転生して魔法使いになって○○に会いに行く(その後生活) 作:紅霧竜
直人はその戦いに身を置く際
そのどちらにも属さないことが多い
直人の小さなこだわりである
「互いに信念がある争いならば私はその影で傷つくものに手を差し出そう、私が救える者は全て救う努力をしよう、しかし己の欲望のために他者を圧倒するならば…他者をわざと傷つけ正当防衛を主張するならば私は喜んで貴殿らの相手をしよう」
そしてもうひとつ…
「手を差し出したなら終わりまでその手を離すな」
直人は例え自分が犠牲になってでも助けようとはしない「見て見ぬふりをする」
どうして顔も名前も知らない他人の為に自らを差し出す必要がある?
どうしてわざわざ面倒事を自らの手で引き寄せる必要がある?
それが家族や友人ならば手を伸ばそう…しかし仲間にそれができるか?
仲間…ある一つの目標の達成のために集まる者達
好き嫌いが生まれるこの関係で「嫌いな者」を助けることが必要か?
己より能力が低く他者よりも劣る者を助けるか?
否!それができるのならばそれすでに行えると即座に言える!!少しでも考えたのならば!それは切り捨てるということ!!
これを否定するのか?ではこうしよう
「君は今部屋にいる、そこには君の嫌いな人物と仲の良い人物がいる。部屋の中央には爆弾、二人はとなりどうしであり君の後ろにしか出口はない。君の手元には鍵とヘアピンがある、鍵は一度使えば二度と使えない、二人と鍵で壁に縛られている、爆弾は二人を助けるとギリギリ間に合うかわからない時間でセットされている、扉は一度しか開閉できない。」
この状況で二人とも助けるかい?
自分と仲のいい人物だけならば爆弾が起動しようと逃げ切れる時間がある
なぜいいよどむ?君はこの状況でも二人とも助けると答えるはずじゃないか??
…痛いじゃないか…怒りに身を任せて攻撃するか…やっぱり口だけなんだね君は?
僕は絶対中立と言うが…こうして襲われれば立派な被害者だろう?ほら?続きはどうするんだい??
しないのかい?ならなんで攻撃したの?
ねえねえ聞かせておくれよ!
君の傷つけられた自尊心を護るために攻撃した理由を!!
ほら…ほらぁ!グフッ…
君はもう終わりだよ…すでに…君の仲間が…来ているけど…この…状況では…お互い逃げ…られない…
君は…とてもおしかったよ…僕の…答えに…近い存在…だったが…バイバイ…
…ふ~いたかった~中立を保つのも楽じゃないね~…ん?ああこれは「過去」の私だよ
今の私が私である由縁であり今の考え方の結晶であり…忘れてはならない戦争の始まり…だからね…
ああ!ごめんごめん!気にしないで!その戦争は私が全てを「吹き飛ばして」終わったから!相手は殲滅されて赤い花が咲き乱れちゃったけどね~
私は私であり他の誰でもない…自分の罪は自分が背負わないと…誰かに分けていいものではないから