※この作品はR-18です。

インテグラル・ノア サイドストーリーユリ物語   作:やす、

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カウントダウン・2

大勢の人達がユグドラシルの中を登り天上世界を目指して行く、あまりの勢いに私は諦めて最後尾にいるアスカロンと出口を目指す事に。

 

天上世界は何か変わりはあるのですかね?

 

どうかしらね?まだ少し時間はあるけど…

 

珍しく弱気ですね?

 

別に、どんな事があっても私は諦めないわよ!

 

はい!最後の刻までずっと一緒に居ますからね!

 

当たり前よ!頼りにしてるんだからね

 

 

アスカロンの頭を撫でてあげると少し驚いた表情をされた。

 

 

何よ

 

ユリ、怖いのですか?手が震えてますよ?

 

武者震いだわ、もうすぐ出口よ、気合入れていくんだからね!

 

はい!

 

 

出口から吐き出され近くに居たミョルミルを踏みつけ綺麗に着地する。

 

 

おい、いてーじゃねーか

 

ごめんごめん、たまたまよ

 

嬢ちゃんに怪我が無ければいいけどよ

 

見かけによらず優しいのね

 

一言余計だ!

 

 

周りを見渡すとティルフィングとフォルカス、ラグナが話をしていた、私は少し離れた所に行き煙草に火をつけてユグドラシルを見上げる、前見た時よりも枯葉が増えていた。

 

 

人数が増えたので自己紹介だけしておきませんか?

 

そうね、戦いに勝つには連携も必要だし

 

一人ずつお願いします

 

 

三人の提案でみんなで自己紹介をする事になった。一人一人名前と特技を話していく。

 

 

いしししし♪みーんなカッコいいし可愛い子が沢山いるよ♪どの子から食べちゃおっかな♡

 

これ、ケラウノス

 

にしししし♪

 

ケラウノスは相変わらずね…

 

 

自己紹介も終わり煙草を吸いに行こうとした時だった、三人がユグドラシルの前に立ち話を始めた。

 

 

まずインテグラルキラーズを共鳴させて擬彩を解くとの事、同じ名前のキラーメイルとキル姫が手を握り意識を集中させている、その様子を煙草を蒸しながら見ていると、どうやら成功の様だ、残るはティルフィング一人。

 

 

コマンドキラーズはカミトのディスラプトシステムを使う事によって神令が解けたみたい、ただフォルカスみたいに姿は変わらず力だけはそのままなんだって。

 

 

次にイミテイトシステムとディスラプトシステムを使いユグドラシルの再生を試みる事に、ラグナがユグドラシルに右手を当てその左手をティルフィングが握りカミトがその右手を握り左手をユグドラシルに当てている。

 

 

どうやら私の勝ちみたいね

 

 

得意げな顔のアルマスが私を見ていた。

 

 

でもこれってアルマス何もしてないわよね?

 

この事を伝えるのが私の使命だったんだから!

 

なんか納得行かないわね…

 

世界が救えるなら良いのよ、さぁ飲みに連れてってよ!

 

お金を貯めてからね、それよりアルマス、嫌な気配がするわ

 

私も感じているわ、とんでもないのが来るわね

 

 

みんなの方を見るとみんなも気づいているみたいだ、既に武器を構えている。

 

 

やはりこの計画は失敗だったようですね

 

そのようだ、我々が自ら出向く事になるとは

 

 

何処からか声が聞こえた、不愉快な雰囲気が辺りに立ち込めている。

 

 

誰かが上だ!と叫んだ、空を見上げると居た。まだ遠くて良く見えないけど二人が空中に浮かんでいる。それを見ているとゆっくりと地上に降り立った。周りにピリピリと辺りに緊張が走る

 

 

その姿、どうやら神令を断ち切ったようですね

 

それにキラーメイルの姿も見える、無駄な足掻きを

 

 

誰よあんた達は

 

質問に答えてあげましょう、私達は神です

 

 

長い金髪で背中に羽を生やした女がそう答えた。

 

 

神様にしては有り難みを感じないわね

 

小娘、敬え、我等がこの世界の創造主だ

 

 

フードのような物を被り両手に大きな盾を備えた男が言う。

 

 

残念だけど私は神なんて信じないの、もちろん敬う気持ちなんてこれっぽっちも無いわ

 

構わん、もうすぐこの世界の終焉により消え去るのだからな

 

この世界は失敗でした、これより世界の再生を行います

 

 

そう女が言うと空から光が注ぎ大量の何かが現れた。

 

 

あれは、メタルメイデン!?

 

 

ボーリングのピンに棘が生えたような奴はメタルメイデンと言うらしい。

 

 

くくく、それだけでは無いぞ

 

 

次々と光が降り注ぎ巨大な人形が現れた、腕を二本ずつ生やし背中に車輪みたいな物がくるくると回っている、その四本の手には剣が握られている。

 

 

カミノツカイまで…………

 

 

世界の終焉までこやつらと遊んでいるが良い

 

 

そう言って再び空に浮かんだ二人、それを合図に私達に襲いかかって来た。

 

 

無表情に剣を振り回すカミノツカイ、他の異族とは違う、圧倒的な力を感じる。

 

 

奏官達は離れて下さい!この者は私達が相手をします!

 

マスター離れて下さい

 

私達が御守りします

 

 

アルテミスが叫びエクスカリバーとロンゴミアントが奏官達を離れた場所に誘導している

 

 

ユリくん!死んだら嫌だからね!

 

私は死んでも死なないわよ!モニカこそ約束守るまで死ぬんじゃ無いわよ!

 

 

カミノツカイとやらと対峙する、他のみんなも戦いを始めたようだ。

 

 

このっ!!

 

 

双剣を振り回し戦うも四本の剣に防がれ反撃を受けてゆく、動きも速いし何よりコイツ、強い…!

 

 

二人一組になって戦って下さい!無理は禁物です!

 

 

アルテミスの指示が聞こえる、私の近くにいるのは…

 

 

ミネルヴァ!力を貸して貰うわよ!

 

はい!

 

 

ミネルヴァと並びカミノツカイと対峙する。

 

 

私が剣を防ぐからその隙に槍で突き刺してよ!

 

分かりました、無理ならすぐに交代しますね!

 

任せなさいよ!たぁぁぁぁぁっ!!!!

 

 

漆黒のオーラを身に纏い四本の剣を防ぎ斬り上げてゆく、しかし上手く行かなかった、振り下ろされる剣をミネルヴァに弾いて貰いなんとか距離を取事ができた。

 

 

助かったわミネルヴァ、ついでに作戦を考えてよ!

 

私もそうしたいのですが攻撃に精一杯で考える余裕がありません…

 

 

隙を作ってください!私達が確実に矢を打ち込みます!

 

にゃんころ、しっかり働けよ

 

神と戦うなんて超・爆燃え上がれるぜ!

 

 

流石アルテミスとイチイバルですね、的確な指示です

 

そうね、彼女達が味方で良かったわ

 

私もあの様に戦況を全て把握して仲間達に万全な支援ができる力が欲しいですね…

 

ミネルヴァならきっとできるわよ!前線は私が引き受けるわ!

 

 

剣を弾きながら叫ぶ。

 

 

ミネルヴァ、あなたの思いを実現させる力を明確にイメージして!

 

 

この声はラグナロク?そうですね、あの方達の様に後方から支援できるような力があれば…

 

悠久の時より紡がれし願いと望みの象徴よ、我がある前にあるべき姿を示せ、深淵より希う無上の叡智に迅雷の弓を、ミネルヴァ!

 

 

はい!この身に解き放たれしは栄光を刻む雷の槍矢、ミネルヴァ・イミテイト・アーチャーです

 

 

ミネルヴァ!後方支援は頼んだわよ!

 

 

敵を斬りつけ体勢を崩した瞬間に雷を纏った矢がカミノツカイの頭に刺さる、それを蹴飛ばし次の獲物へと向かってゆく。

 

 

ユリ!3時の方向から魔弾です!

 

了解!!

 

 

気配を感じ取りジャンプして躱すとその魔弾がカミノツカイに直撃した。怯んだ隙に乱舞を繰り出し斬り刻み首を切断。

 

 

私の周りの敵は倒せたみたいだ、周りを見渡すとフライシュッツが苦戦していた

 

 

ユリ!

 

任せて!今行くわよ!

 

フライシュッツ!

 

 

私が駆け出そうとした時にロンギヌスがフライシュッツの援護に回った

、剣を弾きフライシュッツに逃げる隙を与えていた。

 

 

ありがと〜ロンギヌスちゃん♪

 

いえ、早く体勢を整えて下さい、まだ倒してはいません!

 

 

そうだねと後方へ飛び退き魔弾を放つも全て回避されていた。

 

 

なんで〜?なんで私の魔弾が当たらないのよ…

 

フライシュッツ!私が動きを止めるのでその隙に!

 

うん〜やってみるよ!

 

ロンギヌス!私も手伝うわよ!

 

お願いします!

 

 

ロンギヌスと協力して4つの剣を捌く。

 

 

フライシュッツ!今よ!

 

えぇーい〜!

 

 

しかしフライシュッツの魔弾は掠めただけだった。

 

 

慌てないで!しっかり狙いなさいよ!きゃあっ!!

 

 

フライシュッツの方を見た時に剣撃を受けて吹き飛ばされてしまった。

 

 

ユリちゃん!私にもっと守る力があれば…

 

フライシュッツ、あなたの思い描く強さをイメージして!

 

ラグナロクちゃんの声?私の思い描く強さ…

 

 

ロンギヌス!今よ!

 

この一撃で貫きます!

 

 

魔弾が避けられるのならば接近して槍で貫いちゃえば良いんだ!

 

 

悠久の時より紡がれし願いと望みの象徴よ我が前にあるべき姿を示せ深淵より希う不滅の信仰に貫く穂先を、フライシュッツ!

 

うん、任せて〜!

 

 

ロンギヌス、ふせて!!

 

は、はいっ!

 

 

私とロンギヌスが伏せるとその頭上を何かが掠めながら進んでいった、そしてそのままカミノツカイを貫いた。

 

 

フライシュッツ!槍を投げるなら一言ぐらい言いなさいよ!

 

ごめんごめん〜ユリちゃん達なら気づいてくれるって思ってたから〜♪

 

 

危うく串刺しだったわよ、フライシュッツもイミテイトしたのね

 

うん〜7つの光は御旗と共にってね♪

 

なら私はもっと前線に出るわ!援護は頼んだわよ!

 

任せて〜♪

 

 

アスカロンにアルマスも心配ね、早く二人の所に行かないと。

 

 

 

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