はぁ~い♪♪”獰猛化クシャルダオラ変異種”になりました皇 雅人(すめらぎ まさと)ことマサトです。
淫香と言うモンスターから放つ匂いで、私の彼女達がラージャンになびいてしまいました。不甲斐ないばかり……ウルウル……。
いくら淫香と言うモンスターが突然変異でこの匂いを出す事が出来るようになった種が居るとは言え、彼女達はその香りに負けてしまったんです……いや、勝てないでしょうけどね。あんなに他のモンスターと淫らな事を……しかもサラまでも……。
取り返そうとしましたが、そのモンスター、ラージャンに負けてしまいました……古龍なのにね、良いとこ無しです。
村長さんやリーダーさんとの約束も守れず……また、転生前の様に一人ぽっちに……。もうなるがままに……とジョーカーの狂竜ウイルスを受け入れてたんです。
すると、あれよあれよと獰猛化し、しかも最初からパワーアップ状態。私も心の殻で眠っていたので、この後の記憶が全く無くなります。
ただ、あちこちで暴れたという事だけは後で聞いた話……。
孤島や森丘、古代林……地底火山や氷海あらゆる所に現れて、モンスター達を次々と倒していったようです……。
あのね……驚いたのはある時、同じエリア内で暴食の王”イビルジョー”に出くわしたらしいんですけど……私の姿を見た途端に動きが止まり、周りを見渡してそのまま身を翻して帰ってっちゃった……嘘でしょ……だって同じ狂竜ウイルス持ち……まあ、この姿ならそうかなぁ……。
そして倒して来たモンスターは勿論、二つ名持ちのモンスターも何体か倒してたようですけど、それが獰猛化して各地で暴れだしてました……。
その事がギルド本部にも響き渡る事に……。この時はまだ、リーダーさん達には連絡が入ってませんでした。
リーダーさんも私との約束を守る為……と言うより私の事に興味が湧いただけなんでしょうけど、その火山の天然温泉の場所へちょうど向かっていてくれたんです……。
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その洞窟内ではいまだ淫らな宴が続いていました……。ナナさんは先に犯されていた方だったので、壁の方で疲れて眠っていました。しかし、彼女達は大量の汗をかきながらも……ラージャンの相手をしていました……。
ラージャンと言うスタミナ絶大なモンスター相手に……淫香と彼女達の愛液と体臭が混ざりに混ざった匂い……彼女達は我を忘れてラージャンを……彼の一物を貪っていました……時には口で、時には乳房で、時には花弁を広げて肉壺で……正常位やバック、騎乗位や対面座位、脚をM字開脚させて、代わる代わるラージャンに抱かれて行きます……このまま、後もう少しで本当にラージャンの虜になりそうになっていました……。
そんな時です、リーダーさん達が洞窟の入り口にたどり着いたのは……。
「リ、リーダー!?奥から声が……。」
1人の男性ハンターが、声を聴きつけます。
「で、でも何だ!?この嬌声のような声は?しかも無数に……。」
もう一人の男性ハンターも異常な声に気付いたようで……。
「な、何か匂います!体臭に混じっていやらしい匂いが……こ、これはもしや……。」
一緒に来ている女性ハンターの1人が匂いに気付きました。
「うむ、私も感じている……おかしいな……いくらマサト殿とお楽しみだったとしても、この香りは危険なもの、愛しあっている者同士、使う必要が無い筈だ……一体どうなっている?」
リーダーさんもさすがに異常を感じたようで警戒しだしてました……何が起こっているのか……。
「オオオオオオッッッ!!」
「な、なんだ!この雄叫びは!!」
「こ、これは……あのマサト殿の!?」
「いや、違う……クシャルダオラの咆哮とは違う物だ!!一体どうなっている!先に来ている筈のマサト殿はどうしたのだ!!」
「リーダー!!あれを見てください!」
もう一人の女性ハンターが、リーダーに声を掛けます……。
「どうした?」
「あれを……。」
それは、洞窟の反対側……崖の下を指差す女性ハンターさん……リーダーが見下ろすと、数十メートル下に数本の木々が凪ぎ倒れ、血と思われる液体が大量に木や地面にこびりついていました……。
「なっ……あれは古龍の血だな……。」
「えっ、まさかそれでは……!?」
「うむ、マサト殿かもしれん……。」
「じゃ、じゃあ中で叫んでいるのは!?」
「恐らく違うモンスターということだろう……。」
「そ、そんな……。」
「おいおい、マジすか!?」
「あ、あれ、淫香とかいう催淫剤ですよね?今龍歴院でも調べ中の?」
「そうだ、男性には影響は無いが女性には効果が絶大だそうだ。フルフルの事件の時にはマサト殿が助けてくれていた。しかし、他に生成できるモンスターが存在しようとは……。」
「マ、マサト殿はどうなったんでしょう?」
「恐らくはそのモンスターの攻撃を受け、崖下に転落したようだ……あれだけの出血……無事ではいられないだろう。」
「なっ!マサト殿を倒すモンスターなんて……。」
ハンター達に動揺が走ります!
「しかし、問題は別にもある……。」
「別にも!?」
ハンター達が怪訝にリーダーさんを見つめます。
「あれだけの大怪我をしていて、何故マサト殿自身がそこに居ないのだ?」
「あっ!?」
「そう言われれば……。」
そうです、リーダーさんはそこも引っかかってました……。私の身体が落下した地面に無い……かと言って移動した形跡もないのです。それにも異常を感じていました……歴戦の感と言うものでしょうか……。
「しかし、今は中の状態だ!私の妹を含め、彼女達を救出するぞ!」
「「「「はっ!」」」」
「お前たち二人はこの香りを吸わないように気を付けろ、私達でそのモンスターから女性達を引き離す!その保護を頼む!」
「了解です!行きましょう!」
「よし、中へ進むぞ!」
5人のハンター達は、武器を構えなるべく音を立てないようにゆっくりと中へと進んで行ったんです……………。
「な、なんじゃこりゃ……!?」
「おいおい、とんでもないな……。」
「あ、あの後ろ姿は………。」
「うむ、ラージャンだ……。」
まさに、リーダーさん達が見た物は婬香を出すラージャンを中心とした肉林状態……サラやリーダーさんの妹アマネラさん等6人が夢中で淫猥な行為を続けています……リーダーさん達が洞窟内に入って来た事すら気付かないくらいに……。
「2人は後方で待機、後の2人は私と攻撃を加えた隙に彼女達を引き離す……彼女達は傷つけぬように……スピード勝負だ、行くぞ!」
「「「「はっ!!」」」」
2人の女性ハンターはライトボーガンを構えて援護の姿勢を。リーダーと2人の男性ハンター達は武器を構えます。
「我が妹のみならず……強引に香りを出して女を手籠めにしようなどと……許せぬっ!!私を怒らせた事……後悔するといい!!」
そう叫んで、リーダーさんがラージャンの後ろに回り込みます!早いっ!その間実に数秒……。
「螺旋斬っ!!」
リーダーさんの愛双剣、ギルドナイトセイバーをもって狩技でラージャンの背中を1撃してました!
「ギャガァァァッッ!!」
不意打ちを食らって、ラージャンが背中の激痛に耐えられず女性たちを放り出して暴れ出します!その隙を狙って女性達を1人ずつ引き離し、女性ハンターに預けていきます……。
ラージャンが狂気の形相でリーダーさんを見据えてきました。
「お前は私を怒らせた……彼女達は返してもらうぞ……それと、マサト殿の敵を討たせてもらう……!!」
リーダーさんも、ラージャンに引けは取りません。異様な殺気のオーラがリーダーさんの全身から発せられていきます……リーダーさんの怒りモード、初めて見ます……いえ、私は居ませんけど。
「リ、リーダー!?女性たちが、ラージャンの所に戻ろうと暴れて……。」
女性ハンターが、抑えようとしますが力が強く上手く保護できずにいます。我を無くしている彼女達はラージャンの傍に行こうと必死になってました。
「気絶させても構わん!いや、その方が保護しやすいだろう!許可する!保護を最優先だっ!!」
「「了解っ!!」」
2人の女性ハンターは彼女達の後頭部やみぞおちを殴り、気絶させていきました。それによって、ラージャンの所に戻ろうとするのを防いでいました。
「リーダー、俺らも攻撃に加わります!」
「いや……こいつは私一人でヤル……私にはその責がある……。」
「リ、リーダー……!?」
先程の殺気が更に増していました……さすがにラージャンもたじろぎます。しかし、ラージャンも毛を金色に身体を黄色と黒の縞模様にさせ、胸を叩いて威嚇して来ました。
「生きて……帰れると……思わぬ……事だ……。」
リーダーがラージャンを見据えます。その凄まじい気迫に2人の男性ハンターも後退し、女性達の保護に回ります。この後の戦いを注視しながら……。
「オオオオオオッッッ!!」
いきなりラージャンが、雷光ブレスを放ってきました!しかし、リーダーさんには当たりません!そのブレスをギリギリ躱しながら歩いて近づいて行きます……ラージャンが焦ってブレスを左右上下に向けるもことごとくそれを躱され更に近づかれます!さすがに畏怖したのは言うまでもなく……。
完全に目の前まで間合いを詰められたラージャンは、焦りと畏怖で身体を上に捻り上から大きな拳を力一杯に振り下ろして来ました!
「おおおおおっっ!!血風独楽Ⅲ!!」
そのラージャンの振り下ろした拳を躱し、それを狙って身体を回転させながら双剣で切り刻んでいきます。この狩技!Ⅲになるとその回転数が7回転になるというダメージが弱そうに見えて、実はそうでもなく決め技として使う人も意外といる狩技です!
その狩技がラージャンの全身を切り刻み、先の螺旋斬のダメージと共に地面に崩れ落ちていきました……悲鳴を挙げられる暇も与えられずに……。
「おおっ!リーダー!!」
「ふうっ……女性たちは?」
「全員無事に保護しました!」
「分かった、ラージャンは他のハンターに頼んで龍歴院へ運んでもらおう。取り敢えず猫タクも頼んで彼女達と共にポッケ村に戻るぞ!村長にも話さなければ。」
「「「「了解!!」」」」
彼女達は毛布に包まれ、装備も一緒に猫タクで……リーダーさん達も一緒に火山を後にしました……。
表情には出しませんでしたが、無言で切なそうな感じでした……。
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「おおっ!本当に素晴らしいっ!私の思惑を遥かに超えている……こんな楽しいことがあろうか♪♪」
「クスッ、嬉しそうですね♪」
「当然だ、二つ名持ちのモンスターをも凌駕し獰猛化にまでしてしまう……想定外の事にワクワクしているよ♪」
遠巻に私の様子を見ている2人……ジョーカーと女性……黒い髪のストレートに黒のチャイナドレスに似た服装でジョーカーの背中に寄り掛かりながら見つめていました。当の私は獰猛化ウイルスに身体を任せたままで……心の殻に閉じこもっていたので、そんな事になっているとは知る由もなく……。
そして各地で被害が出始め、緊急事態と2日後、ポッケ村に戻ったリーダーさん達にも通達が下ったんです。
”獰猛化クシャルダオラ変異種”の討伐が…………。
まだまだ次をどうぞ♪