あ…あの……獰猛、いや、動揺を隠せないでいる皇 雅人(すめらぎ まさと)ことマサトです。
とんでもない人!?が現れました。い、いや、ヤバイ人!?
ジョーカーと名乗る男性が突如現れ、しかも狂竜ウイルスを操れるなんてヤバイとしか言いようがない!表情はニコニコとしてはいましたが、したたかさを醸し出してます。何を考えているのかが分かりません。
今日は挨拶まで……と言っていましたが、また現れるという事なんでしょうね。危険な香りがひしひしと伝わってきます。村もそうですが、彼女達を守らねば……。
「まずは、テオの回収だな……おいっ!」
「「「はっ。」」」
「テオテスカトルの回収を。龍歴院に運んで解剖してもらってくれ。後で結果を聞きに行く。」
「了解です! 行こう。」
部下のハンターさん達が、テオの回収に入りました。
「まずは村の被害が無いか確認しよう。」
リーダーさんが、私達に村の中に入ろうと言ってくれました。前回のとげとげした言い方ではなく、まして今の怪しい人物!?の時の喋り方ではなく穏やかな感じでした。良かった、彼女達に対してもまだ許しが無かったらどうしたものかと思いました。
「おおっ、お前達無事だったかの?」
村の入り口まで村長さんも出迎えてくれました。
「おばあちゃんこそ無事!?」
「うむ、リーダー殿のお陰での。」
「いえ、テオの侵入を押さえるので手一杯でした。彼女達のお陰です。」
「兄さん……。」
「良くやってくれた。だが、ここに戻って来たと言う事は……。」
あ……ジエンのクエストの事ですよねそれ……。
「はい、クリアして戻る途中で緊急事態を聞いたから飛んで来たの。」
はい、一っ飛びで……リアルに。
「そうか……ならば、認めよう。マサト殿。」
おお、アマネラさんが破顔しました。良かったです、認めてもらえて。ってハイハイ!?な、なんでしょうか?
私は慌ててリーダーさんを見ます。お互いに眼の飛ばし合い……じゃなかった真剣に目を見ます。
「妹をよろしく頼む……。」
はい!あ、ああ、握手ですか?スイマセン爪ですが……お互いに握手を交わして微笑みました。周りで、彼女達が喜んでいたのは言うまでもなく……。
「しかし、あの者は一体何者なのだ……。」
そうですね……私も初めて会ったのでさっぱり分かりません。
「そうですね、ジョーカーと名乗ってましたけど狂竜ウイルスを自在に操るなんて……。」
「あれは危険だ、情報を集めると共にG級以上のハンターに依頼をせねば……。」
「そうですの。ワシも各村やギルドマネージャーに話を通しておきますでの。」
「お願いします。テオを獰猛化させたと言っておりましたので、また獰猛化させたモンスターをけしかけて来るかもしれません。注意をお願いします。」
「分かりましたじゃ。リーダー殿もお気を付けなされよ。」
「ありがとうございます。」
と、話もまとまって村の人達も少しずつ戻り出しました。緊張感でひしめいていたようですから、最悪避難する事も想定してでしたから事が治まって安心感が少しずつ出て来たようです。
「なんか、疲れたね。」
「そうね、みんなでナナさんの所に行こうか?」
「あ、そうだね。リザにも紹介したいし……。」
ああ、あの天然温泉ですか。確かにナナさんともご無沙汰だし良いですね。
「マサト殿……話があるのじゃが良いかの?」
え、村長さん?はい、良いですよ。
(分かりました。で、お話とは?)
「私からも一緒でよろしいですか?」
ほう、リーダーさんも?断る理由はありませんからどうぞどうぞ。
「じゃあ、あたし達先に行ってるね♪」
え、あ、そう?分かった。
(すぐに追いかけるよ♪)
「うん、後でね♪」
そうして、私一人が残って7人の彼女達は先に秘密の温泉へ……。でも、後悔って先には絶対に来ない!!あの時一緒に行こうと言っていれば……こんな悲劇が起きずに済んだはずなのに……。
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ここは火山の中枢……と言っても、外側から入る巨大な空洞の中……天然のお湯だまりがあり、私も浸かれるほどの大きさの天然温泉の洞窟です。
サラの秘密の場所ではありますが、ナナさんがそこに住む事に。居心地は良かったと思うんですよ、しかし居ない筈の物がそこに居ました。
「あれ!?奥で、声がしない?」
「えぇ、でも2頭居る感じがするけど……。」
「まさかぁ。」
「ま、まずは入ってみましょ。」
女性達は恐る恐ると入って行きました。確かに奥では悩ましい状況が……。
ナナさんが何者かに犯されてました。大きな体躯に四肢があり、翼はありません。両前足の方が大きめで筋肉質、頭には左右に伸びた角が特徴的でお猿!?ゴリラ!?に体型が似ているモンスター……“金獅子”ラージャンが何故かそこに居ました。しかも、ナナさんをバックから激しく腰を降って肉棒を突き入れてます!何故かそれを受け入れて腰を突き上げて、涎も垂らしながら嬌声を上げている彼女の姿が……。
「あ、あれはラージャン……。」
「ど、どうして此処に!?」
「ま、まって?何か匂わない?」
「こ、これってまさか……。」
「あ!リザ!?ちょ…待ちなさい!」
リザさんが突然武具を脱ぎ始めました!褐色の艶のある肌が露になります。しかし、彼女の目は虚ろで股からは愛液が内股を伝って流れ落ちてました。
ゆっくりとですが全裸で、ラージャンの方に歩いて行きます。
それを止めようとしますが、その匂いを嗅いでしまったら最後……。
残りの6人も同じ状態に……前は私が居たので止める事が出来ましたが……今はまだ、村長さんとリーダーさんとの話し中で分かるはずもなく……サラも例外ではありませんでした……。
彼女達は我を忘れ、防具を脱ぎ捨てラージャンに群がって居たんです。フルフルの時と同じ……婬香と言う、ラージャンから出される匂いによって……。
「くぅっ!ハアァ!」
「あ、あんっ!良いっ!良いのぉ!駄目っ、イグッ!」
「あああぁ……そこらメェ!き、きもち良すぎるぅっ!」
「も、もっと……お願い……あんっ!凄いっ!ハアァッ!」
彼女達は全員ラージャンとの性交に夢中になってました。1人は脚を広げられて顔の上に股がり花弁を肉坪を舐められてヨガリ、2人の内の1人は左右の手の指でよつん這いにされて花弁を弄くられ、1人は膝立ちで脚を広げられて指で花弁の中を出し入れされ……他の2人はラージャンの左右の乳首を貪るように舐め回し、1人はバックでラージャンの肉棒に犯され……1人はラージャンの足指を愛おしそうに舐めていました。それを順番に入れ換え、彼女達を犯していったんです。それは肉林の如く……次々とバックで犯していくラージャン……それでも、激しく腰を振ってしまう彼女達……多少乱暴に扱われても……一心不乱にラージャンに抱きついてます……。
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「マサト殿、アイツは危ないところもあるが……妹を頼むぞ。」
(はい、アマネラさんを含めて全員私の大事な女性です。大切に思ってます。)
「ありがとう。」
「それとマサト殿や。」
はい?村長さん、何でしょう?
(何か?)
「ワシはそのジョーカーと名乗った得体の知れん者が気になりますじゃ、狂竜ウィルスを扱えるなど……狂気の沙汰ではありませぬ。モンスターばかりでなく、人間にも影響を及ぼすやも知れん。重々にお気を付けなされ。」
(了解です。そうします。)
と、各々に文字で返事をしました。そして彼女達の元に向かう事にしたんです。
「後で、そこにお邪魔したい!ゆっくり貴殿とも話をしたいのだ。」
(分かりました。教えますので、お待ちしてます。)
と、場所を教えて飛び立ちました。急ぎ向かったんです……。
ですが、最悪な状況となっていました……。
「良いっ!ダメっ!いっ、いっ、いっ!イグ、イグ、イグゥッ!」
(な……何なんだっ!!)
私が到着した時には既に遅く……ラージャンと彼女達は大乱交の真っ最中……サ、サラ……!?
一番最愛であるサラも、ラージャンの肉棒を受け入れ花弁を広げて腰を上下に降っていました……。ショックで気が狂いそう………。
な、何だこの匂い……まさか……コイツはラージャンだな、フルフルだけじゃなくコイツまで……。愛しの彼女達が……辞めてくれ!
(おいっ!彼女達を離せ!)
ラージャンに向かって叫んでました!
(俺は何もしてないぜ。雌達が勝手に群がって来たんだ、断る訳がないだろう。)
(ここに漂ってる匂いは、女性達の自我を失くし性交のみに執着させる香りだ!お前から発せられているのは分かっている、直ぐに匂いを止めて立ち去れ!)
(だがな…雌達が望んでこうしてるんだ……無理矢理離されるのは、お前も嫌だろう?)
(黙れっ!彼女達の意思じゃないことは分かってる!どうしても離れないなら……ガッ!!)
な、何だ……急に激痛が………い、今のはラージャンの雷光ブレス!?まじかっ!ノーモーションから放って来るなんて聞いてないし………。
(うるさいヤツは邪魔だ……。失せろ、この雌たちは俺のモノだ!)
(サ、サラ!……みんな!………。)
私は、ラージャンの雷光ブレスをマトモに受け左斜め下から右斜め上へ翼も含めて袈裟斬りの様な深い傷を追わされ……その勢いで、背中から数十メートル下の崖下に落下……下に生えていた幾重の木々に激突し、気を失っていました……。
その後の事は分かりませんでしたが、私にとっては彼女達を奪われた絶望と悲しみだけが記憶として残ったんです……。
「どうしますか?ジョーカー様。」
私が気絶?あるいは死んだ?状態の数メートル上空を私を見つめる視線が二つ……。
「ふんっ!あんな脳筋など役に立ちません。むしろ、私はこの古龍の方が必要なのです。この絶望と悲しみを漂わせている、この古龍をね………ククク。」
ジョーカーは両手を前にだし私に手をかざしました。すると黒い霧が私を包み込み、そこから連れ去ったんです……。こんな死にぞこないのどこが必要なんでしょうね……?
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いっ、痛たたたっ!ウグッ!全身痛い……ってか私に意識がある!?まだ死んでないって?
と言っても、復活無理でしょ!さっきラージャンに殺られた大キズにあちこちの骨折……痛っ!無数のキズと大量出血サービス……って誰にあげる訳じゃないですけど。
死を待つのみ……もう私には何も残ってない……彼女達を救えなかったし、こんな無様だし……。いいとこ一つもないし……。
「良いですねぇ、その絶望に打ちひしがれた心は……実に素晴らしい♪」
な、何で奴が……それにいったいここは……まさか……。周りを目だけで見える範囲で見渡すと、外の様ではありますが、空は暗くエリアが1つしかない。ジョーカーの後ろではゴアマガラが控えていました。
「ここは禁足地です。今は我々しかおりません。貴方をここまでお連れしました。」
(何故、私を?まさかあのラージャンはお前が!……ぐっ!)
「いいえ、ラージャンは関係ありませんな。想定外でしたが、私は貴方から彼女達を離したいと思ってました。そこは本当です。しかし、私が手を下すまでもなくあのモンスターが現れた事で私の目的は達せられた……。所謂ラッキーと言うやつです……ククク。」
なら、アイツは単独で……ホントかどうかは分かりませんがラージャンも本能で動いていたと。しかし……私は負けた……古龍として転生したとしても……中身が私じゃぁ話にならない……きっと新しい彼が守ってくれるでしょう。
スイマセンリーダーさん、アマネラさんどころかサラすら救えなかった……不甲斐ないやら情けないやら…………。
「ククク……彼女達はもう、ラージャンのモノになってますね……時間が立てばたつ程、そのモンスターの虜になってしまうと聞いてます。時間の問題ですねぇ……。」
(彼女達が……そうか……幸せになれると良いが……)
何も考える気力もなく……ただ茫然と死を待つのみ……。
「可哀想ですね……今、私が貴方の忌まわしい記憶ごと忘れさせてあげましょう。」
彼は両手を広げて、前回あった時の様に両掌から黒い炎を浮かばせます。それがそれぞれ大きくなっていき……彼が私に向かって放出してきました!しかし、私は動く事すら出来ない……されるがままになるしかありませんでした……それに……私はまた……一人ぽっちになった……もうどうでもいい……そんな気になってました。
やがて、黒い巨大な炎は私を包み込み……やがて節々から黒いオーラがゆらゆらと立ち上がってました……そう、獰猛化……しかも、通常ならば黒のオーラが要所要所に移動してその部位や技!?をパワーアップしてくれますが……私の場合は違いました……最初から全部の要所に黒のオーラが噴き出し、移動する事なく放出されたまま……。
「おおおっ!これは……素晴らしい……♪♪敬意を表しますよ!!」
禍々しい狂竜ウイルスのオーラを全身に纏い……”獰猛化クシャルダオラ変異種”となったんです………………………………。
次のお話へどうぞ♪