※この作品はR-18です。

インテグラル・ノア サイドストーリーユリ物語   作:やす、

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フェルカの街

今日も朝日と共に目を覚まし横を見るとモニカが安らかに寝息を立てていた。それを起こさないようにベッドから抜け出しテラスへ。

 

 

うぅーーーんっ

 

 

朝日を浴びながら身体を伸ばし煙草に火をつける、少し眠気を感じるけどすぐに覚めるだろう。

 

 

煙草を揉み消して部屋に戻る、昨日の宴の痕が目についたけど片付けなくて良いわよね?しばらくするとみんな起きてきたようだ。

 

 

ユリくん、アスカロンくん、みんなおはよー

 

おはようございます

 

今、兵士達に朝ご飯作って貰ってるから待っててね

 

はいっ

 

 

しばらく待っていると朝食が運ばれてきた。

 

 

いただきまーす

 

 

みんなが朝食を食べるのを見てから私も一口、ん、美味しい

 

 

ユリくんは流石だね

 

癖なのよ、悪気は無いわ

 

良いよ、私も前はそうだったから

 

モニカ、朝食を食べたら私達、旅に出るわ

 

うん、君達の武運を祈ってるよ♪

 

ありがと

 

 

朝食を食べ終わり食後のコーヒーと煙草、これを揉み消したら、行こうか

 

 

出発する事を伝えるとみんなが街の外まで見送りに来てくれた。

 

 

モニカ、世話になったわね

 

良いよ、ユリくん達には助けられたからね

 

また遊びに来るわ、ね、アスカロン

 

はいっ、ありがとうございましたっ!

 

本当は私達もユリくんについて行きたいんだけどロンギヌスくんが居なくなったって知ったら街の人が何をするか分からないから

 

良いのよ、モニカ、あんたはしっかりこの街を守るのよ

 

うん、またね、ユリくん、アスカロンくん!

 

 

モニカ達が見えなくなるまで手を振り続けた。

 

 

良い人達でしたね

 

そうね、あっ!

 

どうしたんですか?ユリ

 

モニカのキル姫達に稽古をつけて貰えば良かったわ

 

あはは…次はどの街に行きますか?

 

そうね、、、そろそろラグナ達と合流したいわね、色々情報も手に入れたし

 

ラグナロクさん達は何処に居るのでしょう?

 

ユグドラシルに向かえば会える気がするわ

 

そうですね

 

 

のんびりと荷台から景色を眺めていると街が見えてきた

 

 

ユリ、あの街で少し日用品を買いませんか?

 

そうね、まだユグドラシルまで距離があるし、アスカロン、お願い

 

はいっ

 

 

私達はその街に向かう事にした

 

 

へぇ、フェルカって街なんだ

 

 

地図を片手に煙を吐き出す

 

どれぐらいの規模の街なんですか?

 

そこそこ大きいわね、これなら新しい情報も手に入りそうだわ

 

私、お買い物もしたいですっ

 

そうね、たまには付き合ってあげるわ

 

やったっ♪

 

 

街の近くに馬車を停めて街まで歩いてゆく

 

 

何か変な街ね

 

そうですね…

 

 

民家や店は立ち並んでいるのだが人の気配が感じられなかった。

 

 

まぁいいわ、開いている店を探しましょう

 

はいっ

 

 

街を歩き回ったが何処にも開いている店は無かった。

 

 

はぁ、なによこの街は、歩き損じゃないの!

 

まぁまぁユリ、落ち着いて

 

 

しばらく歩くとようやく開いている店を見つけた。

 

 

あの店に行くわ

 

分かりましたっ

 

 

小さな武器屋に入る事に

 

 

邪魔するわ

お邪魔します

 

いらっしゃい

 

 

うーん

 

 

店内を見渡すも特に欲しい物は見当たらなかった、ついでに亭主に質問をする事に。

 

 

ねぇ、なんでこの街はこんなに人が居ないのよ

 

君達は旅の者か?

 

そんな所よ

 

なら知らないよね、この街にパラシュが来たんだ

 

パラシュ?インテグラルキラーズの?

 

そうだ、それでパラシュがこの街の法律を無効にしていったんだ

 

へぇ、面白そうな事するじゃない

 

最初はみんな君みたいに喜んでいたよ、縛られる事なく自由に生きて行けるってね

 

それで?どうなったのよ

 

法律が無いという事は裁かれる事が無いという事だ、ここの街の人は毎日、争い、奪い、人と殺し合った

 

それでこの街から人が居なくなったのね

 

それがね、違うんだ。ここの人達は気づいたんだよ、法律が無ければ自分の身は自分で守るしか無いという事に

 

そうね

 

いつしかこの街には人が消えた、この街の空気に耐えきれなくなって出ていったんだ

 

ふーん、おじさん、このライターのオイルを貰うわ

 

まいど、100000ゼニーだよ

 

そう

 

七元をおじさんに突きつけた。

 

 

割引はあるのかしら?

 

…君ならこの街でも生きていけそうだよ

 

それで、割引はあるのかしら?

 

そうだな、今日だけ1000ゼニーにしよう

 

ありがと、いい店ね、また来るわ

 

それほどでも、またのご来店をお待ちしてます

 

 

オイルを買って店を出る

 

 

ユリ!いきなり剣を向けるなんてダメですよっ!

 

この街には法律が無いんでしょ?それに最初に吹っかけてきたのはあのおじさんよ

 

もぅぅ

 

それよりパラシュの事が気になるわ、前にラグナ達が退けたはずよ

 

この街に居るのでしょうか?

 

まだ気配は感じないわね

 

 

ライターにオイルをたっぷりと染み込ませ煙草に火をつける。

 

 

まぁいいわ、探し出して叩き切ってやるわ!

 

あんた達、露頭に迷ってる系?

 

誰よあんた

 

 

私が意気込むとなんか派手な人に話しかけられた。

 

 

アタシはブラフマーストラ、アタシが導いてあげよっか

 

遠慮しておくわ、自分の道は自分で探すの

 

あんた達見かけない顔だね、パラシュが言っていたユリとアスカロンかな?

 

だったらなんだって言うのよ

 

そう怖い顔すんなって、アタシが導いてあげるからさ

 

 

魔弾を放つブラフマーストラ

 

 

 

くっ!アスカロン、行くわよ!

 

はいっ!

 

 

魔弾を躱しながら接近してゆく。

 

 

せいっ!

たぁっ!

 

 

なかなかやるじゃない〜でもそこまでだよ!

 

ちょっとぉぉぉ!なに私抜きで楽しい事しようとするのはなしにしようや

 

ユリっ!新手です!

 

いいわ!何人来ようと叩き斬ってあげるわ!

 

はっはっはっは!随分と威勢が良いんだね、一丁派手にいこうや

 

 

魔弾を連射するなんか赤い人。

 

 

アンタってば目立ちたがり系なんだから〜アタシも派手にいくよ〜

 

 

街を破壊しながら魔弾を連射する二人

 

 

なによこいつら!アスカロン!

 

はいっ!嫉妬の氷よ!

 

 

アスカロンに氷の壁を作ってもらい身を隠す

 

 

あれだけ撃たれたら近寄れないわね…

 

ユリ、私に良い手がありますっ!

 

聞いてあげるわ

 

 

ゴニョゴニョ…

 

 

分かったわ!頼んだわよ!

 

はいっ!

 

 

なんだよ、反撃してこないのかよ

 

もしかして導かれちゃった系〜?

 

 

今よ、アスカロン!

 

任せてください!はぁぁぁっ!

 

 

冷気の道を二本作る

 

 

ユリ!せーので押しましょう!

 

せーの!

 

 

氷の上を人形の氷を滑らせる

 

 

ヴァジュラ!あそこだよ!

 

よっしゃ!派手にいくよ!

 

 

氷に魔弾を打ち込む二人、気を逸らす事ができた

 

 

行くわよ!

はいっ!

 

 

瞬時に距離を詰めて二人を斬りつける

 

 

くっ!

やるじゃない!

 

あんた達の負けよ!大人しく斬り刻ませなさい!

 

それはどうかな?頼んだよ!

 

 

いぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!

 

 

ヴァジュラが合図をすると何か変なのが大量に湧き出てきた

 

 

なによ!こいつら!?

 

あれはっ!異族っ!?

 

アスカロン知ってんの?

 

はいっ!でも異族は壊滅したはずじゃっ!

 

まぁなんでも良いわよ!斬り刻んであげるわ!

 

 

グッと双剣を握り直して異族へと斬り込んでゆく。

 

 

いぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!

 

 

ユリっ!囲まれてます!

 

どんだけ居るのよこいつらは!

 

 

いつのまにか異族に囲まれてしまっていた。斬っても斬ってもキリが無い。

 

 

追い詰めたよ!

 

導いてあげるから安心しな〜

 

 

それに私達に銃口を向ける2人。これは俗に言う積みなのだろう。

 

 

アスカロン、こうなったら逃げるわよ!

 

でもっ!どうやって!

 

こうするのよ!!!

 

 

異族の群れを力ずくで斬り伏せてゆく。

 

 

あぁっ、その行動力羨ましいっ

 

アスカロン!背中は任せたわよ!

 

はいっ!

 

 

先陣を切り異族に斬り込み道を作ってくれるユリの背後を走ってゆく。

 

 

逃さないよ!

 

やぁっ!

 

 

ブラフマーストラの魔弾を氷の壁を作って防ぐ。

 

 

アスカロン、あの森まで走るわよ!

 

背後は任せてください!

 

 

あらら、逃げられちゃった系〜?

まぁ良いでしょ

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