※この作品はR-18です。

鳥籠と博士は無知である   作:織部よよ

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竜崎いち先生の私服使徒組のイラストで、解釈違いを起こして「チガウ………チガウンダ……リズハドクタートシゴトシテルンダ………」って1人で考え込んでいたので末期です(自己紹介)

そういえば使徒のマークってWHOがモデルっぽいですね





薬剤塗布①

 

 

 

 

 

「……んあっ……やぁ……あっ、んくぅっ……あああぁぁぁぁっ……」

 

 

______仮眠室に響く、甲高い嬌声。

 

それを引き出し導いているのは、くぐもって聞こえるブブブブブという軽(・)い(・)振動音。どうしてくぐもっているのかは、音の発生源が嬌声の主のとある場所に入っていることが関係している。

 

しかし………。

 

「……随分と反応しているみたいだな………わざわざ用意した甲斐があったものだ」

 

 

ローターと呼ばれる、小型の振動器。主に、強さの可変な振動によって様々に性感帯を刺激することに用いられる……らしいが、実際にその効果を目の当たりにすれば、分かるだろう。

 

金髪碧眼の美女は、今現在その機器の本領を存分に体感していた。

 

 

ベッドに身を投げだし、荒い呼吸をしながら。

 

 

 

「……今の感覚は、どんな感じだ?教えてくれ………ほらっ」

 

「んやああぁぁっ!駄目です、あっ、陰核に触れるっ、手を、止めてください……っ!」

 

 

______知らない。

 

前回とは明らかに違う、語尾にハートマークさえ見えてきそうな快楽の声。手で大事な部分を弄る度に、連動して彼女の腰がビクビクと跳ねる。目線を上に持っていけば、何にも隠されていないささやかな胸____その中心ではっきりと自己主張をしている、ピンと尖った桜色の乳首。

 

誰がどう見ても、性感に襲われているのは把握できる。

 

 

 

 

 

性的興奮と期待感の両方が、外気に晒されている陰茎の硬度を更に引き上げた。

 

 

 

 

 

*************

 

 

 

 

 

8:00 p.m. ロドス/満天

 

 

 

 

 

「今日はとてもいい夜だな。こんな日は、早めに仕事を終えてゆっくりと休もう」

 

「………業務のバッファは取れていますから、可能ですね」

 

 

窓の外を見ながらリズに業務終了の意を伝えれば、ノータイムで返事をもらう。

 

もう暦の上では11月の半ばを過ぎたあたりで、今は北方に向けてロドスを走らせているらしい。その二つの理由により、夜はそれなりに冷え込むようになった。

中途半端な気温だからか調節も難しく、結果的に今の恰好では足元が少し寒い。暖房でも軽くつけるべきだろうか。

 

いや、つけよう。リズには快適に過ごしていて欲しいから。

 

「リズ、冷えるだろうから暖房を付けるぞ」

 

「……ありがとうございます。とは言え、今の服は……普段の戦闘服と比べればかなり暖かいのですが」

 

「あの服はいろいろと丸出しだからきっと今まで寒かっただろうな」

 

 

会話の通り、今現在リズは私服を着用している。

 

雪のように白くきっちりとしたフリルブラウスの下に、膝下まで丈がある夜を写したような色のロングスカート。そしてその丈の下から見える茶のロングブーツ。

 

上にはグレーのチェックのストールを羽織っており、総じてこの時期らしい落ち着いた雰囲気の私服だ。とてもかわいい。

 

 

「これからどんどん空気が冷え込んでいくだろうなぁ……そうなれば、きっとここには炬燵が実装されるから多少マシだろうが」

 

「………こたつ、とは……何でしょうか?」

 

「ああ、炬燵っていうのはローテーブルに布団を掛けたもので、机の中に備え付けらえた小型のヒーターが中を暖めてくれるんだ。特にヘイズを始めとしたフェリーンに人気で____」

 

 

 

 

 

「そう言えば最近、食堂で新しいメニューが追加されたそうです。それが大層人気で、すぐに売り切れてしまうのだとか」

 

「へえ、それほど美味しいのか。どんな物なんだ?」

 

「……それが、マッターホルンさんやグムさんらが共同開発したそうで________」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リズ、そろそろ」

 

緩やかな談笑が続く中、そろそろ頃合いが良いだろうと思い話を切る。

目的は当然、アレ。

 

「風呂に行こうか」

 

「……はい」

 

そのためにまずは、お互いに身を清めなければならない。デリケートな部分に触れるんだ、なるべく傷つけないようにしないと配慮が足りないだろうよ。

 

生憎と、まだ一緒に入ろうとは思っていない。流石に恥ずかしい。が、いつかは……とも思っている。

向こうもそう思ってくれていればいいのだが。

 

「………いつか、ご一緒出来ると良いですね」

 

「……っ、そうだな。いつか……」

 

 

 

 

 

*************

 

 

 

 

 

1時間後。

 

お互いに体を温め、髪を乾かし、歯を磨き、しっかりと寝る前の準備を整えてから仮眠室に集まり直した私たち。

仄かに湯気を纏ったままでいるリズは、シャンプーと思しきフローラルな香りも相まって不思議と胸が高鳴る。今すぐにでも強く抱きしめてしまいそうになるが何とか抑えた。

 

この仮眠室は、グラベルもシラユキもファントムもいない……らしい。“らしい”、と又聞きのように言ったのは、実際に私に証明する手段はないからだ。グラベルに聞いただけ。

 

「……さて。じゃあ…早速塗っていこうか」

 

「……はい」

 

紺色のネグリジェを着たリズと、ベッドに並んで座る。暖房はかけているので冷えることはないだろう。

 

改めてリズを観察してみる。

 

普段から足やら肩やらが大胆に見えているが、実(・)は(・)あ(・)ま(・)り(・)視(・)線(・)を(・)向(・)け(・)た(・)こ(・)と(・)は(・)な(・)い(・)。だのに、今ほんの少し見えている首筋に、何故か目が吸い寄せられる。

 

「………」

 

「ひゃっ………あの、クラヴィス……さん?如何なさいましたか……?」

 

「………ん、ああ……」

 

吸い寄せられて、リズが短く驚きの声を上げて初めて自分が触りに行ったのだというこを認識した。

けれど、なんとなく熱に浮かされて、手を離さずにいる。緩慢な動作で右手を動かして、未だに熱を持ったその首を撫でる。

 

「ふぁっ……うぅん………あ、あの……や、っ……」

 

「……リズは、本当に綺麗だな………見て取れる容姿はさながら、首や肩、手やお腹といった一つ一つのパーツが……本当に愛らしい………」

 

「………は、恥ずかしい……です……」

 

さわさわ、さわさわ。

手は止まらず、まるでここだけ別の生物に乗っ取られているかのように制御が効かない。それでもその状況を漠然と客観視している自分がいることに気が付いて、なるようになるだろうとぼんやりとしていると。

 

「………駄目、です。今日はそのような趣旨ではないはずです……」

 

すっ、と別方向からしなやかな手が伸びて、止められた。

 

 

 

 

 

………!?

 

「あ……いや……すまない、自分では歯止めが効かなくて、えと………すまない」

 

動揺して2回謝った。

そんな私のしどろもどろな様子に、リズはくすりと笑う。笑って、そっと手が重ねられた。

 

「………大丈夫ですよ」

 

「……あ、ああ……すー…はー……よし」

 

深呼吸をして、気持ちを一つ入れ替える。

落ち着いてから、リズの方に向き直した。

 

 

 

「それじゃあ……始めようか」

 

 

 

 

 

*************

 

 

 

 

 

「……………あ、あの」

 

「……どうした、リズ」

 

「………あまり、凝視されないでください……」

 

 

_____既に下着だけになったリズの姿は、二回目でもやはり感嘆の息を漏らしてしまうほどの美景だった。

 

女性にしては高めの身長___164㎝程だった気がする____に良く合っているスレンダーな体つき。世の中には胸の大きな女性を好む人が多いらしいが、リズに限ってはむしろ「必要ない」と断言さえ出来る。この控えめな大きさが、妙にそそられる。

 

 

私の陰茎が既に鎌首をもたげている。

 

 

しかし、リズは全体的に筋肉量が非常に少ない。元々体が動かせなかったというのもあり、今にも折れてしまいそうなほど足は細く、腹にはあばらが浮いている。とは言え、私も似たような体だから逆に親近感を覚えてしまうのだが。

 

「前回見せてくれた黒の下着も非常に良く似合っていたが、今日の水色もまた違った興奮を覚えるものだな」

 

白い肌の上から目に付く黒を見ないように努めながら褒める。正直そのまま接吻をしてしまいたくなる。

 

「………私のような体でも、興奮されているのですか?」

 

先ほどから私に見られるがままに、前も下も隠さずに両手を膝に乗せていたリズは、少し気恥ずかしそうに顔を逸らした。

 

「……当然だ。ほら、聞いてみるといい」

 

「あ……っ」

 

彼女の小さい頭を胸元に引き寄せ、心臓のある左胸に耳を当てさせる。

 

「………鼓動の速度が、とても速いです」

 

「………わかったろう?きっと、リズにも負けていないさ………」

 

自然と抱き入れる形になってしまっている。流石に膣を見せるのはリズも抵抗のあるままだろうから、このままリラックスも兼ねてしばらく抱擁を続けよう。

 

 

「…………クラヴィスさん」

 

「……んお、どうしたんだ……?」

 

精神安定剤(抱擁)のあまりの甘泥さに意識が半分旅立っていたところを、リズの呼び声でリセットされる。

 

「……私の鼓動も、お聞きなさいますか………?」

 

 

…………。

 

……。

 

…。

 

「………聞く」

 

口惜しくもリズを手放し向き合い直した後、彼女は両手を広げ_____

 

 

 

 

「_____っ」

 

「……………どうぞ」

 

 

______気が付いて、いないのか?

 

 

 

両手をこちらを抱擁せんと広げたリズ。

 

いつもならすぐにその中に納まっていたかもしれない。しかし、今日は事情が違う______ブラジャーしか身に着けていない彼女の上半身が、こちらに向けてこれでもかと言わんばかりに開帳しているのである……!

 

先の抱擁で精神が安らいだのか、リズは今の自分がどういう状態になっているかは分かっていないようだ。

 

「……っ………っ!」

 

薄布一枚のみを被っているリズの小ぶりな胸、細っこい腕、かわいらしいおへそ。

 

目に映る全てのパーツが私に動悸と興奮を齎す。

私の下半身のアレが、準備完了よろしく完全に勃起した。

 

 

「………り、リズ。随分と、恥ずかしさは、薄れたようで」

 

震えた声で、静止の意味を込めた軽口を放つ。しどろもどろになり過ぎて、言葉が切れ気味になってしまった。

 

 

 

「え…………っ、あ……っ」

 

数瞬、目をぱちぱちとさせて固まっていたリズは、下を向き状況を理解した後、バッ!と伸ばしていた腕を交差させて俯いてしまった。その端正な顔を一瞬で朱に染めるという現象付きで。

 

 

「………そういえば、膣に塗るだけなら上を脱ぐ必要はなかったな」

 

「…………はい……盲点でした………」

 

「すごく……とても……非常に名残惜しいが、この塗布は決まり事だ。さくっと終わらせ………あ、いや」

 

「………?」

 

「その後、あることをしようと思って。とりあえず、塗ってしまおう…………下だけ、脱いでくれるか」

 

「……………は、い……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________このときは、まさか最終的にあんなことになるなんて、私にもリズにも予想だにつかなかった。

 

 

あんな、理性が何の意味も為さないことになるとは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ホントはアダルトグッズをリズに見せるつもりでしたが字数的にきつかったです。

あとリズの私服はいずれ公開します。イメージはUBWセイバー。



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