5月頭に親戚が急逝して残った高齢の家族を実家に引き取って空いた部屋を片付けて……が6月まで続いてそのストレスか不眠再発して昼間も筆が進まない状態が続いておりました。
なおエアコン解禁した途端に寝れるようになった模様。現金なやっちゃな。
ストーリー自体はあと1ヶ月半で終わりますのでよろしければ最後までお付き合いくださいませ。
「ミュナ、悪いけど明日は俺大学に行くから一緒に遊べないぞ」
「わかったー」
ミュナの機嫌を損ねるかもという俺の覚悟はあっさりと空ぶった。
「ご飯はどーするの?」
「昼は間違いなく向こうで食べる。夜は未定」
「おっけー。予定決まったら連絡よろしくねー。あ、これ美味しいー」
ミュナは久々の鮭ハラスご飯に舌鼓を打っている。あまりにも聞き分けが良すぎて何やら怪しい気もしたが、気にし過ぎだろうか。
「おかわりちょーだい♪」
「はいよ」
やはり美味しいと言ってもらえると嬉しいもので作り甲斐がある。ミュナがいなかったら自炊なんてろくにせずもっと不健康な毎日を送っていただろう。
「ごちそーさまでした!」
「お粗末様」
「じゃ……ごはん食べたし……ゲームしよ、ゲーム」
「お、おう」
本当に妙だ。バイト前でもないのに誘ってすら来ない。とは言え俺から手を出して返り討ちに遭ったら明日の予定に障るのは間違いないので何も言わないでおく。
学業に関わる内容ではなく単にサークルで朝からボードゲームを遊ぶだけなので心苦しくはあるのだが。
「それじゃおやすみー」
「おう、おやすみ」
結局ミュナは何もしないまま布団に潜ってしまった。不審に思いながらも俺も明日に備えて布団に入る。ミュナの体温がないと少し寒かったが、気がついたらすっかり寝入ってしまった。
「んじゃ行ってくる。遅くなるかもだから昨日の残りのご飯あっためて食べといて良いぞ」
「はーい、いってらっしゃーい」
相変わらず謎に上機嫌なミュナを残して俺は大学へと向かった。
「ふぃー、ただいまーっと」
「おかえりなさーい」
結局ひたすらボードゲームで遊んで昼食も夕食も外食という長期休暇の大学生らしい駄目な一日を過ごした俺をミュナは変わらず出迎えてくれた。やはり心が痛む。
「えへへー、おにいちゃーん」
「おっとと」
昨日とは一転いきなりミュナは抱きついてきて身体を擦り寄せてきた。腕の中のミュナを撫でると猫みたいに甘い声を上げる。
「ほら、ただいまのキスしてー」
「お、おう?」
積極的なミュナに押し切られるように床に腰を下ろすと柔らかい唇の感触がいきなり広がった。それに続いて妙に甘いミルクとカカオの香り。
(これって……?)
声を上げそうになるのを慌てて押しとどめる。時期が時期だからもしかしたら、と考えが至った。
「んー、ぷはっ!」
「ミュナ、俺は外食してきたけどそっちは残ったご飯食べたか?」
「んーん。ミュナ、食べなくても平気だしー?」
「そっか」
冷蔵庫を開けると確かに昨日のハラスご飯はそのまま残っていた。だが冷蔵庫の中身やキッチンの食器の配置が微妙に出た時とは違うように思う。
「どったの?別におばあちゃんとか来てないよ?」
何も言っていないのに向こうから自爆してきた。
「そっか。まあ腐る季節じゃないし明日食べるか」
「それよりお風呂入ろーよ、一緒に」
「おう、外寒かったからなぁ」
ミュナは露骨に話題を逸らしにかかる。とは言えこちらとしても気づいたことを悟られるのも気まずいのでこのまま誤魔化されておくことにした。
「ほーら、お兄ちゃん。にゅーる、にゅーる……」
「や、やめろって……」
風呂で身体を洗っているとミュナが後ろからおもむろに後ろから抱きついて身体を擦りつけてきた。石鹸のぬるぬるに紛れて乳首の感触が俺のモノを隆起させる。
「こら、寒い時期は駄目だっつってんだろ」
「えー、お兄ちゃんのおちんちんは駄目だって言ってないですけどー、うりうりー」
「ぐっ……」
泡塗れのミュナの手が前に回ってきて俺のモノを扱きだす。快感が走るもそれに耐えてお湯を被って泡ごと洗い流した。
「風邪ひくっつの。ほら、湯船入るぞ」
「はーい」
素直にミュナが退いてくれたと思ったのも束の間、湯船に入るやいなやミュナは今度は正面から俺にしなだれかかってきた。
「えへへー。お兄ちゃんまだおっきいままだ。うーりうーり」
「なあミュナ、昨日と今日とで全然違うけど何かあったのか?」
「え、えーっと」
ミュナの身体を軽く抱く。俺の腕の中でミュナは困ったように目を泳がせた。
「そのー。お兄ちゃんは、来週の予定とかはどうなってるのかなー……って……」
「来週か。月曜木曜が夕方バイト、土曜が昼間バイトで……あと、火曜日が今日ほど遅くないけど大学行く用事があるな」
「か、火曜日はお出かけだね!?」
ミュナの声が上ずる。なお火曜日がバレンタイン当日である。
「今日とは違って夕飯は家で食べる予定だけどな」
「そっかー。わかったー」
ミュナはさっきまでの挙動不審はどこへやら、へにょりと蕩けた顔をしている。ちょろ可愛いのは良いが、来週まで俺がミュナの思惑に気づいていることを覚られないようにしないといけないのだけは注意が必要そうだった。
「ミュナ、悩んでたのはもう大丈夫なのか?」
「うん、すっきりしたー。ということでー、お兄ちゃんもスッキリさせてあげるね♪」
「うあっ!?」
不意打ち気味にミュナの尻尾が俺の尖端に喰らいつく。結局そのままお湯がぬるくなってしまうまでミュナの尻尾に搾り取られる羽目になってしまった。
バレンタイン当日、俺は特にすることもなく大学の図書館をぶらついていた。ミュナが大家さんを巻き込んでバレンタインの準備をするのが想像できたので用事があると言って出てきたはものの、正直時間を持て余してしまっていた。
普段なら部室で漫画を読むかゲームをするかして時間を潰すのだが、今日この日にサークルメンバーに会うのは避けたかった。変に邪推されると後が厄介だし、何より俺自身がかなり浮ついている自覚があった。
(ミュナ、どんなチョコ作るんだろ……)
妄想があれこれ浮かんできて本の内容が全く頭に入らない。そもそも都会に出てくるまでは義理チョコ以外貰ったことはなかったのだ。ド田舎だとモテるのは色々な意味でアクティブな男子ばかりで基本的にインドア派の俺にとってバレンタインは基本的に無縁なイベントだった。期待にどきどきと心臓が早鐘を打つ。ページをめくってはまだ読みきっていないのを思い出しては戻し、戻し過ぎてまたページをめくったりを繰り返す。結局、活字の本を読むのは諦めて周囲の目がないネットカフェに避難することになったのだった。
「ただいまー」
「あっ、おかえりー」
ミュナの好物のサーモンをメインに据えた寿司折を片手に帰宅した俺にミュナが駆け寄ってきた。声が少し上ずっていて頬も普段よりも赤く染まっている。
「あ、あのっ、こ、これっ……!」
「お、おう」
予想はついていてもやはり緊張してしまう。もじもじしながらミュナは後ろ手に隠していたものを俺に差し出した。
「は、ハッピーバレンタインっ!」
「お、サンキュ……ってでっか!」
定番も定番なハート型のチョコレートに白のチョコペンで拙い字で「おにいちゃん だいすき」と書かれている。型そのものが大きく第一印象で量に圧倒されてしまった。おかげで気の利いたことも言えず素が出てしまう。
「えへへ、頑張ったんだよー」
「や、すっげー嬉しいわ。夕飯後にいただくな」
「えー、早速食べて欲しいのにー」
「まあそりゃそっか。じゃあ一口だけ貰うな」
頬を膨らませるミュナの頭を軽くなでて改めてでかいハートチョコと相対する。どこから食べるべきか少し迷うがとりあえず端っこを少し齧った。甘いミルクとカカオの味が口に広がる。まあ、どうということはない普通のミルクチョコの味だ。板チョコを湯煎で溶かして固め直したものだろう。ただ、それだけなのに期待と不安の入り混じった眼差しで俺を見上げるミュナの表情を見ながらだと、涙がぽろりと零れてしまった。
「えっえっ、お兄ちゃん、美味しくなかった!?」
「や、違う。うまい、うまいよ……」
「美味しいんなら良かったけど……もしかして、お兄ちゃん、チョコ貰うの初めてとか?」
「……しっかりしたの貰ったのは初めてだけど、そうじゃなくてな……、なんだろ、ミュナがこんなに頑張ってくれたのが嬉しいんだよ」
ぎゅっとミュナを抱きしめる。ミュナは一瞬驚いた表情を浮かべたがすぐにへにょりと顔が綻んだ。
「えへへー。ミュナ、えらい?」
「偉いぞ。ちゃんと自分ひとりじゃ無理だからって大家さんに相談したのも偉い」
「えっ、知ってたの?」
「わからいでか」
先週にミュナとのキスで気づいた次の日に大家さんに連絡して裏取りした上でミュナが一人の時は絶対にコンロを触らないように大家さんからも厳命してもらうように連携しておいたのだ。木造のボロ屋で万が一があっては洒落にならない。
「もー、内緒だったのにー」
「バレバレだっての。それに、こんだけ綺麗に出来たんなら大したもんだよ。うん、美味しい」
「そりゃまあ、愛情がたっぷり入ってるもんね」
大家さんの手助けがバレた時は拗ねたような口ぶりだったが改めて褒めるとまたへにょりとなるのがちょろ可愛い。
「さ、夕飯にしようぜ。お寿司買ってきた」
「わーい、おすし、おっすし♪」
小躍りしながらも腕をぎゅっと掴んで離さないミュナを半ば引きずるようにして俺は夕食の準備を始めた。
「やー、おすし美味しかったー」
「そりゃ良かった」
「ミュナのチョコもちゃんと食べてね♪」
食べ終えて暖かいお茶の苦味で口の中をリセットしているとミュナが隣に寄ってきてぴったりとくっついてきた。
「俺ばっかり食べてても心苦しいんだよ。ミュナもちょっと食べるか?」
「ふっふーん、そこんとこは大丈夫だよ!」
ミュナは俺の傍を離れて冷蔵庫を開けてみせた。
「実は一回で完成したわけじゃないんだよね。ミュナのシコーサクゴの結晶だよ」
「こりゃまた……」
冷蔵庫内に見慣れぬタッパーがあると思ったら中には一口サイズに砕かれたチョコがみっしりと詰まっていた。よく見ると一部にはホワイトチョコもかかっていて文字っぽいものも見える。
「だからミュナの本命チョコはお兄ちゃんだけのモノなんだよ。残さないでね♡」
「うーん、ありがたくいただくがお茶をもう一杯……」
ミュナにはとても言えないがなんならつまみやすい割れチョコの方がありがたいぐらいだった。でかいハート型のチョコはカロリー的にも甘味的にも精神的にも重い。
「ねね、お兄ちゃん、お茶淹れたらテレビ観よーよ」
「おう?良いけど」
ミュナの意図がわからなかったがとりあえず二人分のお茶を準備して炬燵へと移動した。
「何か観たい番組でもあるのか?」
「んー、特にはー?」
映ったのは街歩き番組だった。芸能人がその辺を歩いて店に入ったりするどうということもないやつだ。
「別のにするか?」
「これでいーよ」
よくわからないままにお茶を啜りつつハートチョコを少しずつ齧る。ミュナもミュナでタッパーのチョコをつまんでいて部屋には咀嚼音とテレビの音声が響く。
「お兄ちゃん、スムージーって飲んだことある?」
「いや、初めて聞いたぞ」
取り留めのない話をしつつなんとか半分ぐらいまでは辿り着いたが割るのも憚られてずっと持ちっぱなしだったので指に溶けたチョコがこびりついてしまっていた。ちょうど近場にあったウェットティッシュの箱
に伸ばした手がくいと引かれる。
「おい、何を……」
「えへへー、勿体ないじゃーん」
温かく湿った感触がぴとりと指先に触れてミュナの狙いをなんとなく理解した。ちろりと指が舐め上げられる。
「ん……甘ーい♪」
「おい、ちょ……くっ」
抗議の声を上げようとした刹那、ミュナが俺の指をぱくりと口に含んで根元までしゃぶり上げて別の声しか出せなくなった。そのまま指が解放されることもなく、じゅぽじゅぽといやらしい音を立てながらミュナの頭が前後する。
「う……やめ……」
いやらしい舌使いに俺のモノはあっさりと勃起してしまう。強引に引き剝がそうと自由なほうの腕を動かそうとして───
“うわー、美味しそー!”
「わわ、アレほんとに美味しそうじゃない、お兄ちゃん」
テレビの中の芸人がでかいパフェに歓声を上げたところでちゅぽん、と指が解放されミュナは何事もなかったかのように画面に向き直った。
「ね、お兄ちゃん、いつかパフェ作ってよ」
「パフェは細長いグラスとスプーンが要るんだぞ」
解放された指をティッシュで拭きつつどうにかできないか考えてしまう辺り我ながらミュナに甘すぎると思ってしまう。
「んー、ざんねーん」
「コンビニので良ければ今度買ってこようか?」
「わーい、ありがとー。───はい、お兄ちゃん♪」
「はい?」
一切の脈絡なく俺の眼前にミュナの細い指が突き出されて間抜けな返事をしてしまった。ミュナの指もチョコを摘まんでいたので溶けたチョコで汚れている。
「ほら、こっちも味見してよ、ね?」
「お、おう」
言われるがままにミュナの細い手首を取りすらりとした指に舌を這わせる。舌に触れるチョコの味が先ほどまでよりも甘く甘く感じられた。
「んっ……はぁ……」
ミュナが上げる悩まし気な声に俺のモノはずっと痛いほど勃起し続けるばかりか既に先走りがにじみ出していた。
「あん……もっとぉ……」
ミュナに促されるように指を舐め上げ、しゃぶり続ける。もうチョコの味がどうなっているのかすら胡乱だった。
“冬の新作ピザ!出た!!”
テレビがいつしかCMに入っており、大音量ではっと我に返ってミュナの腕を掴んでいた手を離す。
「えへへ、美味しかった?」
「──────」
とろんとした目つきで俺を見上げてくるミュナの表情にぞわりと背筋が粟立つ。テレビがついていなかったらそのまま抑えが効かなくなっていただろう。
「なんか最近このCM多いねー。儲かってんのかなー」
「……かもな」
ミュナの方から話題を逸らしてくれたのをいいことに再びチョコに向き直る。無心になって齧っていたらいつしか大きかったハートチョコもすっかり完食してしまっていた。
「ん、ご馳走様」
「ミュナの愛情たっぷりチョコ、美味しかったー?」
「うまかったよ。サンキュな」
「えへへー」
ミュナは再び俺の手を引っ張りチョコに塗れた指に舌を這わせた。今度は口には含まず一本ずつ舐めているところを見せつけるように。
「ん……あは、お兄ちゃん、ミュナのも……」
言われるがままに差し出された指を舐る。甘い味が舌の上を走ったかと思うとすぐに消えてしまった。ミュナが俺にしているように指をしゃぶり続けようとしたらミュナはすっと俺の手を払った。
「もうチョコ舐めちゃったんだね。じゃ、今度はこっち……」
「お、おう……」
ミュナはさっきまで摘まんでいたチョコを咥えて唇を寄せてきた。口内に舌とチョコが強引にねじ込まれ甘い味が広がっていく。だがチョコそのものは簡単には溶けてくれずあちらこちらにこびりつく。それを拭うかのようにミュナの舌が暴れ回り俺の舌に絡みついて快感をもたらしてくる。
「──ぷぁっ!美味しかった?」
潤んだ目で俺を見上げるミュナの瞳に吸い寄せられたかのように視線が離せず口の端から涎を垂らしながらこくこくと頷くばかりだった。
「ほら、お兄ちゃんも……」
ミュナの声に促されチョコを一欠片取って唇に挟む。そこにミュナがむしゃぶりつくようなキスをお見舞いしてきた。ミュナの舌が伸びて俺の舌に絡みつき強引に口内に引きずり込む。さっきまで食べていたからかミュナの口内も濃厚なチョコの味と香りが染みついていた。とろんとした表情のミュナと目が合う。
次の瞬間、ミュナは素早くリモコンを掴んで後ろ手でテレビの電源を切ってしまった。動こうとするもそのまま両手を恋人繋ぎで拘束されて身動きが取れなくなる。部屋の中が一気に静かになって聞こえるのは炬燵の静かな唸りとお互いの粘膜が立てる水音だけになった。
「えへへー。美味しいね」
ぺろりと口元の涎を拭うミュナから目が離せない。ミュナは目を細めて俺と繋がった状態の両手を軽く握った。柔らかい手の感触が心地良い。
「うああっ!?」
「あは、不意打ちせいこー!」
ミュナの手の感触に意識が行っていたところにいきなり股間をぴんと弾かれて快感が走り腰が跳ねる。ミュナの尻尾が炬燵布団の中から這い出てくる。
「お兄ちゃん、すっかり準備万端ですなー」
わかっているくせにミュナは意地悪げに口の端を歪める。何か言い返そうとするも、ミュナがいきなり俺の右手を引っ張ってくる。
「でもね……お兄ちゃんだけじゃ、ないんだよ?」
「うぁっ!?」
ミュナに引かれた手はすっと下の方に向かい、ぬるりと指に熱くぬめった感触が纏わりつく。
「ね……しよ……」
ミュナはキャミソールをたくし上げて蜜が溢れる秘所を露にする。いつの間に下着を脱いだのか、そんな疑問が一瞬浮かんではとろけて消えた。
「ほら……はやくぅ」
ミュナは畳の上に横たわり両手で秘所を開いてみせた。蜜まみれの粘膜が呼吸に合わせてひくひくと蠢く。湯気が上がっていそうなそれはまるで蟲を誘う食虫植物のようで、俺の理性もすっかり消し飛び───
ずぷぷぷぷぷぷぷっ!
「あはぁ……っ!」
「う……ああぁぁっ……」
ミュナの蜜壺は俺のモノを抵抗なく迎え入れた。だが、一気に奥まで突き入れた途端に竿から亀頭まで全てに熱く狭い締め付けが容赦なく襲い掛かってくる。
「えへへ……服着たままだといけないことしてるみたいで新鮮だね……っ」
「ぐっ……」
奥まで突き入れた俺を捕えるようにしっかりとミュナの足が腰に絡みつく。ミュナの魔膣はまるでそれ自体が意志を持っているかのようにわななき張りつめきっていた俺のモノに容赦のない快感を叩き込んでくる。
「ミュナ……緩めてくれ……もう限界……」
「ダーメ。ちゃーんとミュナのナカを意識して?」
俺の懇願はあっさりと却下された。ぎゅうぎゅうと締め付ける淫肉の感触に腰が抜けそうになり、ミュナのホールドを緩めることすらできない。そのまま一気に奥から射精感がこみ上げ───
どく、どく、どく、どく……
「あ、うぁぁ……ぁっ……」
「あは、出た出た♪」
動くことすらなくあっさりとミュナの最奥に精を漏らしてしまう。その最中にもミュナの膣壁はもっともっとと言わんばかりに容赦なく絡みつき精を搾り上げてくる。
「えっへへー。美味しい……」
ミュナは蕩けた表情で俺を見上げる。その表情は紛れもなく捕食者のもので、組み敷いているはずの俺は被食者に過ぎない。そう悟ってぞわりと背筋が粟立つとともにまたどくどくと精が漏れる。
「ミュナ、その……」
「落ち着いたらそのまま続き、しよ?」
がっちりと腰をホールドしたままミュナは無慈悲に宣告する。一度抜いたり体勢を変えたりタオルケットを敷いたりという選択肢は最初から用意されていないようだった。だが、ミュナの膣内に引き込まれた俺のモノは俺の意志とは関係なく一度目の射精を終えてもしっかりと屹立したままで───
「ね、お兄ちゃん……?」
「……おう」
少し拘束が緩んだので軽く腰を引く。少し落ち着いたからかぞるりと肉棒をなぞる膣壁の感触も射精直後ほどには強烈には感じない。少しだけ腰を引いて……ゆっくりと奥に押し込む。
「んうっ!」
ミュナの身体がびくりと跳ねる。もう一度、今度はほんの少し押し込む時の勢いを強める。
「あんっ!」
突くたびにミュナは甘い声を上げる。ミュナが気持ち良くなってくれているのが嬉しくて俺も勢いがついてくる。
「あはぁ、もっとぉ」
蕩けた声を上げるミュナに応えるように少しずつピストンの深さと速度が上がっていく。水気が増して絡みついてくる淫肉の快感に射精感が少しずつ蓄積していくが、構わずに続けていく。
「んっ、あんっ、んうぅ……」
部屋に響く水音が少しずつ大きくなってくる。俺もいつ漏らしてもおかしくはないぐらいまで射精感がこみ上げて来ているが意地だけで耐えながら突き続ける。
「おにいちゃ、みゅな、みゅなぁ……もう、んぁぁぁぁぁぁっ!」
ミュナが身体を一際大きく震わせるのに合わせて俺も一気に奥まで突き入れた。ミュナの膣内がきゅっと締まり柔肉が俺のモノに纏わりつく。そしてミュナの脚が再び閉じて一番奥に迎え入れた態勢を固定する。
びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるっ!!
「あああああああっ!」
二度目の射精はピストンの勢いそのままにミュナの膣内に迸る。ミュナをイかせた達成感と射精の快感に肩で息をしながら脱力すると下のミュナと目が合った。
「えへへ、お兄ちゃん、すきー」
「俺も好きだぞ」
繋がったまま頭を軽く撫でるとミュナは目を細めてはにかんだように笑った。
「ホワイトデーはまだ先なのに、お兄ちゃんから白いのいーっぱい貰っちゃったね」
「その言い方やめい」
「えへへー」
会話の間にもミュナの淫肉はもぐもぐと咀嚼するように俺のモノに絡みつき精を一滴も逃すまいと搾りだそうとしている。流石に二度出した後にこの刺激は少し辛い。
「ミュナ、そろそろ抜いて……」
「やー。もっかいー。もっかい二人できもちよくなろ?」
拗ねたような甘えるようなミュナの声に俺のモノは正直にむくむくと硬度を取り戻していく。
「えっへへー。お兄ちゃん、好き好き大好き」
身体を起こしてぎゅっと抱きついてくるミュナの感触に一気に理性がとろかされていく。
「本当に、大好きだよ、お兄ちゃん」
耳元で小さく囁かれたところで俺は繋がったままミュナを押し倒した。
次の日、搾りに搾られて消耗しきりの身体に鞭を入れて買い物に出ようとしたところで大家さんに捕まった。
「あらおはよう。今日はお休み?」
「っす。ミュナが面倒をおかけしたみたいで。でも喜んでましたよ。ありがとうございます」
「良いのよぉ。おばちゃんも数十年ぶりにお父さんにチョコ作れたしねぇ」
相変わらずこの人の話はどこまで本当なのかよくわからない。会釈して自転車に乗ろうとしたところで再び声がかけられた。
「そうそう、昨日の夜に電話があってね、みゆちゃんとゆなちゃんに連絡がついたんですって」
「えっ?」
いきなり言われて頭が回らず間抜けな声が出てしまう。
「それでねえ、一度こっちにも来てみたいらしくって……」
北風が一気に吹き付ける中、大家さんの話は続いていった。
この小説に求めるものは何ですか?
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いちゃいちゃ
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逆レイプ
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日常
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料理