※この作品はR-18です。

クッパ姫に呼ばれてダンマスとして生きていく件   作:八雲ネム

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第9話 カロンもヤりたい時はある

 ダンマスとして、活動し始めてからクッパ帝国の食料自給率が飛躍的に上昇した結果、帝国内の住民が難民として他国に流出する数が減ったのと同時に外交的圧力が強くなっているとの話を聞いている。

 何しろ、今までは不法なレートで大量の鉱物資源と産業の技術を搾取してきたのに、肝心の取引数が減ったので搾取しにくくなってきたからだ。

 その結果、数年以内にキノコ王国を中心とした連合が結成されて戦線布告をしてくる、と言うのがクッパ達の予想なのでそれまでに一定数の兵器を生産して配備する様に、との命令がきた。

 

 そのため、食糧生産ダンジョンで発生したDPを兵器製造ダンジョンに移した後で国から供給される生産で必要な資材を組み合わせながら大量生産をしていた。

 生産するのは、対マリオ戦に備えてガトリング砲を搭載したゴーレム集団を始めとする兵器群の他に、パワーショベルを始めとする陣地作成用の工作機械を生産している。

 クッパ姫が統治する国家は、いつでも他国から攻められてもいい様に軍事に国力を極振りしている所為で農業は壊滅的だし、機械関係も兵器運用に関する物が殆どなので建物や陣地は基本的に人力で建築されているとの事だった。

 

 正直に言って、それを聞いた瞬間に信じられねぇと思って建物や陣地も機械で効率的に持ち運んで構築できる物がありますよ、と伝えたら普通に生産の依頼が来たので目的ごとにいくつかのプロトタイプを提出した。

 何かを作る際、まずは設計図を作成すると思うのだがジープの様な車両の場合だと「サイズが○○m以内でエンジンの出力は○○以上、乗員は○○名………」と言った感じで要求をまとめていく。

 ここら辺の要求が曖昧だと、どこが優れているのかが分からない漠然とした物になってしまうので、複数回の打ち合わせで利点と欠点をハッキリとさせていけば使い勝手が分かりやすくなるので使う側としては使いやすい物になる。

 

 例えば、都市の治安維持から戦場での戦線の突破や拠点防衛までの幅広い任務を任せられるモノを作り出すには、ゴーレムが最適だと判断してガトリング砲を搭載する8脚のゴーレムを基本設計にして、用途に合わせて武装を換装する事で対処可能にした。

 また、戦場で陣地の構築など関する事であればクレーンやドーザーブレード、パワーショベルなどを装備したキャタピラ式の乗り物が必要になる。

 更に、開発期間を短縮していくつもの兵器をを生み出すにはファミリー車両という概念が必要になり、これはベースとなる車両を最初に作ってからその車両に合う様に様々な装備を載せる事になる。

 

 本来なら、用途に合わせた専用車両を作った方が継続的な発達が可能なのだが、今のクッパ帝国には時間的な余裕がないので兵器生産を担うダンジョンコアに記録されていた兵器を流用した。

 その結果、装甲兵員輸送車両の他に偵察車両、機動砲車両、迫撃砲車両、指揮通信車両、砲兵観測車両、装甲工兵車両、野戦救急車両の計8種類の戦闘車両が生産されている他、ペーパープランだが対装甲ミサイル車両や対空砲車両などがある。

 

 それだけ、クッパ達からすればマリオの脅威が凄まじい証拠になるのだが様々な機械を設計して生産したらいつの間にか、この世界に来てから数ヶ月が経過してしまった。

 本来なら、クッパ姫の様な女体化したキャラ達とエッチをしまくってもおかしくはないのだが、ダンマスという今の世界には存在しなかった職業が俺しかいなかったので呑気にエッチなんて出来なかった。

 おかげで、意外かもしれないが気晴らしにやってくるクッパ姫が求めてくる以外のエッチは未経験だったりする。

 

 一応、配下のカノンやカロン姫であるロベルタに求めれば相手をしてくれるとは思うが望まぬ相手にやらせるのも引けるしなぁ、と思いながら悶々としながら本や服が増えた自室にいるとロベルタがやってきてこう言った。

 

「元の肉体が消え失せたのと同時に、肉欲も消え失せておったと思っていたのだかな。まさか、お主に好意を持った上で身体の芯が疼いてくるとは思わなかったぞ」

「俺も美人な貴女が襲ってくるとは思ってもいませんでしたよ」

「そう嗜虐心を掻き立てる様な言い方はよせ。ヤりたくなるであろう?」

「貴女の様な美人さんなら断る理由が見当たりませんね」

 

 元の世界では、女っ気のない冴えない独身な上に風俗に行った事すらない童貞だったので、最初はクッパ姫にあげた物の性欲はそこそこあったので我慢できない時は1人で抜いていたのだ。

 それでも、ロベルタやカノンが自ら求めてくる場合を見越して週一ペースに抑えていたのが功を奏し、今はそこそこ溜まっているのだ。

 

「ふっ、久しぶりなのでな。加減を忘れているだろうから最後まで付き合ってもらうぞ?」

「喜んで」

 

 その結果、こっちの体力がどこまで保つかは分からないが彼女の疼きを収めるまでヤりまくろうと思い、カロンに押し倒される形でベッドに倒れ込むと互いの体を貪り、肉欲の赴くままに腰を動かしていった。

 

 

 

 

 翌日

 

「む? ワタルよ。誰かと寝たのか?」

「あー、分かりますかね?」

「うむ。普段、香水を振らないお主の体から僅かではあるが香りが出ているのでな。お主らしくないと思ってな」

「確かに、ある女性と寝ましたね」

 

 ロベルタとヤった後、シャワーを浴びて寝たのだが流すのが不十分だった様でクッパ姫との会議中に彼女からそう言われたので素直に答えた。

 

「それで誰と寝たのだ? 配下にしたヘイホーか? それとも他のノコノコ達かの?」

「あー、非常に言いにくいのですが言わないとダメですかね?」

「ふむ。お主の好みを把握するのも上に立つワガハイの務めだからな」

 

 いくら、この数ヶ月でクッパ姫に心酔して忠誠を誓っているモノのこの国の守護者であるカロンのロベルタと寝た、と素直に言えばどんな叱責を受けるのかが分からないので返答に困っているとロベルタが入ってきた。

 

「失礼するぞ、クッパ嬢。頼みがあるのだが………ってワタルは何をしているのだ?」

「実は昨日、誰と寝たのかと問い質しても中々言わぬのでな。どうしたモノかと考えてたのだ」

「あぁ、そんな事か。それなら我らと共に肉欲に溺れる夜を過ごしただけじゃよ」

「んなっ!?」

(うおぉい!? そんなに軽く言っていいんかい!)

 

 そして、事情を聞いたロベルタは何食わぬ顔で昨夜の事を暴露したのでクッパ姫と後ろで控えていたカメック姫が驚き、俺はそんな彼女を見ながら心の中でそうツッコミを入れた。

 そして、ロベルタから更なる事情を聞いたクッパ姫は高笑いをしながら俺にこう言ってきた。

 

「お主も律儀だのぉ! お主を護衛する者達は誰しもがお主に抱かれたいと願い、夜な夜なオナニーをして発散しているのだ。慰労も兼ねて抱き締めるぐらいはしても大丈夫だろうて!」

「そうなんですか。てっきり、順序を守ってやるべきだと思っていましたよ」

「確かに、いきなり襲う形でヤるのはダメだが互いの合意の元でヤるのは問題ない! 寧ろ、お主の様な男は積極的にやってくれい!」

 

 どうやら、クッパ姫を含めたこの世界の女性陣は性に対しておおらからしいので俺からの誘いを相手が受ければ普通にヤってもいいらしい。

 それを聞いて、もはや文化の違いだなと思いながらロベルタを交えながら今後、必要になるであろう装備品などの打ち合わせを進めていった。

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