汝、隣人を愛せよ 作:ヌケニン
柏崎 星奈は紛うことなき美少女である。
容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群のお嬢様。多くの資産を持つ柏崎家の一人娘。それが、柏崎 星奈だ。
その外見はイギリス人の母親の血が色濃く出たのか日本人ばなれしている。
透き通るような金髪。俺のプリンの様なグラデーションの染髪に失敗したヤンキーの如きくすんだ金髪とは大違いだ。肌も白人程ではないが白く、その瞳は鮮やかな青。
身体のプロポーションも完璧だ。出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいる。何より男ならばその豊満な胸部に眼がいかない筈がない。(一部の特殊な性癖は除く)
その能力も天才の一言に尽きる。勉学においては他の追従を許さず学年1位をキープし続けている。スポーツについても特に何かをしている訳では無いが、各部活のエースを圧倒する身体能力と運動センスを持ち合わせている。本人がその天才ぶりをひけらかさなければ、誰からも称賛された筈だ。
彼女にも欠点はある。傲慢で高飛車な態度から異性はおろか同性の友達もいない。男性人気は高いので取り巻き────本人曰く、下僕────は多い。また、世間知らずな一面もあり、明らかに嘘とわかるような簡単な嘘や冗談にころっと騙されることが多々ある。
その彼女の部屋は、お嬢様に見合った部屋だ。
まず部屋の半分を天蓋付きのキングサイズベッドが余裕を持って鎮座している。置かれている家具も一流品ばかりで、部屋の中央には勉強机とは別に円形のローテーブルがある。
そのローテーブルの前に星奈はいた。
『あぁん♡ らめぇ~! しゅごいの、しゅごいのきちゃう~♡♡』
「加奈子。あたしも、あたしもきちゃ──────────へ?」
扉を開いた瞬間、飛び込んできた光景に絶句し、固まったままその光景に眼を奪われていた。
ローテーブルの上に置かれたノートパソコンの画面には星奈が趣味でやっているエロゲーのR18シーン、ヒロインがM字開脚でモザイク処理された肉棒に貫かれている絵が画面いっぱいに広がっている。
星奈自身もあられもない姿だった。
胸元までたくし上げられたシャツ。いつもはブラジャーに隠された豊満な乳房が晒され、自らの手で突起した乳首を弄る。ミニスカートから除く健康的な脚は大きく開かれ、もう片方の手が青色のショーツをずらして秘処を弄っていた。
きょとんとした顔の星奈と目が合った。快楽を貪っていた手の動きがピタリと止まる。妙に間の抜けた声が響いた。
……………………………………………………。
俺はそっと扉を閉じた。
…………俺は、何も見てない。星奈のオナニーシーンなんて、見ていない。いや、すでに二回くらい星奈の裸は見たことあるし、オナニー姿を見た所で今更…………。でもあれだな、全裸の時もエロかったが、脱ぎかけっていうのは、その、凄く……エッチですね。
「ちょ、ちょっと小鷹ッ!! あああああんた何でいるのよッ!? って言うか見たでしょ!」
バンっと扉が内側から勢いよく開かれ赤面した星奈が現れた。乱れてはいるがちゃんと服を着ている。
「い、いや? ななな何も見てないぞ?」
「めちゃくちゃ見てたじゃない!! バカッ! 変態ッ! こっち来なさい!!」
しらばっくれるが流石に通じなかったようだ。
星奈に腕を掴まれ部屋の中へと引きずり込まれる。
「あんた何でいるのよ! 女の子の部屋を覗く何てサイテーッ!!」
部屋に引きずり込まれると直ぐに壁に追い詰められた。これが、壁ドンか……。
現実逃避も虚しく星奈は赤面したまま詰めよってくる。
「の、覗いてない! ノックしただろ!」
「そんなの聞こえなかったわよ!」
「だいたい白昼堂々ナニやってんだよ!」
「あ、あたしが自分の部屋で何しようが勝手でしょ! って言うかやっぱり見たんじゃない! あたしのオ────何言わせんのよッ! バカッ!」
リンゴみたいに真っ赤な顔で、身長差から見上げる形で詰め寄る星奈。
胸元の大きく開いたシャツを着ているので、胸の谷間が覗いている。更に興奮状態で詰めよって来るので胸が当たって…………。柔らかい感触ががががが!!
先程の星奈のオナニー姿がフラッシュバックする。たわわに実った柔らかく巨大なメロンとその先端の淡い桜色の突起。それが俺の胸板に押し付けられている!
ヤバっ!? 勃ってきた!?
「返事がなかったからって勝手に扉を開けるなんて非常識よ! それにあんたパパに会いに来たのに何であたしの部屋に来るわけ!?」
このまま星奈の顔を見続けると勃ったモノが治まりそうにない。こいつにバレる前に鎮めないと……。
俺はふいっと顔を背ける。
「理事長に急な仕事が入ったんだよ。それで、お前に会って行けって」
「あたしの部屋に来た理由は解ったけど、さっ、さっきのを見たのを許す気はないわ!!」
「あれは不可抗力だろ!」
キッと眉を上げて更に一歩踏み込む星奈。
だから色々当たってんだって!?
「だいたい、あんたは前にもあたしの裸を────ッ!?」
我が愚息はズボンを押し上げ、股間にテントを張っている。そこへ星奈の手が軽く触れた。触れてしまった。
「ちょっ!? バ、バカ小鷹ッ! 何おっきくしてんのよ!!」
星奈は自分が俺に胸を押し立てていたことにも気づいたのか、ハッとした表情で距離を取ると自らの腕で胸を抱いた。
何か俺が悪いみたいに見える。何もしてないのに!
「バカ! 変態! 変態バカ小鷹!」
「当ててきたのはお前だろ! さっきのオナ……だって見たくて見た訳じゃない」
「うるさいバカ小鷹! バカっ! アホーっ!」
お互いに非を認めたくないのか意地を張り合ってしまう。
…………偶然とはいえ、星奈のあられもない姿を見てしまったのは確かだ。ここは一応、俺から謝るべきだろう。
混乱からようやく立ち直り出した頭の冷静な部分がそう囁きかける。
「ごめん」と謝罪の言葉を口にすべく口を開こうとした瞬間、星奈が動いた。
離れていた距離を一気に詰めると俺のズボンのベルトに手をかけた。
ちょおおおおいッ!!??
「おまっ!? 何やって────」
「あんたばっかりあたしの恥ずかしい姿見て不公平よ! ほら、あんたも恥ずかしい思いをしなさい!!」
「めちゃくちゃだ!」
何とか抵抗するが女の子相手に本気で暴れる訳にもいかずベルトの留め具は外される。ズボンが引きずり降ろされそうになるが、ズボンを掴んで必死に抵抗する。
「や、やめろ星奈! やってること痴女だぞ!?」
「うるさい! 抵抗しないで見せなさいよ!」
星奈は膝をついで体重をかけてズボンを降ろそうと力を加える。
ズボンを降ろそうとする少女と抵抗する少年。普通、襲う方逆じゃない?
俺の尊厳を巡る攻防戦の決着は以外とあっさりついた。……俺の敗北で。
「あッ!?」
「やった!」
一瞬、ズボンを掴み直す瞬間の隙を突かれて引きずり降ろされる。
ボロン、と固く反り立つ男根がパンツの圧迫から解放され飛び出す。飛び出した男根はその勢いのまま星奈の顔を叩き、その小さな顔の上に乗ってしまった。その光景にゾクゾクと背徳感が込み上げてくる。
「へ? えっ? あっ、え?」
星奈は女の子座りでその場にへたり込み、眼を見開いて眼前に現れた凶悪な肉槍を凝視する。突然の事態に理解が追い付いていない。
男根は外気に晒されてもなお、その熱量を感じるほど熱くなっていた。
「これが…………小鷹の……おちんちん……ッ! そ、想像以上にグロテスクな形をしているのね。……これが、加奈子の
ごくりと星奈が喉を鳴らす。熱っぽい吐息を吐き、同じく熱のある視線が男根に向く。
学園でもトップクラスの美少女が固くそり勃つナニを、頬を赤らめながら見ている。その光景に俺もごくりと生唾を飲んだ。
ガチガチに勃起した男の象徴と、その前に跪く美少女。傍から見たら一発アウトだろう。
誰かに見られる前に止めないと…………。
「……星奈、気が済んだならしまってもいいか? さすがにそろそろ恥ずかしいんだが」
食い入るように男根を見ていた星奈がハッと肩を震わせてこちらを見上げた。
「ま、まだよ! もっと恥ずかしい思いをしなさいッ!」
そう宣言すると白く細い指が股間に伸びた。
「ッ!?」
いきり勃った肉棒に指が触れる。今まで感じたことのない感触に声が漏れ、ビクリと男根が跳ねた。星奈も小さな悲鳴を上げて肩が跳ねる。
「う、動かさないでよ!」
星奈は涙を浮かべながら、見上げるように睨みつけるが迫力は微塵も感じない。
個人的には色々して貰いたい欲求はあるが、これで諦めて欲しい。しかし、星奈は再度張り詰めた怒張に触れるために手を伸ばした。