【シャニマス】中年プロデューサーの華麗なる暗躍 作:黒胡椒サラミ
「んっ……くっ……」
薄明りの部屋の中で、苦し気な若い女性の呻きが聞こえる。声の主はベッドで眠っているが、こうやって一晩中うなされているのだ。彼女はたまに身をもじりながら寝返りを打ち、眉をひそめて息を漏らす。
「んっ……はぁっ……」
鼻にかかった、熱い吐息。聞いていると、黒い欲望が鎌首をもたげてきそうな、淫らな色が混じっている。いったい彼女は、どんな悪夢を見て、この息を漏らしているのだろうか。
「だめっ…………んぅっ……」
女性の名は桑山千雪。283プロに所属する新人アイドルだ。
新人と言っても、彼女の年齢は23才で、世間的には若いが、アイドルとしてはとうが立っている。だが、そんなことはどうでも良く思える程、彼女は女性として――アイドルとしての魅力的な素養に満ちていた。
母性を表す豊満な胸と、安産型のヒップ、そしてきゅっとくびれた腰は、グラビアアイドル顔負けのスタイルだ。整った顔はおっとりとしたお姉さん風で、その優しい笑顔は、男女を問わず虜にせざるを得ない。しかし、283プロの伊庭にスカウトされるまで、彼女は都内の雑貨店に勤務し、その優れた容姿を活かそうともしていなかった。宝の持ち腐れとはまさにこのことだ。
ともあれ、283プロにスカウトされた千雪は、雑貨店勤務と並行して、アイドルデビューに向けた基礎的なレッスンを開始した。ボーカル、ダンス、そしてメイクや衣服のコーディネートなど、やる事は多い。とても忙しいが、おっとりとしているようで果敢な所がある千雪は、その忙しさすら充実したものとして受け止め、真摯にレッスンに励んでいた。
「だめっ――やめて――!」
ハッキリと叫んで、千雪は何かを腕で振り払うような仕草をした。同時にアラームが鳴り、彼女は目を覚ました。
「――――あ……」
目覚ましの電子音の中で、千雪は茫然と、自分がいる場所を確かめた。
(…………わたしの、部屋……?)
それを確認すると、千雪の身体からどっと力が抜ける。自分がどこに居るのか分からなくなる程に、今まで彼女が見ていた悪夢はリアルだった。目覚ましの電子音が、いつもよりも耳障りに聞こえる。千雪は上半身を起こすと、目覚ましを止めた。
目覚めたばかりなのに、心臓が激しく鳴っている。呼吸も心なしか荒く、寝間着が汗を吸ってじっとりと湿っていた。
「あんな夢……私、どうして……」
千雪は片手で顔を覆う。彼女は今の今まで、とても淫らな夢を見ていたのだ。
実は、千雪が淫夢を見るのは、これが初めてではない。彼女は既に、片手の指で足りないくらいの夜を、淫らな夢にうなされて過ごしていた。
最初にこうした夢を見たのは、ちょうどこの寮に越して来たばかりの時期である。その時も戸惑ったが、引っ越しによって神経が昂っていたせいかもしれないと考えて、深くは悩まなかった。だが、悪夢もこうして繰り返しになると、話が変わってくる。
(欲求不満……なのかしら……)
夢の内容を、そこまで詳細に覚えている訳ではない。しかし、夢の中で千雪はいつも、誰か男に組み敷かれて、喜悦の声を漏らしている。この寮に来るまで、そんな夢を見たことは無かった。一度も男性と関係を持った事が無いくせにそんな夢を見てしまうのは、自分がいやらしい人間だからだろうかと、千雪は羞恥に駆られる思いがした。
だが、夢で感じていた淫らな気分は、依然として千雪の中にわだかまっている。気付くと、千雪の手は、己の股間の辺りに伸びそうになっていた。
「――――!」
千雪はハッとすると、ぶんぶんと首を振って、淫らな気持ちを己の頭の中から追い払った。
朝からこんなことをしようとするなんて、どうかしている。
「……まだ、こんな時間なのね」
努めて気を紛らわすため、千雪は時計を見て、声に出して言った。外は白み始めているが、寮の全員が集まって摂る朝食までは、だいぶ時間がある。千雪はベッドから降りて立ち上がると、寝汗で貼り付いた寝間着を脱ぎ捨て、いやらしい気持ちを忘れるために、シャワーを浴びる事にした。
「…………んっ♡ ……ふっ♡」
しばらく後、ユニットバスからは、シャワーの水音に混じって、己で己を慰める千雪の、くぐもった喘ぎが響いてきた。
シャワーヘッドの水流を股間に当てて、千雪は結局、軽く達するまで自慰を続けてしまった。
「おや桑山さん、お早うございます。……どうしたんですか? そんなにビクッとして」
「――い、いえ、何でもありません。――お早うございます」
身支度を整えて一階に降りた千雪は、階段の下で陰平に遭遇した。体はきちんと石鹸で洗ったから、今まで千雪が何をしていたかを悟られる心配は無いはずだ。だが、千雪は動揺を隠せずに、上ずった声を出して陰平から目を逸らした。
ありがたいことに、陰平は特に千雪の異変に気付かなかったようだ。彼は「そうですか」と、人の好い笑顔を浮かべた。
「食堂ですよね? でも、朝食はまだみたいですよ。恋鐘が、もう少し待てって言っていました」
陰平は言った。他の寮のメンバーは、まだ降りてきていないという。
その陰平はジャージ姿で、首にタオルをかけている。彼が朝の日課としてトレーニングに取り組んでいる事を、千雪は知っている。お疲れ様ですと千雪が言うと、陰平は笑顔を大きくした。
「ちゃんとメニューをこなさないと、夏葉に叱られますからね」
その甲斐あってか、最近は少し身体が引き締まってきたのだと陰平は言う。確かに千雪にもそんな風に見えた。
「千雪さんは、今日は朝からレッスンでしたね」
「は、はい。お店が休業日なので……」
そうやって普通に雑談しているようでいて、千雪はやはり挙動不審になっていた。自分の身体からいやらしい臭いがしていないか、彼女は気が気でなかった。
陰平は、そんな千雪の不安をよそに、色々と話しかけてくる。特に、千雪のレッスンが順調かどうかを、彼は気にしていた。
「とにかく、不安な事や分からない点があったら、遠慮なく相談してください」
陰平は、やはり人の好い笑顔でそう言う。千雪は何だか申し訳ない気分になった。この人は、千雪に限らず、アイドルの事をいつも気にかけている。レッスン前だというのにしてしまった先ほどの行為もそうだが、初めの頃、見た目の印象だけで判断して、彼を得体の知れない男性だと考えていたことは、本当に失礼だった。
「はい……。ごめんなさい、陰平さん」
「――え? ははは、ごめんなさいは大げさだなぁ」
陰平が声を出して笑うと、つられて千雪もくすりと微笑んだ。
それから十分間ほど、彼らはその場で立ち話をした。陰平の話術は巧みで、話をするうち、千雪の心は段々とほぐれていった。そして、朝食を完成させた恋鐘が彼らを呼びに来た頃には、千雪は己が見たいやらしい夢の事を、すっかり忘れてしまっていた。
―――――――――――――
千雪が陰平とそんなやり取りをした日の夜、寮監室では、二種類の女の喘ぎが混じり合っていた。
『…………んっ♡ ……ふっ♡ ……あっ♡』
そのうちの一つは、PCのスピーカーから漏れている。シャワー音に混じったこの控え目な艶声は、他でもない、まさに今日の朝、千雪が自室のバスルーム内で致した自慰の録画映像である。
「あっ♡ あっあっあっあっあっ!♡ おっ!?♡ ――んぅっ!♡」
そのオナニー画像を映すモニターの前で、机に手を突き、中年プロデューサーにバックから激しくガン突きされているのは、283プロの事務員、七草はづきであった。
「――はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ♡ また、イッちゃいました♡ 忠治さんのおチンポ、いつもより興奮してる……♡ 千雪の恥ずかしいシーンを見ながら私を犯すの、気持ちイイですか……?♡ ――お゛っ!?♡♡」
返事の代わりに、陰平ははづきの膣奥めがけて、強い突きを繰り出す。亀頭が子宮口にめり込むと、はづきは両膝をガクガクと震わせ、突き出した舌から涎を垂らし、脳内を駆け回るアクメの電流に翻弄された。しかし、イキ狂うメスにも遠慮せず、陰平はドチュドチュとはづきのマンコをピストンしまくる。
「お゛っ!?♡ お゛っお゛っお゛っお゛っ!?♡♡」
無言の陰平の目は、己がチンポをハメているはづきの事を見ていない。彼は、監視カメラで隠し撮りした千雪の自慰映像を見て、あの卑しいメスへのイライラを募らせているのだ。そして、モニターに映る千雪が、シャワーオナニーで軽く絶頂しようとした時、彼は煮え滾るマグマをはづきのマンコに解き放った。
――ドブッ!! ドバドバドバッ!! ドブリュリュルルル!!
「あ゛……♡ お゛、お゛…………♡」
はづきの意識は途切れかけていたが、彼女の膣壁は痙攣し、子宮は貪欲に陰平の亀頭に吸い付いた。陰平は、そんなはづきに腰をぐりぐりと押し付けるようにして、ザーメンの最後の一滴まで、その子宮に詰め込んでいく。
その間も、彼は映像内の千雪の裸体だけを見ていた。
「忠治さん、酷いです……」
陰平と同じベッドで、陰平に腕枕されながら、はづきは恨めしそうにつぶやいた。結局あれから、陰平は千雪のオナニー動画をリピートして、はづきのマンコに都合五発の中出しを決め込んだ。
「私の身体を使って、千雪の恥ずかしい姿でオナニーして……。ああいうの、『オナホール』って言うんですよね……? 私、忠治さんのオナホールにされちゃいました……」
そう言いながら、はづきは陰平の胸毛を少し強く引っ張った。
陰平は苦笑する。こんなことを言っているが、はづきは別に怒っていない。彼にはそれが分かる。
そもそも今夜は、はづきのほうから、陰平のチンポをハメて欲しいと寮監室の扉を叩いてきた。今日の午後まで、陰平は恋鐘の仕事の面倒を見ていた。夕方になるとイルミネの三人の学校が終わり、彼女たちのレッスンに付き添った。ちなみに陰平は、そんな忙しい合間にも、恋鐘、めぐる、灯織、真乃の求めに応じて、一発ずつの中出し種付けを行っている。彼女たちは今頃、陰平のザーメンの暖かさを子宮に感じながら眠っているはずだ。
日も暮れた頃、事務所で書類仕事をしていた陰平のところに、はづきと千雪がやって来た。二人で飲み会をするから、陰平も一緒にどうかというのだ。陰平を誘おうと提案したのははづきだったが、千雪のほうも、陰平が付いて来る事に、別に嫌そうな表情をしていなかった。
それから三人は、夜の街で楽しく飲んだ。最近の陰平は、千雪の前では努めて善良実直な中年男として振舞い、彼女の信頼を稼ぐことを心がけている。セクハラじみた振る舞いをしないのはもちろんの事、千雪の話の聞き手に回って、彼女が現在抱えている不安などについても共感し、誠実なアドバイスを送った。
――もう一軒、もう一軒行きましょー?
陰平が驚いたのは、杯を重ねてある一定のラインを越えると、千雪が急に子供っぽく、わがままになったことだ。
一次会までは、千雪はいわゆる「大人の飲み方」をしていた。座る姿勢は正しく、飲むペースも穏やかだった。だが、二次会の途中から雲行きが怪しくなった。言動が支離滅裂になり、ふにゃっとした笑顔を見せたかと思うと、据わった目で陰平に酒を勧めたりし始めた。
――やだぁ! 千雪まだ帰りたくなぁい~!
明日も仕事が有るんだから、三軒目はやめておきましょう。陰平がそう言うと、千雪は赤ん坊のように駄々をこねだした。最後はほとんど引きずるようにして、タクシーに詰め込み、寮まで連れ帰る羽目になった。そこまで暴れておいて、寮に帰りつくころにはスヤスヤと眠ってしまったのだから大したものだ。
ちなみにはづきは、飲みすぎると千雪がそうなるという事を承知していた。承知していて、陰平にそれを見せたのだ。どうしてと陰平が問うと、はづきは意味ありげに笑った。
「本当に楽しい時にしか、千雪はああならないんですよ?」
そして千雪を彼女の部屋のベッドに寝かせると、はづきは寮監室にやって来て、押し倒す勢いで陰平に抱き着いてきたのだ。はづきは、お願いしますから生ハメしてくださいと陰平に懇願し、そのままガチハメ交尾が始まった。
千雪の隠し撮り動画をオカズに、はづきのマンコでオナニーをしていたのは、彼らのプレイの一環である。陰平の盗撮行為については、いずれは千雪も陰平のものになるのだから構わないと、はづきは恬淡としたものだった。はづきのその考えは、決して千雪を貶めようという悪意から来るものではなく、彼女なりの一つの確信から来るものだった。
「だってそのほうが、千雪も絶対に幸せになれますから」
そう言うと、はづきは陰平の胸毛に愛おしそうに頬擦りした。そして、ちゅっちゅと音を立てて、唇で陰平の胸をついばみ始める。はづきの頭は掛布団に隠れ、その中で、陰平の胸から腹、下腹部へと移動しながら口づけを繰り返す。
やがて、陰平のチンポが、暖かく湿った感覚に包まれた。
「お、お……!」
陰平は思わず快感に呻き、腰を浮き上がらせた。
陰平の女の中では、はづきが最も優れたフェラテクを持っている。唇と舌を使って、未成年アイドルではできないような動きで、上手にチンポを責め立てる。その上、下の口と同じように、彼女の口は貪欲であり、尿道と精巣に残ったザーメンを全て吸い尽くすような勢いで、凄まじいバキュームを行うのだ。
――じゅぱっ!♡ じゅぱっ!♡ じゅるっ!♡ じゅぽっ!♡
下品に音を立てたほうが陰平が昂ると知っているので、はづきは布団の外に響くほどの大きなフェラ音をさせて、懸命に男にサービスする。
既にあれだけ射精しまくったというのに、陰平のペニスはビキビキに反り返って、はづきのフェラチオ奉仕を受けていた。
「――ううっ!!」
上がって来た射精衝動を、陰平は我慢しなかった。自分は仰向けに寝転がったまま何もせず、一番楽な姿勢で、はづきの口内へと大量の精を放つ。
――ドビュッ!! ドビュッ!! ドビュッ!! ビクビクッ!! ドビュルルルッ!! ドブッ!!
射精が始まる瞬間、はづきは陰平の長チンポを、出来る限り喉の深くまで飲み込んだ。そして、食道に直接叩きつけられる中年男の臭くて粘っこい雄汁の奔流を、ごくごくと嚥下していく。愛するオスをきちんと射精に導けた嬉しさに、はづきの胸はキュンとなり、股からはザーメン混じりの本気汁が溢れ出す。
「忠治さん……♡ 気持ち良かったですか……?♡」
「ああ、もちろんだ」
「じゃあ、じゃあ、ご褒美にもう一回、はづきのおマンコにハメてください……♡♡」
フェラが終わると、再び身体に火が付いてしまったはづきは、陰平の胸にスリスリと頬擦りしながら、浅ましくも懇願した。恐らく、「欲しければ全裸で土下座してみせろ」と陰平が命じれば、彼女はそれすら喜んで応じたに違いない。
陰平は、もったいつけるように言った。
「でも、もう遅いしな。せっかく飲み会を早めに切り上げたんだし……。それに、お前がこの部屋に泊まったのが千雪や樹里たちにバレると不味いからな……」
「そんな意地悪言わないで……♡ 一回、一回だけですからぁ……♡」
はづきは涙目になりながらヘコヘコと腰を振り、じゅくじゅくに濡れた己のマンコを、陰平の太ももにこすり付けている。陰平は、ニチャリとした下卑た笑みを浮かべた。
「一回だけで我慢できるのか?」
「……ん♡ ――いいえ、我慢できません。一回だけじゃなくて、十回くらい……忠治さんのおチンチンの中に溜まった古いザーメン、全部はづきの膣内に捨てて下さい……。はづきの欲しがりな淫乱マンコに、一晩中種付けしてください……♡♡ 忠治さんの精液で、お腹タプタプにしてください……♡♡」
「分かった。……覚悟しろよ? 誘ったのは、はづきだからな?」
「あ……♡♡♡♡」
掛布団を持ち上げる勢いで勃起した陰平のチンポに、はづきは恐れおののき、子宮を疼かせた。
そして、二人は再び本能むき出しの獣のように交わった。
地獄のようなアクメの余韻に腰をガクビク震わせながらも、はづきがアリバイ作りのために千雪の部屋に戻ったのは、深夜の三時を回っていた。
はづきの肢体から発散される淫臭のせいで、千雪はその夜も、淫らな夢に苛まれた。