年の瀬も大忙しの翼さんと勇君の一時をお楽しみください。
ゆく年くる年……そう世間で言われる12月の暮れは皆大忙しだが、現役の歌手として活動しているマリアさんや翼さんは特に忙しいスケジュールを組んでいる。
「しかし…………冷静に考えると僕達はそんなアイドルと、別の分野でとはいえ肩を並べて仕事をしてるんだよなぁ……」
この過密スケジュールの中マリアさんはまだ出演する番組が比較的決まっているが、翼さんはそれに輪をかけて多忙なスケジュールを過ごしている。
「いや………………バラエティ番組への出演って〈しないシンフォギア〉だけの話だと思っていたけどそういう訳じゃあ無いんだね……」
なんとこの世界の翼さんは〈しないシンフォギア〉同様にバラエティ番組にも出演していた。そのせいでマリアさんよりも尚過酷なスケジュールだ。
「流石に翼さんをねぎらうべきだな。キャロルにもわかって貰う必要があるね……」
僕はキャロルへの説得と翼さんの年末スケジュールの確認の為に本部へと転移した。
「翼さんのスケジュールですか? 確かに過密ですが本人が大丈夫だと言うので心配はしていませんよ?」
なるほど……緒川さんが既に調整済だったか。なら後の事も何とかなりそうかな?
「ならたまには僕に労わせてください。せっかくの機会ですから!」
「わかりました。勇君なら安心して翼さんを任せられます。しっかりと翼さんを癒やしてあげてください」
「任せてください緒川さん! 最高の年末を過ごして貰うつもりですから!」
僕は緒川さんにスケジュール表を貰いキャロルの元へと向かった。
「そうか………………翼への慰労か。確かにアイツの仕事は重責だな。そんな翼の頑張りはオレも認めている。だから勇は翼を労いたいのだろう? とあるレストランのチケットを入手しておいたのでな。盛大に労ってやると良い」
キャロルはあっさりと了承してくれた。そしてチケットの手配さえしてくれていた。こうなってくるとキャロルが本部の皆と仲良く出来たことを自覚するし、僕の暗躍も実を結んだと思わずにはいられない。
「ふふっ……そうだろう? 流石はオレの勇だ。だが今日は翼の為に心を砕いて来い。オレが認めた女の1人なんだからな……」
「じゃあお言葉に甘えるね。ありがとうキャロル………………愛しているよ!」
僕はキャロルにお礼を言って本部を後にした。
そして僕は収録を終えた翼さんに声をかけた。
「お疲れ様です翼さん。30日は僕と食事にでも行きませんか? キャロルから素敵なレストランのチケットを貰いましたからね。是非頑張る翼さんと食事をしたいと思いましたから………………」
すると翼さんは驚いた表情を見せるもすぐに喜んでくれた。
「本当に……私で良いのか? 雪音やキャロルとではなく……私と……だと? ………………でも……そうね。私を1人の女性として見てくれるのはとても嬉しいわ……」
翼さんは最近少しずつ乙女のような仕草をする事が増えて来た。こんな仕草は思えばファラさんとの戦いの後から徐々に増えていったような気もする。
「ええ……僕は皆の為に頑張る翼さんとディナーに行きたいと思います。そしてそこで素敵な一時を共に過ごしたいです」
僕は自分の本音を翼さんに告げた。すると翼さんは少しだけ考えた後に答えをくれた。
「…………わかったわ。ならその日の仕事は緒川さんにスケジュールの調整を依頼するわ。勇と素敵なディナー…………ふふっ今からでも楽しみね?」
翼さんは防人としての顔でもなければ、歌姫としての顔でもない…………〈恋する乙女〉と言える顔をしていた。
「…………やっぱり翼さんはその表情が似合います。ディナーの日を楽しみにしています…………」
僕は顔が真っ赤になっていたので俯いてしまった。
そしてディナー当日…………僕はドレス姿の翼さんに見とれていた。
「あら? 驚いたかしら? 私だってね…………楽しみだったの。だから今日はお互いに楽しみましょう?」
「えぇ。素敵な夜を過ごしましょう?」
僕達はレストランでディナーを楽しんだ。しかし食事が終わると、少しだけ物足りなさを感じてしまった。
「とても素敵な場所でしたね?」
「えぇ。勇と2人でのディナー…………とても良い想い出となったわ。でも……少しだけ物足りなさを感じるの。せっかくだから家で少しだけ……お酒を嗜んでみましょう?」
「お酒…………ですか。そうですね……少しだけ嗜んでみましょう」
僕達は家で少しだけお酒を嗜む事にした。
「勇……私は貴方に救われたわ。雪音の……クリスと小日向が貴方に向けるその好意を眩しく思うと同時に私は……触れてはいけない温もりだと思っていたわ…………」
翼さんは帰宅後に本当にワインを口にした。すると普段僕に抱いてくれていた想いを口にしてくれた。
「そして僕がファラさんとの戦いの前に翼さんと八紘さんとの……」
「そうね。あの事があって私は貴方を自分の隣に居てほしと思ったわ。小日向にも……クリスにも……キャロルさえも捨てて私と居てくれたら…………とね」
あの日翼さんは〈防人〉から〈1人の女性〉へと変わり出した。そしてその変化は歌手活動や戦闘任務の時にも現れるようになり、肩の力が抜けてありのままの姿を見せる事が増えて来た。
「翼さんの気持ち……僕はとても素敵だと思いますし、そんな翼さんに好かれた僕はとても嬉しいです。そしてその…………言い辛いんですが…………今の僕は翼さんに「それは私も同じよ?」んむぅ!?」
僕は言葉を告げる最中で翼さんにキスをされた。ワインの香りが少し残るその味は僕の理性を壊すには充分だった。
「翼さん……寝室に行きませんか? 今のキスで完全にスイッチが入ってしまったみたいで……」
「もちろんよ。そもそも私は今日のディナーの時から胸の内より感じる激情に焦がれていたわ。今日は寝かさないわよ?」
僕達は汗を流す為にお互いにシャワーを浴びて寝室に入った。
「勇……待たせたわね…………」
既に翼さんはシャワーを終えた後から裸で戻って来た。恐らくこれから僕達はお互いを貪り食うのだろう。
「いいえ……僕の為に準備をしてくれる翼さんの事を待つのに苦痛なんてありませんよ。それじゃあ……始めましょう?」
僕達はベッドに入るとまずはキスをした。キス自体は何度も繰り返してきた行為だが、それだけに僕達らしさというのも存在している。
「勇…………凄く欲しいわ。勇のオチンポで私のオマンコをぐちゃぐちゃにして欲しいの…………だって私は勇に愛して貰えるだけでとても嬉しいのだから……」
「大丈夫ですよ翼さん……今日の貴女はとても美しいです。僕にとっての翼さんはアイドルとして……そして防人としての姿しか知りませんでした。しかし今では1人の女性としての翼さんが目の間にいます」
僕は翼さんを抱きしめた。すると翼さんは僕の首に甘噛してきた。
「ッ!? 翼さん……僕は逃げませんよ? そして……伝わりませんか? 僕の翼さんに感じてる想いが…………」
自分で言うのも恥ずかしいが、既に僕のペニスは勃起している。そしてそんなペニスが翼さんにしっかりと当たっていた。
「ふふっ……嬉しいわ……。だって私には雪音やキャロルと違って胸が無いもの……だけどそんな私にも感じてくれているという事でしょう?」
「女性の魅力は胸だけじゃあ無いです。もちろん大きければそれだけ男性の目を引くとは思います。ですが僕は翼さん自身に魅力を感じています。だから自信を持ってください。〈風鳴 翼〉の魅力はちゃんと僕に伝わっていますから…………」
そしてとうとう僕は翼さんのオマンコに挿入した。しかし翼さんのオマンコは既にしっかりと濡れていた。挿入すると僕のペニスにしっかりと絡みついてきた。
「っ!? 凄いですよ翼さん! 翼さんのオマンコ……僕のペニスをあっさりと受け入れてしまいました! 」
「えぇ! 私は勇に挿入されるのをずっと待っていたわ! 勇とのセックスは気持ち良いもの! もっと……もっと犯して! 私に勇の存在を刻み込んで! 」
興奮した僕達は既に獣と呼べる程にお互いに惹かれていた。そして僕はすぐに翼さんの膣内に射精してしまった。
「翼さん! 受け止めてください! 僕の翼さんに感じる思いを!」
「えぇ! 私のオマンコに勇の精液をたくさん注いで! そして私に勇の温もりを感じさせてえぇ!」
そして僕は翼さんのオマンコへと射精してしまった。しかし慣れないお酒を嗜んだ影響かいつもよりも気分が高揚してきた。
「翼さん……まだまだ楽しめますよね? 僕は楽しめますよ?」
「もちろんよ! 勇を独占できる夜なんて貴重だわ! 今日は寝かさないわ! 朝まで絞りとってあげるから!」
翼さんの顔はいつもよりも紅い。しかしそれはお酒に酔ってる訳ではなく、純粋にこの雰囲気を楽しんでいるようだ。
「そしてまずはそのペニスを綺麗にしないとね?」
僕のペニスをフェラする翼さんはとても幸せそうな表情をしている。
「こんなに素敵な女性達に想われている僕は幸せですよ。来年も幸せな1年にしたいですね…………」
そして翼さんは僕のペニスをフェラだけで射精した後、今の独白に答えを出して来た。
「違うわよ勇…………これはあくまでも始まりにすぎないわ。私達はお互いを想い合っているでしょう? 想いの続く限り幸せは紡いで行けるわ……。そして願わくば……」
翼さんの言葉に僕は胸を打たれた。そうだったな。僕にはこんなにも素敵な女性達が側にいたんだ。
「そうですね。でも翼さん…………最後の言葉だけは保障しませんよ? 僕の1番はキャロルですからね?」
「それはあくまでも初恋よ? 知らないかしら? 貴方のキャロルへの想いは既に相思相愛よ? そして私が抱いているのもまさしく愛よ?」
そうだな……僕とキャロルは結ばれて相思相愛になった。しかし翼さんは言葉を続けた。
「そして胸の内より溢れる感情の中で〈恋〉は〈愛〉を凌駕するわ……。私達の関係性が不変だとは限らないわよ?」
流石は翼さんだ。正面から堂々と僕をキャロルから奪うと宣言をした。そして翼さんなら可能性はあるだろう。
「えぇ……これからの僕達の関係性は僕達自身もわかりません。しかしきっと……僕達はそれでも幸せに過ごすでしょうね……」
「もちろんよ。さぁ…………愛の営みを続けましょう?」
既に翼さんは騎乗位の体勢となって僕のペニスを挿入していた。
「はは……話の最中に行為に及ぶなんて凄いですよ翼さん! だけどそんなに僕を絞り取るつもりなら今日は泣いても止めてあげませんからね?」
「あら? 先に音を上げるのは勇よ? キャロルとの話では最近は絞られ続けているのでしょう?」
「言いましたね? 絶対に屈服させてみせますから! そして僕を寝取るなんて発想を抱かない程に愛してあげますから!」
そうして僕達は夜が明けるまでお互いの体を求めあった。
久しぶりに純情な話を書いた気がする。そして書いていてとてもたのしかったです!
皆様もリクエストがありましたら気軽にメッセージにお願いします。
本編は完結しましたが、リクエストを受けましたら投稿しますので是非要望をお聞かせください。
皆様のみたいお話のパターンは?
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