※この作品はR-18です。

パペットプリンセス   作:伊駒辰葉

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いつも危ないんですけどね……
あ、フィクションですから! 真似しないでください!!


科学部のあぶない実験

「いやあああっ!」

 

 研究室の中に盛大な悲鳴が響く。白い壁にもたれていた絵美佳はにやりと笑った。実験台に釘付けになっているのは春日という女子部員だ。その周囲には困惑した顔の男子部員がいる。数名の男子部員たちは春日を実験台に押さえつけているのだ。

 

 絵美佳は白衣に身を包んでいた。他の部員たちも白衣を着ている。黒い実験台の上にいる春日以外は、誰も何も言わない。私服の春日は実験台の上で悲鳴を上げている。困惑した男子部員たちは互いに顔を見合わせているが、春日を押さえている手から力は抜かない。そう、絵美佳に命令されているのだ。

 

 夏休みは半分ほど過ぎている。だが科学部は毎日、研究を続けていた。学校の地下ではどんなに騒いでも地上に声は届かない。そういう設計になっているのだ。ありがとう、パパ。かつてこの地下室を造った総一郎に絵美佳は胸の中で感謝した。

 

「いやっ、離してえっ!」

 

 春日は泣きながら喚いた。絵美佳は実験台で叫ぶ春日を嘲笑しながら眺めていた。ためらうような視線を寄越してきた男子部員に首を振る。するとその男子部員は諦めたような素振りをして、春日に向き直った。

 

「やっ、やだっ! やめてようっ!」

 

 春日は泣きながらそう叫んだ。だが身体を押さえつけられているために身をよじることも出来ない。そんな春日のスカートを男子部員の一人がめくる。震える手でスカートを捲り上げられた春日は、悲鳴を上げた。

 

「小河原くん。さっさと脱がしちゃいなさい」

 

 小河原大助という名の男子部員は振り返って絵美佳に頷いた。再び春日に向き直る。春日は大助を見ながら悲鳴を上げる。絵美佳は煩さに顔をしかめ、両手で耳を塞いだ。そうしている内に大助が春日の赤い下着をずり下ろす。絵美佳はおもむろに実験台に近づいた。

 

「さて、今日は何を試そうかな」

 

 絵美佳はにやりと笑いながらそう告げた。春日が泣きながら絵美佳を見上げる。そして部長、と小さな声で言った。

 

 春日は夏休みに入ってから部活に出てこなかった。絵美佳を避けるためなのか、ずっと友達の家に泊まりに行っていたらしい。だが、そんな春日も先日、家に戻ってきた。鼻歌交じりに出かけたところをかっさらってきたのだ。

 

 絵美佳は春日を見つめながら唇を歪めた。

 

「そんなに嫌がらなくても。せっかく、あんたの性器を強化してあげようと思ってるのに」

 

 すると春日はひっ、と息を飲んだ。絵美佳が近づくと大助が春日の膝を持ち上げる。幾つかの手に押さえつけられた春日は絵美佳の目の前で股を開かされた。

 

「ぶっ、部長! やめてください!」

 

 春日が泣き叫ぶ。だが絵美佳は知らん顔で春日の股間を覗き込んだ。絵美佳の傍に立つ大助は真っ赤になってしまっている。だが大助は春日の股間をじっと見つめていた。

 

 大陰唇は褐色だ。絵美佳はまじまじと春日の陰部を見ながらふむ、と頷いた。ずれた眼鏡を指で押し上げて春日の陰唇を指でつつく。悲痛な顔をした春日が嫌がって悲鳴を上げた。

 

 絵美佳は黙って大助を見上げた。頷くと大助が恐る恐る春日の陰部に手を伸ばす。大助は指を震わせながら春日の陰唇を割り開いた。絵美佳は息を殺して大助の手元を覗きこむ。その頃には春日はすすり泣きになっていた。

 

「うわあ、あんたの性器ってちょっとグロくない?」

 

 膣の中の肉も褐色だ。絵美佳は春日の膣口を眺めて顔をしかめていた。色素が沈着し、春日の陰部は他の皮膚の色とは比べられないほどに濃い色をしている。絵美佳は顔をしかめたまま、頭を上げた。すると鼻を啜って泣いていた春日と目が合った。

 

「泣くなー。今度、脱色したげるから」

 

 苦笑しながら告げる絵美佳に春日が噛み付くように喚く。

 

「そゆ問題じゃありませえんっ!」

 

 だが絵美佳は春日の言葉を無視した。さっさと身を翻す。部屋の隅の台に準備していたビデを取り上げ、絵美佳は再び実験台に戻った。タイミングよく大助がアルミの受け皿を春日に添える。絵美佳は泣き声を上げる春日の膣を丹念に洗った。大助が添えた受け皿の中に洗浄液が零れていく。

 

「あんた、ちゃんと洗ってる? 恥垢がたまってたわよ?」

 

 呆れた声で絵美佳が問うと、春日の顔は赤く染まった。さらに泣き始めてしまう。絵美佳はため息をついて、腰を上げた。大助が使用済みのビデの容器と受け皿を片付けに行く。

 

 絵美佳は白衣のポケットから小さな試薬瓶を出した。嫌がって泣き叫ぶ春日にちらりと視線をやり、瓶の蓋を開ける。絵美佳は瓶の中に入っていたとろみのある液体を指ですくい、嫌がる春日の膣内に丹念に塗りこんだ。絵美佳の指の刺激に反応し、膣壁から愛液が滲んでくる。絵美佳は膣の奥に指を突っ込み、出来る限り液体を擦り込んだ。

 

「い、いやあ……っ。部長、何したんですかあ……っ」

 

 それまですすり泣いていた春日が掠れた声でそう言ったのは、それから五分後だった。壁にかかる時計を見上げていた絵美佳はにやりと笑って頷いた。時間通りだ。計算通りに試薬が出来上がっていることを確認し、絵美佳は何度も頷いた。

 

「うんうん。いー感じね」

 

 そう言いながら絵美佳は振り返った。姿を消していた大助が戻ってきたのだ。どうやら言いつけ通りにきちんとシャワーを浴びてきたらしい。大助の濡れた髪を見ながら、絵美佳はまた頷いた。

 

「準備はいいわ! 早速挿入して」

 

 最早、春日の膣口からはだらだらと愛液が流れている。それまで悲鳴を上げていた春日の呼吸は次第に荒くなっている。実験は成功しつつあるのだ。それを確信しながら絵美佳は大助にそう命じた。

 

 だが、大助は戸惑った顔をしている。春日の傍には寄ってきたが、一歩手前で足を止めた。

 

「あ、あの、吉良部長。ほんとにいいんすか?」

 

 大助は困惑しながらそう告げた。だが白衣の中は言いつけ通りに裸のままにしているようだ。絵美佳は大助を頭からつま先まで見てから鼻で笑った。

 

「うーん。あんたがイヤだっていうなら、他の奴にまかせるけど」

 

 そう言った途端、実験台の周囲を取り巻いていた男子部員の目の色が変わる。今にも立候補しそうな部員たちを見回し、絵美佳は大助に首を傾げて見せた。すると大助が慌てて首を振る。

 

「そ、そんな、嫌とかじゃなくて」

 

 だってこれって無理やりじゃないっすか。そう続けた大助を絵美佳はせせら笑った。大助に一歩迫り、下からねめつける。

 

「イヤだって言うなら、あんたには別の実験に参加してもらうことになるけど」

 

 笑った絵美佳は無造作に大助の股間に触れた。勃起していたペニスを強く握る。すると大助はしかめた顔を赤くした。春日の姿を見て興奮しているのだ。そんなことは判ってんのよ、と絵美佳は内心で呟き、どうなのよと続けた。

 

「あ、あの、でもっ」

 

 大助の声は上ずっている。息を飲む男子部員たちが見ている中で、絵美佳は嘲笑を浮かべていた。白衣の上から握ったペニスを軽く擦る。すると大助が苦しそうに顔を歪めて呻き声を上げた。

 

 絵美佳は大助の股間から手を離し、彼の白衣に手をかけた。ボタンを外してペニスを剥き出しにする。大助は情けない顔でそんな絵美佳を見下ろしていた。だが諦めたように息をついて春日に近づいた。

 

 春日はいつの間にか小さく喘ぎ始めている。もう、男子部員たちに押さえられていなくとも暴れたり逃げたりすることはないだろう。そう思いながら絵美佳はじっと二人の様子を観察した。大助が震える手をペニスに添え、春日の膣口に亀頭をあてがう。そして愛液の音を立てて挿入した。

 

「あっ……はんっ!」

 

 春日は甘い声を発してペニスを受け止めた。大助がゆっくりと前後に腰を動かす。その周囲を取り囲む男子部員たちが生唾を飲み込んだ。絵美佳は黙って彼らの様子を観察した。

 

 だがすぐに大助の動きが止まる。大助は情けない顔をして絵美佳を見た。

 

「あ、あの、吉良部長。オレはどうすれば?」

 

 そう訊かれて絵美佳は肩を竦めた。どうやら今まで大助は本能的に腰を打ち付けていたらしい。

 

「とりあえず、ピストン運動を繰り返して」

「はあ」

 

 力ない返事をし、大助は春日に向き直った。実験台に手を乗せて再び前後に腰を振り始める。当の大助より興奮しているのは周囲の部員たちだ。欲望に目をぎらつかせて春日を見下ろしている。これだから雄ってのはねえ、と絵美佳は内心でそう呟いた。実験だというのに関係ない人間が欲情してどうするのだ。そんなことでは冷静に実験体の観察など出来る筈がない。絵美佳はそっとため息をついた。

 

 五分ほど経った時、大助が再び振り向いた。だが絵美佳の命令通りに腰は振り続けている。

 

「ぶっ、ぶちょおー。もう、限界っす」

 

 情けない顔で大助が告げる。絵美佳は呆れて深いため息をついた。これでは実験にならない。春日はまだ欲情しはじめたばかりなのだ。さっきから甘い声で喘いではいるが、一度も絶頂に達していない。絵美佳は肩を竦めながら大助に近づいた。

 

「なに言ってんの。ほら、ちゃんとしなさいよ」

 

 そう言いながら絵美佳は大助の背後に回った。控え目に動いていた大助の腰を無造作につかむ。絵美佳は慌てた大助の腰を両側からつかみ、激しく前後させた。

 

「わっ!」

 

 絵美佳に腰を揺すられた大助は掠れた悲鳴を上げた。肩を震わせて絵美佳の拘束を振り解く。目を見開いた絵美佳をよそに、大助は呻きながら実験台に覆い被さった。荒い息をつきながら腰を春日に擦りつけている。それを見た絵美佳は唖然となった。

 

「あんた、早すぎ!」

 

 大助を指差しながら絵美佳は喚いた。射精の余韻に浸っている大助の背中を平手で殴る。だが大助は焦点の合わない目をして大きく息をついている。絵美佳は頭をかきむしりながら地団駄を踏んだ。

 

「あーあー……。もう、何やってんのよ!」

 

 絵美佳は喚きながら大助の腰を蹴飛ばした。我に返った大助が泣きそうな顔で振り返る。精液に塗れて萎えていくペニスを指差し、絵美佳はさらに続けた。

 

「まあでも、一応実験は成功なのか。今度は男性器も強化しないと駄目ねー」

 

 途端に周囲に奇妙な緊張が走る。絵美佳が実験するとなると、当然、実験台になるのは自分たちだ。それを察したのか、男子部員たちは一様に首を横に振った。その中央に横たわる春日だけが虚ろな眼差しで喘いでいる。膣から零れる精液を見つめ、絵美佳はよし、と頷いた。




名前アリのキャラがいますが、端役だと思うのであんまり出番はありません。
これを書いてた時に自分が何を考えていたのか判りませんが……(汗)
名前をつけないと書きにくかったのかも?
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