本編の世界の勇君の一人称 「僕」
本編世界の勇君からこの世界への呼び方 「ユウ」
この世界の勇君から本編世界への呼び方 「勇」
以上の呼称でこの話を展開します。
「コレは……並行世界の……」
嘗て〈白黄 七海〉さんと共にダ・カーポと凜祢が起こした事変を止める為に呼ばれた感覚と似ている。
今度の世界は……何を僕に求めているんだ?
「でも……この力が僕を導くなら……それは助けを求める〈誰か〉がいるんだ。だから僕は……その人物を救おう……」
そして僕は
ボクはマリアさん達が行方不明になったことと、今回の司令の言葉に最悪の仮説が頭をよぎることとなった。
「マリアさんと……セレナさんが……消息不明……でも……2人はアメリカへの旅行までは……確かに……」
そしてボクの元へ意外な人物が現れた。
「はじめまして……だね……この世界の僕。自己紹介は簡略化する為に〈コレ〉を使うよ?」
その人物はボクと同じ姿をしているけど……何処か雰囲気が大人びていた。そして彼は
「
そしてボクに〈十の弾〉が当たると彼の
「次は君の番だ。頼むよ?」
そして彼はボクに告げた。ならばボクも応えよう。
「
そしてボクは彼に
「あぁ……やっぱりそうなんだね……」
すると彼は事態を飲み込んでくれた。説明の手間が省けるのは……ボク達が
「まずは情勢が知りたい。教えてくれるかいユウ……」
「もちろんだよ勇。現在の時系列は…………」
そうしてボク達は現在までのお互いの歩んだ歴史と、世界の情勢を語り合うこととなる。
「まずは僕の世界はほぼユウの知る並行世界と言って良いよ。ただし……キャロルに命題の答えを示して、伴侶となり……響達とも結ばれた……そんな世界だ。ちなみに魔法少女事変に相当する、キャロルの嫉妬より起きたGX編で本部の装者とフィーネさんが精霊化したよ?」
「ボクが転生したのはF.I.Sだよ。そしてセレナを庇って天使を覚醒させた。けど建物崩落後にフィーネに見いだされてクリス姉さんと同じ手駒になったかな。後はセレナが生存した以外は原作通り……いや違うね。未来が装者のままだったよ。最後にキャロルは今は大人しくボクの恋人になってくれたよ。翠の獅子機が顕現してからはボクがキャロルと戦ってしまったけどね……」
「なるほどね。じゃあ結社の活動は……」
「未だに原作通りだよ。とほほ……彼女達も救いたかったけど……勇が羨ましいよ……」
すると勇は少し考える素振りを見せた。そしてボクにとっておきの策を教えてくれた。
「なら……まずはそこから動こうか……」
こうしてボクは勇の力を借りて結社に接触を果たした。そしてアメリカを解体する為の布石を打つ事にした。
そしてボク達は皆の居場所を突き止めて助けに来た。
「僕達はまず〈F.I.S〉の関係者が次々と死んでいる事実にたどり着いたよ。それで不審に思ってね?
〈
まあ…………
「そうして並行世界の人物である事を語る貴方は私達結社の拠点に現れてこう告げたわね……
〈欧州の覇権を担う結社にアメリカの覇権も可能とする案件を持って来た〉
とね。しかし……本当にその情報には驚いたわ……」
「そして俺たちは国連所属組織としてアメリカの悪事を暴くべく確たる証拠と影響力を持つ人物との交渉を続けた。まぁ……その過程で結社からの協力が得られた事は素直に助かったよ……」
並行世界のボクは本当に凄い人物だった。〈S.O.N.G〉所属の部隊による活動を可能とする為の下準備をする間に、アメリカを瓦解する為の情報を揃えた。そして少しずつ情報を小出しにして行動力を削ぎ続けた。この過程があったからこそ、4人は生きていられたと言っても良いんだから……。
「というよりは……きちんと準備しないと助け出した後の方が手間だからね……」
「まぁ……そういう事だからあーし達による革命の礎にしてあげるわよ? アメリカの要人……兵士……確実に生贄の数を補充するのに大きな前進を遂げるわね?」
「まぁ……そうでなくともこの大国が瓦解するところは見て見たいワケだ……」
そうして錬金術師達は語り終えた。さぁ……反撃の時だ!
「いや……少し時間をかけ過ぎたようだね? 君達の仲間……とっくにこちらの人質だが?」
そう告げた黒服はマリアさん達にナイフを向けていた。しかし……勇の動きは早かった!
「こちらも無駄話をしたつもりは無いよ。人質は……マリアさん達は返して貰うから! 」
勇はそう叫ぶと
「ボクも負けないよ! 〈氷結傀儡(ザドキエル)〉! …………行くよ!」
「子供達を導くのが俺たちの役目だ! それを忘れて子供達を苦しめる奴は……人ですら無いぞ! 」
風鳴司令も怒髪天だ。当然だろう。彼はボク達が戦場に出る事を誰よりも悔やんでいた。なのに……今回は皆の心に消えない傷を残す事になった。司令の怒りは……相当な。いや、とても堪えること等できないだろう。
「人は支配されるべきでは無い。しかし……今は〈バラルの呪詛〉が人々の相互理解を阻んでいる。私達は……その支配から人々を解放するのだ! その為に……人を人とも思わないアメリカは消させて貰うぞ!」
そしてボク達はあの後ホワイトハウスの襲撃に始まり……アメリカが隠蔽した非人道的行為の数々を明るみにして欧州を拠点にする結社との協力関係を確立した。しかし……その立役者の勇は浮かない顔をしていた。
「ユウ……本当に良いのかい? 僕の力があれば皆の心の傷を……」
「うん。でもね?
すると勇はボクの覚悟を聞き届けて感心していた。
「そっか……。強いねユウは。僕は乗り越えるのに皆の力が必要だった。だけどユウは……既に覚悟を決めていた。ユウの未来に……希望がある事を願っているよ……」
勇はそう告げると光に包まれた。
「お別れだね……」
「君とは……是非とも人類の楔について語りたかったものだ……」
すると勇はボクに視線を向けて言った。
「僕の記憶は……この世界の僕に託しました。後は……貴方がこの世界の僕と是非話しあってください。きっと……有意義な内容になりますよ? サンジェルマンさん……」
「そうか。しかし……済まなかったな。並行世界の勇君に……俺達の助けをして貰って……」
「良いんですよ。僕も自分の
そして勇はボクへ最後にこう告げた。
「もう一度言うけど……ユウの心は強い。それこそ……このボクよりも……ね……」
「なんだよ……最後には自分に……負ける事を……認めるのかよ……」
ボク達は涙を流しながら勇が帰るのを見送った。
「さぁユウ君……俺達の本当にするべき仕事は……」
「まだまだありますね。でも……あの世界のボクにも恥じない行動をしていきます! 」
ボクは並行世界のボクと自分自身に誓うよ。
「起こった出来事がどんなに辛くても……必ず前を向いて生きて行くから……」
その呟きを聞くのは……ボク1人で充分だよ!
〈ア メ リ カ ほ ろ ん だ !〉
本編世界の装者に対してこのような行いがあればマジで勇君は破壊神へといたります。(勿論ですが反転してます)
皆様もリクエストがありましたら気軽にメッセージや活動報告にお願いします。
本編は完結しましたが、リクエストを受けましたら投稿しますので是非要望をお聞かせください。
Twitterの方でもリクエスト可能です。@Taku_f24
皆様のみたいお話のパターンは?
-
勇君によるヒロインへの蹂躪
-
ヒロイン達による逆レイブ
-
ヒロイン達の悲劇
-
純愛系の展開