圭と美紀は太郎丸を救うために犠牲となったジャックフロストの悲劇、そして
二人の懇願を聞いた晴明は、再三にわたり彼女たちに本当に良いのか? と、確認を取るが、二人は不退転の決意で、はい、と返事をする。
そのことに晴明は嘆息すると、彼女たちの修行、というよりも強くするための算段として巡ヶ丘学園の実質的な責任者である佐倉慈に、現在圭と美紀がいる宿直室をしばらく貸し切ることと、その間人払いを願い出た。
晴明の願いを聞いた慈も、直接の関わりがあったわけではないが、それでも学園の生徒であり、そして数少ない生き残りである彼女たちのお願いということもあり、特に異論を挟むこともなく承諾。
慈の承諾を得た晴明はそのまま再び二人のもとに戻る。
そして、再び宿直室手前まで戻った晴明は気を落ち着かせるために深呼吸をするとドアをノックする。
『はい……?』
「圭、俺だ。佐倉先生から承諾を得てきた。とりあえず入るぞ」
『あ、はい! わかりました、どうぞ!』
圭の承諾の言葉を聞いた晴明は扉を開けると、そのまま部屋の中に入る。そこにはどこかソワソワと落ち着きのない様子を見せる圭と、彼女ほどではないが、やはりこちらも若干落ち着きを失っている美紀の姿があった。
そんな二人の姿に晴明は、訝しげな表情で彼女たちを見る。
「どうした、二人とも?」
「あ、えっと。どういう修業をするのかな、なんて……」
晴明の質問に、圭はどこか決まり悪げな顔をすると、冗談を言うような感じで口にする。
その彼女の言い方からは、どこか痛いのは嫌だなぁ。といったような感情が見え隠れしていた。
彼女の思いを感じ取った晴明は、頭を抱えて呆れた、と言わんばかりに溜息をつく。
そんな晴明の様子に、圭と、そして美紀も流石にバツが悪いと思ったのか、誤魔化すように乾いた笑い声を上げる。
「あ、あははは……」
「え、っと。え、えへ?」
「まったく、お前たちは……」
先ほどまで覚悟完了! という意気込みだったはずの二人の、調子のいい様子に晴明はこれ見よがしにもう一度嘆息すると、懐から御札を取り出しながら彼女たちを安心させるように、今回、彼女たちに行うことを簡単に説明する。
「とりあえず、今回二人にしてもらう、というよりも施すことは、お前たちの身体に俺のMAGを送り込んで、間接的に二人のMAGを制御。まぁ、簡単に言えばMAGの使い方を実戦形式で覚えてもらう」
「お、おぉ~…………?」
晴明の言葉を聞いた圭は、どういうことなのかを明確に想像できず関心とも疑問とも取れる声を出した。
そんな彼女を横目に晴明は懐から出した御札を部屋のいたる所にペタペタと貼り付けていく。
そんな彼の行動に疑問を持ったのか、美紀は何をしているのか、と質問する。
「あの、蘆屋先生。それは一体何なんでしょうか……?」
「うん? あぁ、これか? これは部屋の防音化をしているんだ。これから色々と五月蝿くなるからな。それにお前たちのためでもある」
「私たちのため……?」
晴明の、二人たちのため、という言葉に圭は疑問を持ったのか、こてん、と首を傾げる。
そんな圭に晴明は部屋に防音結界の御札を貼り終えると、先ほど俺が二人に行った言葉を思い出せ、と告げる。
「さっき言っただろう。肉体的、精神的に危ない橋を渡ってもらう、と。今回のことで言えば、お前ら二人には精神的に危ない橋を渡ってもらうことになる。まぁ、それを少しでも軽減するための処置だ、この防音化については、な」
そう言いながら晴明は、内心で──。
(危ない橋、と言うよりも正確に言うならば、トラウマになるかもしれない。だが……)
晴明の内心を知らずに彼の言いようを信じた二人は、ほへぇ、と関心とも、気が抜けたとも言える声を上げる。
そんな彼女たちを見ながら今度は、どこからともなく出したビニールシートを床に敷くと、その上に部屋の中の備品としてあったパイプ椅子を設置する晴明。
そして、すべての準備が終わったのか、晴明は次に彼女たち二人にとあるものを手渡す。
彼から手渡されたものを見た圭は困惑する。
「これ、レインコートですか?」
彼女が言うように、晴明が二人に手渡したものはレインコート、所謂雨合羽と言われるもので、その中でも今回のものはピンク色の中が見えないように施されたものだった。
美紀も不思議に思っているようで、しげしげと見ながら、なんでこんなものを? と、首を傾げている。
「二人にはこれに着替えてもらう」
「
「ああ、そうだ。今着ている服を全部、下着も含めて、だ。全部脱いでもらって、その状態でそれを着るんだ」
「…………うぇぇぇっ!」
晴明の說明を聞いた圭は、その非常識さに素っ頓狂な声を上げる。
「ちょっ! 晴明先生、なんでそんなことに?!」
そのまま晴明に詰め寄る圭。
そんな彼女の肩を抑えて引き剥がすと、晴明はその理由を告げる。
「単純に今から行うことで身体が
流石に全部を手洗いするのは手間だろう? と、彼女に告げる晴明。
理由を聞いた圭は、それでも納得が、というよりもやはり年頃の娘として、多少なりとも気になる男性の前で、あられのない格好になるのは抵抗があるのか、う~、う~……! と唸っている。
「それとも、やっぱりやめるか? 俺もその方が良いと思うが、焦りすぎても良いことはないからな」
晴明の悪意のない煽りとも取れる言葉を聞いた圭はうむむ、と難しい顔で悩ましい声を上げている。
そして、先ほどの晴明の言葉で決心がついたのか、圭は声を張り上げる。
「やりますっ! もう、私は後悔したくないから! ……でも──」
「でも?」
彼女の言葉にどうかしたのか? と首を傾げる晴明。
そんな彼に圭は──。
「着替えるのは良いけど、とりあえず蘆屋先生は部屋を出てってください──!!」
そのまま圭に追い出されるように、晴明は部屋から締め出されるのだった。
晴明を締め出した圭だったが、いざ着替えるとなるとやはり恥ずかしいのか、顔を紅潮させて汗を滲ませている。
しかし、そのままでいるわけにもいかず、彼女は意を決したように意気込むと、制服の首元に結んでいるリボンをしゅるしゅると解いていく。
そして、圭はセーラー服を脱ぎながら何やら青ざめた表情で考え込んでいる美紀に話しかける。
「みき、なんか大変なことになっちゃってゴメンね……?」
圭に話しかけられたことで、考え込んでいた美紀はハッとした表情を見せると、慌てて大丈夫だと言う。
「えっ? あ、あぁ、うん。大丈夫、だよ、けい」
「本当に? なにか考えてたみたいだけど、やっぱりこんな急なこと、迷惑だったよね……?」
美紀に対して申し訳無さそうな顔をしながら告げる圭。
彼女にとっても自身の柔肌を晴明に見せるのは、まだ、なんとか覚悟は出来るが、流石に親友にまでそれを強要するのは気が引けるようだった。
それでも、彼女が先ほど晴明に啖呵を切ってしまったのは、単純にジャックフロストの時のような無力感に苛まれたくはないことと、何より晴明に侮られたくない、という彼女の無意識に存在する感情が原因だった。
もっとも美紀も晴明に柔肌を見せること自体に、実はそこまで抵抗がなかったりする。
だが、それならば、なぜ美紀は先ほど顔を青ざめさせて考え込んでいたのか? と言うと──。
(たしか、アヤカさんって、蘆屋先生のことが──)
彼女たちの姉弟子、かつて聖イシドロス大学で出会ったペルソナ使い【神持朱夏】のことについて考え込んでいたのだった。
(でもって、
そう考えて美紀は情事、所謂男女の契りを想像して顔を赤くする。
その想像の中では、美紀と晴明が互いを愛し、交わり、そして美紀自身の
そのことで美紀はさらに顔を、さらに言えば耳まで真っ赤に、まるで熟したリンゴのような色合いになる。
しかし、そこで
(アヤカさんって、最初に出会った時、私やけい、透子さんを目の敵にしてたよね……?)
もっとも、美紀と圭の二人に関しては、その後すぐに晴明に弟子入りしたことを聞いて、どちらかと言うと同情的な、あるいは売られていく子羊を見るような視線に変わったが……。
だが、透子にだけは、最後の方まで警戒した視線を注いでいた。
つまり、彼女にとって透子は敵になりうる、あるいは認めたくない相手になる可能性がある、と見ていたのではないだろうか──?
そこまで考えて、美紀は再び顔を青ざめさせる。
(それで、もし、この先が私の想像通りだったとして、そのことをアヤカさんが知ったら──)
彼女の脳裏に浮かぶのは、怒れる鬼神と化した朱夏と、その彼女に命乞いをする自分たち。そして、そんな命乞いをする自分たちに朱夏は──。
(アヤカさんって、独占欲が強そうだったし、そんなことになったら)
そこまで考えて、美紀は青ざめた顔をひきつらせながら、あれ? これ、もう詰んでるんじゃ……。と思う。
そもそも一般人に毛が生えた程度の自分たちと、仮にも晴明に実力を認められた
もっとも今回は、その地力を上げるために晴明にお願いをしたわけだが、そのお願いが自身の死刑執行書のサインにもなっていた、というのが皮肉だった。
そんなことを考えて美紀は顔を青ざめながら、逆に圭は純粋に
二人が着替え終わり、そして覚悟も終わったのか、彼女たちから声がかかり晴明は三度宿直室の中に入る。
そして晴明は、まずはじめに圭の処置をするために、彼女に声をかける。
「それじゃ圭。まずはお前さんからだ。その椅子に座るように」
「は、はいっ!」
晴明の言葉に元気よく返事をすると、そのまま設置されているパイプ椅子に座る圭。
すると晴明は彼女たち二人の予想だにしなかった行動に出る。
なんと、座った圭の足をパイプ椅子の足を手錠で、そして腕を後ろ手に回させると同じく手錠で、そのまま拘束し始めたのだった。
そのことに驚いた圭は、首だけ後ろにいる晴明の方に振り向くと、上ずった声で彼に問いかける。
「あ、あの? 蘆屋先生……?」
「暴れると危ないから、な」
「え、えっと……」
晴明の物言いに困惑した表情を浮かべる圭。しかし、次の瞬間にはそんなことよりも余程重要なことが起きて羞恥で顔を赤く染める。
晴明の両手がそれぞれ彼女の肩と背中に添えられたのだ。
もちろん普段の彼女であればこの程度であれば、不思議そうな顔で、あるいは笑いながらどうしたんですか? と、軽く流しただろう。
しかし、今の彼女の格好が問題だった。
彼女の今の格好、それは裸体の上からレインコートを羽織っただけ。つまり、晴明と彼女の体を遮るのは薄手のビニールが一枚だけ、という状態だった。
それがどういうことかと言うと、ビニール越しに
そして、彼の体温がダイレクトに伝わるということは、こちらの体温がダイレクトに伝わっている、ということでもあるわけで……。
「…………はうぅ!!」
そのことに気付いた圭は、緊張と羞恥で一気に心臓の鼓動が早まり顔、どころか全身がゆでダコのように真っ赤に染まり、そして彼女の下腹部では、じゅん、と甘い疼きとともに自身の大事なところが、ほんのりと湿ってきた。
無論晴明も彼女の変化──あくまで体温のみだが──に気づいているが、これより先は、今よりもすごい状態になることを知っている彼は、それを意図的に無視して彼女に呼びかける。
「それでは、圭。はじめるぞ!」
「あう、あうあうあ。へ……きゃぅ!」
自身の大事なところが湿ってきてしまった、という羞恥で半ばパニックに陥っていた圭だったが、体の中に何やら得体のしれないものが入り込んでくる感覚を感じて、無理やり現実に意識を戻される。
「は、くぅん。こ、れぇ……! な、なに……ぃ。はぁあ……!」
しかも、異物は圭の中にあるMAGを無理やり活性化させると、そのまま結合し全身をくまなく廻りはじめる。
それは即ち、乳房を、陰唇を、陰核を、それどころか本来愛撫されることのない子宮を、そして卵巣まで蹂躙されているようで、圭は涙や涎、汗に愛液など、あらゆるものを垂れ流しながら、少しでも快楽を逃がせるように拘束された手足をガチャガチャと鳴らし、自由がきく首をブンブンと振って紛らわせようとしている。
──そもそも、なぜ圭が今回のことでここまでの快楽を感じているのか? それには勿論理由がある。
時に、
本来は男女の情事の営みなどにおいての気のやり取りを行い、互いの力を活性化させるものだが、流石に初心者である圭にそのようなことができるわけがない。
そもそも、今回の術式は彼女に、もっとMAGを馴染ませると同時に自身で操作できるように慣れさせるのが目的だ。
そのために、例えるならば圭の体がダンス会場だとして、晴明のMAGがエスコートする側、圭のMAGがされる側でダンスをしていると思えばわかりやすいかも知れない。
だが、今回の術式は房中術を基礎としているために性感を得やすいこと、そして晴明のMAGが彼女の内側で動いている際、圭自身が感じていたように内側から愛撫されているに等しい状態になることが問題としてあった。
しかも、さらに困ったこととしてこの術式、快楽を軽減する方法が一切ない。
本来このような術式の場合、長い年月をかけてより使いやすいように精錬されていくものだが、今回の術式に関しては、もともと性交を前提とした術式であるために性交をせずに術式を使う、という想定がそもそもされていない。
つまり今回の圭に対して行っていることは想定外のケースであり、それ故に彼女は今、晴明と直接まぐわっていないにも関わらず、まるでまぐあっているかのような、あるいはそれ以上の快楽を全身に叩き込まれている。
因みに、なぜ晴明が今回この術式を選んだかと言うと、二人の希望に沿いつつ、なおかつ命の危険が少ない行為がこれしかなかったからだ。
一応、彼女たちの希望に沿う方法がもう一つだけあるにはあるのだが──。
なら、その方法をすればいいじゃないか、と思うかも知れない。
しかし、その方法とは二人の身を命の危険において無理やり覚醒を促す。即ち火事場の馬鹿力、とでも言うべきか、を無理やり引き出す、というものだ。
具体的な例で言えば、彼女たちを悪魔が跋扈する異界や、かれらが徘徊する場所の中心に置き去りにして、戦って生き残れ、出来なければ死ね。という
因みに余談となるが、圭らの姉弟子である神持朱夏はペルソナ使いとしてある程度戦えることと、何より当時の彼女はシリアルキラーとしての性格が前面に出ていたために性格矯正、もっと言えば鼻っ柱をへし折るためにこちらの方法を取っていた。
そのことから、二人が晴明に弟子入りをした、と聞いた時にかつての記憶を思い出して、彼女たちを憐れむような目で見た、と言うのがことの真相だった。
閑話休題。
晴明の気遣いから比較的──彼女たちの心情は考えないものとする──楽な方法を施されている圭ではあるが、あまりの快楽の嵐に耐えきれないのか、彼の方に振り向いて快楽に蕩けた表情で涙と涎を流しながら、懇願するように上目遣いで見る。
「あ、しぃ、ぁ、せん、せぇ……。ひぁ、あぅ。も、ぅ……んぅ! むぅ、ひぁあ!!」
そのまま、もう無理、と言いたい圭だったが、その間にも体の中から晴明のMAGに蹂躙されて嬌声として消えていく。
それでも、彼女が何を言いたいのかを理解した晴明は彼女に一言だけ告げる。
「悪いが圭、一度始めた以上途中で止めることはできないから、ひたすら我慢しろ……!」
その晴明の言葉を聞いた圭は、全身を快楽で赤く染めながらも絶望的な表情を見せる。
そして、助けを求めるように美紀を見るが──。
「だ、めぇ!! み、きぃ、みな……あぁ! いぃ、で、んぁぁ……!!」
と、美紀に懇願するように語りかける。
なぜ彼女がそのようなことを言ったかというと──。
圭のことを見つめていた美紀は、彼女のあまりの感じように恐怖するようにカタカタと全身を震わせていた。ここまでは良い。いや、彼女たちにとっては何も良くないだろうが、そこまでなら、まだ問題にはならないだろう。
「ひ、あぁ、あ、ん──」
では何が問題なのか?
それは、彼女が、美紀が無意識のうちに親友である圭をおかずとして、自慰、つまりオナニーをしていたことだ。
美紀は体育座り、否、その状態で足を開いた所謂M字開脚の状態で、強張りつつも赤い表情を見せて圭と晴明、二人を見つめながら、左手で自身の胸を円を描くように揉みしだき、右手の人差し指と中指で陰唇の中、愛液をしどどと垂れ流す膣内をぐちゅ、づちゅ、と穿りながら、親指でも陰核を刺激して、可愛らしい口から嬌声を発していた。
なぜ、美紀がこんな状態に陥っているのか。
それは以前に美紀が、圭に性的な意味で襲われたことに起因する。
あの時、美紀は今の圭と同じように──その時の下手人は圭だが──強制的に快楽をその身にさらされていた。
そして、今回の圭の痴態でそのことがフラッシュバックした美紀は、実は軽いトラウマになっていたあの時の快楽と、そしてそのせいで多少なりとも意識せざるをならなくなった圭の、淫らな姿を見て理性が一部飛んで、その結果、他人がいるにも関わらず、まったく気にしないように自慰をしていた。
もっとも、これでもほんの少しは理性が残っている状態で、これで、もし完全に理性が消し飛んでいた場合、そのまま圭に襲いかかり、擬似的な3P状態になっていたことだろう。
まぁ、もし、本当にそうなっていたとしても、その時は、晴明に遠隔でMAGを叩き込まれて意識を飛ばしていた可能性の方が高いが……。
それは兎も角として、親友が自身の痴態をおかずとして自慰をしている異常事態と、そして、それを見たことでさらなる快楽──所謂露出プレイに近いか──を感じてしまった圭は、体をガクガクと震わせる。
「だ、めぇ! い、くぅ、イクイクイクゥゥゥッ…………!!」
そう叫びながら圭は、暴れたことでいつの間にかはだけたレインコートの中から見える双球の頂点にあるピンと立った乳首を見せつけるように背を反らす。
そして自身の足の付け根にある大事なところ、陰唇の中、膣内から潮を吹き絶頂を果たした。
快楽が凄まじかったのか、そのまま暫く断続的に潮を吹き続ける圭だったが、ようやく快楽の波が収まってきたのか、限界まで反らして体を椅子に預けると力尽きたかのように頭を垂れる。
晴明たちから見えないが、俯いた顔にはもう感じたくない、と苦悶の表情を浮かべた状態で気絶している。
そんな彼女の願いが叶ったのか、はたまた単なる偶然か、彼女が気絶すると同時に圭に対する処置、術式が完了したことで晴明は彼女から手を離す。
そして、晴明は彼女の拘束を外すと横抱きに、所謂お姫様抱っこをして抱き抱える。
もっとも、今圭の体は敏感になっているのか、彼に抱き抱えられただけでビクビクと軽く痙攣し、膣内から白く染まった愛液をごぷり、と垂れ流していたが……。
そんな軽イキ状態を繰り返す圭を、晴明は椅子が設置してある場所とは別の場所に敷いてあるビニールシートに連れていくと、そこに彼女を寝かせるのだった。