体調やら実家の用事やらでまとまった時間が取れず……冬の間に雑草を根絶しなきゃ……
お待たせしている方には本当に申し訳ありません
ちなみに餅ワッフルは本当に美味しいのでおすすめです
大家さんが帰って、改めて食卓に戻ったはもののまだまだ餅は大量に残っていた。
「ミュナ、まだ食べれるか?」
「うーん、食べようと思ったら食べれるけど……」
ミュナも今一つ歯切れが悪い。まあ甘い味付けでばかり食べていたから仕方ない気もするが。
「ほらー、もうお腹ぽんぽんだよー」
「しまいなさい」
大家さんがいなくなるや早速取り繕わずにお腹を丸出しにするミュナに呆れつつも昼間のアレを思い出して少し胸がざわついた。
「ほんとにしまって良いのー?もっと上まで見たいんじゃないのー?」
「明日も早いんだから片付けの邪魔をせんでくれ」
心を読んだかのようにミュナは俺にすり寄ってきた。ミュナの体温を感じただけで鼓動が早まる。
「そうだね、片付けてからゆっくりしよーね」
「……とりあえず、フライパン洗うから風呂頼むわ」
「はーい♪」
あっさり陥落してしまった。昼間にミュナを放置してしまっていたからその埋め合わせをしないといけないという思いがないわけではないが、それを言い訳にしているだけと言われたら否定もできない。フライパンをスポンジで擦りながら思考がぐるぐると回る。
「お風呂入ったよー?」
「お、サンキュ」
洗い物を終えて大量の餅を仕舞ったところでミュナが声をかけてくる。朝から身体を動かしまくったので少なからず汗もかいたことだし早速向かう。ミュナは何故かついてこなかった。
「……ふぅ」
暖かい湯船に浸かり手足を伸ばすと自然とため息が出る。ミュナと二人だと流石に狭い上にミュナがあれこれしてくるのでリラックスとは程遠くなってしまうのでありがたかった。
(明日は朝イチで餅つきの片づけをして、喫茶店に行って餅ワッフルを食べてそれからバイトにで……)
詰め込みに詰め込んだ明日の予定を確認しつつ意識が湯に溶けそうになって───
「お兄ちゃん、お邪魔しまーす♪」
「お、おう」
うつらうつらしていたところにミュナが不意打ち気味に現れた。勿論一糸纏わぬ姿だ。
「えへへ、おふとんもきっちり準備したからね」
「俺明日早いんだけど」
「しらなーい」
ミュナはするりと湯船に入り込んで俺にぴったりと肌を寄せてきた。
「やーっとお兄ちゃんひとりじめできたー」
「それはごめんて。それにミュナも餅食べたかったのが叶って良かったじゃんよ」
今回みたいな用事を頼まれることもあるわけだが、大家さんにミュナのことを知られてから明らかに我が家のQOLが上がっている。家賃も実質安くはなっているわけだし。
きっと大家さんはかつて起きたみゆさんとゆなさんの件が今でも尾を引いているのだろう。二人への虐待を気づけず大事にしてしまったという過去、風化したはずのそれがいきなり出てきたミュナによって再燃してしまったのだ。ミュナに良くしてくれるのも罪滅ぼしなのだろうか。
「ちょっとお兄ちゃーん?折角二人っきりなのにぼけーっとしないでよー」
「お、おう」
物思いにふけっていたのを悟ったか、ミュナが唇を尖らせて俺を見上げながら睨みつけてきた。
「どうせぼーっとするんならミュナにむちゅーになってぼーっとしちゃうといいわー。うりうり♪」
「こら、やめろって」
ミュナの肌はお湯で温まったからか昼間に見た時よりも少し赤みを帯びていた。ミュナがゆっくりと焦らすように胸を擦りつけてきて少し硬い感触が肌の上を通過していく。
「やめませーん。他の娘にデレデレするお兄ちゃんにはぁ……しっかりミュナの感触を覚えてもらわないと……ね……っ!」
「ぐっ、うう……」
ミュナの手がさわさわと股間に伸びてきて舌がぺろりと唇を舐める。肝心なところには触れずいたぶるような責めだ。
「違……違くて……」
「えー?どう違うのー?」
からかうような口調のミュナだが目は据わっている。
「まずさっきも言ったが……照れてたのは大学凄いって言われたからで……」
「そうだね。でも、どぎまぎしながら女の子とおもちつきしてたよね?」
有無を言わせぬ口調でミュナは詰めてくる。愛撫の手は止まらないままでもどかしい刺激が続く。
「……してた。けど……そうじゃないんだ……」
流石に人として言うべきかどうか決心がつかず詰まってしまう。だが、このまま言わずにいてもミュナは納得しないだろう。
「その……ミュナぐらいの女の子と喋ったり身体に触れたりすると……」
「するとー?」
はむはむと耳朶を甘噛みされ体がびくりと震える。
「こんなちっちゃい娘とやっちゃってるんだなあって実感して……正面から見れなくなって……」
顔が熱くなるのを感じながら吐き出してしまう。ミュナはきょとんとして俺の顔を見上げた。
「ほんとにー?」
「嘘つくならもうちょっとマシな嘘をつくわ」
何が悲しくてこんな犯罪者一歩手前の告白をしないといけないのか。だが、ミュナには確かに有効だったようだ。
「えへ、えへへ……そっかー、お兄ちゃん、そこまでいつもミュナのこと考えてくれてるんだぁ」
「そりゃまあ、あんな強烈な出会い方だったし、ミュナがいてくれて助かったこともあるしな」
「えっへへー」
ふにゃりと緩んだ顔を見せるミュナ。やはりこうして見ると年相応ではあるのだが。
「じゃあ、そんなお兄ちゃんにはいーっぱいミュナに触れて貰わないとね♡」
手首を取られて胸へと引っ張られる。ミュナの機嫌が直ったところで結局やることは変わらなかった。掌ですっぽり覆えるほどの慎ましやかな膨らみの中央に坐する桜色の突起は既に硬くつんと尖っており、触れた瞬間にミュナは身体を震わせる。
「ん……っ、こっちも……」
逆の手は股間へと誘われた。お湯の中でもわかるほどのぬるつきに溢れていて俺の指が触れるやいなや吸い込まれるように膣内に導かれる。指に熱さと締め付けが感じられ、直接触れられていないのに俺のモノはびくびくと震えだす。
「あは、もうお兄ちゃん我慢できなさそうだね……」
「でも……ここじゃ……駄目だ……っ」
擦り切れかけた理性を振り絞ってミュナを制止する。
「わかってるって。試験近いんだもんね。万が一にも風邪ひいちゃったら大変だって。だから、おふとんでしよーね」
ミュナは軽くキスをして俺から離れてくれた。だが、俺のモノは風呂を出るまでしっかりと屹立したままだった。
「えっへへー、ほらほら、お兄ちゃん早く早く♪」
「髪乾かすまで待ってくれよ」
ミュナは風呂を出ながら一瞬消えて髪と身体から水気を落として準備万端といった雰囲気だ。布団にもしっかりタオルケットを敷いていて本気度が窺える。とは言え俺はミュナのような真似はできないのでバスタオルで身体を拭いてからドライヤーを片手に布団に向かう。
「お邪魔しまーす」
「邪魔すんな」
布団の上に胡坐をかくと待ってましたとばかりにミュナが膝に乗っかってくる。ミュナの体温と体重が素肌に感じられてぞわりと下腹部に衝動が集まる。
「あはー、元気元気。ね、このまま髪乾かしながらで良いから弄っちゃっていい?」
「やめてくれ……」
手が塞がっている時に暴発してあらぬところに飛び散らせるのは避けたかった。いくらミュナが吸い取れるとは言え、後でその辺りを歩くのも少し怖いし最近は大家さんが上がり込んでくるのもあって気まずいのだ。綺麗にして消臭剤をかけても蟠りは残るし。
「ねぇー、まだー?」
「もうちょっと待ってくれ」
ぴょんぴょんとミュナが膝の上で跳ねる度にミュナの肌にぺちぺちと尖端が当たってそれだけでも快感が走る。
「お待たせ、髪乾いたぞ」
「じゃ、早速シよっか。ねー、お兄ちゃんもこっちぐらい素直ならいいのにねー」
ぴんと尖端を弾かれてびくりと腰が跳ねる。風呂場から今までずっと屹立しっぱなしで正直怖くもある。そもそも俺としてもミュナとするのが嫌なわけではない。ミュナの肉体に溺れてしまうのが怖いのと翌日に響くのが辛いだけだ。特に明日は朝から予定が詰まっているし。
「はーい、ごろっとしてくださいねー」
言われるままに布団に寝転ぶ。ミュナが俺を跨いでぺろりと舌なめずりをして見下ろす姿にどきりとして股間も揺れる。ミュナの太腿にまでだらだらと垂れている蜜が涎のようにも見えて背筋がぞわりと粟立った。
「あは、もう我慢の限界だね、お兄ちゃん♪」
尖端にぬめった淫裂が押し当てられる。先走りと愛液が混じり合ってぬちゃりとした感触が広がっていく。
「じゃ……お待ちかねの……っ!」
ずぷり、と一気に根元まで俺のモノが呑み込まれた。ミュナの膣内は風呂で指を入れた時よりも更に熱く狭く感じる。
「あは、これこれ……っ♡」
ミュナは陶然とした表情で舌をだらりと垂らしている。荒げた息に小ぶりな胸が上下する光景が官能的でつい見とれてしまう。昼間に俺を誘惑してきた薄桃色の先端はつんと少し上を向いていて目が離せない。
「えへへ……じゃあ、ミュナもお餅つき……」
ミュナはぎりぎりまで腰を上げる。ぞわぞわと竿全体を淫肉がなぞる刺激に暴発しないよう耐えるのが精一杯だ。
「よいしょお……っ!」
ばちゅん、と音が響くぐらい勢いよく腰が落とされ俺のモノは再びミュナを一気に貫いた。強烈な刺激に翻弄される俺を意に介さず更にミュナはぐりぐりと腰を左右に捻って違う刺激を俺のモノに与えてくる。
「な……何を……」
「何って……返し手じゃない。お兄ちゃんがやってた……っ」
ひとしきり腰を捻ったミュナはまた腰を上げ────
「よいしょお……っ!」
また水音とともに腰が叩きつけられぐりぐりと捻りが加えられる。
「ほらほらぁ……お兄ちゃんも、合いの手入れて……よぉ……よいしょおっ……!」
「ぐっ……よいしょお……」
言われるままに合いの手を入れながらも撞くのも捻るのもミュナ一人ではないかという冷静なツッコミが脳裏に浮かぶ。口からはうめき声しか出なかったが。
「よい……しょおっ!」
「ミュナ、もう……出る……っ」
びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるっ!!!
幾度目かの叩きつけられた瞬間、今まで堪えてきたものが決壊してミュナのいちばん奥に精をどくどくと吐き出してしまう。それでもミュナは腰を捻る動きを止めず、絞り出されるかのように精が出続ける。
「あは、いっぱい出たね。美味しい……」
ミュナは繋がったまま俺にもたれかかってきた。つんと尖った乳首が肌の上を這い刺激に身体が跳ねる。その間もミュナの蜜壺は別の生き物のように俺の精をごくごくと飲み下し続けていた。
「ねえお兄ちゃん、お昼にネットで調べたんだけど」
「ん……?」
「実はおもちつきって撞くよりも杵でもち米を潰すのが大事なんだって」
「あー……聞いたことあるな」
「丁寧に念入りに下拵えしたらほとんど撞かなくても出来上がるんだよ」
ミュナの意図がわからずとりあえずすり寄ってくるミュナの髪を撫でて誤魔化す。ミュナは悪戯っぽく微笑んだ。
「今のお兄ちゃんとおんなじだね。お風呂からじーっくり念入りに弄ったからほとんど動かなくても出来上がっちゃった」
言われた通りなので言い返せない。そんな俺を見てミュナは目を細めて口角を歪めた。
「ね、やられっぱなしで終わって不完全燃焼じゃない?もっかいしよ?」
「明日早いからきついって」
「えー、いいじゃーん」
俺の胸に手を這わせながらミュナは口を尖らせる。
「試験期間でしばらくできないんだからさー、心ゆくまでしちゃおうよー」
「んー、わかった。ただ、ちょっとだけ休憩させてくれ」
「良いよー」
結局またミュナの誘惑に乗ってしまった。三回目は流石に断ろうと思いつつふらつきながらも冷蔵庫に向かいお茶を取り出す。風呂上がりから何も飲んでいなかったところに搾られたので冷えたお茶が身体に沁み渡る。
「お兄ちゃん、ちょっと避けてー」
ミュナが後ろから冷蔵庫の中の苺に手を伸ばす。
「えへへ、苺大福も良いけどそのまま食べるのも良いよね」
「そういやミュナに苺だけって買ったことなかったな」
思い返せばケーキに乗っているものぐらいしか買っていなかった。果物は高いからだいたいみかんとかバナナでお茶を濁している。
「んんー、あまーい!」
一粒食べたミュナは顔を綻ばせる。さっきまで淫靡な表情を浮かべていたとは思えない。
「お兄ちゃんも、はい、あーん」
「……ん」
口元ににゅっと差し出された苺を反射的に口に入れる。甘くて瑞々しく、ほんの少しだけ酸味が後に続く。
「うわ、これめっちゃ良い苺だな……」
「そーなの?」
「粒もでかいし鮮度も良いし。置いといても勿体ないし今日明日で食べちゃおう」
「はーい」
裸のまま食卓に移動してしばし苺を摘まむ。エアコンがあるからこそできる無茶だ。
「んー、止まらなくなっちゃいそう」
「別に今食べきっちゃっても良いぞ。大家さんがミュナに喜んで欲しくて買ってきた苺なんだし」
「そーなの?」
「そうだよ。だから好きなだけ食べちゃいな」
「わーい!」
早速がっつくミュナを微笑ましく見守る。全裸なのであちこちちらちら見えるのが問題ではあるが。
「お兄ちゃん、あーん」
「ん……っておい」
見えそうになって慌てて目を逸らしたところに声をかけられて反射的に顔を向けるとミュナが唇に苺を挟んで突き出していた。
「ん」
「……いただきます」
念押しするように突き出されて断るに断れずミュナに唇を寄せると案の定苺だけでは済まず舌も侵入してきた。
「ん……ンん……」
「……っ」
口内に広がる甘酸っぱさの上からミュナの舌が絡みつく快感が襲ってきて何がなんだかわからなくなってくる。
「ぷぁっ!」
すっかり苺の味がなくなった頃にようやっとミュナは離れてくれた。唾液の橋がお互いの唇にかかっておりてらてらといやらしくぬめっている。
「ね、お兄ちゃん。休憩ついでにあわよくばそのまま寝ちゃおうとか……」
「思ってないって。だったらパジャマ着て食うわ」
「あは、良かったー」
ミュナは苺を一粒見せつけるように持ち上げれろれろと舌を這わせる。この後の俺の運命を暗示するかのようだ。
「じゃあ、これ食べたら続きしよーね♡……ん……」
「食いもんで遊ぶなよ」
舌で苺を弄ぶミュナを窘めた直後、ミュナの手からつるりと苺が滑り落ち────
「わ、あぶなっ!……あちゃー」
「あーあー」
慌てて受け止めようとしたミュナだったが勢い余って胸と掌で苺は無惨に潰れてしまっていた。
「待ってろ。ティッシュ取ってくるから」
「んー、折角だからお兄ちゃんが食べたらいいんじゃないかな?」
何を馬鹿なことを、と即座に切って捨てることができなかった。潰れた苺の鮮やかな赤がミュナの白い肌を彩り、その中央に坐する苺とは違う紅色から目が離せなかった。
「ほら、お兄ちゃん。見てないで、食べちゃお?」
「……おい、ミュナ。わざとやったりは……」
理性が揺らされながらも疑問が口をついて出てしまう。
「してないよー。フカコウリョクだもん」
「……だったら、まあ、仕方ないのか?」
「そうだよー。ほら、お兄ちゃんがお昼からずーっと気になってたおっぱいだよー」
手招きされてふらふらと吸い寄せられるようにミュナの傍まで近づいていく。
「あは、最初はこっちからね」
差し出された掌に舌を這わせ苺を舐め取る。時折苺とは違う感触が舌に走り、ミュナの手がびくりと跳ねた。
「えへへ……なんかイケないことしてるみたい……ほら、こっちも……」
ミュナの細い指にも苺の汁が纏わりついていた。一本一本丹念に舐め取っていく。
「ん……終わったら、お待ちかねの……ねっ……」
耳に顔を寄せてミュナが甘く囁く。耳に纏わりつく吐息が、ミュナの声が、次に行うであろう愛撫への期待が、思考を蕩けさせていく。
「あは、それじゃ……お兄ちゃん、どうぞ」
ミュナの指から苺の甘味も香りもすっかり消えた頃合いでミュナの指が離れた。声をかけられて顔を上げた正面には苺の果肉に彩られたミュナの小さなふくらみが広がっていた。
「いっぱい、めしあがれ」
ミュナの言葉が耳から入っているのか脳に直接響いているのかすら定かでなくなってくる。ミュナの前に膝をついて胸に顔を近づけると視界全てがミュナで占められる。
「あんっ」
苺を肌ごと舐め取るとミュナは小さく身体を震わせた。苺がむせ返るように甘く感じる。ぴちゃりぴちゃりと音を立てて舌を這わせていく。
「んっ……美味しい?」
息を弾ませながら問いかけるミュナの声がどこか遠くに感じられた。苺の果肉と果汁を舐めしゃぶり、吸い続ける。
「んんっ……あはっ、おにいちゃ、もっと、もっとぉ……」
ミュナも荒い息を吐きながら吐息を漏らす。どんどん苺の味は薄れていくが構わず舌を這わせ続ける。硬く尖った乳首を舌でなぞるとミュナの身体がびくりと仰け反った。
「あっ、やぁん!」
ミュナの身体が一際大きく震えて俺の頭をぎゅっとかき抱く。ふんわりとした胸の感触とミュナの腕の締め付けで胡乱だった意識が一気にクリアになった。
「えへへ、美味しかった?お兄ちゃん♪」
「お、おう……」
「ほら、これだけじゃ収まり付かないでしょ?おふとんいこ?」
つつっと内股をなぞられ身体がびくりと跳ねる。俺のモノは一度の射精などものともせずギンギンに屹立してしまっていた。
「ね、お兄ちゃん。二回目はこのままお兄ちゃんから、して欲しいな……」
ミュナは布団の上で俺に向かって尻を突き出してみせた。ミュナの秘所は蛍光灯に照らされててらてらと溢れた蜜が輝いている。その上には尻尾がぶらぶらと揺れていて否応なしに彼女が人ではないのだと実感させられる。
「ほら……お兄ちゃん……」
そのままくぱりと開いてひくひくと蠢く淫肉を見せつけられる。それはさながら甘い香りを放つ食虫植物のようだ。誘われるようにミュナの元へと歩み寄り、痛いほど勃起したペニスをミュナの割れ目に押し当てる。
「ん……っ」
「……っ」
にちゃりとぬめった感触にそれだけで先走りが垂れ始めてしまう。覚束ない手つきで角度を整え、体重をかけて腰を突き出し────
ずにゅにゅにゅにゅにゅ!
「あはぁっ!」
「ぐぅぅ……っ」
ミュナ主導の時とは異なりみちみちと掻き分けていくような感触とともに奥へと進む。最奥まで突き入れるとミュナの身体がびくりと震え膣壁がぎゅっと俺のモノを締め付けた。
「ん……奥まで……来たぁ……えへへー、じゅぽじゅぽ……してぇ……」
一番奥まで俺を迎え入れたままミュナは尻を振って誘惑する。目の前で尻尾もゆらゆらと揺れていた。
「う、動くぞ……」
「はーい♡」
腰を引こうとすると膣肉が絡みついてきてぞわぞわと快感を与えてくる。耐えながらギリギリまで腰を引き、また一気に落とす。一往復ごとにぱちゅんぱちゅんと水音が部屋に響き渡る。
「あんっ、んんっ、奥に……どちゅどちゅってぇ……」
ミュナの嬌声と水音はどんどん大きくなっていく。もういつ出してもおかしくはないぐらいに俺も限界が近いが、それでも腰を止められない。
「ね、おにいちゃ……みゅな、もう……いくから、いくからぁ!……ああああああっ!」
「う、あああっ……!」
一番奥まで突き入れたところでミュナの膣内がぎゅっと締まり、そこで俺も限界を迎えた。
びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるびゅるっっっっっ!!
「あは……いっぱい……でてるぅ……」
二度目とは思えぬ量の精がミュナのいちばん奥に迸る。ミュナの魔膣はがっちりと俺のモノを咥え込んで離そうとしてくれない。
「えへへー。美味しいー」
「そりゃ……良かった……」
「ねえねえお兄ちゃん、このまんま、おふとんにべちゃーってなるからついてきてね」
「お、おう?」
言われるがままに膝を曲げて布団にうつ伏せで寝そべるミュナについて繋がったまま身体を下ろす。ミュナを潰さないように腕で身体を支えるのがなかなか厳しい。
「ほらお兄ちゃんもそのままミュナの上にべちゃーって」
「良いのかよ、重いぞ」
支えていた腕を離してミュナの上に覆いかぶさる。ミュナの細い身体が壊れ物のように思えて気が気ではない。
「あは、お兄ちゃん重ーい」
「だから言ったろ」
「でもお兄ちゃんの体重と体温をめっちゃ感じるからこれ好きかもー」
確かに俺もミュナの体温と感触を堪能できてはいるし、ミュナのいっとう深いところまで挿入しているのはわかるがやはり心配が勝ってしまう。それはそれとして未だ残り汁を搾られているのが気持ち良くも浅ましい。
「お兄ちゃんを独り占めだー。お兄ちゃんもミュナを独り占めだもんね」
「なあミュナ、痛いとかきついとかはなかったか?」
「ほえ?」
二度の射精でようやっと頭が冷えてきて懸念が口をついて出た。
「いや、俺からするのってあんまりないからちょっと不安でさ。なんか苺舐めるのも乱暴すぎたかなぁと」
「んーん。どっちも気持ち良かったよー。後ろからってのもお兄ちゃんがどんなふうにしてくれるんだろうってドキドキとワクワクがあって良いよねー」
ミュナがあっけらかんと言うのですっかり毒気を抜かれてしまった。
「……そっか」
「そりゃまあね、お昼から今までずーっとお兄ちゃんをユーワクしてたわけだし、乗ってくれたからミュナ的には大成功なんだよ。明日から暫くお互い禁お兄ちゃんで禁ミュナなんだし」
「そうだなあ」
大家さんに知られてからはQOLが上がったのは確かではあるがミュナとの二人の時間が減っていたのもまた事実で、その果てに今日の餅つきでお預けを受けたのだからミュナも寂しかったのだろう。
「ミュナ、そろそろ流石に乗っかりっぱなしなのも怖いし抜くぞ」
「えー、このまま上下だけ入れ替わって三回戦とかしないのー」
「しません」
「ちぇー」
唇を尖らせながらもミュナは素直にペニスを解放してくれた。身体を拭いていそいそとパジャマに着替えてタオルケットを片付けているとミュナもパジャマに着替えて掛布団を引っ張り出してくれていた。
「じゃ、お兄ちゃん。明日、餅ワッフルよろしくね」
「おう」
ちゅ、と唇についばむようなキスの感触。ミュナの体温と感触を抱いたまま俺は眠りに就いた。
次の日餅ワッフルを食べて感激したミュナにワッフルメーカーをねだられたが流石に却下した。
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