「仮面ライダーセイヴァー〈スピリチュアルフォーム〉」
ご存知作者がコラボ章の終わりに、〈神咲胡桃〉さんから頂いたフルボトルを使って勇が変身した姿。
現在の勇の状態
「仮面ライダーブラッド〈スピリチュアルフォーム〉」
つまるところブラッドの変身に精霊の力を取り込ませた状態。理論上勇の最強装備(抑止力のいない為本人も使用を控えていた。しかし彰の所業がアウトだったので持ち出しました!)
この装備をした凜祢と勇が彰君をフルボッコにします。
「さて……僕達は自己紹介をした。次は君の番じゃあないかな?」
「それもそうだね。僕の名前は〈五十嵐 彰〉……君と同じ世界に転生した人物だよ。でもどうしてここに? いや……
彰は勇の姿が明らかにおかしい事に気づいていた。それもそうだろう……現在の勇は
「まぁ僕は彰……君の戦いを……そしてその後の光景をしっかりと見ていたからね。だけど……
「まあね。本当はこの後勇に招待状を送るつもりだったんだよ?」
「エルが見たビデオレターだね? まぁ……
「そうみたいだね。じゃあ……戦うかい?」
すると勇は
「まあその前に……僕は彰に渡す物があるんだよ。
勇は自らの記憶を複写して彰へと撃ち抜いた。すると彰は勇の行動に納得していた。
「なるほどね。〈贋造魔女〉で2人の髪飾りへと擬態して僕がいるこの部屋に入った訳か……」
「それともう1つだよ。最初にキャロルちゃんが放ったエレメンタル・ノヴァ……アレ自体が仕込みなんだよねぇ……」
凜祢の言った仕込みの原理は単純だ。まずは起動状態のテレポートジェムを
「だからキャロルは君に負けたんだよ。誇って良いよ彰……君は間違い無く強い。少なくとも……僕達が全力で戦う必要がある程にね! 」
勇は〈鏖殺公〉を構えた。ただでさえチートライダーと言われたブラッドに……勇自身の天使が展開されている。
「もちろん私も全力だよ?」
凜祢も同じく〈鏖殺公〉を構えていた。ただ……それでも彰は冷静だった。
「なるほど……デアラの天使と仮面ライダーブラッドの力を同時に扱う訳……か。でも僕も負けるつもりは無いんだよぉ! 」
彰も既に神器を展開しており、当然だが
「先手は譲るよ!」
Boost!
彰は勇達を挑発したが、既に反撃の準備を始めていた。勇達はそれを見抜いた上で彰へと斬りかかる!
「そらぁ!」
「せぇい!」
勇と凜祢のコンビネーションはキャロルとの物よりも劣るが、嘗て胸の想いをぶつけ合った2人にはタイミングの誤差をキャロル以外に認識される事は無い。
「ぐうううぅぅぅぅ…………」
1合防いだだけで彰の腕はキャロルの〈エレメンタル・ノヴァ〉を防いだ時以上に痺れていた。
「なんて重い1撃……コレは確かにキャロルが片手間だった事の証明かな……」
しかし彰自身は初撃を防ぐところからが戦闘の始まりだ。故に想定していた攻撃でもあった。
「だけど……今確実に2人には触れたよ? 僕の神器の特性を識ってるなら今のは致命的じゃないかな?」
「確かめるかい……僕の策を!」
勇は再び彰へと近づき剣を振るった。そして今度は拳や蹴りを混ぜながらの戦闘へと変化した。
「だけど相手は私もいるよぉ! 行くよ勇君!
凜祢は既に天使を切り替えて〈破軍歌姫〉を展開し……勇の掩護を始めた!
「ありがとう凜祢! それならこれで!」
勇は〈氷結傀儡〉の氷を腕に纏わせて彰へと殴りかかった!
「接近戦か!? 僕の土俵だよ!」
彰も篭手に力を込めて勇と殴り合う姿勢を見せたが、ふと疑問が残っていた。
(何故勇の力を半減出来ない? 力量差か? いや……多分何か絡繰がある筈だ!)
「考え事をする余裕は与えないよ! 」
現在の勇はブラッドの身体能力に加えて〈氷結傀儡〉による強化……そして凜祢の行進曲によって加護までついている。その為に直撃すればいかに彰とて無事では済まない。
「とりあえず……そのヤバそうな攻撃はごめんだね! だから……後方から叩くよ! 」
彰はアルカ・ノイズを召喚して凜祢への奇襲を試みる。しかし……それはある意味見え見えの策だった。
「ここが君の部屋である以上はわかっていたよ! 」
凜祢は
「曲を切り替えた!? ……いや違う! 〈破軍歌姫〉の
彰の予測通り凜祢が歌っていたのは〈幻想曲〉だ。しかし勇のフォローが可能であれば〈行進曲〉を、自身の身に害敵がいるならば〈輪舞曲〉の曲調を強くしているだけだ。しかしこれは……一重に凜祢の技量の高さが証明されている。
「〈絶滅天使〉と〈灼爛殲鬼〉も同時展開だ! まずはこの攻撃で!」
勇は【光剣(カドゥール)】を展開して彰への3本の羽で遠距離攻撃を始めた。
「この乱雑な動き……いや違う! この動きは! 」
彰は自分に向かって放たれた筈の光線が直撃しないルートにあった事で距離を詰めようとしたが慌てて二歩下がった。すると彰が踏み込もうとした場所で3箇所からのビームが交差した。
「流石に危機察知能力も高いね! だけど……
「ッ!? …………しまった! 」
確かに
「なんて空間把握能力!! コレが天使を操る転生者の力!」
彰は勇の技術力の高さに旋律した。そして1つの賭けに撃って出る事にした。
「うおおお!! こうなったら強引にでもぉ!」
Divide! Divide! Divide! Divide! Divide! Divide! Divide!
彰は白龍皇の力を強引に解放して勇の力の半減を図った。しかし……カウントされた筈の勇の霊力は……
「なんで……半減されないんだ……」
「1つは簡単だよ。僕の霊力に対して
そう……これが勇の用意した
「なるほど……確かに僕への対策としては有効だよ……。だけど……僕の神器の機能は1つじゃないんだよ!!! 」
そう……彰の神器にはもう1つの特性があった。それは赤龍帝の篭手の力だ。
Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost!
彰は自身が想定し得るギリギリのラインまで己の力を倍加させた。しかし……それでも勇と凜祢は表情を変える事は無かった。
「だろうね。そして直ぐに体勢を立て直して反撃の機会を伺える事から、彰は充分力量の高い事の証明だよ。強大な力に溺れてる訳じゃないみたいだしね!」
Explosion!
彰は倍加を止めて両足に力を込めた。そして勇への距離を一気に詰めた!
「純粋な火力で叩けば良いんだ! 」
右腕の篭手へと力を集めた彰だが、勇はその直線上に〈灼爛殲鬼〉を構えた。
「そういう勝負は嫌いじゃないよ! 」
そして勇は〈
「ッ! その火力……防がないと不味い! 」
彰は攻撃目標を直ぐに切り替えて〈砲〉を打ち破ろうと右腕で競る事を決めた。しかし……
「やっぱりこの威力だと恐怖を感じるみたいだね。およそ……15回って……ところかな?」
15回……その数字は彰が耐えられる自身の倍加の上限だ。
「そして上限が分かれば別の攻略法も存在するよ!」
「もう1度力を込めればぁ! 」
彰は消費してしまった力を取り戻す為に再度倍加の準備に入った。しかし……
「もちろんそう来るよね? 〈刻々帝〉…………〈
勇は彰の時間を
Burst!
無情な音声が流れてしまった。
「倍加の……過剰……現象……」
彰の呟き通りこれが勇の持ち出した
「ついでにそもそもこの対策法もあるんだよ!」
勇は〈絶滅天使〉〈灼爛殲鬼〉〈刻々帝〉の3つの天使を消して1つの天使を顕現させた。
「行くよ
すると彰の漆黒の龍鎧は……
「僕の……〈漆黒の龍鎧〉が……」
「彰が〈識ってる〉なら……僕が
「〈漆黒の龍鎧〉の……機能……停止……」
「正解だよ。だけど……この攻略法はまぁ……御法度なんだけど……」
勇は直ぐに【閉】を解除した。そして最後に彰へと問いかけた。
「だから……全力で来なよ……。僕ははそれすらも上回るから! 」
「わかったよ勇……僕は君を正面から超えてやるよ! 」
「なら……私も全力で行くね?」
凜祢も〈破軍歌姫〉による勇への支援を止めた。そして3人は全力の1撃の為に力を貯めた。
「うおおおおお! これが僕の全力だあぁぁ!! 」
彰は自身の力を限界を超えて尚倍加させ……嘗ての〈兵藤一誠〉が決め技にしていた技を発動させた。
ロンギヌススマッシャー!
「凜祢! 僕が合わせるよ! 」
「ありがとう勇君!」
凜祢は〈スピリチュアルボルテックフィニッシュ〉を……、そして勇は〈ゼネベイトスネイカー〉を発動させた。
「うおおおお!!! 」
「はああああああ!!! 」
「だあああああああ!! 」
そして衝突する3人の必殺技だが…………勝敗は明白だった。
「僕と彰の違いは……背負い……守る物の差なんだよおぉぉ!! 」
「グああああああああがァァァァァァああ!!!!!!!!!!」
勇と凜祢は彰に競り勝つとその腹部に強烈な蹴りを叩き込んだ。その結果彰はとてつもない勢いで壁に叩きつけられる事となった。
「コレが……キャロル達の……信じた……勇の……力……」
彰はそう呟くととうとう意識を手放した。
「彰……もし君が最初から僕達の隣にいたなら……違う未来もあったかもしれないね……」
勇はそう呟くと彰を背負った。
「勇君……彼をどうするつもりなの……?」
「本部に連行するよ。それと……彰は
そしてシャルロット達が待つ本部へと…………転移した。
「ここは…………?」
「気が付いたかい彰? まぁ……今は拘束させて貰ってるけどね?」
彰が目を覚ました。しかし其処は……結社の保有する牢屋だった。
「僕を殺さないのかい?」
「その質問の答えは僕の質問を答えてからだよ?」
彰の質問を勇は答え無かった。しかし……勇は彰に質問をすると言った。
「彰……僕達に協力して欲しいと頼んだら断るかい?」
「勇達に……協力?」
彰は勇の心意が分からなかった。しかし……その言葉に重みがあることも理解していた。
「そうだよ。彰……君はこの世界に転生したものの、自分の命を守る為に〈あの家〉で過ごしてたんだろ?」
そしてラーゼが後にコンタクトを取り〈あの事件〉が起こった。
「だけど……本当に良いのかい? 僕は……調を……マリアさんを……未来を……キャロルを……」
「
そう……勇は
「だけど僕が裏切るかもしれないよ?」
「あ……そしたら
勇は笑顔で彰を見据えていた。その笑顔は……彰にとっては何よりも恐ろしい表情だった。
過去最高規模の力を持ち出してのフルボッコタイム。これは……彰君涙目です。ちなみにですが、彼の生存させた理由は2つあります。
・1つ目 作者自身が初めて貰ったオリキャラだから。ちなみに今後出番があるかどうかは未定
・2つ目 能力が能力なので後々使えるかもしれないので残しました。もしかしたら本編の続編に登場させるかも……
次は後日談を18時45分に投稿します。この後日談はこの日から一週間後の予定としています。
皆様のみたいお話のパターンは?
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勇君によるヒロインへの蹂躪
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ヒロイン達による逆レイブ
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ヒロイン達の悲劇
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純愛系の展開