぁっ!? な、なんじゃサーラその幼子のような目は!」
「魔王様すき…」
「あーもう。 サーラは本当に全く、モードの切り替えが激しすぎる!!」
「すき…」
魔王様すき。
なんだか最近思考力が低下しています。
でも魔王様にすきって言い続ければあんなことはされないと思うのです。
あの日から全然日課をする気が起きなくなってしまいました。
私が絡まないああいうことはただただ不安で悲しくて泣きそうで辛かったです。
今も思い出すと震えてしまうので魔王様の姿を探してしまいます。
最近はもう魔王様に触れると安心して幸せな気持ちに…。
魔王様すき…。
「サーラは本当に打たれ弱いのう…。 今までメンタルは強かったろうに、どうしてここまで弱ってしまったのか」
「魔王様が私をこんなに弱くしたのです」
「めちゃくちゃ可愛らしいことを言いおったなサーラ」
「ですので魔王様には責任をとって――」
「うーむ。 …昔のサーラは自分のことを凍れる月の紅き女帝だと我に」
「その二つ名は忘れてくれませんか魔王様!?」
「おお、戻った」
何故その封印された名称をいきなりぶっこんでくるんですか!?
びっくりして色々吹き飛びましたよ!!
ああっ、胸というか心臓が痛いっ!
めちゃくちゃバクバクしてますっ。
「戻った、ではありませんっ!! 今日は私が魔王様に甘えて一日を終える流れで良かったではないですか!」
「それも良かったのだが、そろそろ…」
「折角私が魔王様に触れて幸せ状態になっていましたのになんてことを思い出させるんですか!?」
「いやしかし、あれからもう2週間近く経っておるのだぞ。 そろそろ通常モードになってくれんと困るのだ」
「モードなんてありませんけど!?」
「自覚無しとは中々に酷い…。 この2週間で泣き虫サーラや乙女サーラはもちろん、抱き付きサーラや先ほどなどは幼子サーラまで登場しておったぞ」
「なんですかそれ、知りません、知りませんっ! やめましょう! わたしはしょうきにもどりました!」
「ならば今からは凍れる月の紅き女帝モードに」
「うがーーーーッッ!!!」
「今思い出したのだが、サーラは紅の満月時の言動を覚えておるよな?」
「それに関してはなんだかとっても嫌な予感がするのでやめましょう」
「『フフッ、アハハハハハッ。 愉しいですね魔王様! はやく私を這い蹲らせて下さいな』などと我に」
「やめましょうって言いましたよね私!?」
「覚えておらぬのか?」
「うっすら記憶はありますけど!?」
「なんじゃ、やっぱりあったのか」
「…あの時はどうしても気分が昂揚してしまうのです」
「まあ、そうなんじゃろうな」
「というか今まで何度もありましたけど初めて指摘しましたね魔王様」
「我を下せるのは紅の満月時のサーラのみだからの。 次の日になるとサーラがよそよそしくなる故、言ってほしくないのであろうなと配慮しておったのだ」
「出来ればずっと配慮してほしかったです…」
通常の満月だとある程度抑えられますが、紅の満月になると昂揚が抑えきれないのですよね。
次の日は本当にうっすらと記憶に残る程度なので魔王様に出会ってからは触れられたくないひとつになっています。
というか素面で指摘されると本当に辛いです。
昔を知ってる連中ならどうでも良いのですが…。
「我はあのモードのサーラも気に入っておるのだが」
「私は後で恥ずかしくなるのであまり気に入っておりません」
「3日後が楽しみだの」
「あああああ」
そういえばもうすぐ紅の満月でした!
うぅ…。
あの全能感と、全力を出せるところは好きなのですが…
口調も性格も少し変わって…というか戻ってしまうようなので指摘されてしまうと恥ずかしいです。
……昔はずっとあんなのでしたのですよね。
記憶を封印したいです。
「ああ、なるほど。 サーラが情緒不安定になっている要因のひとつは紅月のせいか」
「…そうでしょう、か。 自覚はありませんが」
「しかし今まではこんなこと無かった筈だが…。 やはり我との関係が変わってから素のサーラが出るようになったからかのう」
「…まぁ、あると思います。 自覚はありませんが」
「一度タガが外れるともう戻れないとはよく聞くしの」
「戻れないとはなんですか。 私は大丈夫です」
「自覚はなしか」
「魔王様ッ!?」
昔は駄犬に、傍若無人なアホと何度も言われてたのですよね。
その度に折檻をしていましたが、まさかその評価は本当だったのでしょうか。
魔王様と出会ってからは完璧クールなメイドで副官という佇まいを意識して頑張ってやってきていたので…。
今まで魔王様に見せてきたのは演技ということになるのでしょうか。
でも長年続けていますのでこっちも私です。
それに、魔王様はどんな私も好きだと仰ってくれましたし…。
魔王様すき…。
「うーむ…。 ならば、今のサーラだとちと不安であるし暫く我の搾乳はやめておくかの」
「やりましょう」
「そういうとこじゃぞ」
「やです! やります! やーるーのー!!」
「我に返ったら死ぬ言動をしておるのぅ…」
「分かりました! 私の状態が不安と仰るのでしたら、私が介在しないで済む方法で魔王様の搾乳をしましょう!」
「なにがわかったというのか」
魔王様の搾乳やりたいです!
全然見てないのでやりたいです!
ああもう感情が全然抑えられません!
責任とってください魔王様!
「アレです! 人族の王に貰った搾乳機で魔王様が母乳を搾られるところを見るだけでいいです!」
「そこに繋がるのか…」
「なので魔王様、出してください! あとミルクも欲しいです!」
「うぬぅ…」
「前回からかなり時間が開いてるではないですか。 私、魔王様の搾乳風景が見たいです」
「サーラはまた反省させるからの」
「構いませんのでお願いします!」
「むぅ、強い…。 どうしてこんな時だけメンタルが強くなるのだ。 攻める時だけか、サーラは」
「見たい見たい、見たいです!」
「ああもう…っ。 分かった、分かったわい」
「ヤッターー! 用意してきますね!!」
「またこのパターンか、サーラ。 …いや、用意ってなんじゃサーラ、サーラぁー!」
ヤッター!
久々の搾乳です!
カメラとガーゴイルに仕込んだアレの調整と搾乳機のスペース確保のための移動です!
パパっと終わらせていざ開催です!
ああ、なんだか気分が昂ぶってきました!
ありがとうございます魔王様ーっ!