※この作品はR-18です。

真・がっこう転生 ~秘め事~   作:想いの力のその先へ

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第四十七話 外の世界 その3 https://syosetu.org/novel/215548/56.html 後の話です。


貴方を、想う (晴明×透子、慈)

 赤坂透子は一般人である。

 蘆屋晴明のように転生者でもなければ、由紀や朱夏のようにペルソナ使いでもなく、圭のように悪魔召喚師にもなっていない。

 かといって、胡桃はおろか貴依にも負ける可能性がある程度には戦闘センスもない。

 彼女が勝てるとするなら、かつて由紀に運動神経が壊滅していると揶揄された慈ぐらいだろう。

 

 そんな彼女であるが、自身が現状足手まといでしかないことは理解している。

 だが、それでも。否、だからこそ命の恩人であり、彼女の想い人(ヒーロー)の晴明にとっての心の支えになりたいと思(・)っ(・)て(・)い(・)た(・)。しかし――。

 

 ――…………知らなかった。晴明さんが、あんな悩みを抱えていたなんて。

 

 彼が見回りに行く。と言った時に違和感を感じた透子は、こっそりと後をつけていた。

 晴明も本来ならば、彼女の拙い追跡など直ぐに気付き、やんわりと注意していただろう。

 だが今回は余程精神的に余裕がなかったのか、彼女の尾行に気付かなかった。

 

 そして、それを幸いにして透子は彼が無人の教室に入った後のやり取りの聞き耳を立てることができたのだ。

 そこで聞いた晴明の苦悩。

 普段の完璧超人ぶりからは信じられないほどの弱音を聞くことになった彼女は――。

 

 ――私は、こんなことも知らないで…………!

 

 いくら彼が悪魔やゾンビ相手に無双しているとは言え、彼もまた一人の人間に過ぎない。そんなことすらも理解できていなかった自身を恥じる透子。その時――。

 

「あれっ、透子さん? こんなところで何を……?」

 

 第三者の声が聞こえてきたことで、慌てて声が聞こえてきた方向に振り替える透子。

 そこには、彼女の友人で巡ヶ丘学院高校の中で数少ない大人。巡ヶ丘高校三年国語科教諭、佐倉慈の姿があった。

 彼女が現れたことに驚きの声をあげる透子。

 

「めぐみ……! 貴女、どうして、ここに……?」

 

「どうして、といわれても……。見回りをしてたから、だけど……。貴女こそ、どうして――」

 

 慈が透子に質問を投げ掛けようとしたときに、晴明が通信をしていた教室のドアが開かれ、当の本人が出てくる。

 

「……む、透子さんに、佐倉先生? なぜ、ここに……?」

 

 どこか警戒するように尋ねる晴明を見て、慈は頭に疑問符を浮かべながら返答する。

 

「……? 蘆屋さんも、透子さんと同じような質問をするんですね? ――私は、定時の見回りの時間になったから、辺りの確認をしてたんです。……それにしても、蘆屋さん? 見回りに出た筈の貴方が、なぜここに?」

 

「――それは……」

 

 慈の質問に、痛いところをつかれた。とばかりに顔をしかめる晴明。

 それを見た慈は、どこか訝しげに晴明を見やるが、それ以上に透子は、どこか思い詰めた様子で彼を見る。そして――。

 

「――晴明さんっ!」

 

「……ん? 透子さん、どうし――――んむっ!」

 

「…………えぇっ!」

 

 なんと、透子は晴明の名を呼ぶと、自身の方を向いた晴明を教室の中へ押して、中へ入れると、両頬に手を添えて、そのままキスをする。

 あまりに唐突な事態にキスをされた晴明は目を白黒させ、近くで二人のキスシーンを見せられた慈も唖然としている。

 そんな二人にはお構いなしに、透子は晴明の唇を啄むように、また味わうように唇を、全身を押し付けていく。

 

「ん、んっ。ちゅっ、じゅるっ! ふっ、んんっ!」

 

 そのまま晴明の唇を、そして逞しい肉体の感触を味わい続ける透子。

 そんな彼女の態度に、晴明は気が動転していた。

 

 そもそも、晴明の力なら彼女程度引き剥がすなどわけないのだが、それでもあまり力を入れすぎると、引き剥がしたときに怪我を、最悪殺してしまう可能性すらあったために、何もできないでいた。

 勿論、普段の晴明ならばその程度の力加減は朝飯前であるし、すぐさま引き剥がしたであろうが、今回は間が悪かった。

 

 もともと、晴明自身も透子が自身のことを想っているのは秘密基地での行動などで、なんとなく察していたが、最近の彼女は多少落ち着いてきていたので大丈夫だろう。と油断していたこと。

 それなのに今回の急な行為で気が動転し、さらには第三者(佐倉慈)が見ているにも関わらず行動に移したことで、動転にさらに拍車がかかっていた。

 現に慈は、今の二人の状況をまるで生娘のように顔を赤く染めながら、興味津々な様子で、ごくり、と唾を呑みながら見つめていた。

 

 そんな慈を無視する、あるいは見せつけるように透子は晴明に口づけを続ける。

 そして口づけを続けながら、今度は晴明の手を取る透子。

 すると彼女は、あろうことか晴明の手をそのまま自身の胸元。しかも、ジャケットの中に潜り込ませて、直接自身の乳房にまで導く。

 

「んっ、ちゅく。ぷぁっ、晴明さん、どう? 私のおっぱい。ん、ん。ちゅ、もっ、と、触って、いいのよ……。ちゅむ」

 

「ちょっ、透子さ、んんっ――」

 

「あわわわわ……」

 

 あまりにも積極的すぎる透子の行動に、晴明はされるがままに、慈にいたっては二人の情事に目を回している。

 まぁ、晴明に関しては、今いるここが女所帯である以上、気楽に抜くこともできなかったことから、溜まっていたということも多分に影響しているが……。

 それを裏付けるように、彼の下半身に不自然なほどの膨らみが出てきていた。

 そして、透子もその雄々しい感触が身体に、へその近くに触れたことで、晴明が興奮していることを理解する。

 それに気を良くした透子は、ズボン越しに己の掌をしごくように擦り付ける。

 

「ん、ちゅ……。どう、晴明さん。気持ち、良い……?」

 

「あ、あぁ……。ちゅる――」

 

 あまりの気持ち良さに、晴明は意識がぼぅ、としているのか、とくに隠すことなく透子の質問に答える。さらに――。

 

「あ、んっ……。私の身体、もっと好きに使って良いのよ……?」

 

 今まではなんとか我慢していたようだが、朦朧とし始めたことで性欲に、欲望に素直になったらしく、透子の乳房をやわやわと揉みしだいている。

 しかも、直接掌を押し付けていることで、彼女の乳房。その頂点にある勃起したものも刺激しているわけで……。

 

「ん、んんっ! ち、くび、はぁ……ぁん!」

 

 愛しい人からの愛撫、それも敏感なところも含めて、という事態に透子は口づけをやめて喘ぎ声を上げる。だが、それは同時に責め手を晴明に譲ることを意味する。

 

 そもそも、学園生活部。並びに秘密基地メンバーの女性陣は、全員がそれぞれタイプが違うとは言え、皆が綺麗所と言えるわけで……。

 そんな彼女たちの、しかも自身に好意を抱いている異性の誘いに抗える男はいるのだろうか?

 否、いないだろう。そうでなかったとしても、据え膳食わぬは男の恥。等という言葉もある以上、そういった行為を行わない。というのは、そうそうない。

 事実、以前の美紀、圭コンビの時も、実は結構追い詰められていたのは確かだ。もっとも、あの時は美紀が圭に襲いかかったからこそ難を逃れることが出来ただけの話。

 つまり、逃げ場も逃げる理由もなくなったのであればどうなるかというと……。

 

「ここまで誘ったんだ。……後悔、するなよ」

 

「……え、あっ――んん! ちゅっ、じゅる。……んぅ――!!」

 

 晴明は乳房を揉んでいた手を背中に、逆の手で透子の後頭部を抑えると、そのまま逃がさないとばかりに自身に引き付けて口づけをおとす。

 そのことで透子は晴明に引き寄せられるように背伸びをして口づけをする形になった。

 そんな体勢では力が入るわけもなく、彼女は晴明のされるがままになってしまっていた。

 

「ちゅっ、じゅる! ……れろっ、あむ。ずずっ――!!」

 

「ンンッ――! はる、あきさ――まっ……。んぅ。はぁん……! あ、……じゅっ!」

 

 これまでの晴明からは考えられないほどの積極的な責めに、透子は彼に求められる嬉しさと、息つく暇もない快楽によって、秘裂からとろり、と愛液が太ももをつたって流れているのを感じる。

 それを感じた気恥ずかしさに赤面する透子。

 そして、無意識のうちに足を閉じようとするが――。

 

「んっ――! あっ、だめ、は、るあき、さ――――!」

 

 透子の行動に何かある。と感じた晴明は、咄嗟に自身の足を閉じようとしていた足の合間、股へ潜り込ませる。しかも、その時。彼の足は勢い余って、透子のタイトスカートを捲るような形で股間に接触。

 結果として、いまもっとも敏感なところに触れて、なおかつ擦るように愛撫されることになる。

 

 ――ぐちゅり。

 

 そういった音が聞こえそうなほど、しとどに濡れた秘裂を、そして陰核を押し潰されることになった透子は――。

 

「んっ! んんぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ――――!!」

 

 脳天を突き抜けるあまりの快楽の衝撃に、晴明に抱きつきながら、がくがくと震えて絶頂する。さらに絶頂している間も晴明に抱きつきながら震えることで、結果的に乳首が、そして陰核が擦れてさらなる絶頂を誘発する。

 それはさながら大人のおもちゃ(ローターやバイブ)で、延々と責め苦を与えられているようであった。

 

 

 

 それからしばらく絶頂を続けていた透子だったが、ようやく快楽の波が治まってきたのか、力が抜けたようにくたり、と倒れ込みそうになる。

 だが、もともと晴明に抱き締められていたこともあり、彼女の身体は倒れることなく晴明の胸元に収まる。が、本人としては絶頂が続いたことでかなり消耗したらしく、頬を艶やかに紅潮させ、喘ぎ声を上げ続けていた。

 

「あっ……、はぁん。んんっ、うぁっ。はぁ、はぁ、はぁぁ……」

 

 喘ぎ声を上げ続けながら息をすることで、なんとか火照った身体を落ち着かせようとする透子。しかし――。

 

 ――ぐちゅ、ぬぷっ。

 

「んぃっ……!!」

 

 突然膣内に衝撃を感じて目を見開かせる。そして、反射的に自身の股間に視線を向ける透子。そこには晴明の腕が。

 そこで、透子は膣内に異物が入ったのだと理解する。そう、晴明の指が、だ。

 そして、晴明は指をぐちゅ、ぐち。と抜き差しして愛撫し始めた。

 

「あっ、あ、あ、あ……!! まっ、て――!! はるあき、さ――あンッ!!」

 

 ようやく絶頂から降りられてきた矢先の愛撫で、透子は再び高みへと無理やり上げられてしまう。

 その行為を止めるために、透子は晴明の腕を掴む。が、もともと歴然とした力の差があるだけに止まらず、さらに絶頂したことで力が入らない状態で愛撫を止められる筈もない。

 さらには、晴明が彼女へ顔を寄せると耳元で囁く。

 

「――後悔するな、と言っただろう? ちゃんと最後まで付き合ってもらうからな?」

 

 その、無慈悲なまでの宣言を聞いた透子は――。

 

 ――あぁ、これから私は、この人に最後まで躾られちゃうんだ。だから、抵抗なんて……。

 

 と、これからされる彼の愛撫に恐怖と、何よりも彼のモノにされる。という多幸感に身を震わせ、顔を歪ませる。

 事実、彼女がそう考えている合間にも晴明の指は、膣内を、Gスポットを、そして陰核をいぢめていた。

 その快楽に、透子は自身の口から出ていると信じられないほど汚ならしい喘ぎ声を上げ、そしてがに股になっている股、膣からは潮を吹いていた。

 

「お゛う゛っ! あ゛あ゛――っ!! イぐ、イぐイぐ――――う゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ!! …………ぁ」

 

 その絶頂の凄まじさに堪えきれなかったのか、透子は白目をむいて気絶する。

 しかし、晴明は気絶による逃げは許さなかった。

 

 透子を抱きながら器用にズボンのチャックを開けると、ぶるんと勃起した剛直が姿を表す。

 その剛直を、ショーツのクロッチをずらし、露となった彼女の秘裂に宛がう。そして――。

 

 ――ズンッ!

 

「――か、はっ! ……え、あ――――! …………は、ぁぁぁぁぁぁぁぁん――――!!」

 

 そのまま剛直を彼女の奥まで突き刺す。

 その衝撃で、透子は意識を無理やり現世へと回帰させられる。と、同時に絶頂。涙と涎を垂れ流し、膣からは盛大に潮を吹き出す。

 そして、がくがくと震えている透子に、晴明は俗に言う駅弁という体位で容赦なく抽挿を開始した。

 

 ――ぐちゅ、ぐぬん。ぱちゅ、ぱちゅ、ばちゅん。

 

「あぁっ――! すごっ、……こんなの、耐えられ……! ひぁっ! やぁっ……! あ、あ、んんッ!!」

 

 半ば叫び声のような喘ぎを上げながら、足が床に着かず、身体が不安定な透子はすがり付くように晴明に抱きつく。

 その膣内はびくびく、と痙攣を繰り返し、彼女が常に果てていることを物語っていた。

 そして、晴明もまた、膣内の痙攣。透子が自身の子種を吐き出すことを促す動きに性的興奮を、精神的にも、肉体的にも感じていた。

 だが、同時にこれほどの気持ち良さを即手放すのはあまりに惜しい。と、歯を食いしばって耐え、抽挿を続けている。

 そんな晴明に対して、透子は頭の中でバチバチと火花が散り、目の前が真っ白になりながら、早く、早く出して! と、懇願する。

 

「はっ、あ、あっ……! はる、あひ、ひゃ――! も、もう、げんか、いぃっ――――! はや、ぐぅ! 膣内、膣内に出し――――!!」

 

 透子の呂律の回らないあられもない姿に痙攣する膣内。さらに室内に充満する淫臭を嗅いで、彼の中でもどんどん快楽が高まり、そして――。

 

「だ、すぞ。透子――!」

 

 最後のとどめ、とばかりに剛直を彼女の最奥へ叩きつけると――。

 

 ――ぶりゅ、どぷっ。ごぷっ!

 

 ぐりぐり、と子宮口に亀頭を押し付けながら盛大に射精する。

 

 ……透子にとって、今も絶頂が続いているのに、さらに子宮口に亀頭を擦り付けられる衝撃を、子宮の中の壁には、精液が、好いた男の子種が叩きつけられている感触を感じるのだから、色々な意味でたまったものではなかった。

 

「…………――――!!」

 

 晴明に抱き締められている以上、倒れることも許されない透子は、限界までのけぞりながら声なき喘ぎ声を上げて身体全体を震わせる。

 最後に、本当の最後に全部終わったのを理解して、彼女は、透子は完全に意識を飛ばすのだった。

 

 

 

 

 ……その一部始終を強制的に見せられていた慈は顔を紅潮させ、その足元には水溜まり。彼女の秘裂から失禁したかのように愛液が垂れ流されていた。

 そして、彼女はばくばくと心臓が破裂しそうになるほど鼓動させながら、無意識のうちに晴明へ話し掛ける。

 

「私も、私にもシてください……」

 

 艶やかな、とても物欲しそうな顔で晴明を誘う慈。彼女の声を聞き、そして仕草を見た晴明は、抱きかかえていた透子から剛直を抜く。

 

「……んっ!」

 

 剛直を抜かれる時に膣内全体を擦られたことで、軽く絶頂に至った透子を、晴明はやさしく床に下ろして教壇の近く。先ほどの交わりで潮も、精液も飛び散らなかった、比較的きれいな場所へ横にする。

 ……もっとも、彼女を横にした時点、と言うよりも彼女から剛直を抜いた時点で彼女の膣内から白く濁った愛液と、晴明の精液の混じった液体がごぷり、と逆流してきたため、あまり意味はなかったのだが……。

 

 ともかく、透子を汚れない場所へ移動させた晴明は、教室の入り口近くに立っていた慈のもとへ向かうと、彼女の腕をとり、中へ招き入れる。

 そして、彼女を中へ入れると教室の扉を閉め鍵を掛ける。

 

 ……はっきり言って遅すぎであるが、一度性欲を吐き出したことで多少冷静になったらしい。

 まぁ、もし生徒たちが起きていた場合、完全に手遅れなのだが……。

 

 それはそれとして、晴明は慈の頬をやさしく撫でながら、彼女へ問いかける。

 

「……本当に良いんだね、佐倉先生?」

 

 彼の問いかけに、慈はこくり、と頷く。が、一つだけ晴明にお願いをする。

 

「……今は、今だけは。慈と呼んでください」

 

 そう言って彼女は、むき出しになった剛直でワンピースが汚れるのも厭わずに彼に抱きつく。

 そのことで彼女の、学園生活部、秘密基地メンバーの中で、もっともたわわに実った双丘がぐにゅり、と彼女と、晴明の身体でサンドイッチされて潰れる。

 その感覚に、晴明の剛直が元気を取り戻して、再びガチガチに、天を衝くように反り立つ。

 それを愛おしく見た慈は、白魚のような指を剛直へ這わせる。

 

「――うぉっ!」

 

 まさか、慈がそのような行動に出ると思っていなかった晴明は驚きの声を上げた。

 そんな彼の反応に気を良くした慈は――。

 

「……気持ち良いんですね? なら、もっと良くなって……」

 

 そのまま掌全体で剛直を包み込むと、しゅ、しゅ、とやさしく扱き出す。

 その手付きに晴明は翻弄され、腰が抜けそうになる。

 

「……う、あ。ぐ、ぅ――」

 

 だが、やられっぱなしと言うのは性に合わない。と晴明もまた彼女のワンピースの裾を捲ると扇情的な黒いショーツに包まれた秘裂に指を這わせる。

 

「……あ、ん。あし、や、さ――んぅ……!」

 

 晴明が前後に指を擦る度に、コリコリと勃起した陰核に爪が当たり、慈は喘ぎ声を上げる。

 しかし、それでも晴明を責める手を緩めず扱き続けている。しかし――。

 

「……ンぁん――!! そこ、は――――!!」

 

 晴明の指が慈の陰核をコリコリと摘まむ。

 いままでよりも遥かに強い衝撃に、慈の秘裂、膣内から、ぴゅっ、ぴゅっ、と潮を吹き出す。

 そのまま力が抜けて倒れそうになる慈を、晴明は後(・)ろ(・)か(・)ら(・)支える。

 

「……――あぁ」

 

 晴明が後ろに回ったことで、次に何が起きるか察した慈は、ごくり、と喉を鳴らす。

 そして、彼女の予想通り。晴明はたわわに実った彼女の胸を鷲掴みにして――。

 

「――あ、あん。は、ぁ――っ。も、っと」

 

 掬うように、円を描くように彼女の胸を揉み拉く。だが、あくまで触るのは乳房のみ。頂点にある勃起した桜色の蕾には触れていない。

 そのことにもどかしさを感じる慈。

 そして、自ら身じろぎをすることで晴明の指を触れさせようとするが……。

 

「――は、ぁ。みみ、だめぇ……!!」

 

 彼女の耳に顔を寄せた晴明は、はむ。と耳を甘噛みする。それと同時に舌で舐められることになった慈は、あまりの気持ち良さに力が抜け、動くことが出来なくなってしまった。

 そして、彼女が常に抵抗できなくなったことを確認した晴明は――。

 

「それじゃあ、脱がすよ」

 

 彼女へ声を掛けるとともにワンピースを上へ捲り上げ、そのまま宣言通りに彼女から剥ぎ取る。

 もっとも、慈自身も乗り気だったようで、邪魔をしないどころか、彼が脱がすのを自ら手伝っていた。

 ワンピースを脱いだ彼女の身体には、先ほどの扇情的なショーツとお揃いの、こちらもまた黒いブラジャーを身に付けていた。

 その姿を見て、思わず唾を飲む晴明。

 それほどまでに彼女の姿は扇情的。まるで女神と言っても過言ではないほどに美しく、艶かしかった。

 

「……綺麗だ」

 

「――え?」

 

 彼女の肢体に思わず見とれて、呟いた晴明の言葉に反応する慈。

 無意識に放った言葉を理解した晴明は羞恥で顔を赤面させ、慈もまたそんな彼に感化されたのか頬を赤く染める。

 

 ……二人の合間に流れる微妙な空気。

 

 それを誤魔化すように、彼は再び慈の乳房に指を這わせる。

 ……今度は、乳首を含めた全体に。

 

 突然の快楽に身を震わせ、仰け反る慈だったが、今度は腰を引かせる。

 その理由、それは――。

 

「――あ、しやぁ、さンッ……! そんな、急に――!!」

 

 いつの間にか晴明の左手が彼女のショーツの中へ潜り込み、秘裂を、膣内を直接弄くっていた。

 右手は乳房を、左手は膣や陰核を、さらに剛直もすまたをするように擦り付け、耳には舌を這わされる。

 あらゆる場所を同時に責められた慈はどう対処すれば良いのか分からず、ただ、ただ身を震わせる。そして――。

 

「あっ、あ、あっ、や、ぁ、……ぁ――――!!」

 

 遂にはガクガクと身体全体を痙攣させ、絶頂に至る。

 そして慈はそのままくたり、と力が抜けた状態で晴明に身を預ける。

 

「あ、はぁ、はぁ…………。んんっ。は、ぁ――」

 

 そのまま荒い息を繰り返す慈。

 そんな慈に晴明は声を掛ける。

 

「慈、良いかい……?」

 

 その問いかけが、何を指しているのかわかった慈は顔を隠すように俯くと、こくり、と頷く。

 それを了承ととった晴明は――。

 

「それじゃあ、いくよ?」

 

 慈と近くの壁に移動して手をつかせると、先ほどの透子と同じようにショーツをずらし、剛直を秘裂に宛がい、そのまま挿入する。しかし――。

 先ほどの透子と比べると、慈の膣内は明らかに狭く、そして固かった。

 

「い、ぅ……」

 

 そして、慈の口から漏れる、どこか矯声とは違う響き。そのことに違和感を覚える晴明だったが、すぐにその理由は判明した。

 少しづつ、少しずつ慈の膣内を進んでいた剛直だが、不意に何かの薄い膜(・)のようなものに行く手を阻まれる。

 そのことに驚いた晴明は、慈へ問いかける。

 

「――慈、もしかして君は……」

 

 晴明の問いかけに、羞恥で顔を赤らめながら頷く慈。……彼女は処女だったのだ。

 それ故に、先ほどの透子との情事に驚いていたのだ。

 晴明としても、先ほどの前戯のやり取りでかなり慈が手慣れていたことから、それなりに場数を踏んでいたと思っていたこともあり、なおさら驚いている。

 そして、反射的に腰を引かせようとする晴明だったが――。

 

「やめ、ないで……。最後まで、じゃないと――」

 

 ――あまりに惨めだから。そう呟く慈。

 

 ……彼女にとって透子がアウトブレイク後に出会った気を置けない友人だとするなら、晴明は、彼は憧憬をを抱く異性なのだ。

 それだけではない。彼には幾度となく生徒を、自身を救われた。

 

 ――『あめのひ』に、エトワリアで、そして緊急避難ファイル。その事実に一人で押し潰されそうになっていた時に、透子とともに支えとなってくれた。

 

 彼は自身にそれだけのものを与えてくれたのだ。

 ……憧憬が、恋慕に変わってもおかしくないほどに。

 

 慈の人生で、これまで恋愛というものは、とんと縁がなかった。

 学生時代、他の娘たちが恋愛に、青春を謳歌するなか一人勉学に励み――。

 教職に就いてからは、ひたすら生徒たちのために頑張っていた。

 

 時に、なぜ自分はここまで頑張っているんだろう、と考えることもあった。しかし、すべては生徒のため、と己を圧し殺してきた。

 

 ――そんな中での今回の災害。

 

 多くの生徒たちが死んでしまった。……その中で生き残ったあの娘たち(学園生活部)。

 せめて、あの娘たちだけは生き残らせようと奮闘する日々。

 そんな日々の中、慈の精神はどんどん擦り切れていく。

 

 そんな時に現れた二人。そして、二人に告げられた、もう一人で頑張らなくていい、という言葉。

 その言葉で、彼女の中で張り詰めていた緊張の糸がぷつり、と切れた。

 

 生徒たちの前では、無理に大人ぶっていた。しかし、本当は限界だった。

 その時、掛けられたあの言葉にどれほど救われたか……。

 その時からだ。晴明の姿を無意識に追いかけるようになったのは。

 

 ……晴明が皆に好かれているのは知っている。透子立ってそうだし、美紀や圭。それにかつての教え子、朱夏もそうなのだろう。

 でも、自分だって好きになってしまったのだ。

 それなのに……。

 

 目の前で、愛する者同士の情事を見せつけられ、あげく、自身は処女というだけで躊躇される。

 ……わかっている、わかってはいるのだ。彼は何かと優しいから。私を心配していることは。でも……。

 

 透子は、彼女は自分の子宮に彼の子種をなみなみと注がれて、私はそれが許されない。

 ……あまりにも惨めではないか。

 

 そのことに悲しみが押し寄せてきた慈は涙を流して晴明へ問いかける。

 

「……私じゃ、ダメなんですか? 私も貴方のことが好きなのに……」

 

 涙を流す慈の姿に、晴明は言葉をつまらせる。

 

「……そんなことは――」

 

「それなら――」

 

 ――最後までシて。

 そう懇願する慈に、晴明は――。

 

「……きっと、痛いぞ。それでも――」

 

「それでもいいの。……それが、いいの」

 

 間髪入れずに返す慈。そして彼女は晴明にこう告げる。

 

 ――私に痛みとともに、貴方という人を刻み付けて?

 

 次の瞬間、晴明の剛直は彼女の膜を貫いていた。

 

「……いっ! あ、あぁ――」

 

 ――いたい、でも……。

 

 それ以上に愛する人と一緒になった多幸感に震える慈。

 そして彼女は熱に浮かされたように、ポツリと呟く。

 

「……あぁ、貴方が確かに私の膣内にいる。……こんなの、幸せすぎて、どうにかなっちゃいそう」

 

 その言葉を聞いて、晴明の中にあった理性の糸がぷつり、と切れる。そして――。

 

「あ、あっ、あんっ! ……きゅ、きゅうに! 激、し――!!」

 

 ――ぱん、ぱん、ぱんっ!

 ――ぐちゅ、ぱちゅん、どちゅっ!

 

 激しく肉と肉がぶつかる音と、慈の膣内から愛液が剛直をもって掻き出される音が部屋中に響き渡る。

 そのはげしい抽挿に痛みを感じ、ほんの少し顔をしかめる慈。だが――。

 

「あ、あんっ! も、っとぉ……! わた、しに刻み込んで、あなたの、モノを――ンぁん!!」

 

 それ以上に愛おしさを、愛する者と一つになった快楽に身を震わせる慈。

 さらには、その感情が肉体にも作用したのか、痛みがどんどん小さく、変わりに悦楽が大きくなっていく。

 そしてどんどん解れていく慈の膣内。

 しかし、それだけには止まらず、今度は物欲しそうに、きゅ、きゅ、と収縮し、晴明の剛直から子種を吐き出させようと蠢く。

 その気持ち良さに晴明も思わず呻き声を上げる。

 

「う、ぐ……。ぅ、あ……」

 

 彼の声に、慈は自身の膣で気持ち良くなっていることを理解して、嬉しそうに笑みを浮かべる。

 

「あ、はっ……。きもち、いいの、ねっ――! もっと、もっと私で、きもちよく、なって――はぁん!!」

 

 その時、慈は堪らず喘ぎ声を上げる。

 晴明が彼女の身体に覆い被さるように抱きつき、乳房を乱暴に揉み拉きだしたからだ。

 そのまま二人はしばらくの間、獣のように交わり続ける。

 教室のの中には、二人の感じる声と、淫らな音。そして淫臭だけが満たされていく。

 

 たが、何事にも終わりは訪れる。

 慈は膣内で晴明の剛直が一際大きく膨らむのを感じた。

 

「あっ、あンッ! だ、出すのね――ひぁっ! なら、膣内に、私も膣内に出して――――!!」

 

 そう言いながら搾り取るように痙攣を繰り返す慈の膣内。

 晴明の剛直もまた、彼女の望みを、欲望を叶えるように――。

 

「めぐみっ、だす、ぞ――!」

 

「きてっ、はるあき――!!」

 

 その言葉とともに剛直が最奥に突き刺さり、欲望を、子種を爆発させる。

 

 ――どぷっ、どびゅっ! ごぷっ、ごぷっ!

 

「あっ、あぁぁぁぁぁぁ――!!」

 

 子宮口に突き刺さる亀頭の感覚と、そこから注がれる夥しい子種の奔流が子宮に流れ込むのを感じて、慈は仰け反り痙攣しながら果てる。

 さらに彼女の膣内からは、収まりきらなかった精液が逆流し、破瓜の血とともに流れ出て床に赤と白のコントラストを彩る水溜まりが出来上がっていた。

 

 

 そのまましばらくお互いにはぁ、はぁ、と息を切らせながら繋がっていた二人。だが、ずっとこのままとはいかず、晴明は剛直を膣内から抜く。

 

「……あ、んっ」

 

 その最後の刺激でまた果てたのか、慈は膣から潮を、そして子種を吐き出しながら痙攣する。

 そして、支えを失った慈は膝から崩れ落ちそうになるが――。

 

「……大丈夫か?」

 

 その前に晴明に助けられ、抱き止められる。

 そして、お互いに見つめ合うことになった二人。

 火照った肌に、艶かしい表情を見せる慈に晴明は、照れ臭そうに顔をそらす。

 そんな彼に慈は――。

 

「――愛して、います」

 

 そっと、頬に手を添えて、啄むようにキスをするのだった。

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