師匠にミカエルが継承された夜、僕達はホテルの一室にいる。そして防音結界と、部屋の侵入防止用の結界を施した。
「さて……始めましょうか」
服を脱いだ師匠の体には、生々しい傷跡があった。多分あれが奴隷時代の傷跡ということだろう。
「師匠……その傷跡……」
「ええ。勇の考えている通りのことよ。だけど私は貴方にこの傷跡を見られることに抵抗は無いわ。だって私達の大切な弟子よ。そして……格好いいと思えた男よ。」
師匠の言葉は僕の心を揺さぶり続けた。まるで何かを思い出すような感覚すらある。
「さて。前書きは終わりよ。まずはフェラから始めましょうか。」
師匠のフェラは、キャロルや未来とは違う。多分一番近いのは姉さん……かな?まるで僕を包むような感覚だった。
「し……しょ……う!……これは……きついです!すぐに……射精してしまい……そうです!」
師匠は一度フェラを止めると、優しい顔つきで語ってくれた。
「ふふっ。別に射精しても良いわ。勇の素直な気持ちは私も嬉しいもの。」
そう言って師匠はフェラを再開した。その包み込むようなフェラに僕は射精してしまった。
「うぐぅ!うあぁ!」
師匠の口の中にはいつもながら大量の精液が出されたが、師匠は躊躇わずに飲み込んだ。
「師匠……今……飲み込んで……。
「ええ。勇の精子を飲み込んだわ。とても濃くて強い雄の味がするわね。そして……癖になるわ。」
師匠の蕩けた顔つきが僕の誤った認識を元に戻した。
「さて、じゃあ本番を始めましょうか?」
師匠は僕に跨がり、騎乗位で責めてきた。だけど僕は何故か師匠の愛に包まれる感覚がしていた。
「師匠の腟内が!僕のチンポを包み込んでます!上手く言えないんですが!とても幸せなんです!」
僕は包まれる快感に身を任せて、師匠の腟内に射精してしまった。
「うぅっ!師匠!」
急激に襲う脱力感と、師匠の腟内の感覚が僕の中に何かを揺さぶる感覚があった。
「勇……貴方の記憶の断片を私はキスの際に見たわ。そして貴方はその記憶を見るべきね。ミカエル。〈開〉。」
師匠が僕に鍵を差し込むと、二十年前……つまり僕の転生前の記憶の蓋が開けられた。
~~回想~~
僕は只のサブカルチャーが好きな高校生だった。だけど、勉強は苦手でスポーツもあまり向かない。はっきり言えば只のオタクだった。そして内向的で友達も少数。同年代より、家族付き合いでの知り合いと関わるのがせいぜいといったところだった。
そして高校三年に進路のことで親と揉めることになった。お金を借りて進学するか、今すぐに就職準備を始めるか。正直、どちらも気が進まない。その雰囲気が強くなるほど、家族との溝は深まっていった。特に母親との関係が悪くなり、〈進学しないなら働く。〉か、〈進学するなら相応の説明をして親を納得させる〉その二つが主な選択肢になった。
しかし他人に言われるのは、気が乗らずずるずると夏が過ぎようとした頃、母親は最後通告をしてきた。
〈働く気がない場合は出ていかせる。パラサイトは許さない。〉
母親は合理的なことを好む傾向があったが、どうやら自分の価値を子供に注ぎ込み、それが結果に繋がらないなら自分の価値を損なうことが耐えられなかったようだ。
確かに母親の世代では、〈進学するのは目的のある人間〉で〈そうでないなら働くべき〉そんな価値観の人達が多い世代だったのかもしれない。確かに僕はこの先の目的はない。だから確かに他人の利益を害する存在だったのだろう。
だけど母親の、行動に対して無意識に対価を求めるやり方は嫌悪感があった。そしてそのまま溝を埋められずにこの時期まで過ごしてしまった。
〈努力しない人間は他者の利益を害する。自分達をその害に巻き込まないで欲しい。〉当時の僕はこの考え方が受け入れられず、話し合いをすれば相手の発言の矛盾や穴を探して言い返す。そんな日々が続き、夏休みの終わりを迎える前に自殺してしまったのだ。
~~回想終了~~
「そうか……。僕は無意識に母親からの愛に飢えていたんですね。そして師匠の行動はまさに母親のようでした。」
「ああ。勇は明らかに家族への依存が強い傾向にあった。そしてオレはパパを奪われたことが絶望への切欠だったが、勇は家族からの孤立から絶望を抱いた。だからクリス義姉上への思い入れや、装者の家族絡みで冷静さを失いやすい傾向にあった。」
「私自身は人と人のあるべき関係が築けることが目的だったけど、勇のおかげで愛を知ることができたのよ。私がこの身を睹して守りたいと思える相手に出会えた。だから私は勇に感謝しているわ。」
三者三葉で家族への価値観に少しずつズレがあったけど、《身近な人に素直な言葉を伝えたい〉それが未練であり、目標でもあった。だからこの三者は互いに惹かれたのだろう。
「師匠……もう一回良いですか?伝えたい言葉があります。」
「そうね。言葉だけじゃなくて私に注ぎなさい。貴方の精液も私の体は求めているわ。愛する弟子であり、息子の成長をね。」
「はい。よろしくお願いします。」
僕は師匠に対して、正常位でお互いの顔が見えるようにピストンをした。
「やっぱり!師匠の腟内は!僕を包み!ます!これは他の!誰でも!ない!師匠!だからの!感覚!です!」
〈!〉の度に僕は快感からの射精をしてしまったが、師匠はただ優しく僕を包んでくれた。そしてその射精は、終えると程よい疲労感に襲われてしまった。
「………随分気持ち良さそうだな?オレはもう我慢せんからな?」
僕はその後、一晩中キャロルに搾られてしまった。潮を噴いて尚跨がるキャロルの顔は幸せそのものだったと師匠が後から教えてくれた。そして僕は相変わらず気絶していても搾られているらしい。
皆様のみたいお話のパターンは?
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勇君によるヒロインへの蹂躪
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純愛系の展開