実は上司からコロナとお休みをいただいたので一気に書こうと思ったのですが調子崩してるとダメですね。ちんちんがどうにも動かない。
冷や汁で一本書こうと思ったのは某牛丼チェーンで追加料金を出して味噌汁から変更した冷や汁がとてもまずかったからです。どうやったらあんな不味く作れるんだ……
ちなみにみょうがのチーズ焼きは某酒カス漫画でレシピを教わりました。こっちも手軽で美味しいのでお試しあれ
そのうち8月のところに移動する予定です
夏休みの真っ最中、学祭の準備に駆り出されて看板づくりに勤しんでいるとミュナからメッセージが届いていた。
『お兄ちゃん、みょうがって食べたことある?』
かなり唐突かつ脈絡のない内容だった。
『あるぞ。みょうががどうしたんだ?』
『ネットで見たけど食べたことなかったから気になって』
『じゃあスーパーで買って帰るわ』
メッセージを返したもののレシピが思いつかなかったのでそっちは先輩に聞くことにした。
「ただいまー」
「おかえりなさーい。先にお風呂にするー?」
「おう。外で作業だったから汗だくだわ。シャツ絞れそう」
帰ってきてエアコンがついているとほっとする。だがそれでも汗だくのままだと気持ち悪いので小走りで風呂へと向かう……のだが、ミュナが後ろからついてきた。
「えっへへー。一緒にお風呂はいろ?」
「……まあ、良いけど今日は疲れてるからな」
炎天下で看板を作るために板を切ったりペンキを塗ったりで大忙しの一日だったので普段の講義よりもよっぽど体力を持って行かれた。都会の暑さは建物が多くて自然が少ない分実家周辺よりも厳しい気がする。
「わかってるって。みょうがも料理しなきゃだしねー」
「ホントにわかってんのか?」
とは言えまあ止める理由もないのでミュナと一緒に風呂場に入った。こちらもミュナが用意していてくれたのはありがたい。蓋を開けるとあまり湯気は出なかった。ミュナ好みのぬるめの温度だ。夏はむしろ熱い湯につかるべきらしいが、こんなに暑いとそうも言っていられない。
「はいお兄ちゃん、ざっぱーん」
ミュナがおもむろにお湯をかけてくれたが身長差もあって汗みどろの身体は全然綺麗にならない。とりあえず洗面器をひったくってミュナにお湯をかけてやる。
「ちょっとー、何すんのよー」
「気持ちだけありがたく受け取っとくから先に入ってな」
「はいはーい」
ミュナが素直に湯船に入ってくれたので改めて汗を流す。べたついていたのが洗い流されて少し不快感が削減された。
「よっこいせっと」
「いらっしゃーい」
ぬるめの湯につかると一気に不快感が消えていく。俺が足を限界まで伸ばそうとしたのを察したミュナがさっと足を避けて俺の胸に背中から飛び込んできた。
「えっへへー。お風呂きもちーね」
「ミュナが準備しててくれてたから助かるわ。ありがとうな」
ミュナの髪をくしゃくしゃと撫でるとミュナは気持ちよさそうに目を細めた。
「それから言われたとおりに冷蔵庫でお水も冷やしといたからね」
「おう。サンキュ。風呂出たらすぐ準備するからな」
そう考えるとあまり長く寛いでミュナを待たせるのも憚られたので早めに風呂を切り上げるべくミュナを押しのけて湯船を出る。
「ちゃちゃっと髪と身体洗うからちょっと待ってろよ」
「ねえねえお兄ちゃん」
かがもうとしたところにミュナがつんつんと腰をつついてきた。
「ミュナ、お風呂掃除も頑張ったしお風呂も入れたしお水も準備したよ?」
「おう。助かってるぞ。えらいえらい」
もう一度ミュナの頭を撫でるとやっぱりミュナはへにょりと目を細めた。ちょろい。
「えへへー。いや、そーでなくて」
「じゃあなんなんだよ」
「お手伝い頑張ったミュナに……おだちんちょーだい♪」
「うおっ!?」
すっとミュナの手が股間に伸びてきて俺のモノをぎゅっと掴む。
「えへへ、おだちんというかおちんちんというか」
「……流石にその言い方はどうかと思うぞ」
「いーじゃん!ね、お風呂でさっぱりしながらこっちもスッキリ、ね!」
照れ隠しかはわからないが握る力が少し強くなった。柔らかい手の感触に反応してしまう自分が悲しい。
「夕飯作んなきゃだからほどほどにな」
「大丈夫、秒殺したげるから♡」
酷い言われようだが実際ミュナが本気を出すと文字通り秒殺されてしまうのは悲しいことに事実である。
「ほらほら、こっち向いてよ」
「お、おう……うおっ!?」
言われるがままにくるりと身体ごと振り向くや否やミュナの舌が伸びてきて俺のモノをぺろりとしゃぶり上げた。反射的に声が漏れてしまう。
「あは、お兄ちゃんもうやる気満々じゃーん♪」
ミュナが楽しそうに尖端に息を吹きかけると腰が跳ねてしまう。ミュナは俺を見上げて淫靡に舌なめずりをした。
「いっただっきまーす」
「はうっ」
台詞からいきなり咥え込まれるかと思ったらフェイントで竿に軽いキスを見舞われる。刺激自体は弱いが予想を外したのが効いて間抜けな喘ぎが出てしまった。
「ビクってしてるぅ。予想外だったぁ?」
ちゅ、ちゅ、ちゅと竿に亀頭にと啄むようなキスが降り注ぐ。屹立した俺のモノは右へ左へぶるんぶるんと翻弄される。
「ほら、咥えちゃうとお話できないから……ねっ」
「うっ……」
キスの連打からおもむろに舌が伸びて不意打ち気味に裏筋からじゅるりと舐め上げてくる。ことごとく想定を外されてなすがままにされてしまっている。
「えへへ、今度はこっちからー♪」
「んんっ……」
柔らかい唇の感触が竿に広がる。竿を横から笛を吹くかのように咥え込んだミュナはちろちろと舌での刺激を交えつつ横に唇を往復させた。ミュナの唾液がまぶされて俺のモノが片側だけてらてらといやらしいぬめりを帯びている。
「それからこっちー」
「ぐっ……」
次は逆側を責めだした。行き掛けの駄賃とばかりに伸びる舌が亀頭をしゃぶり上げてきて、また腰がびくりと跳ねる。
「まだもう少しもつよね、お兄ちゃん」
挑発するようなミュナの上目遣い。確かに粘膜への刺激が少なめなのでなんとかまだ耐えることができている。とはいえミュナの唾液が全域にまぶされてしまったらもう射精も間もないだろう。
「出そうになったら言ってね。ぜーんぶ飲んであげるから♡」
ミュナの言葉にびくりと腰が跳ね俺のモノが大きく揺れるが、すかさず舌が伸びてきて亀頭に絡みつきホールドされてしまう。ミュナは目を細めて見せつけるようにゆっくりと口を近づけ───
「ぐっ……うう……」
ぱくり、と尖端が咥え込まれた。唇の柔らかい感触に加えて伸縮自在の舌が巻き付いてきて俺のモノを扱き上げてくる。
「うっ……ヤバ……」
「えへへ?れそう?」
こみ上げてくる射精感に追い打ちをかけるようにミュナが咥えながら話しかけてくる。その刺激に一気に堰が切れてしまった。
「駄目だ……出るっ……!!」
びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるっっ!!
ミュナのことを全く斟酌していないような飛び出るような射精。だがミュナは意に介さずに全部受け止めてる。それどころかちゅうちゅうと亀頭を吸い上げて尿道に残った精までをも啜り上げようとしている。引きずり出されるような刺激に腰が砕けそうになり浴槽に手をついてなんとか堪えた。
「ありゃ、もう出なくなっちゃった」
尿道に残っていた分を啜り終えてミュナは俺のモノを口内から解放してくれた。にまりと笑って開いた口には俺の出した白濁がしこたまこびりついている。
「……ん。はい、ご馳走様。美味しかったぁ」
こく、こくと嚥下した後に再び開かれた口にはさっきまでの射精の痕跡は一切残っていなかった。
「そうだ、お背中流したげよっか?」
「いや、良いから大人しく風呂入っててくれ」
「むぇー」
流石にこれ以上刺激されるときついのでやんわりと断るとミュナは素直に聞いてくれた。
「ねえねえお兄ちゃん、ミュナがおしゃぶりしてる時、もっとわいるどにミュナの頭とか掴んでもいーんだよ?」
「でえっ!?」
髪を洗っている最中にミュナがいきなりとんでもないことを言い出したので明後日の方向にお湯を放り捨ててしまう。
「ほら、こないだお兄ちゃんが観てたサイトの履歴にそんなのあったじゃん」
「おま、履歴見んなよ……ってか、それはそれ、これはこれだ。ミュナにそんな乱暴な真似できるかよ」
「あはは、ヘタレお兄ちゃん……だから好きなんだけどね」
「何か言ったか?」
「なんにもー。お夕飯よろしくねー」
ミュナが小さく呟いた一言はお湯を流す音にかき消されてついぞ耳に届かなかった。
風呂から上がって早速調理に取り掛かる。まずは鍋に味噌を入れてそこにミュナに冷やしておいてもらった水を少しずつ注いで伸ばしていく。水と一緒に白だしも入れて味の基本にする。綺麗に溶けたら次は鯖の水煮缶を取り出して丸ごと放り込み箸で崩す。そしてやっとこさミュナがご執心だったみょうがの出番だ。
「みょうがってこんなんなんだ」
「そうそう。まあ、紫蘇みたいな野菜みたいな……なんなんだろうな」
言いながら大葉も取り出して一緒に刻む。刻んでいるうちに炊飯器から炊飯完了を報せるチャイムが鳴った。帰る間際にミュナにセットしてもらっていたのだ。ミュナと風呂に入って搾られたので少し調理の方が遅くなってしまっている。
「しっかしなんでみょうがなんだ?」
「食べたことないかなーって」
まあ確かに俺もここに住むようになってから一度も食べていない。そもそも選択肢にすら入らなかった。ミュナといると面倒もあるが食生活が豊かになるとも言えるのかもしれない。
豆腐を崩すようにして汁に入れて仕上げに煎り胡麻を振りかけて一品目はとりあえず完成だ。
「えっと、これをあっためるの?」
「いや、このまま食べるんだよ。冷や汁っていうんだ」
「ほえー」
目を丸くしているミュナを尻目に二品目に取り掛かる。冷や汁にはみょうがはそこまで多く入れないのでパックで買ったみょうがはまだ少し余っている。それを全部細かく刻んでレンジOKの皿に放り込みオリーブオイルをかけ回す。これまた今まで買おうとも思わなかった代物だが、みょうがを使い切るために教わったレシピにあったのでやむなく買ったものだ。残りはパスタにでも使おうか。
みょうがの上にとろけるチーズを乗せてそのまま電子レンジに放り込む。本当はシュレッドチーズが良いらしいが、それだと多すぎるしカビが生えやすいと聞いたので今回は一枚ずつパックされたチーズで妥協することにする。チーズが溶けたら軽く混ぜて塩を振ればこれで完成だ。こちらの塩も岩塩などを使えばより美味しいらしいがやはり妥協した。使わない調味料が棚に大量に死蔵されるのは本意ではないのだ。
「よっし、できたぞ。みょうが入り冷や汁とみょうがのチーズ焼きだ」
「うわあ、いい匂いー」
ミュナがご飯茶碗を用意してくれていたので早速炊き立てのご飯を二人分よそう。冷や汁は鍋ごとどんと豪快に出してみた。ミュナは目を丸くして鍋に見入っている。
「冷や汁はご飯にかけて」
「あったかいご飯に冷たいお汁……?変な感じだねー」
内心俺もそう思う。いや、思っていた。
「ふぁー、何これ、すっごい!」
「お、こりゃうまいな」
確かに相反する温度の二品が混じった結果生ぬるくはあるのだが、味噌と出汁の香り高い汁を吸ったご飯がさらさらと入っていく。胡麻と大葉の香りに崩した鯖と豆腐の食感も食べやすさに拍車をかける。
しゃきしゃきとしたみょうががこの中での唯一の歯ごたえとして存在感を主張しており、噛みしめると独特の香りが口内に溢れ出す。
「このしゃきしゃきしたのがみょうがかぁ……」
「念願叶って良かったな。チーズ焼きも熱いうちに食えよ」
促しながら俺もチーズ焼きに箸を伸ばす。溶けた熱々のチーズに包まれたみょうがは癖が弱まりながらも食感と風味はそのまま残り案外食べやすい。レシピを聞いた時は怪訝に思ったもののいざやってみると納得が行った。まあ、チーズをかけて焼けば他の野菜もだいたい美味しいかもしれないのだが。
「こっちも美味しいー。お兄ちゃん天才ー!」
「聞いたレシピを抜けるだけ手抜きして作っただけだって」
「いやでもほんと美味しいって。ご飯おかわりー!」
「はいはい」
食の細いミュナがおかわりをするとなると本当に気に入ったようだ。まだまだ暑い日が続くのでまた作ってみても良いかもしれない。最初に聞いたレシピだと焼き魚の残りでも良いと聞いたがうちではまず買わないので次も鯖缶一択だろうが。
「これ冷たいご飯にかけても良いかも知れないな。ご飯の保温切って明日の朝試してみるか」
「さんせー!」
かくして本日の夕飯は大成功に終わった。のだが───
「洗い物終わったー?」
「おう、終わったぞ。ゲームでもするか?」
面倒な洗い物も済んで冷や汁の残りを鍋ごと蓋をして冷蔵庫にしまったところでミュナが纏わりついてきたので手を拭きながら適当に返す。
「じゃあお兄ちゃん、えっちしよー!」
「さっき風呂でしただろ!」
「えー、そうだっけ?忘れちゃったなー」
「まさか、みょうが食べたいのってこのために……」
「えー、だってお兄ちゃんもえっちした記憶ないよねー、ほら、こんなに元気ー」
ミュナに擦り寄られてズボンの上から撫でられるだけで浅ましく屹立を始める俺のモノが恨めしい。
「じゃ、おふとん準備するね。さー、今日もいっぱいするぞー!」
とてとてと和室に駆けていくミュナを止めることができなかった。今日もまた彼女のペースに流されすっかり術中に嵌ってしまったのを今更ながらに自覚してため息がこぼれた。でも、結局本番も込みで三回もしてしまった。そして次の日の朝の冷や汁は冷やご飯にも相性抜群で消耗した身体に沁み渡った。
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