八宝水軍を傘下に収めた後もののついでに二宝水軍も傘下に吸収した俺達はワノ国には帰らず
それは何故かというと、アーロン一味に支配されているナミを助け出し百獣海賊団もとい俺のハーレムに加えるためだ。
まぁ、建前上は各海の戦力になりそうな海賊団を傘下に加えるという事になっている。
「ねぇ、ジョーカーこの海にはどんな事があるのかな?」
「さぁな」
ヤマトは能天気にそう言って来るのに対して軽くあしらう。
すると、そこへ部下の一人がある報告にやって来る。
「ジョーカー様、ヤマト様!!ご報告に上がりました!!」
「なんだ、何があった?」
「今朝の世経にて我等百獣海賊団に八宝水軍と二宝水軍を傘下に収めたという事が露見している事と御二方の手配書が発行されておりました」
「えっ、それホント!?」
部下の報告を聞きヤマトが興奮しながら声を荒げる。
「はい、これが御二方の手配書になられます」
そう言って部下は俺達の手配書を渡して来るのを受け取り、確認するとそこには…。
初頭金額で億越えとはな…、チンジャオとその息子を下した事がここまで影響しているのか?
「う~ん、納得がいかない!!」
そんな事を考えていると、ヤマトは自分の手配書を見ながら声を荒げる。
「僕だってジョーカーと共に戦ったのにこんなにも金額に差が出るなんて可笑しいよ!!」
「はぁ、お前なぁ…」
どうやら自分の懸賞金の額に不満があるようだ。
「ヤマト、そう言うな。どうせすぐに上がる」
「えっ、それはどういう事だい?」
俺の言葉にヤマトは疑問符を浮かべる。
すると、その瞬間俺の部屋の扉がノックされる。
「入れ」
「失礼します、ジョーカー様前方に海軍の艦が三隻と天上金を運ぶ船が一隻を確認いたしましたがいかがなさいますか?」
「決まってんだろ、奪うんだよ。戦闘準備を整えろ!!」
「はっ!!」
俺の命令を受けた部下は全体に伝えに部屋を出る。
「なぜ、金を奪うんだ?」
「簡単な話だ、金は天下の回り者だからだ。金はいくらあっても足りねぇんだよ」
ヤマトの問いに俺はそう答えるのだった。
そうして、俺達百獣海賊団は天上金を略奪し軍艦と元海兵の奴隷を手に入れることに成功するのだった。
一方、海軍本部では一人の男が新聞を見てこうつぶやいた。
「全く、嘆かわしいことだ・・・」
ため息をしそう言いながら新聞を机の上に放った男の名は海軍本部元帥・仏のセンゴク。
センゴクの読んでいた新聞記事は天上金強奪事件のものである。
主犯は把握している、百獣海賊団しかも最高幹部である"大看板"であり、子供であると言うことだ。
子供ながらに海の皇帝、四皇の最高幹部と言うことが如何に規格外なのかを物語っている。
「子供が海賊の最高幹部とは世も末だな・・・」
そう口に溢しながら湯飲みに入った茶を啜る。
「早急に懸賞金の見直しをしなくてはな・・・、その子供の隣に居た角の生えた少女に関しても対応しなくては・・・!!」
そう言うセンゴクの目の先に居たのはヤマトだった。