※この作品はR-18です。

座敷サキュバス始めました   作:tanu3

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エロ中心の後半です。待ってた奇特な皆様お待たせしました


7月③後 タブレットと巻尺

「飴、美味しかったね。お兄ちゃん」

「楽しんでくれたら何よりだ」

 

ニンニクくさいキスで不機嫌だったミュナもいちご飴のおかわりとぶどう飴ですっかりいつものミュナに戻った。一個ずつ「あーん」で食べさせあうのを強要されて気疲れはしたが、仕方ない。

 

「もう一回行ってくれてありがとうね」

「あー、まあ、今後はニンニクきついカップ麺は控えるわ」

「それは気にしなくていーよ。ミュナがキスするタイミングが悪かっただけだし」

 

そうは言われてもやっぱり先ほどの拒否されたのはショックだった。あと、一度家を出てから帰ったら確かにニンニク臭がすごかったので少なくともあのカップ麺は出禁にした方が良さそうだ。

日が落ちたとはいえ暑い中を神社まで自転車で再度往復してきたせいで汗がけっこう酷いことになってしまった。風呂を洗ってお湯を張る。

 

「そろそろエアコンに屈するー?」

「もうちょい耐えたいけどなあ」

「ミュナにはわかんないからほんと、気をつけてね、お兄ちゃん」

 

そう、ミュナは暑い寒いは感じるもののそれで体調を崩したりはしないようなので、何の参考にもならないのだ。前の住人が残していったエアコンはかなり新しいものでなおかつ光熱費は親持ちと言えど、いや、だからこそ考えなしにエアコン全開にするわけにもいかず、暑い日は大学で涼んでエアコンに極力頼らないようにしていた。とは言えいずれはエアコンをつけることになるのだろうが。

 

「風呂入ってくるわ」

「はーい」

 

蒸し暑さに耐えかねて、まだお湯を張り終えていないが風呂に向かう。浸かっているうちにちょうどいい湯量になるだろう。

風呂場の前の洗面所で服を脱いでいるとミュナがやってきた。

 

「えへへー、お邪魔しまーす」

「ん?ミュナも入るのか?」

 

ミュナが風呂にやってくるのは珍しいことではない。あまり広い風呂ではないので密着して色々困ったことになったりはするが、それ以上の不都合はないのでしたいようにさせてはいる。だが、今日のミュナの行動はいつもとは違っていた。

 

「えいっ、ぎゅー」

「おっ、おい」

 

ミュナが背後からぎゅっと俺を抱きしめる。柔らかさと温かさに少し反応してしまう。風呂に入ろうと服を脱いだところなので守るものも全くなく、そこにミュナの尻尾が近づいてきた。

 

「おい、止めろって、ここ狭いしせめて風呂で……」

「ん-、ちょっと待ってねー。はい、つんつーん」

「やめ、ちょ、はうっ!」

 

尻尾に咥えられると思ったが、これまた予想外の行動でミュナの尻尾は俺のモノをつんつんとつついただけで終わった。勿論それだけであってもサキュバスの尻尾の感触は耐えがたいもので、ミュナの抱擁で大きくなりつつあった俺のモノはむくむくと勃起してきて……

 

「はーい、そのままそのままー」

 

ミュナの尻尾が引っ込み、代わりに腕が伸びてきた。手には巻き尺が握られている。俺がミュナに服を買う時にサイズを測るのに買ったやつだ。

 

「ふむふむ、はい、おしまーい。じゃ、また後でね、お兄ちゃん」

「お、おう?」

 

俺のモノに巻き尺を当てたかと思うとそのままミュナは踵を返して脱衣所から出ていった。何が何やらわからないまま風呂に入ったが、暑いのは気温なのか体温なのかわからないままだった。

 

風呂を上がると流石に入る前よりは涼しかった。ミュナのせいで未だ完全に勃起は収まらず、着替えに少し難儀をしたが、部屋着に着替えてバスタオルと昼間に着ていた服をベランダの洗濯機に放り込み、洗剤を入れる。

 

「お兄ちゃん、こっちも洗濯お願いー」

「はいよー……っておい」

 

何も考えずにミュナから服を受け取って洗濯機に放り込む。ミュナは風呂場には入れるくせにベランダには出られないらしく、洗濯は俺任せになっている。問題は、勢いで放り込んでしまったのはミュナが今さっきまで着ていた服だということで。

 

「何……してんだ」

「え?折角タブレット買ってもらったんだし、色々調べてみたんだよ。シチュエーションとか」

 

振り向いた俺の目に飛び込んできたのは一糸纏わぬミュナの姿だった。しかも、ご丁寧に下腹部に黒いマジックで目盛りを打っている。

 

「ほらほら、これこれ。えっちくない?ドキドキしてこない?」

「お、おう」

 

タブレットに表示されているのはお絵描き投稿サイトで、何かのキャラが今のミュナのように下腹部に目盛りを打っているイラストだった。ミュナは俺に抱きついて囁きかける。

 

「これね、お兄ちゃんのサイズに合わせてるんだよ?ちゃーんとできてるか、確認してみない?」

「…………」

 

ミュナの誘惑に俺の理性は陥落した。だが、それでも洗剤を入れて洗濯機を回すのだけは忘れなかった。

 

「さ、お兄ちゃん。どうぞ」

「ん……」

 

ミュナは床に寝そべり秘所をくぱりと開いて俺を誘う。てらてらと粘液が輝くそこは既に蜜が溢れていた。ひくひくと蠢く様は誘蛾灯のようで、魅入られた俺はふらふらとミュナの元へと歩み寄り、取り出したモノを淫肉にあてがう。

 

「やんっ」

 

尖端にぬるりとした感触が広がり、ミュナが身をよじる。俺から挿入するのは初めてなのでどうしていいか悩みながらで、狙いが定まらずぬるりぬるりと的を外してミュナの秘裂をなぞるだけになってしまう。それだけでも腰が砕けそうなほど気持ちいい。

 

「んん……焦らさないでぇ……ココ、だよ」

 

ミュナは再びいやらしく蠢く割れ目を開いて見せつける。

 

「そう、そこ、一気に、思い切って……っ」

 

ずぷぷぷぷぷっ!

 

「あはぁっ!」

「うおおっ……!」

 

初めての自分からの挿入は普段とは全く違い、みちみちと肉を掻き分けていくような感触で、前に腰を進めるだけで肉壁に敏感な部分がぞるりと擦られる。まるで神経がむき出しになっているかと錯覚するような快感。一番根元まで挿入するまでに数分かかるかのように思えた。

 

「んっ……ゴール、だね」

 

纏わりつく肉壺の感触に耐えるのに精一杯で返事すらできない。代わりに汗が落ちてミュナの肌に垂れる。

 

「動いて良いよぉ。好きにぱんぱんってしてぇ」

 

ミュナに乞われるままに腰を引いて打ち付ける。一往復ごとに竿にも亀頭にも肉粒の感触がまとわりつき、理性を削っていく。ぱちゅんぱちゅんと響く水音がどこか他人事のように聞こえていた。

 

「ダーメ、逃がさない……っ!」

 

何度目かの往復で勢い余って膣内から俺のモノが抜けそうになるのをミュナが俺の腰に足を回して強引に引き戻す。

 

「ねえ、見て見てお兄ちゃん」

 

ミュナに言われるままに彼女が示した下腹部の目盛りに視線を送る。俺が一番奥まで打ち付ける度に目盛りの辺りが少し震える。そのまま一番奥まで打ち付けた瞬間にミュナは俺の腰をがっちりホールドした。

 

「どう?目盛り……ぴったり、だよ、ねっ!」

 

目盛りの上をミュナの指がさすさすとなぞる。その感触が内部まで伝わり……

 

びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるるるるっ!!!

 

「うおおおおおおおおっ!」

「あはぁ……っ!」

 

ミュナの内部へとどくどくと射精してしまう。腰を引こうにもミュナの拘束は解けず、されるがままになってしまう。いつ止まるのかと思ってしまうほどの長時間の射精。

 

「んっ……美味しい……」

 

目盛りの周辺がひくひくと蠢く。この裏で俺の精は小さな淫魔に飲み干されているのだろうか。

 

「どうかな、お兄ちゃん。タブレットでの研究の成果だよ!」

 

どこかで見たようなポーズを取るミュナだったが、射精の直後で突っ込む気力すら残っていない。ともあれミュナの中から脱出しようと腰を引こうとしたが、それをミュナは見逃さなかった。

 

「ダーメっ」

「ぐっ!」

 

おもむろにミュナが腰を一気に落として俺のモノを一番奥まで引き戻す。その感触に身をよじった隙に床へと押し倒されてしまった。

 

「えへへ、今日はお兄ちゃんから挿入れてもらった記念日だもん。もっと、しよ?」

「ちょ、やめろ。明日も講義が……」

 

ミュナの下腹部の目盛りいっぱいに俺のモノが呑み込まれたまま、ミュナは全身から甘い香りを発する。最近使われていなかったのですっかり油断してふんだんに吸い込んでしまった俺は……

 

「ぐああああああっ!」

「あは、おっきくなった、あっ!」

 

びくびくと全身が痙攣して俺のモノが更に隆起する。ミュナの肉壺の締め付けも大きくなった分きつくなる。それに加えて感覚が研ぎ澄まされてはっきりと内部の構造まで強制的に感じさせられる。

 

「駄目ぇ、目盛り、足さないとぉ……っ」

「やめ……ろぉ……」

 

ミュナ自身も敏感になった身体で傍に置いていたマジックを手に取り、内部で膨張した分を書き足そうとする。ミュナの腹をなぞるマジックの感触が内部にまで伝わり神経が肉粒に削られる。

 

「うあああああっ!」

「あんっ……やだあっ!」

 

お互いの痙攣で手元が狂い、ミュナのお腹に無惨なぐにゃぐにゃの線が刻まれる。勢い余って乳首までもなぞったところでミュナはマジックを取り落とす。

 

「あはぁ、もっと、もっと奥に来てぇ!」

「やめろ……抜けぇ……っ」

 

俺の抗議など聞く耳持たぬとばかりにミュナは腰を浮かせては落としてを繰り返す。強引に、ほんの少し残ったマヨネーズを搾り出すかのように繰り返しての暴力的なまでの快楽に無理矢理睾丸から精が尿道へと搾り出されていき……

 

びゅるるるるるるるっ!!

 

「んああああああっ!イく、イっちゃうぅ!」

「うあああ…………」

 

ミュナの肢体が一際大きく痙攣して肉壺は痛いほど収縮する。まさに搾り出されるように彼女の魔壺に俺の二度目の精は吐き出されていった。ミュナが腰を上げると力なく俺の肉棒が垂れる。消耗から一気に眠気がやってくる。最後に見たのはミュナの腹の無惨な模様だった。

 

洗濯機の通知音で俺は目を覚ました。俺の上でミュナは暢気に眠っている。動いたからなのか腹いっぱい精を食べたからなのかはわからない。洗濯をしようにもこの汗まみれの身体で服を着るのは憚られたのでタオルが勿体ないとは思ったが、もう一度シャワーを浴びる。

 

「あー、ミュナもー」

 

音を聞きつけてミュナがとてとてと風呂場に入って来る。下腹部から乳首にかけての模様は相変わらずだ。

 

「ほれ、シャワー浴びて落とせよ」

「どう?きもちよかった?他にもいっぱい研究するからいっぱいしよーね」

 

ミュナの流し目を無視して腹にシャワーをかけてやるもマジックは落ちない。

 

「おい、ミュナ、油性使っただろ」

「わかんない。あったの適当に使っただけだもん」

「落ちないから油性だよ!!」

 

どうしようもなかったので汗を流してから洗濯物を干して、スマホでインクの落とし方を検索してアルコールを使ったウェットティッシュで拭いているうちに、ミュナが一度消えて戻ったらすっかりインクは消えていた。二度搾られた時ぐらいどっと疲れたのでそのまま布団に入って寝た。




お腹に目盛り打ってるエッチなイラストから着想を得たのですがお祭りと全然結びつかなかったので苦肉の策で前後編に……

色んなシチュを思いついては没にしてる中で珍しく残った徒花的な存在です

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