その17を書き上げた後にふと思いつきました。短いです。
キャラ崩壊とキャラ改変があります。
今回は暴力的な表現があります。すみません。
──────────────────────
パァン!パァン!
「お゛っ!お゛っ!?♥」
「ほら!もっと締めろ!」
草木も眠ると言われるある日の深夜2時。とあるアパートの一室……ではなく、全く人気のない田舎の公園の端にぽつんと佇む公衆トイレ。その中の暗い個室(和式)にて、2人の男女の声が響く。
今、この個室内では、全身を縄で縛られた女性……怪獣娘ノーバと、とあるサディスト男による緊縛セックスが繰り広げられている。
説明すると、素っ裸のノーバが亀甲縛りで全身と手足を縛られており、彼女の首辺りから伸びた縄を男が掴み、挿入しているペニスと共に彼女の体を支えている体勢なのだ。ちなみにこの縄は男が引っ張れば引っ張るほど絞まる仕組みになっており、並の人間では簡単に解けない。つまり、今のノーバは完全に男の支配下に置かれた性処理人形と化している。
「おいおい、どうしたんだ赤きスナイパーさんよぉ!背後とられていいのか!?ここか!」
「おぅっ!そこはぁ!♥」
男は愛液で濡れたペニスの角度を少し変えて、ノーバのGスポットを突き上げ、その刺激にノーバは嗚咽するように喘ぐ、
ぐちゅっ!ぶちゅっ!
「あ、おぉっ、あぁ♥」
「たく、いっつも際どい服で誘ってきやがって、このド変態野郎」
「そ、そんなぁっ、わざとじゃぁぁ♥」
男はノーバに罵倒を浴びせつつ、腰を動かして彼女の膣内を抉るようにペニスを暴れさせる。その暴れっぷりは闘牛のごとく勇ましいもので、彼女のGスポットを押し潰すだけでなく、膀胱を押しのけて腹面に小さな山を作るほどであった。
じゅちゅっ!ぶちゅっ!
「この前だって、普通に膝枕要求してきたと思ったらいきなり触手でペニスとケツ穴を弄り倒しやがって。おかげでこちとら仕事の時腰砕けて大変だったんだぞこらぁ!!」
「ごっ、ごめんなさぁぁ♥」
この前の件についてノーバは謝罪しようとするが、そんなことはお構い無しに日頃の恨みを果たすかのように、男は腰を強く振り続ける。
まるで獣が交尾をする時に出す喘ぎ声のような叫びとともに、汗ばんだ肌と肌がぶつかり合う水音が1つの音となって個室内に流れる。
「く、1発目だ!受け止めろ!」
「ぁ、ま、待って……」
びゅぐぐ……びゅるるるるっ!
「あぐぁあっ!♥」
男は数回強く腰を叩きつけると、そのまま膣内へ精液を吐き出し、その刺激にノーバは苦痛の混じった悲鳴をあげながら、尿道口から尿を噴射する。
「漏らしたのか、この変態」
「へぁ…………」
パンっ!
「おぉっ♥まだぁ♥」
「ああ、まだまだやるぞ!」
しかし男の性欲が収まることはなく、暫くして再び腰を振り始め、彼女の膣壁を擦る。愛液と精液が肉棒によって掻き混ぜられ、1つの潤滑剤となって膣内を満たし、ペニスを滑らかにすべらせる。
「あ、あぇ……あん♥」
スパァン!
「ひぎぃっ!?」
「おいおい何普通に気持ちよくなってんだ?今日はトコトン痛めつけるっつっただろうが!」
スパァンっ!スパァンっ!
「はうっ!♥」
ノーバは腹を押される痛みに慣れ、膣をぐちゃぐちゃに掻き回される刺激に快感を覚え始めた。が、そんなことを男は良しとせず、彼女の柔らかい焦げ色の尻肉に素早いビンタを何度も浴びせる。すると彼女の臀部は、子どもが親から尻叩きを受けた時と同様に、たちまち赤色に腫れ始めた。この痛みにノーバは涙と喘ぎを流すが、その顔はあからさまに快感に浸っていた。現に彼女の膣内で疼く肉襞達は、痛みを与えられる度にペニスをきゅうっと締め付けていた。
「う……やば、出る!」
「な、中ぁ……中にぃ……これ以上は孕むぅ……」
ぎゅうっ……
「おごっ……ぉぉぉっ♥」
精液が尿道へと流れるのを感じ取った男は腰振りを速め、ラストスパートをかけるようにペニスを彼女の奥深くまで貫きながら襞を擦る。と同時に、握りしめた縄を引っ張り、彼女の全身を、手足を、首をきつく絞め、骨を軋ませる。その絞まり具合にノーバは苦しみつつも、狭い気管から息を漏らしながら快楽に浸った声をあげた。
ぐちゅっ!じゅぼっ!
「くっ……!」
じゅぶんっ!
「おおぉぉっ!?♥」
男はノーバを個室トイレのやや汚れた壁に押し付けると、縄を一気に締め上げ、そのまま腰を深く押し込む。そして彼女のポルチオを突き上げて子宮口をこじ開け、尿道口から白く濁った精液を子宮内へと流し込む。絞められる痛みとポルチオを突かれた刺激、ドロドロと熱を持った精液の熱さにノーバの脳内は真っ白に弾け飛び、だらしのないマゾ声を密室に響かせた。
びゅぐぐっ……
「やっば……キツすぎて……うあっ」
ノーバの膣内は男から更なる精液を吐き出させようと、膣口から子宮口にかけて輪を作るように襞を畝らせ、ペニスを搾る。その快感は凄まじいもので、数回分の精液が精巣から新たに尿道へと搾り出され、彼女の赤い子宮内を白く染めあげる。そんな刺激に男は腰を抜かして倒れそうになるが、何とか踏ん張り、両膝立ちに姿勢を変えて射精を続けた。
びゅるる……ぬっぷんっ
「おあぁ……ぁぁ……♥」
そして数十秒後、男は無事射精を終えると、ノーバの膣内からペニスを引き抜き、彼女の体を個室の床にゆっくり落とす。彼女の腹の中では、吐き出された大量の精子が卵子を求めてタプタプと波をうちながら暴れ回っており、その一部は逆流して膣穴から外へと垂れ流されていた。
その熱さと床の冷たさにいじめられながら、ノーバは舌を出してアヘ顔をキメた。
「…………」
「……んむっ♥」
そんなことはお構い無しに、男は自分のペニスをノーバに突きつける。ノーバは縛られた体を動かし、男の肉棒にしゃぶりつき、竿についた愛液と精液を綺麗に舐めとる。
ちゅる……ちゅるる……ちゅぷ
ノーバは頭だけを使い、子どもが親指をしゃぶるように男のペニスにしゃぶりつく。一行為終えた後もあってか、彼女の肌は艶を出し、赤い瞳も何処か弱々しく潤んでいた。
「あ、やばい……」
ノーバの姿に色気を感じた男は興奮し、再びペニスを硬く勃起させる。
「……出していい?」
先程までのサディストが嘘のように、男は優しい声でノーバに話しかけ、ノーバは上目遣いで男を見つめながら頷いた
「……あ」
「んぐっ……♥」
そして数秒後、男はノーバの口内で3度目の射精を迎える。
「……」ゴクッ……ゴクッ……
しかしノーバは喘ぐことも嗚咽することもなく、ただ目を潤ませながら、亀頭先から吐き出される白濁液を飲み続けた。そんな彼女の頭を、男は愛おしそうに撫でた。
──────────────────────
「いつまで落ち込んでいる。早く帰らないと風邪を引くぞ」
「真夜中にこんな所でおっぱじめる方が風邪を引くよ……たく」
時は流れ、午前四時。夏と違いまだ外が暗闇と冷気に包まれている中、ノーバと彼は街灯の真下にあるベンチに並んで座っていた。しかし、仲睦まじいと云った雰囲気ではなく、彼が頭を抱える横で、ノーバが彼からプレゼントされた一昔前の携帯ゲーム機をプレイしていた。この2人、とても緊縛セックスを終えた後には見えない。
ちなみに今、ノーバは怪獣娘の姿ではなく、人間の姿で防寒着を纏っており、他人から見れば単なる少女にしか見えない。
「そもそもなんでこんな所でやろうだなんて思ったの?」
「この前試しにプレイしたゲームでそういうのがあってだな、なかなか魅力的だったから早速やってみたいと考えたんだ」
「だからって、こんな真冬の夜の公園でやんなくても……やっぱノーちゃんおかしいよ」
「何を言っている、君もノリノリだっただろ」
画面を見ながら答えるノーバの言葉に、彼は何も言えずに黙った。確かに先程の自分はノリノリで彼女との緊縛セックスにハマってしまい、その縄をきつく締め上げ、彼女の体を痛めつけ、罵声を浴びせながら白濁に汚した。そんな自分が彼女のことをおかしいというのは、良く考えればおかしなこと……のはずなのだ。
「……とにかく、俺はもう二度とこんなことはやらないから」
彼は顔を上げてノーバに言い放つが、彼女はゲーム画面を見つめて彼と目を合わせようとしない。そんな彼女に彼は諦めたように項垂れる。
暫くして、ノーバは突然ゲーム画面を閉じると、項垂れる彼の頭を撫でた。
「……私も、君が誰かを傷つけるような行為を好まないことぐらい知っている。その優しさに私は惹かれたのだ」
「……じゃあなんでやろうだなんて言ったの?」
「やりたかったから」
「そんな堂々と言うな」
堂々と変態発言を放つノーバに、彼は呆れたため息を吐いた。実を言うと、彼がサディストというのは嘘であり、彼自身は緊縛セックスのような、相手の体を傷つけるような行為は好んでいない。しかしノーバ自身は満足していないのか、時々彼にそっち系のプレイをするようアタックを仕掛けており、その成功した結果が今回の公園のトイレでの緊縛セックスということなのだ。
「……私だって、誰でもいいわけじゃない。君だからいいのだ」
「……」
黙りをキメる彼の背中に、ノーバは体を寄せる。
今までのノーバにとって、誰かに背中を許すことは死に近いものを意味していた。そんな彼女にとって、彼は自分の素性や性格を分かっている理解者であり、そして、唯一背中と心を許せるパートナーなのだ。
「……今度やるとしても、部屋の中だけだよ」
「十分」
彼が頭を上げてそう言うと、ノーバは言葉を返し、彼の頬にキスをした。
「……あ、傷」
ノーバに顔を向けた彼は、彼女の首筋に擦ったような傷が出来ていることに気がつく。どうやら縄を絞めた際についてしまったらしい。
「この程度、すぐに治る」
「ダメに決まってるじゃん」
すかさず彼はポケットからハンカチを取りだし、彼女の首筋から流れる血を優しく拭った。本当なら絆創膏の1つでも貼ってやりたいところなのだが、今は持ち合わせていないため、こうするしかないのだ。
「しばらく押さえてて」
「……」コクッ
彼の問にノーバは頷き、左手でハンカチを押さえる。
「……さてと、折角だからこのまま日の出でも見ていくとするか」
そう言うとノーバは立ち上がり、彼の膝の上にひょいっと座り直す。比較的小柄なおかげか、彼の膝の上に座る彼女の姿は、パートナーと云うよりは彼の妹のように見える。
「こうしていた方がお互いに暖かい」
「そうだね」
彼はノーバの腰に腕を回し、背中からぎゅうっと彼女を優しく抱きしめる。それに答えるように、彼女は彼の抱擁を受け入れた。
「……雪」
ふと、ノーバの鼻先に冷たい何かが付着する。2人が顔を上げると、空から真っ白な雪の粒が、地上に向けてポツポツと降り始めていた。
「こんな時間から珍しい」
街灯の光でチラチラと見える雪に、2人は声を漏らす。
「雪か、昔からしょっちゅう見ていたせいか、そんなに珍しくはないと思っていた……けど」
ノーバは素の右手を伸ばし、雪を受け止める。小さくて白いそれは、ノーバの手のひらに降りるとあっという間にその身を溶かして水に変わり、彼女に冬の冷たさを伝えた。
「……なんだか、今は不思議でたまらない」
雪の冷たさと彼の暖かさの両方を感じながら、ノーバは微笑んだ。
「……ひとつ聞いてもいい?」
「ん?なに?」
「さっき、部屋の中ならいいと言ったな?」
「……まあ」
「……じゃあ、今度のクリスマスは……その……今日みたいに」
「やだ」
「…………」
「……クリスマスぐらい、普通に祝おうよ」
「……うん」
そう言うと、2人はさらにお互いの身体を密着させる。その時のノーバの顔は、まるで赤いてるてる坊主のように真っ赤に染まっていたらしい。