転生して魔法使いになって○○に会いに行く(その後生活) 作:紅霧竜
12月24日・・・世間では楽しいクリスマス
しかし直人にとってはクルシミマス・・・
直人)ああ~裏方楽し~
フラン)直人?何してるの??早く来て??
直人)嫌ですできれば逃げたいです(かしこまりました)
フラン)言葉と本音が逆だよなおと・・・
フランに引きずられ到着したのはパーティー会場
ではなく人里であった
人里も「冬の行事」として広まった祭りを楽しんでいた
直人)・・・(これは良いものですね)フラン様少しお時間をいただいても?
フラン)わかった!私はお寺に行ってるね!
フランを命蓮寺まで送り再び店に戻る
直人)すまないね取り置きお願いして
店主)すまねえ・・・強引に買われちまった・・・
直人)それは災難でしたね・・・仕方ありませんこちらをいただきましょう
店主)そんないびつな物で良いのかい?
直人)ええ・・・これをこうして・・・できた・・・お裾分けです
店主)良いのかい!?こんな物をもらって!!
直人)ええいつものお礼もかねてですが・・・今日はクリスマスといって親しいものに何かを贈るんだそうです
そういって直人はお寺に向かう
道中様々なものを購入してはアレンジしプレゼントしていた
命蓮寺~
フラン)あっ直人!待ってたよ!!
直人)申し訳ありません遅くなりました
聖)フランさんは直人さんの事が好きなんですね?
フラン)ええ!でも・・・急にどこか遠くへ行ってしまいそうで・・・
直人)私は一度死にここへ戻って来ました・・・フラン様が死するときもしくはフラン様が私を不要だと言った時・・・それまではお仕えいたします
フラン)ありがとう・・・
???)でもよーそんな事ってできるのか?見た感じ普通の人間じゃん?
フラン)ぬえちゃんには人間に見えるんだね・・・聖さんはどう見えてるの?
聖)そうですね・・・「自然であり魔力であり人である」と言ったところでしょうか?
直人)当たらずとも遠からずですね・・・
ぬえ)・・・?つまりなんだ??
聖)この方は転生の輪から外れてしまっているのです・・・どこへも生まれ変われず・・・次の命もない・・・
フラン)えっ・・・じゃあもしも私が生まれ変わっても・・・
聖)そこに彼は居ません・・・
ぬえ)ならフランも同じになれbイッテ何を・・・ヒッ
ぬえの発言はとても愚かで軽率だった
転生がないそれは今を失えば魂すら失うということであった
誰かに語り継がれることでその「命」を繋ぐことができてもその「体」は存在しない
ぬえ)てことは・・・「直人はそのすべてをフランに捧げ役目終えればいなくなる」と・・・
フラン)そうなの?
直人)あーもう・・・隠しておきたかったんですけどね・・・そうです、フラン様が生きている限りそばでお仕えしますが・・・その先の事はわかりません
聖は神妙な顔をしていた
その瞳と言葉に一片の偽り無く
その魂に一片の揺らぎ無く
纏う気迫にさえ嘘が無い
紫)ああ・・・あなたね・・・
フラン)あっスキマのおばさん
直人)フラン様?事実を直接おっしゃるのはあまりいけませんよ?せめて「よく来るおばちゃん」と言いましょう
紫)どっちもひどいわよ!!じゃなくて!!さっき魔力が大きく揺らいだから確認に来たのよ
聖)え?そのような事は感じませんでしたが・・・
霊夢)ねえ?ここらへんで・・・なるほどねじゃあね~あの姉によろしく言っといて~
直人)うーん?一瞬魔力を集中させただけでこれですか・・・
揺らいだというのは事実であるがそれは「即応攻撃準備」として魔力を回収したためである
聖)あら?雪??
フラン)今日は良い日だね!
直人)ええ・・・よい1日ですね・・・
命蓮寺で迎えた夕暮れ
そのままパーティーを楽しむ二人
帰り道~
フランは少し考え事をしていた
それはぬえの投げた疑問が実際に起こるとしたら
遥か未来起こりうる現実を受け止められるか
直人)フラン様?いかがなされました?
フラン)ううん・・・何でもないよ・・・
直人)お許しくださいね?
直人はフランの後ろからそっと抱きつく
フラン)・・・ありがとう
直人)・・・命はいつか終わるのです・・・その時がいつかは・・・基本的にはわかりません・・・ならばこそその時間を・・・精一杯楽しみましょう
二人はそのまま止まっていた
少しの間だったが落ち着いたようだった
紅魔館~
フラン)ただいまー
咲夜)おかえりなさいませフラン様・・・ナオト?アトデワタシノヘヤニキナサイ
レミリア)お帰りフラン今日はゆっくりおやすみ
フランは自室へ
直人は咲夜の部屋へ連行される(妖精メイド5人がかり)
咲夜)さ~て?フラン様と何をしてたのか・・・はいてもらうわよ?
直人)いつも通りでしたよ!?途中買い物していつものお礼としてプレゼント渡しまくっただけですよ!?!?
咲夜)本当にそれだけなのね?
直人)誓って本当です!!
咲夜)今日はクリスマスパーティーを開いてたのよ・・・人里から何が来たと思う?
直人)・・・参加者?
咲夜)全勢力のトップ及び代理
直人)はい?
咲夜)だからね?全勢力のトップ及び代理
直人は意味がわからなかった
自分達のいた命蓮寺も皆いたはずだった・・・虎と鼠を除いて
直人)????なーんでー??
咲夜)・・・貴方の日頃の行いかしら?
直人)!!あの鬼は!?あいつならできる!!
咲夜)そうしたら皆来るわよ
直人)・・・もう寝ても良いですか?
咲夜が頷くとワープで自室へ戻る
翌朝
文)号外ですよーあの執事がやらかしましたよー!!
号外・・・そう言って書かれていたのは不安そうなフランと後ろから抱きつく直人
二人にその連絡がいくと・・・
二人)フフ・・・フフフ・・・アハハハ!!モ~アソビタイナラサイショカラソウイエバイイノニ・・・
狂ったように笑い獲物を見つめるハンターのような目になる二人
今回は魔力が大きく揺らいだが「ああそうなるよな」と全員一致で調査すら行われなかった
文)助けて椛!殺される!!
椛)またですか?今度は何をしたんです??ほら安心してください・・・私は「ここにいますから」
椛はそっと文を抱きしめ・・・服を掴む
文)ねえ?椛?何してるの・・・?
椛)逃がさないようにしてるんですよ?
直人)ミーツケタ!アヤチャン!イッショニアソボ?
椛)ほら呼ばれてますよ?いってらっしゃい!
椛の後ろに隠れる文
直人は前にいるがもう一人がいない
???)ツーカマーエタ♪
文)ヒイイイィイィィィ
椛)フランチャンこんにちは~今日もげんきですね~
フラン)こんにちは!椛ちゃん!今日は烏を捕まえに来たの!!手伝ってくれてありがとう!!
二人は文を捕まえて目の前から「消える」
二日後の朝椛の家の前に憔悴仕切った烏羽の少女のような何かがいた
椛)・・・文さま!!どうしたんですかこれは!?
その姿は「一年間常に恐怖に晒され常に逃げていた」と言わんばかりの状態だった
文)も・・・みじ・・・たす・・・けて・・・
椛)すぐにご飯を用意します!!
その頃の二人・・・
フラン)さすがにやりすぎたかな?
直人)これくらいがちょうどいいんですよ・・・