巨乳魔王への乳遊戯 作:ラーレ
「はぁ…、まあいい。 だがそちらは指南を受ける身、どのような対価を出す?」
「指南を授けなければあの約束の日取りも進みませんが?」
「それは……、困るな」
「はい。 こちらはいつになっても構わないのですから」
「場合によっては千年後ということもある、か」
「まあ流石にそういうのは神に契約を守るつもりが無いと判断され、私の貞操を明け渡すことになりますのでしませんが…。 あなたの死の間際ということは出来るでしょう」
「よくよく考えてみれば余は巨乳派なのでそなたの貞操は別にいらんのだが」
「ブチ殺しますよ」
「すまぬ」
即土下座に移行したのはいい判断です。
もう少し遅ければ殴っていました。
……。
確かに彼の妻たちは全て巨乳でしたね。
魔王様ほどはありませんが。
むぅ…。
しかしなるほど重度の巨乳好きなのですね。
ならば魔王様のあの大きな胸を揉むチャンスがあるならそりゃ食い下がりますか。
うーん。
魔法で自我をなくした状態で操ってさせるだけなんですが…。
記憶も消しますし。
流石に罪悪感が――
うーん……。
全く湧きませんね。
魔王様の胸は私だけのものです。
ちょっとプレイの幅が欲しいだけなのでどう嘆こうがどうでもいいことです。
では再開です。
「あの約束を守らせるつもりで入れただけの条件と思ってくれ」
「わかりました」
「それでだが、やはり余の時間を使い、余の経験や知識を授けるのだ、対価は欲しい」
「むぅ……」
「何が出せる?」
「……………、魔王様の…。 初回分の魔力母乳ビンが1本」
「ほう」
「初回は色々と計算外のことが起きましたので、2本しかありません。 そしてこれは私の生涯の記念品ですので、出せて1本です」
「もう一声欲しいな」
「ですから、出せて1本と」
「いや、そうではない」
「……1本と、他にということですか」
「そうだ」
「……」
1本でいいのは助かりましたが…。
他に、ですか。
どうしましょうか。
何も考えていません。
突っぱねる事も出来ますが……。
この後の指南が限定、もしくは意図的な誤った教えを受ける恐れもあります。
うーん。
「なに、難しいことではない。 前回却下された、魔王殿との商談の前にする魔王殿への搾乳作業を見せてくれればいい」
「それは…」
「余が魔王殿の胸を触ること、そして直接母乳を搾り飲む事を良しとし条件にしたそなたにとって、これの何が問題なのだ?」
「……」
「最初、余はこちらの方が断られると思っていたのだ。 だが、そなたは受け入れた」
「……」
「そなたは、絶対に譲らぬものは、譲らぬ。 その程度は余にも分かる。 仮にも絶対者の一人。 前回は余を威圧し弁論を以て封じ込めたが、あれはそなたの予定通りなのであろう」
「……」
「余はこのことから、そなたはそなたで厄介な性癖を持っておると判断した。 なのでもう一度聞く。 何が問題だ?」
痛いところを突いてきましたね。
確かにその通り。
私は私が嫌なことは、誰に言われようがしません。
例えそれが魔王様でも。
絶対に嫌、というわけではない場合のみ、するのです。
なので今回の提案。
これは、絶対に嫌なこと、では、ありません。
ですが。
なんだかむかつくので却下です。
というかなんですかその厄介な性癖持ちって診断は。
私は魔王様が好きなだけのノーマルタイプです。
失礼な男です全く。
それに、話に出た現場を見せてという要望もどうせ記憶消すので意味ないんですよね。
私にとっても利点がゼロです。
魔王様とのプレイの足しにもなりません。
だからこっちにしたんですが……。
あっ!
そうです。
こうしましょう。
「問題はありませんが、却下です」
「承知した。 では――」
「待ちなさい」
「む」
「私が対価の提案をします」
「お聞かせ願おう」
「――商談の場で、魔王殿が承諾した場合のみ搾乳の延長を認めます」
「ほう。 だが、余の体力も落ちてきてな。 万一延長を許可されたとしても長くは続かぬ。 魅力的な提案ではあるが…」
「でしたら道具を使っても構いません」
「……それはこちらが持ち込んだものでもか?」
「魔王様に危害を与えない範囲でなら」
「もちろんだ。 ではその条件でお願いする」
「あくまで、魔王様が承諾した場合のみ、ですからね」
「分かっている。 では用意をしてくるので少し待っていてくれ」
はい、決まりました。
めちゃくちゃ雰囲気出して提案しましたがオールオッケーです。
まず彼は自意識のない状態なので延長もなにもありません。
魔王様が気付くかどうかはドキドキものですが…。
そして大きな胸にご執心の彼が持ち込む道具。
おそらくとても素晴らしい道具となるのでしょう。
これをあとで頂きます。
ふふふ。
私だけの考えでは魔王様への乳搾りのバリエーションが増えませんからね。
これで私は労せず得だけをするという提案でした。
自分の智謀が恐ろしい…。
ふふ。
おっと戻ってきました、か……?
何故彼女たちも一緒に?
「待たせたな。 今回の件については妻たちの意見も参考になろうから一緒に来て貰った」
「はぁ。 えっと…、先日は失礼しました」
「いいえ、それだけ貴女も必死だったのでしょう?」
「まさかこんな可愛らしい話になるなんて」
「私の経験が為になるかもしれん。 力になろう」
「では余は執務に戻る」
「えっ」
「この手の話は彼女らに任せればよい。 前回のことは詳しい話はしておらんが今回のことはある程度話しておいた。 それに部屋の用意もしておくので相手をしてやって…。 いや、存分に教えを受けるといい。 ではな」
「え、今なんて言いました?」
「さあさあ、こちらへ」
「今、侍女にお茶の用意をしてもらっているのよ」
「折角だ、私の日記も見せてやろう」
「ま、待ってください。 押さないでくだっ。 …いえ、別に引けばいいってことでは…。 ああもう自分で歩けますから」
むぅ。
すごい勢いです。
なんですか。
女性がコイバナを好きとは聞いていましたがここまでですか。
なんだかあたまがくらくらしてきました。
ああでもなんだか楽しそうです。
私も少し楽しくなってきました。
とりあえず引っ張られて現地に着くまでに今後のことを考えてしまいましょう。
……。
前回の約束、あれは別に魔王様は受け入れる必要なんて全くありません。
ただの空手形です。
強制も出来ませんししません。
ただ私がお願いするという、魔王様にとっては本当にそれだけの、些細で小さな、私と彼との空手形です。
それに魔王様も、私と同じ気質を持っています。
絶対に嫌なことは、絶対に譲りません。
だから…。
私がお願いして、いきなりのことに驚き断って、私が彼との空手形を説明し、破棄条件を聞けば。
してもらえるでしょう。
その後、私に対してどのような気持ちを抱くのかは分かりませんが、受け入れるつもりです。
私は、絶対に嫌なことは絶対にやりませんが――
絶対にやりたいことは、絶対にするのです。
……。
まあ企みに気付かれるか、彼の様子に気付かれるかするとただの茶番なのですが。
でも魔王様が私が操っていることに気付かず彼を受け入れてしまったらどうしましょう。
脳がはかいされてしまいます。
魔王様が私以外に胸を揉まれ母乳を飲まれるのを見るのはとても苦しいです。
なのでとりあえず私視点、私がいないアングル、私が黙って二人を見ている全体像、全て映像で保存する必要がありますね。
私も魔王様もどんな顔をするのでしょうか。
というかこれよくよく考えればめちゃくちゃ自作自演の映像じゃないですか。
私の演技力が試されそうです。
ああ、魔王様、ごめんなさい。
サーラは馬鹿で、卑賤で、下種で、どうしようもない変態です。
どうか……。
見捨てないで。
……。
楽しみ。
「ただいま戻りました魔王様!」
「うむ。 おかえり、サーラ」
愛しています。
魔王様。