こうして、カイドウの鶴の一声で俺とヤマトの一対一の話し合いが設けられたのだが・・・。
俺は鬼ヶ島の一室でヤマトと対面しながら座っていて目の前には大量の料理が並べられていた。
そうして、話し合いは始まることとなり俺は最初から本題に入った。
「ヤマト、お前最近化粧品とかの女物に興味を示してんだってな」
「えっ、あ・・・あぁ、まぁね」
「以前は男だのおでんだの言ってた奴が随分な変わりようだな」
「そうだね」
俺とヤマトは料理を食べながら話を進めていく。
別室ではカイドウ、キング、クイーンが俺達の様子を監視ししていた。
「あーあ、なんつうか色気のねぇ話だぁ。つまんねぇな」
「馬鹿か、この話し合い自体は最初から色気なんてねぇだろうが」
「だってよぉ、ガキとはいえ男と女が密室で話してんだからもっとこうなんかあるだろ」
「くだらねぇ、会話に集中しろ」
クイーンの愚痴に対してキングが諌めるのをよそにカイドウだけが真剣な表情で見ていた。
場面は話し合いの場に戻り・・・。
「僕は決めたことがあるんだ」
「ほぅ、なんだよ」
「ジョーカー、君を「光月おでん」にする!!」
「ぶーっ!!何でだよっ!?どこをどうやって考えたらそういう答えなんだよっ!?」
ヤマトのカミングアウトに対して俺は飲み物を吹き出し叫ぶ。
「君に言われたあの日あの時からずっと考えていたんだ。それで僕の本当にしたいことを導き出したんだ!それは「ワノ国の開国」だったんだ!!」
「だから、俺が「光月おでん」の代わりに開国しろと?」
「いやまぁ、最終的にはそうなるのか」
「
ヤマトの言葉に疑問を持ちながら俺は更に情報を引き出そうと促す。
「まず、君と僕とが夫婦になる」
「ちょっと待てゴラ、色々と話がぶっ飛びすぎだぞ!!」
真面目な顔をしながら予想斜め上の発言をかましてくるヤマトに対し俺は突っ込まざるを得なかった。
「ブーーーーーーッ!?ヤマトがジョーカーに告ったーーーーー!?」
「!?」
話の内容が内容なためにクイーンは目を飛び出させながら啜っていたおしるこを吹き出し、キングも驚きのあまり目を見開くのだった。
そして、ヤマトの実父であるカイドウはというと何も言わず酒を呑んでいるだけだった。
「よし、まず何で俺と夫婦になるという考えに至ったのかを聞かせろ」
「そうだね、そうしよう」
俺はなんとか冷静さを取り戻しヤマトにその考えになったのかを問いただすことにした。
「君はあの時僕のことを女だと断言したよね、それだったらいっそのこと君のことも巻き込んじゃえと思ってね!!」
ふざけんな、この野郎!!
ヤマトのふざけた発言に対してぶちギレそうにもなったが最後まで聞くことにした。
「それでね、おでんには光月トキっていう妻がいたんだけど僕にはそんな立ち位置になってくれる人がいなかったからそれなら君をおでんにして僕がトキになろうって思ったのさ!!」
「だからって、俺を巻き込むなよ・・・」
いや、もう考えが子供の屁理屈だったこともあってか俺はもう疲れた。
「ヤマトお前、俺の立場とか理解してそれを言ってんのか?俺は百獣海賊団”飛び六胞”なんだよ!!」
「あぁ、それなら安心してくれ!!もう親父には言ってあるから!!」
「安心できるか、ド阿呆!!」
今のヤマトの爆弾発言を聞いて俺は大声で怒鳴るのだった。
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
「・・・・・」
今、この部屋は鬼ヶ島いやワノ国全土の中で超絶危険地帯になっている。
大看板のキングとクイーンが無言のままカイドウの方を見るも無言・無表情のまま酒を浴びるほど飲み続けている。
「おい、キングどうすんだよこの状況・・・」
「知るか、どうにかしてぇならテメェで何とかしろ能無し」
「なんだと変態野郎!!」
そんなこんなで小声で器用に言い争う二人をよそにカイドウがゆっくりと立ち上がった。
「「!?」」
突如立ち上がったカイドウに反応して最初にキングが声をかける。
「カイドウさん、ヤマトの奴がとんでもないことを言い出しましたがどうします?」
「あぁ」
その一言だけを言い、カイドウは部屋を出ていくのだった。
ヤマトの爆弾発言の後、突如映像デンデン虫が作動しそこにはカイドウが写っていた。
『おう、野郎共!!今日、ある事が決まった!!それは
オイコラちょっと待てや、カイドウ!!
そう思っただけで口には出さなかったが、ヤマトは違う。
「あのクソ親父、どこから盗み聞きしてたんだ!!」
うん、それもそうだが今カイドウはお前のことを娘だって言ってたの聞いてなかったのか?
『婚約者は”飛び六胞”のジョーカーだ!!そして、今この時よりジョーカーは三人目の大看板とする!!』
嘘だろ・・・っ!?
ヤマトとの婚約が成立してしまう上に大看板への昇進ってマジかよ・・・。
「まぁ、そのうち良いことがあるさ」
「お前が言うな!!」
こうして、俺は予期せぬ昇進と婚約者を得ることとなったのだった。
主人公変更した方が良いですか?
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はい
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いいえ