【シャニマス】中年プロデューサーの華麗なる暗躍 作:黒胡椒サラミ
ある日、283プロの事務所内で配置換えがあった。伊庭と陰平、事務所に勤める二人のプロデューサーが担当するアイドルが、唐突に組みかわったのだ。だが、「組みかわった」という表現は、少々正確ではないのかもしれない。視点によっては、今回の配置換えは、「元に戻った」と見なすこともできるからだ。
社長命令として下された、その配置換えの内容は、以下の通りである。
放課後クライマックスガールズは、今まで通り伊庭がプロデュースする。イルミネーションスターズについても、これまでと同じく陰平の担当で変わらない。だが、陰平が面倒を見ていた月岡恋鐘と幽谷霧子が、伊庭の担当になった。その代わり、これまで伊庭と陰平が共同で面倒を見ていた大崎姉妹と桑山千雪――アルストロメリアは、陰平の専属となった。
これで、伊庭は再びアンティーカを五人組のユニットとしてプロデュースすることになる。「元に戻った」というのはそういうことだ。そもそも、陰平が彼女たちの面倒を見ていたのも、あくまで恋鐘の活動が軌道に乗るまでの一時的な措置という約束であり、その情報はアイドルたちにも示されていたから、既定路線だと言われればそうなのかもしれない。だが、アイドルたちの反応は様々だった。
特に、寮の食堂で陰平からその話を聞かされた西城樹里は、眉を吊り上げて怒った。
「また配置換えって……あんたら、いくら何でも、ちょっと勝手すぎじゃねーか!? そっちの都合で人のこと振り回して、あたしらを――恋鐘を何だと思ってんだ!?」
「勝手なのはその通りだ。言い訳はできない。ただ……」
「ただ? ただなんだよ!? またテキトーなこと言って誤魔化す気かよ!」
恋鐘の寮仲間である樹里は、デビューに失敗した恋鐘が苦しんでいたことを、誰よりも知っていた。だからこそ、彼女は恋鐘のために憤慨し、身勝手なことばかり言う大人たちの一人として、テーブルの向かいに座る陰平を罵った。
そのとき、樹里の横には凛世も座っていて、真剣な目で陰平を見つめていた。普段は控え目な凛世だが、樹里と同じく、彼女も今回の配置換えを理不尽だと思ったのだろう。凛世もまた、伊庭のことを「プロデューサーさま」と呼んで慕っている。だからこそ、伊庭のプロデュースを受けられなくなった時の恋鐘の悲しみを、彼女は誰よりも理解していた。凛世は背筋を伸ばしたまま、陰平の横に座る少女――恋鐘本人に問いかけた。
「恋鐘さんは……それで、よろしいのですか……?」
「だいじょーぶ」
恋鐘は、心の底からの――樹里と凛世がたじろぐほどの、自信満々な笑顔を見せて頷いた。
「うちは、プロデューサーのことば、信じとるけん」
その笑顔には、誰も何も言えない。それくらい、恋鐘の表情には迷いが無かった。
「霧子もおんなじ。うちらは、プロデューサーのこと、ちゃんと信じとるけん」
「恋鐘……」
「だから、プロデューサーもそがん顔せんで?」
「……ああ、そうだな」
樹里と凛世には、迷いがあるのはむしろ陰平で、恋鐘のほうが彼を励ましているようにさえ見えてしまった。
「よし、こん話は終わり! いまご飯にするけんね?」
そう言うと、恋鐘は笑顔のままで立ち上がり、キッチンに向かった。エプロン姿の恋鐘は、鼻歌を歌いながら夕飯の仕上げにとりかかった。彼女の態度は、強がっているようにも自暴自棄になっているようにも見えない。恋鐘は、言葉通り純粋に、自分のプロデューサーの決断を信じているのだ。どんなことがあろうと、彼が自分のためにならないことをするはずが無いのだと。
そして、その「プロデューサー」とは、もちろん伊庭のことではない。
「プロデューサー、お皿運ぶの手伝ってー?」
「あ、ああ、わかったよ」
恋鐘に呼ばれて、陰平がそわそわと立ち上がる。そんな陰平に、恋鐘はランチョンマットや皿や箸を渡す。二人の姿は、まるで年の離れた夫婦のようにも見えた。
「どうなってんだ……?」
「さあ……?」
当惑する樹里と凛世の前に並べられた恋鐘の料理は、いつもよりもさらに豪勢で、いつもよりもたくさんの愛情が込められているように感じられた。
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「はぁ……はぁ……はぁ……あっん♡ 忠治さん、まだ足らんと? もー……♡」
そして夜中、他の寮生が寝静まったころ、恋鐘は自分の部屋で陰平に抱かれていた。抱かれるというより、貪られていた。
陰平はほとんど言葉を発さず、恋鐘を背後から抱え込んで、そのたわわな爆乳を手形が付く勢いで揉みしだき、狭い膣を肉棒で乱暴にこじ開け、降りてきた子宮を亀頭でゴツゴツと叩き、ドロネバのオス汁を子宮内にドボドボと吐き出していた。
陰平の巨体によって、恋鐘は身動き取れないレベルで雁字搦めにされていた。その状態で身体をゆさゆさと揺すられ、チンポでズコズコと突かれ、まるで等身大のオナホールのように使われていた。
「うん、よかばい……♡ 忠治さんの気が済むまで、うちをオモチャにして……♡」
そんな状況なのに、恋鐘は一言も不満を漏らさず、かえって喜びながら、マン肉をきゅうきゅうと媚び締めつつ、自らも陰平のチンポでイキまくっていた。既に彼女の子宮は陰平の子種で満杯であり、腰はガクガクと笑っている。
そんな恋鐘に対し、陰平は容赦することなく、怒張した肉棒を突き込んだ。
「えへへ……そがん不安がらんでも、うちは忠治さんのもんなんに……♡」
これが愛情を確かめるための睦みあいでも快楽目的のセックスでもなく、単なるオスによるマーキングであることを、恋鐘は理解していた。「これは自分のモノなのだ」と、他人に――特に他のオスに向けて主張するための行動。青臭い小学生の男子が、自分の所有物にマジックででかでかと名前を書くのと、本質的には同じ行為だ。
「あ~……また中で出しとる……♡ びくびく~♡ どくどく~♡ んふふ……♡ 気持ちいーい? 忠治さん……♡」
イキ過ぎたせいで、恋鐘の頭は少々バカになっていた。不細工なおっさんに羽交い絞めにされて勢いよくナマ出しされながら、雲の上をたゆたってでもいるかのような、ふやけきった笑顔を浮かべている。
恋鐘を再び伊庭に預けるということについて、この二人のあいだでは、既に言葉でも色々なやり取りがあった。この措置は摩美々や結華のためでもあり、ひいてはアンティーカ全員のためでもあるのだという陰平の言葉を、恋鐘は素直に受け止めた。陰平という人間が、恋鐘たちをアイドルとして輝かせるために、全てを投げうっているということを知っているから、恋鐘は彼を疑わなかった。
もちろん、寂しい気持ちが無かったとは言わない。だが、ここまで情熱的に抱かれれば、恋鐘は陰平の「女」として納得せざるを得ない。陰平には、決して恋鐘を手放すつもりなどなく、むしろ喰らい尽くす勢いで愛情を注いでいるのだという事実を。
霧子は霧子で、恋鐘と同じように陰平の執拗なマーキングを受けていた。大学病院の寮にて、霧子も子宮内を陰平のザーメン漬けにされ、首には彼の手によって隷属の証としての包帯を巻かれ、膣から陰平の精液をドロドロと垂れ流しながら、土下座するような格好で彼の足の甲に口づけさえした。
これだけ求めてくれる相手がいて、そんな男のモノになれて、恋鐘も霧子も幸せだった。これこそが女に生まれた幸福なのだと、今の彼女たちは、一片も疑っていなかった。だから自分たちも、自分たちにできるカタチで陰平の支えになりたい。それは無私の愛情であり、そこに損得の考えなど存在しなかった。
「んちゅ……♡ 忠治さん……♡ ちゅ……♡ はむ♡ えへへ……♡ うち、キスしただけでイってしもーとるばい♡ 忠治さん……♡」
繋がったまま正面に向き合い、ついばむような軽いキスと貪るようなディープキスを交互に繰り返す。ようやく腕を自由にしてもらえた恋鐘は、陰平の大きな背中やごわごわの頭髪が生えた後頭部を撫で回し、たわわな乳房をひしゃげるくらい彼に押し付けて、あらゆる形で愛情を表現しようとした。
かつてのような不安は無い。陰平に触れ、彼の匂いを胸いっぱいに吸い込み、彼の唾液で喉を潤していれば、時間さえも止まったように感じられる。お腹の中が陰平の子種で温かい。彼の精子が自分の卵子を探して胎内を泳ぎ回っているのだと思うと、いけない事なのにゾクゾクする。いっそ妊娠したい。陰平の赤ちゃんを孕んで、母乳が出るようになったら彼にも飲ませてあげたい。母性本能が際限なく高まり、陰平のことが、自分の恋人のようにも、子どものようにも思えてしまう。
この人を守ってあげたい。自分ができることはなんでもしてあげたい。なんでもあげたい。喜んで欲しい。気持ち良くなって欲しい。幸せになって欲しい。好き。好き。大好き。好き。愛しくて愛しくてしょうがない。
「んんぅ……忠治さぁん……!」
溢れる想いは言葉で表現しようがない。だから恋鐘は、さらに彼との交尾に夢中になっていく。
恋鐘が四つん這いになると、陰平は彼女の大きなお尻を手のひらでガッチリと掴んだ。一度抜けていた肉棒の先端が、再び彼女の割れ目に添えられる。くちゅり、と淫靡なキス音がする。
「はぅううっ♡♡♡」
性器の粘膜が接触しただけで、恋鐘は甲高い嬌声を発し、上半身をベッドにへたり込ませた。乳房が大きなクッションになり、実に淫猥だ。そのままずぶずぶと陰平のペニスが侵入してくると、恋鐘は半分白目をむいて、口をすぼめてビブラート気味に喘いだ。
「んおっ♡♡ んおおおおっっ♡♡」
ぱちゅんぱちゅんと卑猥な水音を立てて、陰平がピストンを行う。アイドル月岡恋鐘の類まれな肉体を前にしては、どんな男でも一度や二度射精したくらいでは収まらない。況して性欲の塊のような陰平にとって、最低十発か二十発は出さないと、セックスのセの字にも当てはまらない。しかも、今夜のこれは「マーキング」なのだ。
「おっ♡おっ♡おっ♡おっ♡ ちゅ、忠治しゃんのおチンポ、うちの奥に来てるぅ……っっ♡♡ んお゛~っ♡♡」
恋鐘が余裕を失った汚い喘ぎ声を発しても、陰平は容赦しなかった。彼はメス猿にマウントを取るオス猿のように、自分のチンポのカタチやザーメンの熱さを、改めて恋鐘に教えこんでいく。この数分後、二人の思考からは完全に理性が失われ、本能むき出しの、ベッドを破壊する勢いでのド迫力のハメ合いが始まった。
真夜中、ようやく陰平の腰が止まり、マンコからチンポが引き抜かれると、閉じなくなった恋鐘の割れ目から、噴水のようにごぷりと精液が噴き出した。
「は……ひ……♡ お……っ♡」
「……恋鐘、大丈夫か?」
「はい……♡ 忠治ひゃん……♡」
ようやく自分を気遣う言葉をよこした陰平に対し、恋鐘はベッドに四肢を投げ出し、腰を激しくガクビクと震わせたまま、イキ狂った挙句の涙に濡れた顔で、コクリと頷いた。
「ありがとう……忠治ひゃん……♡」
涙が止まらないまま、恋鐘がろれつの回らない舌で発したのは、自分の愛する――自分を支配する男への礼だった。ハメ潰れるくらい愛してくれてありがとうございます。自分を使って気持ち良くなってくれてありがとうございます。これで、自分はいつでもあなたのモノであることを忘れずにいられます。恋鐘は本気でそう思っているのだ。
陰平は、恋鐘の隣で横になった。彼が腕を横に出すと、恋鐘は当たり前のようにその腕を枕にし、陰平の身体に縋り付いた。恋鐘が頬を擦り付けたせいで、陰平の胸が、彼女の暖かい涙で濡れる。
爆乳超絶プロポーションの美少女が、メタボ気味の冴えない中年男に連続生ハメ生中出ししてもらった挙句、事後には愛情たっぷりの添い寝姿勢で眠りに付こうとしている。一般人の常識では考えられないことだが、これが彼らにとっては自然な形なのだ。
「アンティーカとしての活動が本格化したら、頻繁には抱いてやれないかもしれないが、我慢しろよ?」
「うん……」
陰平は、空いているほうの手で、恋鐘の顔を優しく撫でた。恋鐘は、その手にも自ら頬を擦り付ける。もしも彼女が子猫ならば、今頃ゴロゴロという大きな喉鳴りが聞こえていたところだ。
陰平に抱かれたあとは、彼の身体を抱き枕にして眠るのが、恋鐘は好きだった。陰平が隣にいてくれると思うと、一人で寝る時よりも安心してぐっすりと眠れる。
「うちのプロデューサーは、忠治さんだけやけんね……?」
恋鐘は目を閉じ、陰平の胸と手のひらに顔を挟まれる安心感に身を任せながら、うっとりと呟いた。
かつて、伊庭のプロデュースから離れる際に、陰平の世話にはなりたくないと泣いて駄々をこねたことを、今の恋鐘は覚えているだろうか。
仮に覚えていたとしても、現在の彼女とあの頃の彼女は、ほとんど別人だ。あのときの恋鐘は、アイドルとしてのデビューに失敗し、やることなすこと上手く行かず、完全に自信を失ってしょげていた。彼女本来の笑顔と輝きは失われ、どうせ自分なんかという卑屈な思いにとらわれていた。だが、いまは違う。恋鐘は陰平のプロデュースによって、アイドルとして生まれ変わったのだ。
もしもあの頃と同じような苦境に立たされたとしても、自信を取り戻したいまの恋鐘なら、一人でもなんとかできる。「うちは天才やけん!」と笑って、ファンに勇気を届けることができる。
だから彼女は、自分をそこまで引き上げてくれた人のことしか、こう呼ばない。
「プロデューサー、うちは、プロデューサーのことば好いとーよ?」
「わかってるさ。俺も、お前のことが好きだ。お前は俺の、大切なアイドルだ」
「プロデューサー……!」
恋鐘は感極まった声を出して、陰平の口に自分の唇を寄せた。そして熱く湿った吐息を漏らしながら、甘い甘い口づけに没頭する。
恋鐘の部屋の床には、さっき脱ぎ捨てた恋鐘と陰平の服が乱雑に散らばっている。加えて、換気しなければ一発でわかるくらい、陰平のザー臭を基本とする二人の行為の匂いで満ちている。こんな風に男との交尾に溺れる自分のことを、恋鐘は正直、嫌いになれなかった。
「ちゅ……♡ ねぇ忠治さん、もっとするばい」
「ん? まだヤるのか? 俺はいいが……お前の明日の活動に差し支えるから……」
「だいじょーぶ、うち、頑張るけん。それより、忠治さんともっとしたい。忠治さんに、もっと、もっと、もっと、もーっとされたか。せーえきも、もっとたくさんお腹に欲しいばい」
「やれやれ……しょうがないな」
陰平は、愛おしさの混じった呆れ声を出した。彼は恋鐘の喉を指でくすぐると、ベッドの上でごろりと転がって、恋鐘を下に組み敷いた。
たぶん、今日は気絶するまで、恋鐘は陰平を求め続けるだろう。なら、望み通りにしてやろうというわけだ。
「じゃあ、本気でハメ殺してやるからな?」
「うん♡ 殺して♡ うちのこと、忠治さんのおチンポで殺して♡」
穏やかに就寝するはずが、その予定はあっさりとキャンセルになり、二人は再びガチハメをはじめた。陰平は、そのあと何度も恋鐘の胎内に自分の精液を送り届け、体力が尽きても互いへの愛情だけを原動力に、夜が白むまで、二人は交わっていた。
次話は千雪調教、そして甘奈編の本格スタートの予定です。