こちらでの更新は本当に久しぶりとなりますが、構想はあったもののなかなか筆が進まず難産でした。
なお、今回は第九十四話 長い一日の終わり(https://syosetu.org/novel/215548/106.html)後の話となります。
巡ヶ丘学院高校校舎内、元生徒会室。
現在は学園生活部の部室として扱われている部屋、そこで由紀と胡桃が布団の中へ入り込んでいた。
「えへへ、くるみちゃんと寝るの久しぶりだね」
にへら、と顔を崩して笑いながら言う由紀。彼女は間違いなくようやく帰ってきてくれた胡桃とともに寝れることが幸せだった。
一方、正面から満面の笑みで迎えられた胡桃は、どこか苦しげな表情を浮かべていて……。
それが気になった由紀は、心配げに問いかける。
「くるみちゃん、大丈夫? どこか、苦しいの?」
そのまま顔を近づけ、まじまじと見つめる由紀。
そんな彼女に胡桃は。
「ゆき、ごめん……」
「んぇ……? んむぅ――?!」
唐突な胡桃の謝罪に疑問を抱く由紀。しかし、その直後。側頭部を掴まれると、いつの間にか目の前に目を閉じた胡桃の顔、そしてくちびるに柔らかい感触を感じたことでキスされたことに気付く。
突然のことで混乱する由紀。彼女は胡桃のからだを押すことで拘束から逃れようとするが、キスされた時には既に側頭部を抑えていた胡桃の腕が後頭部と背中に回され、がっちりと捕縛。抜け出せる状況ではなくなっていた。
「んっ、ふ――。んんっ……、んむっ!」
最初はただ単にくちびるが触れあうだけのバードキスだったが、胡桃の舌が口の中へ入ってきたことで身を震わせる由紀。
彼女はなんとか拘束から逃れようと身を捩るが、ペルソナ使いとはいえ只人と魔人となった胡桃では力が違いすぎた。
「ん、んちゅ――! ちゅぅ……んぁっ! はっ――ぁ。んむっ――!」
「れろっ、ちゅっ――。じゅるっ……! ぷあっ! はぁ――。んんっ」
幾度となく繰り返されるディープキス。それに由紀は顔を赤くして胡桃の勢いに流され、胡桃もまた由紀自身を味わうように蹂躙する。
胡桃に翻弄され、混乱している由紀。そんな彼女は、胡桃が背中に回していた腕が外され拘束が緩んでいることに気付かなかった。
そして、その腕がどこに向かっているのか、も。
――さすっ、しゅる。
「んふぅ――!」
彼女が寝間着代わりに着ている体操服、そのショートパンツ越しに尻を、そして股を触られた感触に、なんで、と目を見開く由紀。
そこでようやくディープキスから解放された由紀は困惑気味に胡桃へ問いかける。
「くるみちゃ、どう、して――」
「ゆき、ごめんな。でも、アタシも、もう我慢できないんだ――」
そこではじめて由紀は胡桃の瞳が情欲と悦楽でどろり、と濁っていることに気付く。そして、その瞳は寸分違わず由紀の姿を写し出しており。
「――だから、ごめん」
胡桃は、由紀を押し倒すとそのまま上へ覆い被さる。そのまま彼女は由紀を抱き締めるように――。
――くちゅ、ぶちっ、ぐちっ! ちゅぷっ、じゅちゅ!
「あっ、は――! くるみ、ちゃ――ぁん! ひぁっ! んんっ! こん、なのぉ――!」
いつの間にか胡桃に後ろから抱きかかえられた由紀。
彼女が着ていた体操服も上は彼女の小柄な身体。その割には発育の良い乳房の上までたくしあげられ露出したかわいらしいピンクのブラジャー越しにぐにぐに、と形が変わるほど揉まれ、下はショートパンツを脱がされブラジャーと同色のショーツをずらして、胡桃が指を膣内に挿入。既にぐちゃぐちゃに濡れている膣壁を擦っていた。
その責めに由紀は羞恥と悦楽に頬を赤く染め、腰がピクピクと痙攣し、胡桃の指を逃さないとばかりに膣内は奥に誘うようにぎゅっ、ぎゅっ、と収縮している。
由紀が己の指で感じてくれている。そのことを理解した胡桃は嬉しそうに破顔し、耳元で囁く。
「ゆき、アタシの指で気持ち良くなってるんだな。嬉しいよ……」
「ぁ……! くる、みちゃ……。こん、なぁ――。だ、めっ! ぅんっ! ひ、ぃ……! ぐちゃ、ぐちゃ、したら――!」
由紀の耳には胡桃の甘ったるい、悦楽に染まった声と、ぐちゃ、ぐち、ぬちゃ。という自身の膣が掻き回される水音。それが否応なしに聞こえ、そしてまさしく膣、おまんこから送られる悦楽で頭のなかでちかちかと光が明滅し、翻弄されていた。
事実、由紀は無意識のうちに己の手を片方は膣内に挿入されている胡桃の指を止める、振りをしてわざとクリトリスを刺激して、もう片方は胡桃が刺激していなかったもう一方の乳房。その頂点である勃起した乳首をくりくり、と指で転がしていた。
「あっ、や……! は、ぁ――。これ、ぇ……。すご――! くるみ、ちゃ――!」
胡桃の愛撫と自身の自慰。二つの刺激に由紀は悩ましげに表情を歪め、唇からよだれが垂れ、おまんこからはぴゅっ、ぴゅっ、と軽く潮をふいて絶頂している。
そんな由紀のかわいらしい姿に胡桃は頬を緩め――。
「ゆき、こっちを向いて――」
「あぁ――。んぁっ……! は――ぅ。ぅ、ん。……っ! ちゅぅ、じゅる……!」
「ん、む。じゅっ! ずる……。れろっ、は、む――」
自身の方を向いた由紀の唇をふたたび奪う胡桃。
胡桃に乳房を、膣を、口内を蹂躙されている由紀はとろん、と悦楽に染まった目で胡桃を見つめながらされるがままとなっている。
自らの手で悦楽に染まり、それを受け入れている由紀を見て、胡桃もまた知らず知らずのうちにごぽり、とおまんこから愛液を吐き出し、薄緑のショーツを濡らしていた。
そのままひたすら愛撫し、由紀の反応を楽しむ胡桃。彼女としてはこのまま楽しむのも良いが、それ以上に由紀に気持ち良くなってもらい、そして自身も気持ち良くなりたかった。だから――。
「ゆき、こんどはこっち――」
そう言いながら胡桃は、由紀の身体をこちらに向けながら布団の上に押し倒す。
「……?」
突然愛撫をやめた胡桃を、由紀は今までもたらされた悦楽で身体を震わせながらも、不思議そうに見やる。
そんな由紀のショーツを剥ごうとする胡桃。由紀もまた、彼女を手伝うように腰を上げショーツを脱がしやすくする。そして胡桃は剥いだショーツを由紀の足首に引っかけると、自身もショーツを脱ぎ、愛液でてらてらと光るおまんこを露出させる。
そして彼女は自身と由紀のおまんこをくちり、と合わせる。いわゆる貝合わせという体位になる。
「あ、ん……」
「今度は、二人で気持ち良くなろう、な」
自身の膣から感じる胡桃の生暖かい感触に、知らず笑みを浮かべる由紀。
そして由紀はその状態だ胡桃に抱きつかれ、全身に彼女の体温を感じ取る。
「くるみちゃん……」
「ゆき――」
どちらからともなくキスする二人。
辺りにはちゅ、ちゅ、と互いの唇をついばむ音。そして、くち、とおまんこどうしが擦れる音が響く。
このまま甘い時間が過ぎるのを堪能するのも良いかもしれない。悦楽にぼやけた頭でそんなことを考えていた由紀だったが――。
「ふ、ぎ……!」
突然おまんこから感じた冷たい感覚に驚きの声を上げる。
なにかにおまんこの表面、そしてクリトリスをざりざり、と擦られる感覚。
今まで感じなかった悦楽に彼女は本能的に逃れようとするが……。
「あぁ……! これ、だめっ――! くる、み……! ひぁっ! はな、し――! ん、ひぃ……! きゃうっ!」
「あっ、は――! ゆき、気持ちいいか? これ、あんっ! んんっ……! もっと、感じて――! は、ぁ――!」
由紀と同じように感じている胡桃を見て由紀はどういうことなのか、思案しようとするが、すぐにおまんこから感じる悦楽に吹き飛ばされる。
由紀と胡桃を感じさせているものの正体。それは魔人化した胡桃の尻尾。
由紀からすると胡桃の身体に隠れて見えないが、ちょうど胡桃と由紀のおまんこの間を素股をするように尻尾がぐちゃ、ぐちゃ、と蹂躙していたのだ。
それが二人同時に感じている正体であり、胡桃が二人で感じようと告げた方法であった。
「くるっ、ぢゅる。ちゅ――」
「んむ、じゅ。ちゅう……。ぷぁ……。あん、は、ぁ――! ゆき、もっと――」
尻尾がお互いのおまんこを、そして刺激する度揺れる身体が結果として互いに勃起した乳首をねぶるように重ね合わせ、絶頂へと導いていく。
事実、もう限界のようで二人とも情けなく腰が震え、おまんこから愛液が洪水のように垂れ流されている。
「あ、あっ、あ――! もう、もっ……! いっちゃ――!」
「ゆき、ゆきっ! いっ、しょに……!」
――ぐち、ぐちょ。ぷしっ!
限界まで悦楽を身体にためたことで全身赤く染まった二人。そして、ついに限界を超え――。
「「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ――――!!」」
二人は矯声を上げながら果てる。そのまま力尽き由紀は寝そべり、胡桃はそんな由紀に覆い被さる。
そのまま荒い息をつく二人。
しかし、二人は最後まで気付くことはなかった。そんな二人を見つめる視線があったことを……。