約2週間後の体育館の使用権と女バスの存続を掛けた対抗試合を控え、新たな女バスコーチとして就任した俺は慧心学園男子バスケ部顧問兼監督の小笠原先生に挨拶しに行った。
神経質そうな風貌で初対面の俺に対して明らかな侮蔑の視線をぶつけてきやがった。
成る程、通称「カマキリ」と呼ばれて昴の叔母に当たる美星ちゃん達から嫌われる訳だ。
それでもバスケに対する情熱は本物で指導者としては昴も認めるほど有能さで男子バスケ部員からは尊敬されている模様だ。
「どうも初めまして、私この度慧心学園女子バスケットボール部の臨時コーチをやらせて頂く事となった、〇〇〇〇と申します。よろしくお願いします」
侮蔑の視線を極力無視して、大人の対応で挨拶をした。何せ、見た目は18から20代の若者だが、中身は40代のアラふぉ·····大人だからなっ!
「おや?これはこれは···新しくやって来た女子バスケットボール····
嫌みったらしくわざと同好会と言って煽りに煽って最後まで侮蔑の視線を向けたまま、
いそいそと帰っていった。
・・・・・・
「····ブッ!ブハハハハハ!ハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」
俺は範馬勇次郎の如く一人不気味に大笑いした。
「まっ、マスター!!お気を確かに!」
心配したムカイさんが声をかけてきた。
「俺は大丈夫だぜぇ···ムカイさんよぉ?ただ、ほんのチョイとばっかしキレちまっただけだからよぉ···?よーし、決めたっ!ムカイさん俺はチートな秘密道具を躊躇わずフル活用して男バスの連中を我が女バスが完全勝利して奴をとことんコケにしてやるぜっ!!」
「····心底頭に来てますね?」
「まあね。ただ、別に試合の最中に妨害工作するつもりはないさ。あくまでも
「····ほんの少しだけ巻き込まれる男子バスケットボール部の部員が気の毒に感じます···」
◆◆◆
という訳で、これから慧心学園女子バスケットボール部の指導をするにあたり準備をしなければ。
まず、指導するに当たって体に秘密道具の『能力カセット』を入れてプロのバスケコーチの能力を得る。
これでみんなにバスケの基礎コーチングは問題ない。それと限りなく本番さながらの模擬試合を経験させてやりたいから『改良型コピーロボット』を数体用意して、米国のエレメンタリースクールの女子バスケットボール部員をコピーして能力設定を今現在のあの娘たちの実力よりもほんの少しだけ上に設定する。
やはり単純にしっかりとした実力を得るには今の自分達と互角か、少し強い奴らと試合するのが一番手っ取り早いからな。
あっ、因みに米国の小学校に相当するのがエレメンタリースクールで、それより上の学年、中学生に相当するのがジュニアスクールだってムカイさんから聞かされて初めて知ったよ。
まあ、どっちしろ年齢の近い女子バスケットボール部の人間をコピーすればいいだけだ。
そして個別指導と大人のマッサージの専用部屋に『壁紙ラブホ』も用意してと···では始めようかっ!
◆◆◆
そして昴に代わってのバスケコーチとして、みんなに練習を指示して指導にあたった。
「うりゃああーっ!!」「ハァハァハァ!!」
「よーし!そのまま続けてダッシュだ!自分のペースでいいから無理しないように、怪我に気をつけて!!」
「「「「「はいっ!」」」」」
みんな素直に俺の指示に従って一生懸命に基礎練習を行っている。
「よーしっ!次はパスワークだ!それぞれ順次入れ替わりながら、なるべく素早くパスを返してボールを廻して行こうかっ!」
「「「「「わかりました!」」」」」
次々にメンバーを入れ替えながら素早くパスを廻す。ふむ、これはどうやら昴っちの野郎の指導の成果だな···僅か3日しか指導してないが、奴め···彼女達のチームワークの良さに目を付けてしっかりとパスワークを指導していたのが伺える。
小癪な真似を···何か悔しい。
指導は続く。次はオフェンスだ。五人をそれぞれ様々な距離と角度に立たせてそこからシュートさせる。
あらゆる局面からでも精度の高いシュート力を養わせる練習だ。
やはり決定的かつ、確実なオフェンス力がなければ勝利するのは難しい。
悔しいがやはり男バスは強い。
連中とは現時点では実力差がありすぎる。
男子達は基礎体力を始め、フィジカル、テクニック、精神力、そして実戦経験の全てが上回っている。
ディフェンスは均整の取れたマンツーマンでこなしている。そして何より男バスエースの竹中のオフェンス力···!
1on1の勝負なら我がチームのエース智花に分はあるものの、チーム全体となるとやはり勝利するのは難しい。
だが、今はとにかく基礎能力の向上が先決だ。そう、俺の個別指導でな···♥
待ち遠しい。実に楽しみだ。
「〇〇さんシュート練習は一通り全員終わりました。次は何をすればいいですか?」
俺の紗季ちゃんが次の練習メニューを聞いてきた。
「うん、それじゃ最後にみんなで校庭をランニングに行ってきてくれる?試合じゃとにかくいっぱい走らないといけないからね。でも無理せず自分のペースでね?」
「はいっ!わかりました」
キリッとした返事をしてみんなを連れて校庭でランニングに向かった。
さてさて、俺はみんなの為にタオルとしっかりと冷えたスポーツドリンクを用意し、体育館の用具室に壁紙ラブホを設置してと····
◆◆◆
俺はハツメイカーで作成した離れた距離や、自分からは見えない死角からの映像を写しだせる『超空間ウインドウ』でランニングしている彼女達の姿を追った。
「ファイトっ!ファイトっ!」
智花と紗季が先頭に立って走り、元気よく声を出して他の三人を引っ張る。
····うん、やっぱり愛莉のお胸がしっかり上下に揺れているなっ!彼女達のひたむきに練習に励む姿を暫し眺めていると、ひなたちゃんの顔色が少し悪くなってきた。
うむ。予定どうり、頃合いだな。俺は
『どこでもドア』で、保健室へ向かう道すじの、なるべく人目のつかない場所へ移動して素早く彼女達の元へ駆け寄り声を掛けた。
「オーイみんな、ちょっとストップ!ひなたちゃんの顔色悪くなってるよ。少し休憩しようか?念のためひなたちゃんは俺が保健室に連れて行くよ。みんなはスポーツドリンクを用意したから遠慮なく飲んで休憩してて。タオルもあるからね。それじゃ、行こうか···
ひなたちゃん···」
俺はひなたちゃんをお姫様抱っこして立ち上がる。
「ハァ、ハァ···おー····〇〇お兄ちゃんお世話かけます···」
「···なに、大した事ないさっ。これもコーチの役割だからね」
残ったメンバーが心配そうに覗き込んで彼女に声をかける。
「ううっ···ひなちゃん····コーチ、ひなちゃんをよろしくお願いします」
ひなたちゃんと一番仲良しな愛莉が泣きそうな顔で···というか既に泣いてお願いしてきた。
「ゴメンね····ひなたの体調も考えずに無理させて···」
「おー、智花は全然悪くないよ。これぐらい平気ー」
周りが見えてなかったと、自己嫌悪している智花の頭を彼女は優しく撫でた。
「〇〇!ひなたをよろしくなっ!」
「〇〇さんお願いします」
真帆、紗季の二人も心配してお願いしてきた。
「あいよ!任せなさいっ!」
出来る限りの爽やかスマイルでその場を後にした。
◆◆◆
速すぎず、遅すぎない歩調で保健室へ続く道を歩いて、ひなたちゃんに声をかけた。
「大丈夫かい?ひなたちゃん」
「うん。〇〇お兄ちゃんありがとう····
ひなね、みんなの中で一番バスケ下手くそ、足も遅い、すぐに疲れる、シュートもみんなの中で一番届かない。ひな足手まとい。だから〇〇お兄ちゃんお願いします。ひなはもっともっとがんばります。だからバスケ教えてください。ひな、もっとみんなと部活したい。もっとみんなとバスケを続けたいです···」
俺の腕の中でひなたちゃんが切ない心根を漏らした。
「····ひなたちゃんはみんなとするバスケが
大好きなんだね?」
「おー!大、大、大好き。下手くそだけどみんなとするバスケとっても面白い。〇〇お兄ちゃんと今はいない昴お兄ちゃんのおかげです。ありがとう」
やれやれ全く···男心を
そんな女の子を俺は今から凌辱するっ!!
だってそれが本来俺がこの世界にやって来た目的なのだからっ!!
そして俺は彼女の耳に悪魔の甘言を囁いた···
「···ねぇひなたちゃん。俺が個人的に君を指導して更に体調を整えるマッサージもしてあげようと思うだけど····どうかな?」
「おおー!〇〇お兄ちゃん、ぜひ、ひなに指導してください。ひながんばります」
無垢な瞳から熱く固い決意に満ちた溢れた強い意思がヒシヒシと伝わってくる。
やれやれ···彼女の熱意を無下にする訳にはいけないなぁ···(棒読み)
しかとその想い、受け取ったよ。
「···よーしわかった!全部俺に任せなさい!」
そしてそのまま設置してあるどこでもドアで体育館の用具室に張り付けてある壁紙ラブホの部屋へと直行した。
部屋はその名のとうり、ラブホ使用で綺麗な一室となっており各種エログッズアイテムも準備されてある。
部屋の真ん中に設置してあるキングサイズの柔らかなベッドにひなたちゃんを下ろした。
「おおー!?柔らかくって、ふわふわー。
とっても気持ちいいー。ひな、こんなベッド初めて♪」
フフフっ、ひなたちゃんすっかりご満悦だ。開発した甲斐があるってもんだ。
ベッドの感触に喜んでいるひなたちゃんを押し倒して彼女を見つめた。
「〇〇お兄ちゃん····?」
「ひなたちゃん、これから君に個別指導とマッサージを始めるよ···」
「おー!〇〇お兄ちゃんよろしくお願いします」
うん、素直ないい娘だ。そして彼女の顔を寄せてその小さく艶やかな唇に俺の唇を押しつけた。
「····ん!?····んんっ──♥」
予想だにしない行為にも関わらず、ひなたちゃんは俺の唇を受け入れてくれた。柔らかく、そして甘い吐息がかかる。そして自分から腕を伸ばして俺の背中を優しく抱きしめてくれた。俺もひなたちゃんを抱きしめると
幼い肢体に指先が沈みこむ。
彼女の、いや、小学生特有の体温の高さを感じとり、肌と髪、そして少し汗ばんだ切ない匂いに軽い眩暈すらしてきた。
ゴメンなぁ、竹中くんよぉ···君の想い人のファーストキスは俺が美味しく頂いたよ♥
彼女の素晴らしさは外見のみにあらず、全てを受け入れる天使のような優しさと見た目からは想像もつかない隠れロリ巨乳も魅力の一つだ。当の本人にはもちろんそのような自覚はあるまいが。
2、3分程、唇と体を密着させ、とうとう我慢できずに俺は彼女の口内へ舌をネジいれた。
これも彼女は一切の抵抗を見せずに受け入れてくれた。
唾液まみれの舌を入れられ、初めての粘膜接触の刺激と快感にその幼い身体は小刻みに震える。ひなたちゃんの舌はやはり小さく柔らかくそして旨かった。
卑猥な音をわざと立てて煽ると音に応じてピクピクと可愛い反応が嬉しかった。
これだと呼吸がしづらいと感じた俺は静かに唇を離すとひなたちゃんの少し開いた唇から緋色の舌が辛うじて見えた。その唇と舌は俺の舌からの唾液によって汚されてはいたがとても美しく映った。
「···お兄ちゃん···ひなねぇ···とても体が熱くなっちゃったの···もっともっとひなに指導してください」
ひなたちゃんのその言葉でより一層俺の息子が激しく疼いた。
加筆修正行いました。次回の更新は···未定です。