転生して魔法使いになって○○に会いに行く(その後生活) 作:紅霧竜
ルームメイト視点しかありません
あの日
直人が行き先を告げず学園を離れた数日後
四人は追いかけることをきめた
それは限られた情報を追いかけるという途方もない鬼ごっこだった
「じゃあ今ある情報はこれね」
一枚の新聞
そこには
『突如あらわれた赤い館、その周辺の村では行方不明事件多数』
と記されていた
「でもよーここにつく頃にはもうないかもしれないぜ?」
「それはないわね…予想だけど彼らが絶好の餌場を捨てないと思う」
「!?ほんとですか!!皆さん直人さんらしき人物がこの館ではない場所で目撃されています!!」
「よし!そこへ出発だ!!」
彼らは学園に退学届けを提出し受理された
学園の加護は消え庇護もなくなる
そして学園の門をくぐると
「これは酷い…争いの跡ね…」
「サラマンダー!全てを焼き尽くせ!!」
「彼らの魂に安らぎがあらんことを…」
「…来るぞ」
4人の前にあらわれたのは血で染まった人のような何か
「これはこれは…ハンター自ら赴くとは…都合がいいですねぇ」
「それ以上…しゃべるな」
「はっ!にんげんのぶんざいでぇ?」
レインは抜刀すら見せることなく顎を切り落とす
慌てふためく何かは次第に再生し
「いいでしょう!我々との力の差を」
「食い荒らし全てを飲み込む大地の化身・ツリーゴーレム!(護り手は恒久に愛し愛されん)」
植物によって手足を縛られゆっくりと全身を締め上げていく
苦痛の叫びが聞こえるがそれは続いていく
そして絶命したかと思えば再度再生し
「このがきどもがぁ…」
「医療の結晶って何か解る?答えはね…」
エレーミアは瞬時にメスで斬りかかる
「そんな小さな刃で…痛い!?なぜだ!?!?再生しろ!!」
「残念♪すべての神経を切断したわよ?」
「お前ら!俺を援護しろ!!」
「暗き火よ…その深き焔をもって我らに断罪を与えん…イフリート!!」
その焔は無色であり
触れるもの全てを焼き尽くし
怯え逃げるものを焼き尽くした
「これが…強いと言われるのか…」
「人間も…こんな兵器も使われるなんて…」
「また一人…来るぞ」
現れたのは傘をさした男
敵意はないがどこか怪しい
「皆さんはじめまして…私はこのアホに苦汁をなめさせられていた同じ種族の別の主人の遣いです」
「なんの用ですか?」
「我が主がお礼をしたいとお呼びでして…その伝言をと遣わされた次第でございます」
「お主の言い分を信じる理由はないな…」
「ならばあなた方もご存じの血の契約…結びましょう…」
「どこでそれを?それは禁術のはずよ」
「我々のところに来た男が使ったんですよ…見本を見せるために腕を一つ失いましたがね…」
四人は男に着いていくことにした
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たどり着いたのはいたって普通の館
そしてそこでは人間が生活していた
「ここは学園のようだな…」
「ええそうなんです!今まではひた隠しにしていたんですが村長と話し合い、ここで居住してもらうことにしたんです」
「なるほどな…人々は互いに互いを知ることで恐怖を減らしているということか…」
「最近はあいつのせいでさんざんでしたけど…彼らが守ってくれました」
「でも協会の人達はそれでは…あっ…」
「そうなんですよ協会からスタッフを派遣してもらってるんです」
「ちょっとまって…あれ爆薬よね?」
「ええ…まあ…そうですかぁ…やはりダメでしたか…」
「我々は中立であるがゆえに調査できるがどうする?」
「いえ…そこまでには及びません…次の一手次第ですが」
そのまま館の扉をくぐり主の間へ通されると
大量の書類と格闘する主人らしき男とそれの補助をするシスター二名がいた
「ちょ!?ご主人様!?!?いくら手が足りないからってシスターはまずいですって!!しかもダメージ受けてるじゃないですか!!」
「こうでもしないと…終わらないんだ…客人は待たせておいてくれ…」
「確か吸血鬼よね?少し血を分けてちょうだい」
エレーミアは有無を言わさず10mlを注射器で抜くと5mlをリリーに渡す
そして二人が魔法回路を展開し接続すると
一つの液体が出来上がる
「はい…これ飲んで」
「…ありがたくいただこう!」
液体を飲み干すと
机に倒れ混み5秒で起き上がる
「気分はいかがしら?」
「最高だよ…これは常飮してはいけないがね…」
「お仕事…頑張って」
「ああ!すぐに片付けよう」
数分とたたぬうちに書類が消えていき
五分経たずしてそれは終わった
「ふう…ではこれらの提出を頼む…改めてようこそお客人よ私はこの付近を納めている吸血鬼である」
「私たちは互いに名前を知らぬ方がいいでしょ?そうね…私はドールと呼んで」
「私はプランツでお願いします」
「俺はフレイマーで」
「私は…そうだなエリアにしよう」
「さて…君たちは探し物をしにここへ来たのだろう?」
「ええ黒のスカウト…村井直人を探しにね」
「彼の行方は私も知らない…力になれず申し訳」
「『その鎖は今断ち切られ鳥籠の扉なく自由と光与えられん』血の契約を我々は解除できる…だがそれは我々が見ている前で賭けられたもの以外ではあるが」
「フフ…あのものは地下にいる…案内しよう」
こうして四人は彼とその友人と出会い共に長い時間を過ごした
それは彼女が幻想に迎え入れられ友人は執事となるまで別れることはなかった