「最悪の事件」における僕がつけたオチになります。
そして前話の後書き通りこの話には一切エロはありません。
〈あらすじ〉
ワイバーンのメンバーが拠点を引き払い取り残された4人のもとへ、勇とキャロル……そしてその配下の〈ファラ〉〈ガリィ〉〈ミカ〉〈レイア〉が到着した。そして勇は嘗てない程の怒りを露にしていた。
この有様を見て最初に行ったのは4人の保護だった。
「ガリィちゃんは今すぐに4人の体を綺麗に洗浄してくれ! こんな不衛生なところに放置された4人が不憫で仕方無い!」
「わかってます! ミカ! 手伝え! 洗浄したらすぐに体温を上げさせろ! まだ残暑で旦那様の加護を受けていても限界が、ある!」
「わかっているぞガリィ! アタシもこんな辱めは許せないゾ! 」
ミカとガリィはすぐに指示を理解して行動に移した。そしてその様子を見たレイアは空間を霊力で覆った。そして
「勇……ごめんなさい……私……」
すると処置を受けていたマリアが意識を取り戻した。勇の霊力を体が感じて意識を再度覚醒させたようだ。
「……ごめんなさいマリアさん……貴女と姉さんまで危険に巻き込んでしまった。最初から僕とキャロルで出向けば……」
「そんな事は……良いのよ。でも……ごめんなさい……勇の大切な幼馴染と……たった1人の姉を守れなくて……最年長なのに守れなくて……ごめんなさい……」
マリアは勇に……勇はマリアを含めた4人に謝り続けた。そしてガリィとミカが4人の処置を終えた。
「勇……どうするつもりだ? このままでは義姉達はただ……」
キャロルは敢えて言葉を続けなかった。それは勇が手をあげたからだ。
「少しだけ待ってね。マリアさん……貴女の記憶を見せてください……」
勇はマリアへとキスをして彼女の記憶を読み取った。その結果〈ワイバーン〉の構成員の全てを把握する事に成功した。
「まずは4人を本部へお願いするよ。ただ……その前に〈響と未来のこの半日間の想い出〉を、〈マリアさんと姉さんはこの6時間の想い出〉を吸収して直ぐに焼却して欲しい。頼めるかなガリィちゃん……そして護衛は任せるよミカちゃん……」
「かしこまりました旦那サマ/わかったぞ旦那サマ」
2人の
「そして本部に着いたら残りのメンバーは全員司令室に待機して欲しい。彼処なら司令や緒川さん……そして他の皆もいるから……」
その言いつけを聞き届けて2人は衰弱する4人を抱えて本部へと転移した。
「では旦那様……私とレイアはいかが致しますか?」
勇とキャロルに名前を呼ばれなかったファラは勇へと言葉を投げかける。しかし答えたのはキャロルだった。
「ファラとレイアはこれよりオレ達と
「うん。レイアさんが読み取った時間の流れから未来達が運び込まれた時間は特定できた。詳細は既に〈囁告篇帙(ラジエル)〉で合わせてあるからね。だから確実に奴等を殺すよ……」
勇は殺気を放ちながらも〈刻々帝(ザフキエル)〉を顕現させた。
そして勇は両手に、キャロルとレイアもそれぞれが銃を構える。
「それじゃあ皆……行くよ。必ず全滅させるから……」
その言葉を勇が告げると3人は銃の引き金を弾き、4人の頭へと命中した。そして勇は意識が飛ばされる直前にこう呟いた。
「あいつらは許さないし……未来達を汚させない。そして僕の怒りに触れた事を後悔させてやる……。例え僕が手を汚す事になろうとも……」
そして勇達4人は
「お前達……手筈通りにな……」
「「かしこまりましたマスター/旦那様!!」」
その言葉を合図に4人の男女が〈ワイバーン〉の潜む建物へと静かに足を踏み入れた。
そしてしばらくして未来達を乗せた車が到着する。すると男達は2人を車内から降ろし建物の中へと運んだ。
「お疲れ様ですボス!」「おぉ! コレがシンフォギア装者……中々の上玉ですね!」
4人の男女はその行為を確認すると建物は《《影に覆われた。そして出入り口が消えてしまった!》
「何が起こった!?」 「どうした!?」 「光が!」 「何も見えない!」
男達は突然襲われた暗闇に動揺していた。そしてしばらくすると闇は晴れて入口にいた2人の男……〈タカ〉……そして〈コウ〉と呼ばれた男が中央に投げ出された。
「うわぁ! 」 「ヒィィ! 」
そして突然2人共宙に浮かび上がり首元を押さえる。しかしその一拍後……
ボキリ! メキメキ……!
決して鳴ってはいけない音が鳴り2人は絶命した。しかし恐怖は終らない……〈
「おい! タカ! コウ! 何があった!」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜
しかしどこからか
「おぉ……ここがワイバーンの今の隠れ家か。首尾良くシンフォギア装者を捕えたようだな……」
ボスと呼ばれた男は錬金術師に詰め寄り怒鳴った。
「聞いてくれよ! アルカ・ノイズが突然暴走して俺達の尊い2人の仲間が死んでしまったんだ! どうしてくれるんだよ!」
すると女の錬金術師が口を開いた。
「そうか……それは災難だったな。お詫びと言ってはなんだが、彼からの贖罪を受け取ってはくれないか?」
「あぁ……ハル! 受け取ってやれ!」
ボスはハルと呼ばれた男に受け取らせようとした。そして錬金術師の手を取ると、その姿に変化が現れる。
「❋❁❂✻✲✲✻❁❁❋❂✻!!」
声にならない悲鳴を上げ始め、ハルと呼ばれた男の体はヴァイオリンへと作り変えられていた。
「てめぇら! ハルに何をしやがったぁ!」
ボスが怒鳴ると錬金術師達はフードを取り、その正体を現した。
「確かに僕達はパヴァリアの錬金術師ですよ。〈元〉と頭に付きますけどね?」
錬金術師達の正体は勇とキャロルであり、タカとコウを絶命させたのはキャロルの〈ダヴルダヴラ〉だ。
「お前達まさか! 〈精霊〉と〈嫉妬の魔女〉か! だがお前達がどうしてここに! 」
しかし勇は冷ややかな声で言葉を紡いだ。
「お前達がそれを知る必要は無いよ。この世界ではまだ犯しては無いけど、僕の姉さんや幼馴染に手をかけた。そんなお前達の事を僕は許さない……」
そして勇はヴァイオリンへと手をかけた。そして曲を弾き始める。
「❁❋❂✻❋❁❂✲❂✻❋❁❁!!!」
まるで悲鳴のような音色が流れた。
「これは……。まさか……」
「あぁ……コイツ……確か〈ハル〉と言ったか? そのハルはあの姿で尚生きている。そしてあのヴァイオリンは奴の骨と神経で構成されている。しかし良い音色だろう? 勇は天才ヴァイオリニストの義理の息子だ……そして俺の伴侶だ……」
キャロルの解説によりワイバーンのメンバーの表情は絶望へと変わっていく。
「さて……次は貴方ですよ?」
勇が次に目を向けたのは〈キリヤ〉と呼ばれた男だった。
「貴方達はドラッグにも手をつけました。なのでキリヤさんには〈コレ〉をプレゼントしましょう……」
勇はキリヤの頭を掴むと口の中へ液状の何かを注ぎ続けた。そしてキリヤの表情がみるみるかわりのたうち回り……やがて絶命した。
「❂✻❋❁❋❂✻❋❁✻❂❋❋❂!!!」
「精霊! お前キリヤに何を注ぎ込んだ!」
ボスは勇を怒鳴るが、勇は冷静に答えを返した。
「僕が彼へ注ぎ込んだのは液状にした凡そ1kgの〈マリファナ〉……つまり〈大麻〉です。それも先程ハルさんの体を使って錬成した特製の1品ですよ?」
「なんだよ……ソレ……」
ボスは激しく動揺したが、勇の動きは止まらない。勇は跳躍すると先程錬成したヴァイオリンを振り上げ、〈サカキ〉と呼ばれた男へと近づき凶器が振り降ろされた。そして彼の頭蓋を砕いた。しかし同時にヴァイオリンもまた、大きく損傷てしまった。
「おぃ勇……ゴミが増えているぞ?」
「あぁ……ごめんねキャロル。直ぐに片付けるからね?」
すると勇は炎を巻き起こし、〈ヴァイオリン〉と〈サカキ〉〈キリヤ〉を焼却した。
「動くんじゃあねぇ! 動けばコイツらを……!! 」
〈タツヤ〉と呼ばれた男は未来と響を人質にしようとナイフを取り出した。しかしその時に彼の腕は
「❁✻❋❂❋❁❋❂❂❋❋✻❁!!! 」
しかし人質にされそうだった2人は既に救出されていた。
「ふん……旦那様の幼馴染に手を出そうなどと良くも考えたな……」
この時ファラとレイアが既に透明化しており、ファラがタツヤの腕を切り落とし、レイアが
「懲りない人達だ……。じゃあタツヤさん……次は貴方です」
勇がタツヤの体に触れると、タツヤの体は凍結し……そして崩れ去った。
「精霊……お前……何を……?」
「彼の体は細胞1つ1つが凍結し……そのまま崩れました。彼は良いですね? 苦しむ時間が少ないんですから……」
更に勇は〈ヘイジ〉と呼ばれた男へと詰め寄る。
「俺に……何を……する……つもりだ……」
怯えるヘイジだが、勇にそんな事情は関係無い。勇はヘイジの首を掴むとヘイジの体からは水分が蒸発し、まるでミイラのような姿へと変わり果てた。
「うわあァァァァァ!! 」
悲鳴をあげたのは〈ケン〉と呼ばれた男だった。彼は勇から逃げようと出口を探すが、勇は
「逃しませんよ?」
勇はケンの足を斬撃を飛ばして切り落とす。
「ッ!?」
既に声が潰れる程に悲鳴をあげたケンは足を切り落とされた時に叫べなかった。そしてそんなケンの体は再び放たれた斬撃の雨により細断された。
「バケモノ……」
〈レン〉と呼ばれた男は勇に怯える。しかし勇はそんなレンの元へと歩き、素手でレンの胸を貫いた。
「あ……あぁ……!!」
ボキボキボキボキ……グシャリ!
レンの胸からは血が溢れ、勇の腕はその血で汚れる。……しかし勇はレンの心臓をそのまま握りつぶした。
「未来達の苦しみはこの程度じゃあ済まないですよ?」
そして勇はレンの体を〈贋造魔女(ハニエル)で爆弾へと変化する。
「貴方は確か……〈ジュン〉と言いましたね? 貴方にはこの死に様がお似合いだ!」
勇は人の体で作りあげた爆弾をジュンに投擲した。もちろんすぐに起爆して体は悲惨な程にバラバラとなっていた。
「まったく……汚い花火だな……」
キャロルの呟きには全面的に同意するよ。
「さて……残るはあんた1人だよ〈ワイバーン〉を統括するリーダーさん……」
「精霊……お前……何者なんだよ! 」
勇はボスを見据えて声を低くして告げた。
「僕の名前は〈雪音 勇〉だよ。嫉妬の魔女〈キャロル・マールス・ディーンハイム〉の伴侶にして精霊……そして裏の世界で一時噂になった〈バルベルデの悪夢〉の首謀者だよ。まぁ……コレはカリオストロ師匠が後からつけた噂だけどね……」
するとボスの表情が更に変わる。
「お前が……あの悪夢の……」
「アンタは即死だけはさせないよ。絶対に惨たらしく殺すから……」
勇は風を発生させ……巨大な竜巻を形成する。そしてボスを竜巻へと投げ込んだ。
「じゃあ死んでください……」
「✻❋❂❁❁❂❁❂❁✻❋✻❁✻❁❁❋❁〜〜!」
もはや言葉とすら認識出来ない程の痛みを味わうボスだが、何故か死に至れなかった。
「キャロル……アレを頼むよ……」
「了解した。派手に喰らってやろう」
キャロルは翠の獅子機を顕現させて口を開かせた。そしてその中へ先程までボスだった肉塊を竜巻により本当の肉団子へと整形した。そしてその肉団子を獅子機の中へと放り投げる。
むしゃむしゃ……ボリボリ……
獅子機は肉団子をすり潰していく。
「さぁて……フィナーレだよ!
そして激しく光を放つ天使の砲撃により肉団子は痕跡も残さず消失した。
「終わった……。しかし……あいつらはなんで
勇がその疑問に気付くのはAXZでの出来事だ……。
「コレが勇の本気の怒り……恐ろしい限りだ……嘗ての奇跡を憎むオレすら凌駕するあの残虐性は……心優しい勇には……抱いて欲しく無いものだな……」
その隣で呟き、勇を本当に心配していた声は……勇に届いていた。
「僕だってこんな事は……もう2度と起こしたくはないよ…………」
勇の表情は暗く……流す涙は止まらなかった…………。
彼等は主人公(作者)の逆鱗に触れた。なので作者の考えうる最も虐殺行為で彼らには死んでいただきました。
2度とこんなにスプラッタでヤバい話は書かないようにしたい……。ただし好評な意見が多数寄せられれば再度筆をとります。
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本編は完結しましたが、リクエストを受けましたら投稿しますので是非要望をお聞かせください。
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