※この作品はR-18です。

インテグラル・ノア サイドストーリーユリ物語   作:やす、

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借金返済物語、4

あれから色んな事があった。一つは私の双剣を修理してくれるお店が見つかり新品同様となって戻ってきた事。それと介護はする側もされる側も大変だと言う事が分かった事。そしてやはりあの二人は暴走しているという事が分かった事。この事態を重く見た教会は彼女達を討伐した者に賞金を払うと表明。大陸中の腕利きの奏官とキル姫が討伐に向かったのだがことごとく返り討ちにされている。らしい

 

 

もう煙草吸っても良いかしら?

 

良いけどあんまり吸いすぎないでよね

 

 

私の怪我も治り無事に退院する事ができていた。医務室を出て屋敷の前で一週間ぶりの煙草に火を付けていた。

 

 

それでラグーナ島に行くのですか?

 

当たり前よ、アスカロンも来るのよ

 

はいっ、私も今のままだと勝てそうもありませんからね

 

そうと決まれば早速行くわよ、そういえばデュカキスとモニカは?

 

屋敷の中に居るんじゃないですかね?

 

挨拶してから行こっか、世話になったし

 

 

煙草を揉み消し屋敷の中を歩いているとデュカキスを見つける事ができた。

 

 

もう怪我は良いのであるか?

 

うん、もう全回復よ

 

なら良かったのである

 

あの二人に動きはある?

 

今のところ動きは無いのである

 

ちょっと私達修行に行ってくるわ、今のままじゃ勝てそうもないし

 

ラグーナ島に行くんだよね?私達も連れてってよ!

 

 

そこにモニカとルーンとエクスカリバーがやってきた。

 

 

良いけどモニカ達も修行するつもり?

 

うん、色々考えてたんだけど二人が居なくなったのは私の力不足だって、もっと私が良い奏官だったらって!そう思ったら強くなるしかないじゃんか!

 

良いと思いますけど二人はどうするつもりですか?

 

そうよ、来るのは構わないけどルーンとエクスカリバーはどうするのよ?

 

一緒に行くよ!!

 

 

その言葉にそんな事聞いてないと驚きを隠せていない二人。それに振り返り「行こっ♪」と声をかけていた。

 

 

あたいは構わないよ、強くなれるならもっと強くなりたいからな!

 

私もマスターを守りきれなかった自分を責めています、その修行に同行させて貰えませんか?

 

なら今すぐ行くわよ!デュカキスはラグナにこの事を伝えておいてね

 

承知である

 

 

そんな訳で私達5人は教会からラグーナ島へと転送してもらい彼等が居るホテルに入ろうとしていた。もちろん今回も予約などしていないので警備員に止められていた。

 

 

当ホテルのお客様でしょうか?

 

違うわ、それよりティルフィングを出しなさい!

 

つまみ出せ!

 

良いから出しなさいよ!!

 

……………………

 

 

警備員に手を掴まれ連れて行かれそうな私にみんなが冷ややかな目線を送っていた。そんな時だった。

 

 

一体なんの騒ぎなの?

 

あっユウさん

 

こんにちわアスカロン、それにモニカちゃんとルーンにエクスカリバーだよね?

 

うん♪こんにちわ

 

あの、ユリは助けなくて良いのですか?

 

そうだね

 

 

警備員にユウが話をすると手を離してくれたようだ。警備員に文句を言いながらユリとユウがこっちに歩いてきた。

 

 

それで5人でどうしたのさ?

 

私達を強くして欲しいのよ!

 

それは修行をして欲しいって事?

 

そうなんですっ!訳はちょっと言えませんけど稽古をつけて欲しいのです!

 

お願いだよユウくん!

 

お願いします

 

お願いするわ

 

 

みんながユウを見てお願いすると困った顔をして「みんなに聞いてくるから待ってて」と言ってホテルへと入って行った。

 

 

大丈夫ですかね?

 

きっとなんとかしてくれるわよ

 

ダメだったらどうしよう?

 

当たって砕ければ良いんだよ

 

当たるのは構いませんが砕けるつもりはありません

 

 

しばらく待っているとみんながホテルの前へと出てきてくれた。1stキラーズ達とユウ、それにシタ姉妹だ。

 

 

稽古を付けるのは良いけど今ホテルが繁盛期だからホテルの手伝いをしてもらうよ、それで良いのなら稽古を付けてあげるよ

 

 

そう言われた。もちろん私達の返事はイエスだった。

 

 

じゃあ誰がどういう風に強くなりたいのか教えてよ

 

私達は今よりも強くなりたいのよ、モニカは?

 

私は奏官として強くなりたい!

 

ならモニカさんはユウとアルテミスにお願いしますね、残りは私達が

 

うん、じゃあ泣き言は無しだよ?

 

うん!

 

ルーンの事はロンギヌスとパラシュに任せますね、アスカロンは私とフライクーゲルで。ユリはマサムネとシタ。エクスカリバーはレヴァとミトゥム。以上です何か質問はありますか?

 

 

私達の武器はどうするのよ?ロッカーに入れたままよ?

 

それならこちらで回収してあるので渡しますね

 

仕事が早すぎんだろ、、、

 

午前は鍛錬を、午後からは手伝いをしてもらいますので。よろしくお願いします

 

 

そのティルフィングの言葉の後に武器を渡されて修行が開始された。ここに居るみんなが強くなりたいと願いその修行を望んだ。だけどその修行は想像を軽く超えて地獄のようだった。

 

 

じゃあモニカちゃんの指示でみんなが動いてみてよ、奏官としての力量も気になるし

 

うん、分かったよ!みんなお願いね!

 

任せなさいよ

 

 

モニカの指示の元模擬戦をする事に。バトルフィールドは砂浜。相手はティルフィングとユウ、パラシュ、マサムネだ。

 

 

お願いします!

 

じゃあ手加減無しだよ

 

私が合図をするね!バトル、スタート!!

 

 

その言葉の後に模擬戦が始まったのだが。

 

 

モニカ指示!

 

えっと、えっと、、、、

 

マスター!前方からマサムネが、きゃあっ!!

 

エクスカリバーくんっ!!

 

君の相手は僕だよ

 

直ぐに血塗れにさせてあげる♪

 

ルーンくん頑張って!

 

槍で僕を止めれるなんて思わないで欲しいね

 

このっ!エクスカリバーに何すんのよ!

 

あわわわわ!!!

 

アスカロン降参ですか?

 

はぅぅっ、、、

 

 

……………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「」

「」

「」

「」

み、みんな大丈夫!?

 

 

あっという間に私達は力尽きて砂浜で伸びていた。それに比べて息すら切らしていない彼女達。

 

 

口程にもないな

 

そうだね、もう少し骨があると思っていたから残念だよ

 

そんなんでストロングになろうなんて100年早いよ!

 

言わせておけば……!!

 

 

次々と罵声を浴びせられ拳を握り歯を食いしばり立ち上がろうとしていた。

 

 

根本的な鍛錬が必要みたいですね

 

そうだね、モニカちゃんの観察力と統率力、それに圧倒的に場慣れ不足だね

 

それと即席のチームですから意思疎通もできていませんね

 

よくそんなんで私達に挑む気になれたね、ま、良いんだけど

 

あの、ええっと、頑張って下さい

 

それを踏まえて鍛錬を考えるよ、何と戦うのか分からないけどこのままだと全滅しそうだし

 

何よ!こっちの気も知らないで好き放題言いやがって!!!

 

ユリっ!ダメですっ!!

 

 

アスカロンが止めるのも聞かずに煙草を蒸すユウに向かって行き双剣で斬り込んでゆく。

 

 

まぁそう熱くならないでよ、まだ修行は始まったばかりだからさ

 

…………………………っぅ

 

 

怒りで振るった双剣は片方を捌かれ踏みつけられ体勢を崩した瞬間にもう片方の腕を掴まれ首に七元を突き付けられていた。

 

 

僕に勝てないようならその敵にも勝てないよ

 

そうね、私が間違っていたわ、ごめん

 

まぁ煙草でも吸いなよ

 

うん

 

各自の戦闘力の強化とモニカさんの奏官としての力をつける事が目標ですね

 

みんなはそっちに任せるよ、おいでモニカちゃん

 

うん、みんな私頑張るからね!みんなも任せたよ!

 

 

そう言いながらホテルに入って行った3人。私達も少し休んだ後から修行を再開する事に。

 

 

それで何をするの?

 

そうだな、まずはランニングからだ

 

何処から何処まで走るのでしょうか?

 

そうですね、軽く島を3周お願いします

 

はい

 

ただ走るだけじゃないよ、これも付けてもらうから

 

 

そう言ってレーヴァテインが持ってきたのはロープとタイヤだった。それを私達の腰に結びつけてくれた。

 

 

あとこれもおねがいします

 

 

そう言ってロンギヌスが頭に何かを結んでくれた。

 

 

これは何?

 

 

鉢巻です、とっても長いのでこれが地面に着かないスピードで走ってくださいね

 

もし地面に着いたら私が即シューティンだからね♪

 

………はい

 

 

準備が整いランニングが始まったのだが。

 

 

シューティン♪

 

いったーーーい!!!

 

もう疲れちゃいました…

 

ほら、早く走らないと斬り刻むから

 

ひぃっっ!!

 

マスターの為、マスターの為、、、

 

(こいつ無心で走っていやがる…)

 

 

 

 

……………………………………………………

 

 

 

 

 

 

「」

「」

「」

「」

 

 

はい、お疲れ様でした、今から食事をしてそれから業務の方を手伝って貰いますので

 

………はい

 

 

本日は始まる時間も遅かった事もあり午前はランニングのみとなった。そうは言っても慣れない砂浜、ジャングルを走り私達の体力は限界だった。

 

 

いただきます

 

 

それ以外誰も何も一言も話す事なく食事を頂き食べ終わると同時に業務が始まった。

 

 

ねぇマサムネ、この船で何処まで行くのよ?

 

沖の方だ、場所に着いたら潜り海鮮を捕獲する

 

私泳げないんだけど

 

問答無用

 

ひぃぃ

 

 

シュノーケルと銛を渡され海へと叩き落とされていた。

 

 

獲物を獲るまで帰れぬ、その覚悟をしておけ

 

そう言うのは海に落とす前に言いなさいよ!!!

 

 

アスカロンは料理が得意だったよね?

 

はいっ、人並みになら作ることができますっ!

 

じゃあ玉ねぎの皮むき250個とそれが終わったらあそこにある大根を全部桂剥きにしておいてね

 

い、一生懸命がんばりますっ!!

 

 

玉ねぎの皮を必死に剥いていると死んだような顔をしたモニカさんの姿が見えた。すぐに視線を玉ねぎに戻して作業を進めていた。

 

 

エクスカリバーさんは集中力に自信はありますか?

 

はい、多少の事では動じない精神力があると自負しています

 

じゃあこれを八階まで運んでもらうから、言っておくけど少しでもこぼしたらやり直しだから

 

 

そう言ってレーヴァテインから渡されたのはビールが並々と注がれたジョッキが8個乗ったお盆だった。

 

泡が無くなってしまうとクレームになってしまうのでお早めにお願いしますね

 

分かりました、それで移動手段は

 

あそこにある階段を使って、先行くから

 

私もお先に行きますね

 

 

同じようなお盆を持ち軽やかに階段を登ってゆく二人を見てエクスカリバーは覚悟を決めた。

 

 

それで、あたいは何をすれば良いんだよ

 

ルーンには僕の手伝いをしてもらうよ

 

それが終わったら私の手伝いもしてもらいますね

 

わーったよ、それでパラシュの何を手伝えば良いんだい?

 

僕のやっているバーベキューの焼くのを手伝って欲しいんだ

 

そんなのあたいにかかれば瞬殺よ

 

それは心強いね、じゃあ「僕の言う通り」にやってもらうよ

 

 

その一言がルーンの気を落としていた。なんとかパラシュの手伝いを終え次はロンギヌスの元へ。

 

 

お疲れ様でしたルーンさん、じゃあ「私の言う通りに」クルーザーを操作して下さいね

 

…分かったよ

 

 

ユウ、モニカを借りても良いかな?

 

うーん、良いよ

 

じゃあモニカ、私に着いてきてね

 

はーい

 

 

フライクーゲルに連れられてやって来たのはお洒落なバーだった。綺麗なバーカウンターがありその後ろには所狭しに酒瓶が並んでいた。

 

 

私は何をしたら良いのかな?

 

もうすぐお客さんが来るからカクテルを作って欲しいんだ、簡単な説明はするからさ

 

うん、任せてよ♪

 

 

フライクーゲルの説明が終わった後にお客が入ってきて席へと座った。そしてカクテルを注文した。

 

 

かしこまりました♪

 

 

シェイカーにリキュールとジュースを入れシェイク、それをグラスへと注ぎお客に渡していた。

 

 

(これぐらいなら楽勝だよ♪)

 

 

そう思っていたのだが時間が経つにつれお客の数が増え注文も増えてゆく。

 

 

ジントニック一つ

 

カシスオレンジ、カシス多めで

 

ソルティーレモン

 

ギムレット

 

 

あわわわわっ!!

 

 

タイムプリーズ♪

 

 

モニカにプレッシャーと焦りが襲う。慣れないカクテル作り、接客。そして待たしてはいけない。それがじわじわと追い込んでゆく。

 

 

ハリーアップ!

 

はいっ!!

 

 

フライクーゲルに檄を飛ばされながら作業を行うが手を滑らせ酒瓶を地面に落としてしまった。

 

 

ソーリー、いま片付けるね

 

 

呆然と立ち尽くすモニカの肩を叩き片付けを始めたフライクーゲル。ただそれを見ている事しかできなかった。

 

 

 

 

 

……………………………………………………

 

 

 

 

おかえり、遅かったのね

 

うん、疲れたよ、、、

 

 

私達はホテルの一室を貸して貰いそこで寝泊まりしていた。たった今モニカが戻ってきたのだがその顔はどう見ても死人の様だった。

 

 

マスター、大丈夫ですか?

 

もー無理かも、、、

 

 

そう言うと力無くその場にへたり込んでしまった。それをエクスカリバーが慰めていた。

 

 

思っていたよりもキツいわね、ヘトヘトよ

 

そうですね、、、私も玉ねぎを剥きすぎて涙が止まりませんっ

 

そういえば目を腫らしているわね、、、ルーンは何をしていたの?

 

あたいはアイツらにコキ使われたよ、今度会ったら絶対ぶっ潰す!

 

 

復讐の炎を燃やしているルーン、彼女が勝てる相手なのかは分からないけど目標があるのはいい事だと思う。

 

 

エクスカリバーさんは何をしていたのですか?

 

私は、、、お盆いっぱいのビールを持って階段を登ってました

 

うわ、それキツいやつよね

 

そうですね…ユリは何をしていましたか?

 

私は素潜りで漁をしていたわ、何度死にかけたか……

 

そういえば泳げませんでしたね

 

でも海の中って良いわね、新鮮で楽しかったわ

 

マスターは何してたんだよ

 

私は、、、ユウくんと料理を作ってフライクーゲルくんとバーでお酒作って、、、

 

それだけ聞くと楽しそうね、でもその顔を見るとそうでもなさそうだけど

 

何にもできない自分が嫌になってきちゃうよ

 

マスター!そんな事はおっしゃらないで下さい!

 

エクスカリバーくん…

 

はぁ、もう寝るわよ

 

そうだね

 

 

気が付けばアスカロンは寝息を立てていた。ルーンも船を漕いでる。それに明日もこの修行はあるのだ。

 

 

おやすみ

 

おやすみなさい

 

 

疲れと疲労でいつの間にか私も眠りに落ちていた。

 

 

 

 

 

 

うっしゃぁーー!!お前ら起きろ!!!

 

 

一体何事よ!?

 

ランニングの時間だぞ!

 

 

ドアを乱暴に開き部屋に入って来たミトゥムに叩き起こされ寝ぼけ眼で砂浜へと。

 

 

はい、付け方分かるでしょ

 

はい

 

 

腰にロープを結びつけその先にタイヤをつけてランニング。なのだが。

 

 

いたたたたっ

 

筋肉がっ

 

グタグタ言ってねーで走れ!!

 

 

昨日のランニングと鍛錬のせいか筋肉痛に悩まされながらのランニング。そんな私達を容赦なくミトゥムが追いかけていた。それが終われば。

 

 

甘いっ!!

 

うわっ!

 

はーあぁ、本当にやる気あんの?

 

くっ、、、

 

あの時のルーンさんの方が強かったです

 

言わせておけば…!

 

「」

 

アスカロンしっかりして下さい!

 

 

鍛錬が終われば。

 

 

海底に潜むサザエを獲ってくるのだ

 

そんな所まで潜れないわよ!

 

ごちゃごちゃ吐かすな!

 

 

自己流で焼くのはやめてもらえるかな

 

あん?火が通ってりゃ良いんだよ

 

次同じ事を言ったら僕が君を料理してあげるよ

 

 

昨日少し溢れていたので今日は溢さずにお願いしますね

 

申し訳ありません

 

別に謝らなくても良いから、そんなことより早く運んで、後つかえてんだから

 

はい…!

 

 

アスカロンは魚は捌いた事はある?

 

お魚は全く無いですっ

 

ならここに鯛が50匹いるから1時間で全部三枚にしておいてね、それと刺身で出すから綺麗にお願い

 

はいっっ、、、

 

 

モニカさん、心が乱れていてはハープは奏でられませんよ、もっと集中して下さい

 

はい!

 

 

〜〜〜〜〜♪

 

 

まだ心が乱れていますね、何か考え事ですか?

 

誰だって矢を向けられたら心が乱れるよ!

 

 

そんな感じで修行を、業務をこなしていた。そして夜になれば。

 

 

あぁもうムカつくわ!し、マサムネの奴!!!

 

あたいもそろそろぶちかましそうだよ!!

 

まだお魚の臭いがとれませんっ、、、

 

ユウくんもアルテミスくんもフライクーゲルくんも無茶苦茶言うんだよ!

 

ですが私達は教えを乞う立場なのでは?

 

エクスカリバーもグチぐらいあるわよね!?言いなさいよ!

 

私は…

 

こんな時までお高くまとまってんじゃねーよ

 

そうだよ!エクスカリバーくんもあるでしょ?

 

私もそろそろレーヴァテインの態度には限界を感じています……!!

 

wwwwwwwww

 

私もグチならいくらでも出てくるわよ!もう全部言うわ!!

 

 

そんな感じで楽しく過ごしていた。そして一週間が過ぎた。

 

 

じゃあ今日僕達に勝つ事ができたら修行は終わりだよ

 

もちろん手加減はしませんから

 

今までの成果、拙者達に見せてみよ!

 

負けたら1からだよ

 

 

以前戦った四人が前に出た。私達も四人がフィールドに立った。

 

 

モニカ、指示よろしく!

 

うん、任せてよ!!

 

 

いくよー!レディィ、ファイ!!

 

 

 

フライクーゲルの合図と共に動き出した四人、私達はモニカの指示を待っていた。

 

 

アスカロンくんはマサムネくんと!ユリくんはパラシュくんを!!

 

 

はいっ!

 

分かったわ!

 

 

ユウくんとティルフィングくんはルーンくんとエクスカリバーくんで!

 

 

分かった

 

分かりました

 

 

モニカの指示の元、戦闘が始まった。それまでは何にも変わりは無かったのだが。

 

 

アスカロンくんは氷弾で牽制して!ユリくんはスピードと機動力を活かして!

 

 

ルーンくん!間合いに入らずリーチを活かして!エクスカリバーくんは打ち合って隙をつくるんだ!

 

 

フィールドを走り回り状況を確認、判断して的確な指示を飛ばしていた。その指示のおかげか私達は有利に戦闘する事ができていた。

 

 

ユリくんはルーンくんと交代!アスカロンくんその隙を作ってあげて!

 

 

はいっ!

 

 

ユリくんはエクスカリバーくんと一緒に戦ってあげて!双剣の手数の多さを見せてよ!

 

 

 

 

 

………………………………

…………………………

…………………

……………

………

……

…

 

 

 

 

ウイナー!!モニカチーム!!!

 

 

 

戦闘が終わりその地に立っているのは私達だけだった。

 

 

 

やった!みんなのおかげだよ♪

 

いたたたた、負けちゃったね

 

そうですね、良い事ですけどね♪

 

本当に私達強くなったのかしら?

 

特別な事はしてないさ、ただ、それぞれの個性を伸ばしただけさ

 

個性ですか?

 

ユリは素潜りをさせて体力の向上をしてもらった、双剣使いだからその分体力の消費が激しいと思ってさ

 

ルーンさんには指示を聞く事を覚えて貰いました、以前はすぐ前線に飛び出していたので

 

エクスカリバーは集中力、せっかく必殺があるんだからその隙を逃したらもったいないし

 

モニカちゃんは料理とカクテル作り、それにハープの演奏で全体を見る力を、それとプレッシャーに打ち勝てる様にさ

 

確かにお客を待たせている時って焦っちゃうからね

 

それも全部理解してだよ

 

それにこれだけ働かせれば愚痴も出てきますよね?

 

そうね

 

そうすればみんなで僕達の愚痴を言うでしょ?そうすれば5人が悩みを共通して仲が良くなるんだよ

 

そう言われてみればそうね

 

あのっ、私の修行にはなんの意味があったのですか?

 

ごめん、アスカロンは浮かばなかったから僕の手元をしてもらったよ

 

ええっ……

 

とりあえず行って来なよ、前より強くなっているのは保証するからさ

 

良いように言って逃げましたね?

 

あはははは

 

図星かよっ!

 

 

海底トンネルまでみんなに見送って貰って大陸に帰る事に。

 

 

世話になったわね

 

みんなありがとう♪

 

うん、じゃあまたね

 

今度バイト代を支払うのでまた来てくださいね♪

 

じゃーな!クソ虫共!

 

それは言い過ぎですっ!

 

 

急足でトンネルを抜けて着替えて転送され教会を出るとその街並みはすっかり様変わりしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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