※この作品はR-18です。

インテグラル・ノア サイドストーリーユリ物語   作:やす、

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前作(黒ティルと僕と)のコラボになっております、興味のある方は前作もお願いします。


ちょっとダラダラと
過去への訪問


 

 

 

あの事件から一夜が明けた、アスカロンにイロイロな事をされて疲れ果てて寝てしまった私を朝日が照らしてくれていた。

 

 

朝か…

 

 

なんとか身体を起こし下着とパジャマを着て仕事場へ、コーヒーを淹れて煙草に火をつける。

 

 

はぁ、、、

 

 

夜の事を思い出すと身体が火照る、それを振り払うように煙を吸い込み吐き出して行く。

 

 

のんびりとコーヒーと煙草を楽しんでいたらアスカロンが起きてきた。

 

 

おはようございます♪

 

おはよアスカロン

 

 

にこやかな顔で挨拶をされた、だけど夜の事もあって少し目を合わせずらい。

 

 

朝ご飯作ってきますね♪

 

お願いね

 

 

その間にアスカロンの分のコーヒーを淹れる、私もおかわりのコーヒーを淹れる事に。

 

 

お待たせしましたっ♪

 

ありがと

 

 

作ってくれたサンドイッチとコーヒーを楽しんでいるとドアがノックされた。まだ休業の札がかけてあるのに、渋々立ち上がりノックの主に話をしに行く事に。

 

 

今は休業中よ。そう言いながらドアを開けたら見た事のある人が立っていた。

 

 

おはよう、早起きは三文の得って言葉を知ってる?

 

………………

 

ドアを開けたらそこに立っていたのはリサナウトだった、なんだかめんどくさそうだったのでそっとドアを閉める事に。

 

 

ちょっと!久しぶりの登場なのにその扱いは酷いわ!

 

 

閉まりかけたドアに足を挟み閉めるのを阻止されてしまった。

 

 

はぁ、、、それでなんの用なのよ

 

この世界を救ってくれたお礼を言いに来たわ、感謝しなさい

 

アスカロン、塩持ってきて

 

お塩ですか?何をするつもりです?

 

リサナウトに撒くのよ

 

私はナメクジじゃないわ!上がらせて貰うね

 

 

返事も待たずに仕事場へ入って行き椅子に腰掛けた。

 

 

それでお礼ってなんなのよ?

 

その前にコーヒーを淹れて欲しいわ

 

分かったわよ

 

 

コーヒーを淹れてリサナウトの前に。

 

 

この香り、10ポイントあげるわ

 

そのお礼ってなんなのですかっ?

 

私の力を使って千年王国へ時間旅行をさせてあげるわ、あつっ

 

千年王国ってあの千年王国ですかっ!?

 

そうよ、アスカロンは行った事があるようね

 

その千年王国ってなんなのよ?

 

あなたの両親が良く行っていた場所よ、善は急げね、ここに立ちなさい

 

その前にコーヒーを飲み干しなさいよ、それに私達はまだ朝食の途中よ

 

そうね

 

 

熱々のコーヒーをフーフーしながら飲んでいるリサナウト、それを見ながらサンドイッチを食べ終わり食器を片付けて煙草に火をつけていた。

 

 

さぁ時間旅行よ、楽しんで来なさい

 

これを吸い終わったらね

 

なら準備をしておくね

 

準備が終わってから言いなさいよ!

 

 

煙草を揉み消しいつもの服に着替えて骸斬を携える。念のために折れた七元も持っていこう。アスカロンも準備ができた様だ、仕事場に戻ると床に魔法陣が書かれていた。

 

 

この上に立ちなさい

 

んっ

 

楽しみですねっ♪

 

 

楽しそうなアスカロンと不安しかない私は魔法陣の上に立った。

 

 

行くわよ、素敵な旅になるように祈ってりゅわ

 

 

その声が聞こえたと思ったら私達は仕事場から姿を消した。

 

 

 

…………………………………………………………

 

 

ここは?

 

千年王国のティルヘルムって所にあるお城ですよっ、すっごく懐かしいですっ♪

 

 

周りを見渡すと目の前に立派なお城があった、私達は今その城へと続く橋の上にいるようだ。

 

 

そういえば連絡とかしてあるのかしら?

 

どう言うとこですか?

 

私達が来るって事知っているのかな?

 

そういうのは気にしなくて良いと思いますよ?私も昔何も言わずに来たので

 

 

そんな事を話していたら城門が開き誰かが出てきた、見覚えのある2人だ。

 

 

えっと、ユリとアスカロンだよね?

 

初めまして、私はティルフィング、隣の人がユウです♪

 

ユウさん、ティルフィングさんお久しぶりですっ♪

 

私達が来るって事は聞いていたのかしら?

 

うん、リサナウトから聞いていたよ、世界を救ってもらったお礼に時間旅行にここに連れてくるって

 

立ち話もなんですから入りませんか?

 

そうだね、みんなはまだ寝てるからゆっくりしていってよ

 

分かったわ

 

 

ユウとティルフィングに連れられて城内へ、豪華な内装の通路を歩いて行くと大きな扉が見えてきた。

 

 

開けるよ

 

うん

 

 

扉が開かれると大きな机がある部屋だった、そこに1人座っているのが見える。

 

 

ほら、入りなよ

 

ありがと

 

 

ユウとティルフィングに連れられて部屋に入ってゆくと見覚えのある人だった。

 

 

ラグナ!こんな所で何してるのよ?

 

ラグナ?私はラグナロクよ

 

同じよ、私の事忘れちゃったの?

 

貴女の知り合いのラグナはもう1人の私ね、似て異なる者よ

 

そうなんだ、不思議な感覚ね

 

まぁまぁ、えっと、今日遊びに来てくれたユリと、アスカロンだよ、よろしく

 

よろしく

 

よろしくお願いしますっ♪

 

適当な席に座っててよ

 

今お茶を持ってきますね♪

 

 

そう言ってどこかに行ってしまった2人、席に座り周りを見渡しているとラグナが私の所へ来た。

 

 

その剣、零奏剣七元ね、なぜそれを持っているの?

 

私が物心ついた時から持っていたわ、折れちゃってるけどね

 

貸してみて

 

んっ

 

 

ラグナに七元を渡すと興味深そうに眺めていた。

 

 

この剣、私がユウにあげたものね

 

そうだったんだ、ねぇこの剣を治す事はできないの?

 

治す事は不可能よ、まだ七元ならあるからあげよっか?

 

私はこの七元が良いのよ、私の相棒なんだから

 

はい、コーヒーで良かった?

 

ありがと

 

その剣って骸斬じゃないですか、どうしてユリが持っているのですか?

 

私が物心ついた時から持ってるのよ

 

少し貸してもらって良いですか?

 

構わないわ

 

 

腰から外して鞘ごと渡す。

 

 

間違いありません、これは私の骸斬、でも私の骸斬は腰に携えているのに

 

 

骸斬を見ながら頭を悩ませているティルフィング、ラグナも何かを考えているみたいだった。

 

 

そういえば他のエンシェントのみんなは?

 

まだ寝ているわ、起こしてこよっか?

 

それは良いわ、このコーヒー美味しいわね

 

それは良かったよ、ユリも七元を使うんだね

 

そうよ、折れてるけど

 

ならオベロン様に頼めば治してもらえるよ

 

本当!?そのオベロン様って人はどこにいるのよ?

 

まだ寝てるんじゃないかな?

 

みんな起きるのが遅いわね

 

何もする事がないからね

 

 

しばらくすると扉が開き白髪の男が入ってきた。

 

 

皆の者、おはよう

 

おはようございます

 

この者は誰かの友人かね?

 

 

私とアスカロンを見る人、この人がオベロン様か?

 

 

そんな所です、それよりオベロン様にお願いがあります

 

何かね?

 

この子、ユリって言うんですけどユリの剣を治して貰いたいんです

 

構わんぞ、貸してみなさい

 

頼んだわよ

 

 

オベロン様に七元を渡すとしげしげと眺めていた。そしてしばし待たれ。そう言って奥の部屋に入って行った。

 

 

本当に治るのかしら?

 

私の骸斬も治してもらったので大丈夫ですよ?

 

この骸斬も折れた事があったのね

 

はい、色々ありまして

 

ふむ

 

 

しばらく待っているとオベロン様が帰ってきた。

 

 

ほれ、治ったぞ

 

ありがと、助かったわ

 

 

綺麗に修復された七元を眺める、どうやら元通りのようだ。

 

 

ねぇ、誰か私の相手をしてよ、剣の調子を見てみたいのよ

 

なら僕が相手をしてあげるよ、力量も気になるし

 

ユリはアスカロンとどういう関係なのですか?

 

私の相棒であり友よ

 

あとユリのお店を手伝っているんですよ♪

 

ならチーム戦にしませんか?私も戦いたいので

 

私は構わないわよ

 

私も良いですよ?

 

なら決まりだね、ついてきてよ

 

んっ

 

 

2人について城内を進んで行くと広場にたどり着いた。

 

 

あぁ、懐かしいですっ…

 

来た事があるの?

 

はいっ、昔ここで稽古をつけてもらったんですよ♪

 

誰によ?

 

ユウさんとティルフィングさん、それにリルティルさんです♪

 

 

そうなんだ、なら本気で行かないと勝てそうにないわね

 

そうですねっ!

 

 

反対側でユウとティルフィングがこっちに向かって手を振っていた、それに合わせて広場の真ん中へ向かう。

 

 

手は抜かないよ

 

私もです

 

望むところよ

 

私の全力、出し切りますっ!

 

 

いざ、尋常に勝負!!

 

 

 

 

「」

 

「」

 

 

 

試合開始から5分ぐらいで私とアスカロンは地面に倒れていた、圧倒的な強さだった、特にあのティルフィング。

 

 

大丈夫ですか?

 

なんとかよ…

 

ほら、アスカロン

 

ありがとうございます…

 

良い連携だったよ?

 

そんな言葉慰めにもならないわよ

 

 

2人に手を引いてもらってなんとか立ち上がった。

 

 

やっぱり強かったです…

 

アスカロンも前より強くなっていたよ?

 

本当ですかっ!?

 

うん、ちゃんと鍛錬してたんだね

 

えへへ♪

 

 

アスカロンの頭を撫でるユウ、それを鬼のような形相で睨むティルフィングに思わず背筋が凍る。

 

 

なんの騒ぎですか?

 

見かけない顔ね、友達?

 

 

ティルフィングが小さくなったような人と青髪の人が広場にやってきた。あれは…

 

 

アルマスじゃない、こんな所で何してるのよ?

 

なんで私の名前を知っているのよ!?私はあんたを知らないわよ?

 

 

なんでよっ!って言いかけたけどここは過去の世界だという事を思い出して言葉を飲み込んだ。

 

 

僕達の友達だよ、ユリとアスカロンだよ、アスカロンは知ってるよね?

 

 

はい、アスカロン、お久しぶりです

 

はいっ♪リルティルさん、アルマス、お久しぶりですっ♪

 

それでコロシアムで何をしていたのですか?

 

ユリの剣をオベロン様に治してもらったから試合をしてたんだよ

 

それなら私とも戦いなさいよ、最近身体が鈍ってるよの

 

それは構わないけどもう私達は動けないわよ

 

グリード、やりすぎです

 

えへへ♪

 

 

悪戯そうに笑うティルフィング、きっと反省はしてないだろう。

 

 

ならネスを呼んでくるわね、さっきリビングに居たから

 

お願いね

 

 

アルマスがネスを呼びに行ったようだ、その間おしゃべりをする事に。

 

 

それで2人はどういう関係なんですか?アスカロンは知っていますけど、ユリはキル姫のようですけどそんな名前のキル姫なんて聞いた事がありません

 

僕も良く知らないんだ、リサナウトが来て明日ここに旅行に来るからとしか言われてないし

 

この服装って私の服にそっくりですよね?

 

私もリサナウトに時間旅行に連れて行ってあげるとしか言われてないのよ、この服はカレットの街で買ったのよ、それと私はキル姫よ

 

連れてきたわよ

 

なんの用なのですか?

 

 

アルマスが連れてきたネスは銀髪は同じだけど雰囲気が違った。

 

 

2人に回復魔法をかけて欲しいんだよ

 

分かりました、でも見かけない顔ですね

 

友達だよ、お願い

 

はい

 

 

ネスが杖を振るうと身体の疲れと痛みが癒えてゆく

 

 

私はこれで、また何かあったら言ってください

 

ありがとネス、また頼むよ

 

はい

 

 

そう言ってネスは去っていった。見るとリルティルとアルマスが準備運動をしていた、私達も準備運動をする事に、それが終わったら広場に引かれた線の上へ。

 

 

さぁ!戦うわよ!

 

2人の力量、見せてもらいます

 

アスカロン、全力で行くわよ!

 

はいっ!私の全力っ出し切りますっ!

 

 

いざ、尋常に勝負っ!!

 

 

………………………………………………………………

 

 

うぅぅぅぅぅっ!!

ぐぬぬぬぬぬっ!!

 

 

私の双剣がアルマスの首を挟んでいた、そのアルマスの剣は私の首元に突きつけられていた。その横には力尽きたアスカロンとリルティルが倒れていた。

 

 

うん、良い試合だったよ

 

見てて楽しかったです♪

 

 

やるわねユリ

 

アルマスこそね

 

 

アルマスと固い握手をしてアスカロンとリルティルを起こしてあげる。

 

 

アスカロン、強くなりましたね

 

そんなっ、まだ全然ですっ!

 

 

健闘を讃えあう4人、良い戦いができた。

 

そろそろお昼にしよっか

 

私お腹すいちゃいました♪

 

そうね、その前に煙草吸わせてよ

 

じゃあみんなは先に行っててよ、僕も吸いたいし

 

分かりました

 

 

そう言って4人が城内へと歩いていった、私とユウは広場の喫煙所へ、2人同時に煙草に火をつける。

 

 

そのライターどうしたの?

 

剣と一緒で気づいたら持っていたわ

 

僕も同じのを持ってるよ

 

偶然じゃないかしら?

 

 

少し悩んだ顔のユウ、正体は言わない方が良いのだろう。

 

 

もしかして僕とティルの子供?

 

そ、そ、そんな事ないわよ

 

なら良いけど、なんとなく雰囲気が似てるからさ

 

気のせいよ、気のせい、私もお腹空いたわ

 

そうだね、行こうか

 

 

煙草を揉み消し2人でリビングへ、ご飯を食べる前にみんなに自己紹介する事となった、ユウとティルフィングに連れられてみんなの前に。

 

 

ラグナ大陸で何でも屋をしているユリよ、よろしく

 

何でも屋を手伝っているアスカロンですっ、よろしくお願いしますねっ♪

 

 

そういうとみんなが拍手で応えてくれた、よく見るとエンシェントのみんなも居る、雰囲気が違うけど。

 

 

ユリちゃん、ハグだよ〜ハグ♪

 

うわぁ!

 

 

フライシュッツにハグされてしまった、私の何倍もあるものに包まれて呼吸が困難になる。

 

 

フライシュッツ、やりすぎです

 

 

それをミネルヴァが止めてくれた。

 

 

ごめんねユリちゃん〜おねーさんの挨拶なんだよ♪

 

慣れてるから大丈夫よ、ありがとミネルヴァ

 

礼には及びませんよ

 

クレス様のご飯ができたよ、みんな取りに来てよ

 

はーい

 

 

キッチンにみんなでご飯を取りに行き机に並べて食べる事に。

 

 

いただきまーす

 

 

みんなが食べるのを見てから私も一口、うん、美味しい

 

おかわりもあるから遠慮なく食べてね

 

ありがとクレス

 

それで昼から何をしようか?

 

特にする事もありませんね

 

 

ご飯を食べ終わり片付けも終えてみんながリビングでゴロゴロとしていた。

 

 

ねぇ、私も必殺技みたいなのが欲しいわ

 

急にどうしたんです?

 

アスカロンはあの竜巻を出せるわよね?それにティルフィングはなんか剣を沢山出せるし

 

なら今からみんなの技を見てみますか?そうすれば何か思いつくかも知れませんよ?

 

そうね、みんなも手伝ってよ

 

分かりました

 

ユリは剣を使うのでラグナロクとダモクレスも手伝って下さい

 

はーい

 

 

私の思いつきで剣を使う姫達と広場へ。

 

 

今はユリはどんな技を使うのですか?

 

一紅閃よ、昔教えてもらったの

 

ならユウと同じですね、私に撃ってきて下さい

 

分かったわ、怪我しても知らないからね

 

 

広場で剣を構えるティルフィングに向かって七元を納め腰を落とす。そして

 

 

一紅閃っ!!

 

 

なかなかの剣技ですね

 

 

っっ!?

 

 

油断も手加減もしていなかった私の一紅閃を軽いジャンプで避けられてしまった。

 

 

剣を振るスピードも、剣技を放つタイミングも完璧でした♪

 

ならなんで当たらなかったのよ!?

 

経験の差ですね、ユリももっと戦えば強くなりますよ♪

 

なるほどね

 

見るのも勉強ですよ♪次はアスカロンが技を放って下さい♪

 

はいっ!

 

 

私と代わりティルフィングと対峙するアスカロン。

 

 

レヴィアタンの力、味わってみますか?

 

 

そう言うと竜巻を身に纏い抜刀と同時にティルフィングへその竜巻を放った、なす術も無く竜巻に飲み込まれるティルフィング。

 

 

アスカロンも強くなりましたね♪

 

 

何事も無かったように竜巻から抜け出すティルフィング。

 

 

そんなっ!攻撃は当たりましたよね!?

 

あの竜巻と同じスピードであの中を回ったのです、そうすればダメージにはなりませんよ?

 

 

当然のように告げるティルフィング、そんな事言われても理解ができない。

 

 

次はアルマス、お願いします

 

分かったわ、本気で行くからね!

 

 

そう言うと虹色の翼を広げてティルフィングに向かって行った、そして鋭い剣撃を放つ。

 

 

前より剣筋が甘いですね

 

うわぁ!

 

 

あの剣撃を全て躱し飛行するアルマスの背中を踏んづけていた。

 

 

 

私も鍛え直さないとね

 

いつでも相手をしますよ?

 

絶・やめておくわ

 

次はリルティル、お願いします

 

はい、分かりました

 

 

剣を構えティルフィングへ突き進むリルティル、その姿が光へと変わりそしてティルフィングへと降り注いだ。

 

 

前より強くなってますね♪

 

自信はあったのですがこうも容易く避けられると心にきますね

 

このままだとまた私に壊滅させられますよ?

 

それはやめて下さい、次はダモクレスに変わりますね

 

やっとクレスの出番だね、ちゃんと愛してあげるからね

 

 

次はクレスのようだ、剣を構え一気にティルフィングへと接近する、そして飛び上がり力強い剣撃を放つ、すると地面から髑髏が出現しティルフィングを飲み込んだ。

 

 

ふぅ♪危なかったです♪

 

その感じだと危なかった気がしないよ

 

もう少しで冥界に送られるとこでしたよ♪

 

次は愛してあげるからね♪

 

はい♪最後はラグナロク、お願いします

 

分かったわ、容赦はしない

 

 

そう言うと旗を地面に突き刺した、そして8本の剣を召喚した。

 

 

滅びよ

 

 

その声と共に剣がティルフィングへと向かう。

 

 

たぁぁぁぁぁ!!

 

 

その剣を全て弾き返し最後に一閃を放ったラグナロクと鍔迫り合う。

 

 

なんて衝撃よ!!

 

 

その瞬間に辺りに風が吹き荒れ衝撃波が響く。

 

 

流石ラグナロクです

 

私は殺す気でいたけど、流石ね

 

油断したらやられていました

 

 

握手を交わす2人。

 

 

それでユリは何か思いつきましたか?

 

何も思い付かなかったわ、ただ見惚れていたわよ

 

こういうのはある日突然できるようになるのでゆっくりその時を待っていて下さいね♪

 

分かったわ、みんなありがと

 

 

そう言うとみんな笑顔で返事をしてくれた。

 

 

そういえばティルフィングの技を見ていないわね

 

そうですね、誰か私の技を受けてもらえませんか?

 

………………………

 

 

ティルフィングがそう言うも誰も名乗り出ようとしなかった。

 

 

マスター、お願いします

 

えっ僕?

 

はい、誰も名乗り出ようとしないので

 

………分かったよ

 

 

かなり嫌そうな顔で広場の中心で剣を構えるユウ、それにティルフィングが対峙する。

 

 

壊滅させてあげるわ

 

 

その声と共に無数の武器を辺りに召喚したティルフィング、そして闇へと溶けてゆく、ユウの方を見ると全神経を集中させていた。

 

 

これがこの世の理

 

 

闇より現れたティルフィングが斬撃を放つ、それを的確に弾いてゆくユウ。

 

 

マスターに弾かれてしまうなんて残念です

 

なんとか弾けたよ、あー疲れた

 

 

そう言うと寝転んでしまった。

 

 

流石ユウさんですねっ

 

そうね、人間技じゃないわね

 

 

ユウ、クレスも手伝ったんだから今日の夕飯よろしく

 

分かったよ、2人は何が食べたい?

 

 

私達の方を見るユウ、食べたい物、アスカロンと相談して出した結論は。

 

 

オムライスが食べたいわ

 

分かったよ、腕に捻をかけて作るね

 

やったっ♪楽しみにしてますねっ♪

 

任せてよ

 

その前にコロシアムの整地ですよ?

 

そうだね

 

 

みんなで整地をしてリビングへ。

 

 

じゃあ待っててね

 

私も手伝いますね♪

 

 

そう言ってキッチンへ入っていった2人、私達はのんびりさせてもらう事に。

 

 

………………

 

 

そんな私達に視線が刺さる、その方を見るとリルティルがいた。

 

 

どうしたの?リルティル

 

いえ、ユリからグリードのような気配を感じるので

 

気のせいだわ

 

そう、ですか?

 

 

ジッと私の瞳を見つめるリルティル。

 

本当よ

 

ふふっ、そう言う事にしておきますね♪

 

 

なんとか誤魔化せた?いや、感づかれているだろう、少し悩んでいたら夕飯が運ばれて来た。

 

 

はい、僕とティル特製のオムライスだよ

 

残さず食べて下さいね♪

 

 

いただきまーす

 

 

すっごく美味しいです♪

 

本当ね、とても美味しいわ

 

喜んで貰えて何よりだよ

 

 

ユウとティルフィングが作ってくれたオムライスを食べる、こないだ食べたオムライスも美味しかったけどこのオムライスも美味しい。

 

 

あぁ、、、あんなに強くてこんなに料理が上手なんて……

 

アスカロン、今回は私も同意するわ

 

2人にはまだまだ伸び代がありますよ♪次私に会うまでに私より強くなってて下さいね?

 

血反吐を吐くような修行をしても勝てる気がしないわよ

 

そうですねっ…

 

2人共!希望を捨ててはいけません!前に進み続けるのです!

 

そうねエルキュール、私達はまだまだ強くなるわよ!

 

はいっ!

 

 

そう意気込むと嬉しそうなエルキュール、雰囲気は違ってもみんな良い人達だ。

 

 

ご飯を食べ終わりお風呂を借りて再びリビングへ、みんなパジャマに着替えてのんびりとしていた。

 

 

せっかくなので飲みませんか?

 

 

私は構わないわよ、アスカロンは?

 

なら私も頂きますね♪

 

ユリとアスカロン少し手伝って下さい

 

はーい

 

 

ティルフィングに着いて行きお城の倉庫へ、ここは酒屋かってぐらいにお酒の瓶が並んでいた。

 

 

好きなお酒を選んで下さいね♪

 

ならこのリンゴ酒にするわ

 

私はカシスを貰いますっ♪

 

なら行きましょう♪

 

 

他にもお酒を籠に入れてリビングへ、それを机に並べたら宴会が始まった。

 

 

それーー♪花鳥風月ーー♪

 

 

焼酎をラッパで飲んでいたティルフィングが宴会芸を始めた。前も同じ芸をしていたがきっと彼女の十八番なのだろう。

 

 

私も負けていられないわ!

 

 

アルマスがよく分からない事をしている、放っておこう。

 

 

他のみんなは大人しくお酒を飲んでいた。

 

 

ユリもリンゴ酒が好きなんですね

 

前エルキュールと飲んでたら好きになってさ

 

そのエルキュールってもう1人の私ですよね?

 

そうなるわね

 

もう1人の私は希望を捨てずに頑張っていますか?

 

もちろんよ、どんな事があっても、何があってもエルキュールは希望を胸に秘めていたわ

 

良かった、、、

 

 

どこか安心した表情のエルキュール、何かあったのだろうか?

 

 

それでおまえたちはどうやって元のじだいに帰るのだ?

 

そういえば何も聞いてなかったわね、ユウはリサナウトから何か聞いてる?

 

いや?何も聞いてないよ?

 

まだこの城にいるというのならあたしとも戦おうじゃないか

 

そうね、負けやしないわよ!

 

うむっ!ちょうじょう!

 

 

楽しそうなみんな、そんな中スイハはクールにビールを飲んでいた、でも耳を澄ませると独り言が聞こえてくる。

 

 

(あの2人、気になる)

 

 

雰囲気は変わってもスイハのままのようだ。

 

 

はい、ユリ、アスカロン

 

んっ

 

はいっ♪

 

 

ユウと乾杯をする、よく見ると天井世界で会った時より少しだけ若い気がする。

 

 

今日はどうだった?

 

楽しかったわよ、力の差を見せつけられたけどね

 

私も楽しかったですっ♪

 

また遊びにおいでよ、みんな良い人だからさ

 

そうね、また来たいわ

 

どうやって帰るのか分かりませんけどね

 

まぁ良いんじゃない?部屋は余ってるし

 

どれだけ広いのよ、この城は

 

さぁ?

 

でも私達は何でも屋の仕事があるのよ、そんなに店を閉めてられないわ

 

そうだったね、また休みの日にでもおいでよ、歓迎するよ

 

ありがと

 

ありがとうございます♪

 

 

そんな時だった、私達の足元に魔法陣が浮かび上がった。

 

 

どうやらお迎えみたいね、楽しかったわよ

 

また来たいですっ♪

 

また会える時を楽しみにしているよ

 

 

返事をしようとしたらそのまま景色が変わりいつのまにか仕事場に戻って来ていた。

 

 

どうだった?時間旅行は?

 

楽しかったわよ、ありがと

 

またお願いしますね♪

 

私の気が向いたらね、結構疲れるのよ

 

そういえばずっとここに居たの?

 

そうよ、勝手にご飯を食べさせてもらったわ

 

料理できたのね

 

できないわ

 

そう…

 

私行くね、また会いましょう、ユリ、アシュカロン

 

 

そう言って姿を消したリサナウト、彼女はなぜこうも噛むのか。

 

 

寝ましょうかユリ

 

そうね

 

 

アスカロンと2人で寝室へ、いつも通りアスカロンに抱きついて眠りの世界へ。

 

 

 

 

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