私とケラノウスで状況を把握してきますので皆さんは少し待っていて下さい
さくっと行ってくるからね♪
二人共お願い
二人が偵察に行っている間、しばらく待機する事に。
……………………………………
誰も喋ろうとしない、みんな緊張しているみたいだ。キンッとライターの音が響く。
ふんわりと宙を舞う煙を見つめる、風は吹いていないようだ。
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皆、円陣を組むのである
沈黙を破ったのはデュカキスだった
円陣?
である、余が若い頃は円陣を組み士気を高めたものである
デュカキスが円陣のやり方を説明していた。
分かったわ、二人が帰ってきたらやってみましょう
しばらく待っていると二人が偵察から帰って来た。
たっだいまー♪
皆さん、お待たせしました
ありがとう、ミネルヴァ、ケラノウス、どうだった?
先程より多くの異族が集まっています、ユグドラシルにはインテグラルキラーズが守って居ました
分かったわ、異族をどうにかしないとまた同じ事ね…
はいはーい♪もう作戦は立ててあるよー♪
ニコニコしながら作戦を話すケラノウス。
ありがと、助かるわ
照れますなぁ♪
ケラノウスの作戦はこうだ
最初にヴァジュラ、ブラフマーストラに手当たり次第に魔弾を放ち異族の殲滅、その後フライシュッツ、スイハ、アポロンにケラノウスで残党の処理、その後に私、ユリとアスカロン、アルマス、ダーインスレイヴでハリーの護衛、ルーンとアロンダイトが遊撃手を、残りでインテグラルキラーズの対応だ、これなら異族相手に消耗せずに目的を果たせるだろう。
私達でマスターをお守りします
エクスカリバーも前線に出ても宜しいのですよ?
エクスカリバーとロンゴミアントでモニカとデュカキスとアクスレピオス、テュソルスの護衛だ。
にしししし♪こんだけ美女が揃ってるのに戦闘なのが残念だけど私も本気出しちゃうよ♪
私達は少し小高い丘の上に移動してきた、かなりの数の異族がユグドラシルを守るように群れをなしているのが見える。
皆さん、準備は宜しいですか?
おぉーーーー!!
ミネルヴァの掛け声に応答するキル姫達、最終決戦への準備が整った。
円陣を組むのである!
その言葉を合図にラグナロクを中心にみんなで円陣を組んでいた。
ラグナロク殿、掛け声を頼むのである
ラグナが頷き少し息を吸い込んだ。
今一度、皆の力をこの御旗の元に!!
手を伸ばし空高く旗を掲げるラグナロク。
おぉぉ!!!
姫達がその姿に鼓舞される。やる気は十分だ。
ブラマーストラ、派手に暴れようぜ!
あいよ〜♪
丘の上で銃に魔力を溜める二人。
ヴァジュラ、ブラフマーストラ!派手にやっちゃってよ!
任せときなって!疾風迅雷ってねぇ!!
派手に導いてあげるよ!!
お願い!!
合図と共に凄まじい魔弾が異族に向かって撃ち込まれていった。
ねぇユリ
どうしたの?アルマス?
あんたの友達って加減って物を知らないの?
……見ての通りよ
はっはっはっ!今まで放ったどの魔弾よりも気持ちが良かったよ!
道は作ってあげた系だよ〜
一面焼け野原になってしまっていた。
次、お願い!
ケラノウス、アポロン、スイハにフライシュッツが丘を駆け下りて行く
私達も行くよぉ!
見えてるよ!そこだね!
雲を射抜く我が一撃!
おねーちゃん頑張っちゃうからね♪
魔弾と弓が異族を撃ち抜き大きな道が開かれた。
みんな!私達も行くわよ!
はいっ!
任せて!
ハリー、行けるね?
うん!
私達も戦場を駆け抜けて行く。
さぁ、行こうか
少し遅れてラグナ達も走り出した
道を開けなさいよ!
絶・邪魔よ!
45=+・……
私とアルマスで立ち塞がる異族を蹴散らす
嫉妬の氷よ!私に力を!
5$°+÷×…
アスカロンが左右から来る異族に対応する
ふふふ、背中は守らせて貰うよ
ダーインスレイヴが背後から迫る異族を斬り伏せる。陣形は完璧だ。
このまま進むわよ!
おぉー!!
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はぁ、、、また来たの?めんどくさいんだけど
拙者の刀の錆にしてくれよう
愛の無い者は立ち去って下さい
僕の理想の糧となって貰うよ
ここでジ・エンドね!
白き意思は誰にも砕けやしない!
せいぎのなのもとに!
クレスの愛で包んであげるよ!
希望の力、見せてあげます!
規律を持ってすれば負けません!
行きましょう、ニケ!
ラグナ達とインテグラルキラーズ達も戦いを始めたようだ。
誰かが二人足りない、そう思った時だった、一本の矢が私に向かって飛んできた。
こんな物!
それを防ぎ前方を睨む、アルテミスが矢を構えていた
アルマス、みんなをお願い、私がアルテミスを止めるわ!
ユリ!
返事も待たずに駆け出そうとした時だった。
オラぁぁぁぁぁ!
ここは私達が引き受けます、早くユグドラシルへ!
ルーンとアロンダイトがアルテミスに向かう
ありがと!
私達はまたユグドラシルに向かって進み出した。
ハリー!後少しだ、頑張るんだよ
うん!
ユグドラシルまであと少し、そんな時だった。
ユグドラシルには触れされません
ちっ!やっぱり出てきたわね
あのまま大人しく最後の刻を待っていれば良かったものを
ティルフィングが私達の前に立ち塞がった。
みんな、ハリーを頼んだわよ、コイツは私が!!
ティルフィングと対峙する。
ユリっ!私も行きますっ!
アスカロンはみんなをお願い、こんな奴私一人で充分よ!
ギロリとティルフィングを睨む。
邪魔をするのであるなら容赦はしませんよ
ティルフィングが剣を構えた。
望むところよ!私も全力で戦わせて貰うわ!
双剣を力強く握り締める。いざ、尋常に勝負!!
せいっ!
はぁっ!
ティルフィングの一閃を剣を重ねて防ぐが弾かれてしまった。
ちっ!力は向こうの方が強い、、、それなら!後ろに飛び退き少し距離を取った。
どうしたのですか?
別に!
一気に距離を詰めて乱舞を繰り出す
パラシュから手こずったと聞いていたので期待していたのですがこの程度だったみたいですね
全て防がれてに蹴り飛ばされてしまった。
くっ、、、
やはり私の思い違いだったようです、さようなら
体制を崩した私にティルフィングが斬りかかる。
へっ!言わせておけば好き勝手言いやがって!
七元で受け流し骸斬で反撃に出た。
なるほど、まだ力を隠しているのですね
ちっ
惜しくも髪の毛が数本切れただけだった
貴女に時間をかけるつもりはありません、その命、散らせてあげます
瞬時に私との距離を詰めて一閃を放つ。
しまっ!!
さようなら
あまりの速さに剣で防ぐ事ができなかった、なんとか身体を曲げて躱そうとしたが間に合わなかった、ティルフィングの一閃が私のお腹を斬り裂いた。
くぅぅっっ!!
あまりの痛みに意識が霞み膝を付いてしまった。血が服を伝い地面へと流れてゆくのがみえる。
そのまま野垂れ死なさい
ティルフィングが私に背を向けハリー達に向かう。
あぁぁぁっ!くそっ!!!
霞む意識を無理矢理繋ぎ根性で立ち上がる、約束をこんな事で敗る訳にはいかないっ!!!
ティルフィング!行かせないんだから!
ぼたぼたと血が滴り落ちてゆく。そんな事どうでも良かった。
これだけの力の差を見せられてもまだ私に立ち向かうのですか
当たり前よ!あんたはここで私が止めるんだから!!
大きく深呼吸をして意識を集中させる。身体が軽い、持っている剣も重みを感じない、これなら行けるっ!!
せやっ!!
瞬時にティルフィングとの距離を詰めてお腹を蹴飛ばす。
くっっ
体制を崩した所をそのまま斬り裂く。
おまけよ!
そして思いっきり蹴飛ばす。
ほら、立ちなさいよ!私は怒ってるんだからね!
……その瞳、やはりあのティルフィングの遺伝ですか、同胞の娘なので殺さずに生かしておきましたが間違いだったようですね
けっ!何をぶつぶつ言ってるのよ!
純潔なる彩よ、咲き誇れ
凄まじい速度の斬撃を鍔迫り合い防ぐ、ギリギリと剣と剣が火花を散らし音を立てる。だけど、負ける訳にはいかないっ!!
私はあんたなんかに負けない!!
そう言った時だった、視界がグラリと揺れた。
いったい何よっ…
ふっ、血を流しすぎたようですね
力が抜けてゆき足元がフラつく。
半姫半人にしては頑張りましたね
がっっ!!
蹴飛ばされ地面を転がる。
ゲホッゲホッっっっ!!あぁぁもぉぉぉぉお!!!!
立ち上がろうとするも力が入らず転んでしまった。
止めを刺したい所ですが時間がありません、さようなら
ハリー達に向かうティルフィング。
まっ待てっ!!
剣を支えに立ち上がろうとするも上手くいかず再び地面に転がった。
くぅっつ
ユリっユリ!!しっかり!!
誰かの声がぼんやりと聞こえる、この声は………
私は声の正体を知る前に気を失ってしまった。