がっこうぐらし!R-18短編集 作:NTRを許さないエルフの剣士
誰もが寝静まり静寂が訪れた深夜の廊下に、二人の人影があった。一人は直樹美紀、一人は望月遊市。当然ながら、二人は深夜の見回りをしているのではない。
肩にバール
頭にはピンとした三角の犬耳を模したカチューシャ。そして──体には一切の服を着ていない。誰がどう見ても全裸の美紀は、顔を爆発する直前のように真っ赤に染めていた。
申し訳程度にガーターベルトとストッキングが残され、固いものやガラス片を踏んでは大変な為上履きだけは履いている。
更には、首もとに赤い首輪を付けられ、リードが遊市の手に伸びている。腕と手で胸元と股ぐらを隠しながら歩く様を端から見れば、散歩と言うほかないだろう。
「っ……確かに、マンネリを回避するには刺激が必要とは、言いましたけど……!」
些か極端なのではないか。そう内心で独りごつ美紀は、リードのせいで逃げられない──それどころか着替えを遊市に預けているせいで戻るに戻れないまま、やがて図書室に到着する。
日夜念入りにやつらの掃討を行っている構内で、夜間にやつらと出くわす事は無い。
図書室のひんやりとした空気に素肌をぶるりと震わせながら半ばまで歩き、本棚の間に向かうと、突如として後ろから伸びた手が美紀の慎ましやかな乳房を鷲掴みにして揉みしだく。
「──ぁっ、っ、んんっ!」
くにくにと乳頭を指でつまみ、手のひらを乳房に沈ませる。太ももをこすり合わせて快楽に悶える美紀は、無意識のうちに背中を遊市に預けて後ろ手にズボンの膨らみを撫でた。
「はっ、あっぁっはぁっ、あっ」
指先でカリカリとテントの先端を引っ掻き、お返しとばかりに蜜が溢れだした秘裂に指が沈み込む。指を曲げてぐりぐりとヘソの方に膣壁をえぐられ、美紀の体は呆気なく絶頂に至る。
「ぁ~~~~っ!」
ぐり、と指を曲げられる度に体を跳ねさせて快感を送り込まれる美紀。それでも尚、意地なのか逸物への愛撫をやめないまま、ジッパーを下ろしてそれを露出させる。
「──っ、はぁっ、はぁ、はっ」
体を向き合わせながらもだらしなく舌を出して喘ぐ様子は、犬耳のカチューシャと全裸の姿が相まって余計に動物めいている。
屹立した逸物を秘裂に押し当てられた美紀は、くいくいと腰を動かして挿入を待ちわび──にゅるる、と熟れた膣が最奥まで受け入れた。
「ぁっ、ぁあっあっぁっ」
にゅるにゅるにゅるにゅると腰を前後させる度に半ばまで引き抜かれては最奥まで押し込まれる逸物が、一度絶頂した美紀の体を再度絶頂に追い込もうとしている。
本棚に手を置かせると、抽挿を繰り返しながら遊市は美紀の片足を持ち上げた。
「ひ、ぁっ!? まっ、せんぱい、あし……下ろしてっ、やっ、やだっ、これじゃ──」
──本当に犬のようではないか。そう言おうとした口からは嬌声しか出てこない。
片足を上げられたことでより深く突き入れられた逸物が子宮を押し込み、圧迫感と快楽が同時に背中から脳へと叩き込まれる。
「──ぁ、ぉ、い゛っ、ぅぅ~~~!」
──びゅるっ、びゅく、びゅう。
最奥に注ぎ込まれる白濁が、美紀に二度目の絶頂を刻み込んだ。足を下ろしながらバックの体勢になると、遊市はリードを引っ張り動くように無言ながらに指示をする。
一歩進む度に膣に収まりこすれる逸物がぴりぴりと甘い快楽を送ってくる。
それでもなんとか歩みを進めた美紀は、テーブルに体を押し付けて背中から覆い被さる遊市のピストン運動に意識を向けて喘いだ。
「あ゛っ、ぁあ゛っ! ゃっ、ぁっあっゃぁっ、ぁっあんっ! ぁう゛っ──!」
ぎちぎちと狭まる膣に、興奮から一回り大きい逸物が何度も出入りしていた。
リードを引っ張られて仰け反る美紀は、遊市が耳元で囁くように伝えてきた指示に、少し考えてから従って口を開く。
「っ──……わ、わんっ」
犬のように喘げ。
という指示に不承不承といった態度を見せる美紀の背中を見て、遊市はギリギリまで引き抜いた逸物を一息で突き入れた。
パンッ! と肉が弾ける音が鳴り、美紀の口から出ていた渋々付き合ってやったと言わんばかりの犬の鳴き真似が嬌声に変わる。
「わんっ──あぅっ!?」
ぱんぱんぱんと美紀の尻と遊市の太ももがぶつかる。深夜の校内に、雌犬の鳴き声と肉のぶつかる音が響き渡っていた。
「きゃんっ、あぉっ!? わんっ、わぅっ、ぁんっ! わふ、ぁおぉっ!!」
ぐちゅぐちゅと膣壁をこする逸物に水気が混じり、精液と蜜が混ざった体液が足元にこぼれる。テーブルに突いた手を上から押さえるように握り、背中に覆い被さる遊市はまさしく犬同士の交尾のように腰をカクカクと前後させた。
「ぁん、わぅっ、きゃんっ! わんっ、わう、あぅううっ! きゃふっ、わぅうう」
きゅうううっ……と膣を狭め、美紀の我慢は限界に達する。つま先立ちになり、腹の奥に力を入れながら、びちびちびちっ!! と叩き付けられる子種を感じ取りながら最後の絶頂を迎えた。
「んぁっ、あんっ、ふぁ、きゃふっ──わぅ、うぅうっ、んう~~~っ!!」
まるで時間が止まったように二人の動きが止まる。しかし見えないだけで美紀の膣は搾り取らんとして蠕動し、遊市の逸物は脈動する度にびゅるっ、びゅるっ、と精を吐き出している。
「は、ぁ──っ、はあっ、はあ……」
一分か二分か、これでもかと種付けをし終えた遊市の逸物は萎え、少しばかり小さくなる。慣れた動きで荒く呼吸しながら美紀がしゃがみこみ、萎えた逸物に舌を這わせてべったりと付着した精液や自身の体液を舐め取っては嚥下した。
「んく、んっ、ちゅるっ、じゅるっ」
こうして味わっているとまた欲しくなるが、これ以上は翌日の体調に関わるため、切り上げて部屋に帰らなくてはならない。
一通りのプレイも終えてようやく返された服を手にして本棚の陰で着替えていると、不意に聞こえてきた声に驚き体を跳ねさせる。
「──遊市」
声のした方向、図書室の出入口に視線を向けると、そこには茶髪を伸ばした豊満な胸をたゆんと実らせる少女──若狭悠里が立っていた。当然だが、彼女もまた悠市と体を重ねる仲である。
「トイレに行ってたら戻る途中で
「っ──!?」
ちらり、と本棚の陰に視線を向ける悠里。隠れる意味もないのだがなんとなく気まずくて隠れていた美紀は、バレているのだと察する。
美紀との睦言で呼吸をやや荒くし。そもそもの問題として図書室の一角に漂う強烈な雄と雌の交わった異臭から、悠里はどれだけ激しくまぐわったのかを内心で推理している。
そうして遊市に近付くと、悠里は胸板に手を置いてつま先立ちになってから唇を合わせて舌を隙間からねじ込んだ。
「──んっ、ふっ、ぅ、んぅっ」
陰から覗いて様子を見ていた美紀はその光景に釘付けとなる。悠里はそのまま舌を這わせてぴちゃぴちゃと水気を滴らせた。
「……ふう。ね、遊市。もう少し、私に構う回数を増やしてくれると嬉しいのだけど」
手を添えた胸板に頬を擦り寄せて甘えてくる悠里は、それから一拍置いて離れる。
「じゃあ、私は先に戻るわね。あんまり夜更かししたらだめよ? ────ね?」
ちらり、と本棚の方を見て、悠里は図書室を出て行く。着替えを済ませた美紀が首輪とリード、カチューシャを外して悠市の持ってきていたバッグに勢いよくねじ込むが──どことなく、惜しむような顔をしていた気がした。
そして、ごぽりと、注がれた白濁が溢れて太ももを伝っている。
遊市がほぼ全員と関係を持っているが故に、遊市は自分だけを見てはくれない。
だからこそ、美紀は、遊市のプレイを受け入れる。セックスから始まった関係だとしても、この青年を好きなことに変わりないのだから。