※この作品はR-18です。

クッパ姫に呼ばれてダンマスとして生きていく件   作:八雲ネム

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第5話 Jr. 達もピーチ姫化していた件

「おう、ワタル! 早く飯よこせ!」

「そーだそーだ! 腹減ったぞー!」

「早く飯出さないと襲うぞー!」

「はいはい、ちょっと待ってなー」

 

 クッパ達に呼ばれてから1ヶ月、ダンジョン内で生産された農作物は食料に加工されて梱包された後、帝国内の各所に送られる様になった。

 その際、ダンジョン内から搬出しやすくする為に入り口と同じ階に倉庫として設置した部屋に品目ごとに転送して、運びやすくした一方でダンジョンの規模が生産し始めた当初よりも遥かに大きくなった。

 最初は、1階にダンジョンコアがある状態だったのが今では地下30階で地上5階という規模になり、地下の広さは1つの階層ごとに縦横1キロの高さ10メートルという広さとなった。

 

 これには理由があり、それぞれの階層は農場と食料に加工する為の施設に分けられていて加工する施設が中々の大きさだった為、ここまで大きくなってしまった。

 空間魔法を使って、狭いエリアを広げてもいいのだが現段階で空間魔法を単独で迅速に扱える人が俺しかいないので、誰がダンマスになっても良いようにこの様な仕様になった。

 その為、機材が下の階層に抜け落ちない様に適度な厚みを持った床も含めた深さはダンジョンコアがある部屋も含めて約350メートルにも及ぶ。

 

 比較対象としては、東京タワーの全高よりも深い場所にダンジョンコアとダンマスである俺の部屋があるのだが、カノンを始めとするダンジョンを運用するメンバーの部屋は地上にある。

 何しろ、引き篭もり気質のある俺は地下にいてもたまに外に出れば文句はないのだが、メンバーは外の出入りができる場所を求めた為に地上の施設を増築した。

 元々、このダンジョンがあった場所には小高い山があった為にそれを利用した形の建物になったのだが、結果的に縦に伸びるよりも横に広がる様な建物になったので中々の広さである。

 

 そして、ダンジョンの運用に携わるメンバーはカノンを筆頭に15人とそこそこの人数になり、警護のために来ているメンバーが60人というダンジョンの割には小規模な人数である。

 これは、生産から梱包までの作業が自動化されていてそこまで人員を必要としていない上、寝首を掻かれない様にしているので現段階ではカノン以外は眷属にしていない。

 その為、仕事以外ではダンジョンコアがある山の内部に建物を構築してテラスなどの外に出れる部分には窓などを設置し、空間魔法でダンジョンの運用に携わる人以外が入れない様に見えない壁みたいに構築している。

 

 ここまでするのは、スキルで物理攻撃と魔法攻撃が無効化するとは言っても攻撃の境界がわからないし、物理防御のステータスが未だに50を下回っているからだ。

 クッパの側近であるカメック曰く、ノコノコの甲羅攻撃ですら通す程の低さらしいのでそう簡単に試す事すらできない。

 ここに来て、最初の壁のぶち当たるとはねぇと思いながら作業しているとある人達がやって来たのだ。

 

 それが、冒頭で話しかけてきた人物達でクッパJr. もといクッパ姫Jr. と彼女が率いているクッパ7人衆がダンジョンにやって来たのだ。

 その結果、カノンを始めとした面々が気を遣って応対したりしているのだが如何せん、俺は外部の人間だからそう言うのは少し疎い。

 精々、次期当主とその取り巻き7人が様子見でやって来た程度の認識なのだが、予想外だったのはクッパ7人衆までもがピーチ姫化して美少女7人衆になっていたのだ。

 

 まるで意味がわからんぞ、と思いながら材料はダンジョン内で生産した物を使って料理の家庭はDPで補っていたのだが、育ち盛りの少女達だったのでかなりの量を食べている。

 1人辺り、数人分の料理を食べているのであまり食べれてないのか?と思いながら作っていると、クッパ本人がやってきた。

 

「くぉら、娘達! ワタルを困らせるでないぞ!」

「でもよぉ、母ちゃん! ワタルの飯は美味いんだせ!? 食わずにはいられねぇよ!」

「嬉しい事、言ってくれるじゃねぇか」

「我輩はこれからワタルとの打ち合わせがあるのだ! それとワタルも満更な表情を浮かべるではない!」

 

 言い方は悪いが、蛙の子は蛙という諺(ことわざ)がある様にクッパとクッパJr. ってホントに親子だなぁ、と感じられるやり取りを始めたのでやや遠巻きながら様子を見ていた。

 そして、そんなやり取りにカノン達は完全に置いてけぼりとなり、クッパ7人衆もなんとも言えない表情で見ていたのだが暫くしてクッパが思い出した様に言ってきた。

 

「おぉっ、そうだ! ワタルに用があったのだ! だが、我輩の娘と言い争っても埒が開かないので掠奪する!」

「あっ、ずりぃぞ! 母ちゃん!」

 

 そう言い出した途端、クッパが俺を米俵の様に肩に担いだのでJr. の方が怒りながらそう言ったが、彼女は意に介さずに返事をした。

 

「ガハハハハ! 悔しかったら力尽くで来い!」

「力で敵う訳ねぇじゃねぇかー!」

 

(うわぁ、クッパって超良い匂いがする。会った当初は香水なんて全く付けない様な性格だと思ってたのに。それに腰の辺りにたわわに実った双丘が当たって変な気になっちまう)

 

「………無理」

 

 そして、クッパの自分勝手で豪快な性格のせいで彼女の胸に俺の股間が当たる形になってしまった為、今までは自分で抜いていた性欲に来る物があった。

 そして何より、ここ数日はクッパ側の人達と打ち合わせに時間が取られていたのでマトモに抜く時間がなかった為、変に意識すると股間の逸物が勃ってしまう。

 その結果、クッパ城に到着する頃には前屈みな姿勢を取るしかなかったので、城にいた人達からは妙な視線を向けられる事になった。




あっ、どうも。更新が少し遅くなって申し訳ないです。
如何せん、前回の投稿で評価のバーに色が付いてランキングに載った為、お気に入り登録者数が大幅に増えたので内容を寝るのに時間が掛かりました。後、私生活の方でバタバタしたりしてました。
そこで思ったのは、ランキングって偉大って事です。登録者数が2.7倍ぐらいに増えましたので。

そんな訳で嬉しい反面、投稿するのを慎重になってきている作者でした。
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