巨乳魔王への乳遊戯 作:ラーレ
「というわけで話し合いの結果、こうなりました」
魔王様に宣言して、箇条書きにした紙を見せます。
内容はこうなっています。
『1、あの日、魔王様は人族の王と二人きりで部屋に入った』
『2、部屋のなかでなにが起きたのかは謎のままにする』
『3、貰った搾乳機を気に入った魔王様は、隠れてこっそりと使用するために私に渡さない』
『4、そして隠れてこっそりと使用しているので母乳魔力ビンが増え続けている』
『5、それを私にバレたくないので、母乳魔力ビンを渡さない』
『6、しかし乳首の肥大、膨張化や射乳量で私にバレないかと戦々恐々としている』
「以上です!」
「……まぁ、最初からいくか」
「はい、まず1は私も見てましたし事実ですね」
「2は我が言った通り、あ奴は眠らせてアレは我が自分で稼動させて、ことが終わってから身繕いをして起こし、記憶を消して部屋を出たが」
「魔王様の証言だけでは信じきることが難しいので、人族の王と相談した結果、疑惑の時間としてシークレットのままにしておこうということになりました」
「なりましたとは何だ、なりましたとは」
どうにもならないので疑惑の時間のままとなりました!
なりましたのです!
「そして3です! これは確実に合っている筈です」
「合っておる」
「えっ」
「4も5も合っておる」
「えぇっ!? 合ってるのですか!? なんですかそれもっと詳しく聞きたいです!」
「6は知らなかったのう…。 大きくなっておるのか」
「えっ、えっ?! ちょっと待ってください、本当なのですか?!」
「というわけでこれで終わりじゃな」
「待って待って待って、待ってください魔王様落ち着きましょう!」
「我はもうお腹ぺこぺこなのだが…」
ステイ!
もうちょっと待っててください魔王様!
色々とお土産買ってきてますのであとで一緒に食べましょう!
それよりも3と4と5です!
「落ち着いて…、落ち着いていきましょう……。 まずは3をもう少し詳しくお願いしたいです」
「断る」
「わかりました。 では4をお願いします」
「嫌じゃ」
「でしたら5をどうかお頼み申し上げます」
「拒否する」
「もー! なんなのですか魔王様、全部駄目って!!」
「我が言いたいわ」
アレも駄目、コレも駄目って酷いです魔王様!
私はもっと詳しく丁寧に時間をとってじっくり聞きたいだけですのに!
これはもう身体に聞くしか…!
「本当にもう、サーラは全く。 …紅の満月近くの時期に戻らぬか?」
「あれは幻です! そのうちあの浮き沈みの激しい状態に対処する手段を得てきますので乞うご期待をお願いします!」
「はぁ……、分かった分かった。 教える故に一旦落ち着くのだ、サーラ」
「はい、魔王様」
落ち着きました。
どれくらい落ち着いたかというと魔王様の胸を突きたいくらい落ち着いています。
本当にやったら怒られますし、蔑みの目で見られそうなのでやりませんけど。
…。
それはそれで良さそうです。
というかカメラまた忘れました。
何故…!
「それで3からじゃったな」
「はい。 『3、貰った搾乳機を気に入った魔王様は、隠れてこっそりと使用するために私に渡さない』です」
「……まぁよいか。 これはその通りだから他に何も言うことはないぞ」
「いえあります、魔王様。 あの搾乳機を気に入ったのなら、私に預けていただければいつでも使用させて頂きますのに。 それに私は常に魔王様の搾乳機会を伺っているので一石二鳥ではないですか」
「サーラに預けると、何か怖いからだ」
「おぉっと、開幕から大ダメージです」
人族の王の推察が合ってましたか。
なかなかの重いボディブローが入りましたね。
致命傷ではありませんがかなり効きました。
ちょっと改良しようと思っていただけですのに…。
あ、そういえば仕様書貰ってません。
機能の把握くらいはしておきたかったといいますのに…。
今度またついでに会った時に貰いましょう。
その際に改良案なども話し合うのも良さそうです。
「うむ、サーラがまた悪い顔をしておるな。 絶対に渡さぬからな」
「そんなぁ……」
つらい。
二台目の製作を依頼しましょう。
「4については、バレておるならもう良いかというわけで言ったがこれもその通りじゃ」
「『4、そして隠れてこっそりと使用しているので母乳魔力ビンが増え続けている』ですね」
「それ毎回やるのかの」
「合っていて嬉しいですが悲しくもあります。 私としましょうよ、魔王様」
「サーラは意地悪するから嫌だ」
「もうしませんから」
「ヤダ」
かわいい。
いえそうではありません。
私と一緒にしてください魔王様。
ナンバリングがズレてしまいます。
編集動画に何て書けばいいのですか。
第五回(実質6回目)魔王様乳遊戯ってタイトルになってしまいます。
それに、何回増えてるのかも把握出来ませんから一緒にしたいです。
でも私に隠れてこっそりと搾乳目的で魔法使ってシてるのは燃えます。
……。
はい。
ですがそれはそれとしてやっぱり私は魔王様と一緒にしたいです。
「5はそろそろ置き場に困っておったからどうしようかと思っていた故……、まぁ仕方なくの」
「『5、それを私にバレたくないので、母乳魔力ビンを渡さない』ですが、やっぱりそうだったのですね」
「サーラが我のアレをどこに保存しておるのか分からぬし、何より本数管理もしてそうだなと思って、我専用の保存庫に入れてあるのだ」
「魔王様から搾り出した母乳ですから当然、本数管理はしています。 あっ、それと話し合いの結果正式名称が決まりました。 母乳魔力ポーションで統一します」
「しますとは何だ、しますとは」
「魔力母乳と母乳魔力が最期まで候補に残って争いましたが、いやらしさと母乳への意識を鑑みて母乳魔力が勝ちあがり、母乳魔力ポーションに決定しました」
「我に決定権は無いのか」
「魔力で出来た母乳だからという真っ当な意見は私が封殺してやりました」
「サーラは明日一日、棺桶に封じてやるからな」
何故…。
「これでサーラの疑問には答えたの。 はやく食事を」
「待ってください魔王様。 搾乳機ください」
「絶対に嫌じゃ」
「なら母乳魔力ポーションをください」
「それは後で渡す」
「あー……、えっと。 ………搾乳させてください」
「断る。 はやく料理を持ってくるのだサーラ」
ああっ、言う順番を間違えました。
最初に強い提案をして断らせてから本命の提案を通すドアインザフェイスをするつもりが…。
……。
魔王様、もう行っちゃいましたし、食事の準備しましょうか…。
あぁうー…。
テーブルに並べたのは、普段の家庭料理や宮廷料理などとは違って紙や葉で作られた容器に入った割と雑な夜店料理です。
魔王様はグルメですが、こういった品も喜ばれますのでどこかで祭りがあったときはこうして並べています。
「おおっ。 どこかで祭でもあったのか?」
「はい。 帰りに見かけましたので夜店の品を片っ端から買い漁ってきました」
「うむうむ。 今日はお祭りの夜店料理だな」
「魔王様の好きなりんご飴は後で出します」
「やったっ」
かわいい。
ロリ化して欲しい可愛さです。
ですが長身巨乳の美女が無邪気な笑みで喜ぶのもそれはそれで最高です。
…。
ロリ化もいいですね。
「どうしたサーラ。 顔がニチャアとしておるが」
「ひどい」
「ひどくはない。 それよりも飲み物はなんじゃ? 我は炭酸ありだと嬉しい」
「あっのみのもわすれました。 したかないので魔王様の母乳を」
「サーラ」
「はい」
「前も言ったがサーラの演技力はゴミ以下だからもうやめよ」
「ひどい」
「ひどくはない」
ひどいです。
折角母乳ミルクを飲もうと思って飲み物買ってこなかったですのに。
「買ってきておらぬのなら厨房から炭酸とゆずジュースを持ってくるのだサーラ」
「待って下さい魔王様、ミルクと炭酸という組み合わせも…」
「サーラ」
「はい、持ってきます魔王様」
目がマジなのは怖いです。
魔王様が気分を害す前に引き下がるのが吉です。
有能な私はその線引きは間違えません。
はい。
……飲みたかったです。
「りっんごあめー。 りんごあめー」
「魔王様、本当にりんご飴好きですね」
「うむ。 毎日食べたいくらいじゃ。 あむ…、ちゅっ」
「……」
カメラ。
カメラ忘れました。
えっろ。
やっぱり魔王様の無邪気な疑似ふぇらは素晴らしいです。
祭りがあると必ず行って夜店の品全部買ってくる理由の大半はこれを見るためですからね。
「ちゅっ、れろ…。 はぷ、ぢゅずっ、んくっ」
「……」
「れろ、れーろっ。 あむっ、んくっ、あまあま…」
「……」
ガン見です。
魔王様はりんご飴に夢中で、そんな私に気付いていません。
一度、形状がアレっぽいバナナ飴も試してもらおうとしたのですがりんご飴がいいと断られたのですよね。
なんとかアレっぽいりんご飴を探していますが全くありませんでした。
形状の注文をして、私が食べるのだと誤解されると恥ずかしいのでしませんが、なんとかしたいところです。
「ちゅっちゅっ。 れろ…、んっ! りんごが出てきたぞサーラっ! んちゅっ、ちゅー…ずずっ」
「……」
魔王様はりんご飴の飴部分を舐めとってから、りんごを少しづつ咀嚼するのがお好きなのですよね。
一生懸命りんご部分を出そうと、飴をぺろぺろしています。
唾液や溶け出した飴が垂れ落ちないように吸って嚥下する魔王様。
それをガン見する私。
私もぺろぺろして欲しいです。
……。
あっ。
「あむっ、んちゅっ。 …んむっ、む? なんじゃサーラ。 何か変なことでも考えたか?」
「いえ滅相もないです魔王様、二本目もありますのでどうぞ存分に」
「やたっ」
かわいい。
とりあえず今はこの魔王様を堪能しましょう。
はい。