※この作品はR-18です。

二次元ヒロイン詰めあわせ - 多重クロスハーレム -   作:みゆ_ハーメルン

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 登場キャラクター。

マキマ(『チェンソーマン』)(※ネタバレあり)
桐ヶ谷直葉(『ソードアート・オンライン』)
中野一花(『五等分の花嫁』)
中野二乃(『五等分の花嫁』)
中野三玖(『五等分の花嫁』)
中野四葉(『五等分の花嫁』)
中野五月(『五等分の花嫁』)
源頼光(『Fate/Grand Order』)
フローレンス・ナイチンゲール(『Fate/Grand Order』)
ランサー・アルトリア(『Fate/Grand Order』)
ロベルタ(『BLACK LAGOON』)
グレイフィア・ルキフグス(『ハイスクールD×D』)
エスデス(『アカメが斬る!』)
セルベリア・ブレス(『戦場のヴァルキュリア』)
アスモデウス(『メギド72』)
御影アキ(『銀の匙』)
良田胡蝶(『のうりん』)
及川雫(『アイドルマスターシンデレラガールズ』)
高坂麗奈(『響け!ユーフォニアム』)
田中あすか(『響け!ユーフォニアム』)
吉川優子(『響け!ユーフォニアム』)
中川夏紀(『響け!ユーフォニアム』)
鎧塚みぞれ(『響け!ユーフォニアム』)
傘木希美(『響け!ユーフォニアム』)
二条秋(『マケン姫っ!』)
川神百代(『真剣(マジ)で私に恋しなさい!』)
御剣冥夜(『マブラヴオルタネイティヴ』)
毒島冴子(『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』)
向井拓海(『アイドルマスター シンデレラガールズ』)
白瀬咲耶(『アイドルマスター シャイニーカラーズ』)
一ノ瀬はじめ(『ガッチャマンクラウズ』)
スィーリア・クマーニ・エイントリー(『ワルキュールロマンツェ』)
火々里綾火(『ウィッチクラフトワークス』)
霞ヶ丘詩羽(『冴えない彼女(ヒロイン)の育て方』)
入須冬実(『氷菓』)

春花(『閃乱カグラ』)
雪泉(『閃乱カグラ』)
牧瀬紅莉栖(『Steins;Gate』)
篠ノ之束(『インフィニット・ストラトス』)
木山春生(『とある科学の超電磁砲』)
ウザル・デリラ(『紅殻のパンドラ』)

安心院なじみ(『めだかボックス』)
新条アカネ(『SSSS.GRIDMAN』)



第1話 勇太の日常生活

 三宅勇太(みやけ ゆうた)は寝返りをうちながら、引っかかりを覚えた。

 手をついて体を起こそうとすると、深く沈みこむ。勇太が寝ている布団ではありえないことだ。

「起きた?」

 女性の声がして、驚きに意識が覚醒させられる。

 勇太はあたりに注意を払った。白塗りの広い部屋だ。装飾は洋風だ。勇太は巨大なベッドに寝かされていた。

 若い美人が勇太を見下ろしている。

 勇太は30代の冴えない派遣社員だ。最後の記憶では、狭い自室の煎餅布団で寝ていた。

 女性は細身で、白いワイシャツにネクタイ、スラックスという地味な服装をしている。髪を三編みにして束ねている。

「ブヒッ!? 『チェンソーマン』のマキマさんにそっくりだよォ!」

 コスプレだとしたら、あまりに完成度が高い。だがアニメじみた服装でもないので、ただの空似かもしれない。女性はコスプレイヤーにしては美人すぎた。

 女性は勇太の眼前に屈みこんだ。

「ブヒッ!?」

 勇太は悲鳴をあげた。勇太は肥満体の不細工で、これほど女性と接近したことはなかった。これほどの美人となればなおさらだ。

「よく私の顔を見て。私はマキマだよね」

 やや幼い顔立ち。細い顎。通った鼻筋。たしかに『チェンソーマン』のマキマがそのまま現前したようだった。

「ブヒィ!?」

 勇太は混乱した。マキマは言った。

「私は『チェンソーマン』のマキマ。なにを言っているか分からないよね。無理もないかな。簡単に言うとね、君はマンガやアニメやゲームのヒロインがたくさんいる世界に来たんだ。それでその女の子はみんな君のことが大好き。君もネットでよくそういう小説を読んでいるでしょ? 普通の同人小説とはちがうんだよね。えーッと、クロスオーバーだっけ?」

 マキマは勇太の両肩に手をおいた。

「それで君にはその女の子たちに種付けしてほしいんだ」

「ブヒィ!?」

 勇太は悲鳴をあげた。

 マキマは手を勇太の股間に伸ばした。ズボンの布越しに股間の膨らみを擦(さす)る。マキマは勇太の耳元で囁いた。

「驚いたよね。理解できないかな? でも、難しいことは考えなくていいんだよ。私はおっぱいも大きくないけど、このあとくる娘(こ)はみんなグラマーだから。君は気にいった娘(こ)のおっぱいを揉んで、おマンコにおチンチンを挿(い)れてくれればいいの。何回、射精してもチンチンは萎えないようにしてあるから。気が向くままにエッチしてね。分かったかな?」

 そう言うあいだ、マキマはずっと勇太の肉竿を擦(さす)っていた。耳元で美人に淫語を囁かれることと、繊細な手で股間に触られることの刺激で、すでに勇太は射精の寸前に達していた。勇太は必死に頷いた。

 マキマはパッと股間から手を離した。ベッドの脇に立つ。

「よし! じゃあ今日からの君の生活を説明しようかな」

 パンパン、とマキマは手を叩いた。

 部屋に6人の少女が入ってくる。

 『ソードアート・オンライン』の桐ヶ谷直葉と、『五等分の花嫁』の五つ子、中野一花、中野二乃、中野三玖、中野四葉、中野五月だ。

 マキマが言う。

「まずいま君はひとりで起きたけど、ここから変わるからね。明日からは直葉ちゃんに朝勃ちしたおチンチンをフェラチオして起こしてもらうから。言うなればモーニングコールならぬモーニングフェラチオかな。直葉ちゃんはおっぱいが大きいからパイズリしてもらってもいいかもね。それは寝るときに君が決めて。ただ直葉ちゃん1人だけだともったいないからね。おチンチンが寂しかったら、他に中野姉妹に命令して。これから君のおチンチンはつねに複数の女の子を相手すると思って」

「ブヒィ!?」

 直葉が低頭する。

 直葉は15歳の中学生だ。顔はあどけない。おかっぱにし、前髪を直線に切揃えた髪型もあいまみ、野暮ったく見える。ただし胸は中学生とは思えないほど大きい。服越しにも大きな円を描いているのが分かる。

 マキマは続けた。

「うーん、朝はやっぱり妹に起こされるのがいいと思ったんだけど、どうだったかな。他にも『化物語』の阿良々木火憐、阿良々木月火の姉妹とか候補はいるから、希望があったら言ってね。中野姉妹は君の枕ね。彼女たちはみんなおっぱいが大きいから、枕にするのに最適だよ。睡眠は健康に大切だからね」

 一卵性の5人がぞろぞろと寄ってくる。巨乳の美少女の女子高校生の五つ子が勢揃いする凄い光景だ。5人は次々に服を脱いだ。大ぶりの乳房が続々と、ばるん♡ と弾む。

 5人は乳房を勇太に押しつけた。それぞれ胸囲(バスト)が1メートルほどあり、したがって胸の広さも0.7平方メートルほどある。勇太の体を覆うには十分だ。

 温かく柔らかい10個の乳塊を押しつけられ、まるで温水を詰めたウォーターベッドに寝ているようだ。

「ブヒィーッ!」

 勇太は興奮で鼻を鳴らした。

 マキマが冷静に言う。

「寝るときの説明はこれくらいでいいかな。あくまで中野姉妹は君を寝させるためにいるんだからね。あまり興奮しちゃダメだよ。君も枕や布団に興奮したりしないでしょ? もちろん中野姉妹に中出ししてもいいけど、私としては、ここに他の女の子を呼んで中出ししてもらったほうが嬉しいかな」

「ほ、他の女の子がいるデプゥ?」

 勇太にとって、巨乳の美少女の女子高校生の五つ子は最上級の女性だ。それ以上の女性がいるということは考えられない。

「うん。そもそも私が一時的な役割だからね。この世界のことをひと通り説明したら、私は引っこむよ。残念だけど、私はおっぱいもお尻も大きくないし、君の側にいるのは相応しくないんだ。私はメタ的な説明がうまいからこの役割を任されたけど、それだけだからね。はじめに1回読んで捨てる取扱説明書と同じ。君の世話をする女の子は他にいるからね。明日からは困ったことがあれば、その娘(こ)たちに言ってね」

 マキマはそう言い、パンパン、と手を叩いた。

 3人の女性が部屋に入ってくる。

「まあまあ。よく来てくれましたね」

「体温、脈拍とも異常ありませんね。明日から私が健康管理しますので、そのつもりで」

「ふふ。どうしましたか? 呆けた顔をして。あなたは私たちを束ねる主(あるじ)なのですよ」

 『Fate/Grand Order』の源頼光、フローレンス・ナイチンゲール、ランサー・アルトリアの3人だ。

 源頼光は身長175センチ、胸囲(バスト)106センチのKカップ。

 フローレンス・ナイチンゲールは身長165センチ、胸囲(バスト)101センチのJカップ。

 ランサー・アルトリアは身長171センチ、胸囲(バスト)107センチのKカップだ。

 見るだけで射精してしまいそうな高身長で巨乳のモデル体型の美女だ。

 しかも3人とも絶世の美女だ。

 頼光は細面で切長の目をし、鴉の濡羽色の長い黒髪をしている。

 ナイチンゲールは小顔で怜悧な顔立ちをしている。鋭い冷眼をし、鼻筋は通り、小ぶりな唇をし、顎は細い。銀髪を太い1本の三編みにし、輪状に束ねている。

 アルトリアは面長で涼しげな碧眼をし、輝くような金髪(ブロンド)をしている。

 その上、頼光は源氏の棟梁で、アルトリアはブリテンの王、ナイチンゲールは近代医療の偉人という英雄だ。優秀な遺伝子の卵子に種付けしたいという生殖本能が刺激される。

 マキマが言う。

「ね? 私なんかどうでもよくなるでしょ? 身のまわりの世話をしやすいように、アルトリアちゃんにはバニースーツ、頼光ちゃんにはチャイナドレスを着てもらったんだけど、どうかな。ナイチンゲールちゃんはナース服。ハロウィンの衣装だとコスプレっぽいから、普通のミニスカナースね。『サイレントヒル』のナースっぽいかな。あはは」

 マキマは軽い笑声をあげるが、目は笑っていない。マキマはつねに、穏やかだが目は笑っていない表情をしていた。

 ナイチンゲールの白衣の胸元はV字に大きく開いている。滑らかな白い乳房が覗いている。左右の乳房が押しつけあい、ムニッ♡ と谷間を形成している。

 ナイチンゲールは形のいい額(ひたい)を勇太の頭に当てた。ナイチンゲールが屈みこんだことで、勇太の眼前に豊かな胸の谷間が迫る。

「やや動悸が速まりました。ですが体温は平熱ですね。一時的な興奮によるものでしょう」

「ブヒィーッ!」

 勇太は鼻息を荒げた。

 その様子を眺めていたマキマが言う。

「勇太君。おっぱいに触りたかったら触ってもいいんだよ」

 そう言われ、おそるおそる手を伸ばす。ナース服をたわませる量感のある乳房に触れる。そのまま乳肉の塊を押しあげる。勇太は夢中になって布越しに巨乳を揉みしだいた。

 ナイチンゲールは表情を微動だにしなかった。依然として怜悧な顔付きで言う。

「血液の充足による男性器の膨張を確認しました。私の口腔で男性器を刺激し、射精を促しますか? または私の乳房で男性器を挟み、同様に刺激することもできます」

「ブヒッ!?」

 理知的な表情と口調でそう言われ、勇太の興奮は頂点に達した。

 マキマが話に割りこむ。

「あッ、ナイチンゲールちゃん。いまは時間がないから、またあとにしてくれるかな。今日中に勇太君にこの屋敷の設備と主な居住者を紹介したいから」

「了解しました」

 ナイチンゲールは素直に引きさがった。

 勇太の肉竿は射精の直前まで昂(たか)ぶり、ジクジクと痛んでいる。射精を延期されることは辛かった。

 勇太が寝るベッドの傍らで、マキマは床に座った。ベッドに両腕を乗せ、軽く腕組みする。腕組みした上に頭を乗せ、横から勇太の股間を眺めた。勇太の肉竿は怒張し、ズボン越しにもはっきり形が分かる。

 勇太の肉竿は明らかにマキマの顔より長かった。マキマは顔を寝かせたまま、勇太の肉竿を見つめていた。

「すごく大きくて立派なおチンチン。私たちみんなが、この1本のおチンチンに夢中。この世界じゃなかったら、私がおチンチンを咥えて楽にしてあげるんだけど。でもこの世界で君のおチンチンは貴重だから、もうちょっと待っててね」

 マキマは立ちあがった。「ロベルタ、グレイフィア。来て」と声をあげる。

 長身で胸部と臀部の大きい(グラマラスな)2人の美女が現れる。

 『BLACK LAGOON』のロベルタと『ハイスクールD×D』のグレイフィア・ルキフグスだ。

 ロベルタは銀縁の丸眼鏡をかけ、長い黒髪を三編みにした酷薄な美女だ。黒のワンピースに白のエプロンという古典的(クラシカル)なメイド服を着ている。

 グレイフィアは長い銀髪を三編みにした妖艶な美女だ。紺のワンピースに白のエプロンという、やはり古典的(クラシカル)なメイド服を着ている。

 2人ともワンピースで押さえられた乳房が大きく、エプロンの腰紐で縊りだされているようだ。スカートの尻も、まるで鯨骨(クリノリン)で膨らませているように大きい。

 マキマが言う。

「どう? メイドさんだよ。彼女たちは2人とも非処女で経験豊富だから頼りにしてね。手間のかかることや難しいことは彼女たちに言ってね。きっとうまく解決してくれるから」

 ロベルタが低頭する。

「多くの男にこの体を汚(けが)させた下賤の身です。御主人様。どうか私のことは道具とお考えください。性技に通暁しているため、御主人様と交わる女性に教示することができるでしょう」

「せ、性技デプゥ?」

「はい。例を挙げればアナル舐めパイズリです。御主人様にお立ちいただき、舌で肛門に奉仕しつつ、私のだらしない胸の肉を足のあいだから通し、ペニスをお包みします。こうして御主人様に前後の2箇所の快楽を味わっていただきます」

「ブヒ、ブヒィ!」

 眼鏡で巨乳の美人にアナル舐めパイズリをされるという想像だけで、勇太はすでに射精しかかっていた。

 グレイフィアが口を挟む。

「あら。私だってアナル舐めパイズリくらいできるわよ。人妻を舐めないでほしいわね」

 そう言ってから、勇太に低頭する。

「御主人様。御主人様にお仕えする身でありながら、他の男に嫁いでしまったことを謝罪します。せめて人妻として培(つちか)った性技をお役に立てますので、どうかお許しください。まずは同僚が言ったアナル舐めパイズリなどはいかがでしょう。私が床に寝ますから、御主人様は私の顔に腰を下ろしてください。御主人様の肛門に舌で奉仕しながら、私の胸でおチンチンを挟みます」

「ブヒィ!」

 勇太は鼻息を荒くした。

 マキマが言う。

「あの2人とセックスしたい?」

「し、したいデプ!」

 勇太は必死に言った。

「勇太君。観覧車とジェットコースター、どっちが好き?」

「ブヒッ!?」

 突然の質問に混乱する。

「あ、答えなくていいよ。ただの会話の導入だから。いまの勇太君はね、遊園地のフリーパスを持っているのに、入口のところの顔出しパネルで遊んでいる子供と一緒。そんなことをしてたら、アトラクションを乗りきらないうちに閉園時間になっちゃう」

 マキマの口調は穏やかだったが、勇太は萎縮した。自分が責められていることを感じる。

「女の子をおおぜい見せたけど、まだこの世界のことが分からないかな。仕方ないよね。昨日までとは全然ちがう世界だもん。太ってて不細工で金欠。まったくモテなくて素人童貞。しかもブスのババアのデリヘル嬢が唯一の性体験だもんね。それが何千人もいる美少女に種付けを求められるようになったんだから。私だって勇太君の立場だったら戸惑うと思う。でも、私は勇太君にこの世界に馴染んでほしいんだ。頑張ってくれるかな?」

 勇太は必死にコクコクと頷いた。

 マキマが微笑む。

「よし。じゃあそろそろ本命の女の子を紹介しようか」

 パンパン、と手を叩く。

 3人の女性が現れる。3人とも見上げるほどの長身だ。

 『アカメが斬る!』のエスデス。

 『戦場のヴァルキュリア』のセルベリア・ブレス。

 『メギド72』のアスモデウス。

 エスデスは身長170センチ。バスト87センチ、ウェスト54センチ、ヒップ85センチのGカップだ。一騎当千の女性軍人だ。踝(くるぶし)まである鋼のような青髪で、青白(アイスブルー)の瞳の冷酷そうな目をしている。

 セルベリアは身長175センチ。バスト96センチ、ウェスト56センチ、ヒップ87センチのIカップだ。万夫不当の女性軍人だ。太腿まである青みがかった銀髪で、臙(えんじ)色の瞳の冷徹そうな目をしている。

 アスモデウスは身長185センチ。バスト101センチ、ウェスト57センチ、ヒップ88センチのKカップだ。暴虐無比の女傑だ。腰まである豊かな白髪交じりの赤髪で、赤瞳(あかめ)の残酷そうな目をしている。

「ブヒィ!」

 勇太は悲鳴をあげた。

 3人とも長身で腰が高く、乳房が張っている。男なら誰でもその体にしがみつきたいと思う肉感的な美女だ。だが3人とも酷薄で残忍だ。勇太は3人の行状をそれぞれの作品で知っていた。

 マキマが背中から勇太の股間を覗きこむ。

「うーん、おチンチンが萎(しぼ)んじゃったか…」

 ズボンのなかの肉竿は恐怖で縮こまっていた。

「この世界では超常現象みたいな能力は使えないから、そのことは安心していいよ。使えないっていうか、存在しないんだけどね。体力は物理的な力だから元のままだけどね」

「ブヒィ!?」

 マキマの説明を聞いて、勇太はなおさら怯える。3人の怪力は作品で知っている。

 アスモデウスが侮蔑するように言う。

「惰弱な。これでも私たちの主(あるじ)なのか」

 セルベリアが窘(たしな)める。

「彼に多くを求めるな、アスモデウス。私たちが彼に与えるのだ」

 エスデスが言う。

「だが、こうして怯えられていてはなにもできんな。相談していたアレをしよう」

 アスモデウスとセルベリアが頷く。

 3人は服を脱いだ。エスデスの小ぶりなボールを並べたようなGカップの乳房が露わになる。セルベリアの白球(バレーボール)を並べたようなIカップの乳房が露わになる。アスモデウスの半球形を超過する大きさで、やや垂れているKカップの乳房が露わになる。

 3人とも長身で腰が括れている。そして乳房が大きく張っている。古代ギリシャの彫刻家が究極の美(エロス)を顕現させようとして形成したような体型だ。全身に筋肉がつき、腹筋はスッと引締まり、太腿は張っている。それでありながら胸や尻の脂肪は肉感的に垂れている。男なら見ただけでガクガクと腰を震わせて射精しかねない肢体だ。

 しかし、3人ともが万人無比の強さをもち、酷薄で残忍な性格で、男には指1本触れさせない。

 3人は全裸で正座した。三指(みつゆび)を合わせて勇太に土下座する。セルベリアが号令をかける。球状の大きな乳房が胴部と両足に挟まれ、ムニッ♡ と撓(たわ)む。

「生ハメしていただくおチンポ様に、礼ッ!♡」

 3人は体を起こした。両腕を頭の後ろで組み、踵(かかと)を合わせたまま膝を開く。薄い陰毛の下の秘裂がまる見えになる。

 足を菱(ダイヤ)形に開いた格好だ。股間を剥きだしにするためにしているようだ。概して、そうするために足を開くなら蹲踞のような姿勢になるだろうが、3人は足が尋常でなく長いため、まだ自然な姿勢になっている。それでも無様な姿には変わりない。両肘は直線に伸ばし、上腕と逆三角形を形成している。

 無様な姿勢のままでセルベリアが言う。

「おチンポ様に生ハメしていただくためにチン媚び、チン乞いの舞踏(ダンス)を踊る。よし、いくぞ」

 3人が声を合わせる。

「おっきくなーれ♡ おっきくなーれ♡ ブラブラ、ユサユサ、バルンバルン♡ パンパン、パコパコ、ブヒーブヒー♡」

 第2小節のところで乳房を揺らし、第1小節、第3小節のところで腰を前後に振る。蟹(ガニ)股で上体の位置を保ったまま腰をカクカクと前後に振っているのだから、無様なことこの上ない。乳房を揺するときだけ、菱(ダイヤ)形に曲げた足を、伸縮式のマジックハンドのように上下させる。その反動で大きな乳房が上下に弾み、胸板にバチン♡ バチン♡ と当たる。

 マキマがそっけなく言う。

「なんか、奉納の舞みたいだね」

 マキマはスラックスの膝をつき、ベッドに上がった。そのまま四つ這いで勇太ににじり寄る。背後から勇太の耳に口元を寄せ囁く。

「君が彼女たちより上位の存在だってことが分かったかな? ヘラジカの角がどうしてあんなに大きくなったか知ってる? 闘争のためじゃないよ。異性にセックスアピールするためにあんなに大きくなったんだ。彼女たちの強さもそれと同じ… 彼女たちは何十人、何百人もの男をひとりで虐殺できる。でもそれは、セックスアピールするためのセックスシンボルでしかないんだ。ちなみに、ヘラジカは角が大きくなりすぎたせいで身動きがとりづらくなって絶滅しちゃったんだ。愚かだよね。その愚かな生きものが彼女たち…」

 マキマがあまりに耳の近くで囁いているため、発声するときの湿った呼気まで伝わる。マキマは背後から手を伸ばし、勇太のズボンの股間に触れた。ネクタイが勇太の肩に垂れる。マキマは肉竿とふたつの睾丸の形を確かめるように、ズボンの布地を撫でた。勇太の肉竿を擦(さす)りながら、耳元での囁きのため、籠ったように聞こえる低声で言う。

「私以外の女の子だったら耳を舐めながら手コキしてあげるんだけど、私は自然淘汰されるほうの敗者だから… 君は私くらいの女は相手にしちゃいけないの。この世界にいるのは、どんな男でも平伏させられる美女や美少女たち。でもそれもクジャクの羽と同じ、君に種付けしてもらうための飾りなんだ。ここにいる娘(こ)たちはみんな頭がいい。でもそれも鳴禽(めいきん)類の鳥が何百種類もの複雑な鳴き声を覚えるのと同じ、君に種付けしてもらうためのディスプレイなんだ。ここには一芸に秀でた娘(こ)たちがたくさんいる。小説や漫画、優れた芸術作品を生みだす娘(こ)たちも。でもそれもニワシドリが自分の巣を飾りたてるのと同じ、君に種付けしてもらうためのセックスアピールなんだ」

 マキマは勇太の肉竿から手を離した。

「うん、元気が出たみたいだね」

 パンパン、と手を叩いてセルベリアたちに言う。

「もうやめて。これから勇太君に屋敷を案内するからね」

 セルベリアたちが蟹(ガニ)股腰振りダンスをやめる。

 マキマは勇太に笑いかけた。

「屋敷は広いからね。歩くのも大変だよ。君の乗物(アシ)を用意したからね」

 部屋に3人の少女が入ってくる。その3人を見て勇太は鼻息を鳴らした。

「ブヒィーッ!」

 『銀の匙』の御影アキ、『のうりん』の良田胡蝶、『アイドルマスターシンデレラガールズ』の及川雫の3人だ。全員が巨乳の女子高校生だ。

 だがそれだけではない。3人ともが牛柄のビキニ姿で、赤革の首輪をして、首輪には金色の鐘(カウベル)が付いている。ビキニパンツからは房のついた牛(ウシ)の尻尾が出ている。髪には斑(まだら)模様の牛(ウシ)耳に、牛(ウシ)の角(ツノ)のカチューシャを着けている。ウシ耳には家畜用の黄色い識別タグまで付いていた。

 御影アキはバスト92センチ、ウェスト59センチ、ヒップ83センチのGカップ。黒色の短髪の高校1年生だ。

 良田胡蝶はバスト94センチ、ウェスト62センチ、ヒップ85センチのGカップ。桃色のロングヘアの高校1年生だ。

 及川雫はバスト105センチ、ウェスト64センチ、ヒップ92センチのKカップ。栗色の短髪の高校1年生だ。なお雫だけ身長170センチの長身だ。

 勇太が興奮したのは当然だ。巨乳というより爆乳の女子高校生が、牛柄ビキニを着て乳牛(ホルスタイン)に扮してもてなすなど、現実的に体験できることではない。それこそ闇の権力者や大富豪が少女たちを秘密裏に誘拐して監禁しているなどの、はじめから空想と分かる陰謀論でしかありえないようなことだ。

 しかも、仮にそうした陰謀論が実現したとして、御影アキの実家は御影牧場、良田胡蝶の実家は良田牧場、及川雫の実家は及川牧場という牧場主だ。つまり彼女たちは資産家の令嬢だ。

 大きな乳房はそれぞれワインを詰めた革袋のようだ。その乳塊を三角形の牛柄ビキニで押さえ、たぷたぷ♡ と弾ませている。

 3人は両手とも人差し指を立てて拳を作ると、頭に当てた。牛(ウシ)の角(ツノ)を模して「もォー♡ もォー♡」と牛(ウシ)の鳴き真似をする。体を揺するたび、大ぶりの乳房がユサユサ♡ と左右に揺れ、同時に鐘(カウベル)がカランカランと鳴る。

 マキマは前屈みになり、勇太の顔を覗きこんだ。ネクタイが鉛直に垂れる。

「どうかな? 国産和牛のアキ号、コチョウ号、シズク号だよ。好きな娘(こ)に乗ってね」

 勇太は股間を膨らませながら3人を見比べた。

 

  ♡♡♡

 

 勇太はシズク号こと及川雫に跨(またが)っていた。雫は四つ這いで勇太を乗せ、ヨタヨタと四足歩行している。雫は身長170センチで体格があるため安定がいい。それでも肥満体の成人男性である勇太を乗せて歩くのは重労働のようだった。

 四つ這いで跛行(はこう)するたび、鉛直に垂れた大ぶりの乳房が前後にブラブラ♡ と揺れる。滑(すべ)らかな背中から、垂れて球状になった乳房の側面が見える。牛柄ビキニの紐が張っている。

 勇太は足を雫の腹部に回し、地面に着かないようにしている。ときどき爪先で、雫の垂れた乳肉を、ちょいちょい♡ と突(つつ)く。乳房は水を溜めたビニール袋のように、プニプニ♡ と足の親指が埋まった。

 雫はヒップ92センチと尻の肉付きもいい。牛柄のビキニパンツは幅狭(はばせま)で、たっぷりとした尻肉がはみ出ている。勇太はときどき、平手でその尻たぶをパァン♡ と打った。たっぷりとした尻肉は細波(さざなみ)を立てる。そのたびに雫は「もォー♡」と牛(ウシ)の鳴き真似をした。

 平手打ちで歩行を急かさないかぎりは、勇太は牛(ウシ)耳のカチューシャの角(ツノ)をハンドルのように握っていた。

 マキマは雫に跨(またが)った勇太を案内していた。細身で、背中で両手を組んで歩く姿勢が様(サマ)になっている。

「君がいまいたのが主寝室(ベッドルーム)ね。ここは建物の2階。この建物は10階建てで、上から見て円形をしているんだ。おおむね各階に32部屋が放射状に配置されてる。上から見て輪形(ドーナッツ型)だと思ってもらえればいいかな。この各部屋が客室(ゲストルーム)で全300室ある。これがマンガやアニメやゲームのヒロインの個室になっているから。いまは君の好みに合いそうな娘(こ)を適当に300人住まわせてるけど、君が好きなように入替えてね」

「い、入替えデプ?」

 意味が分からず尋ねる。

 マキマは首を傾けた。

「廊下はドーナッツの内側だから外が見えないけど、どの部屋も窓があるから。ここは本館で、別館が3棟あるんだ。長方形の建物だよ。それぞれ300部屋あって、全室にヒロインが住んでる。予備軍みたいなものかな。その900人に好きな娘(こ)がいたら、本館の娘(こ)と部屋を交換させてね。別館は本館の東にあるから、その方角の窓から見られるよ。居住者の名簿はナイチンゲールちゃんに見せてもらってね」

 廊下の内装は洋風だ。壁は白塗りで、茶色の扉が並ぶ。赤絨毯が敷かれていて、雫はその上を跛行(はこう)していた。

 階段に着く。階段にはバリアフリーの傾斜がついていた。雫は勇太を乗せたまま、傾斜を四足歩行で降りていった。重労働で顔が赤くなり、汗だくになる。1階まで下りたときには全身が火照り、汗ばんでいた。

 マキマは階段に近い分岐点に行った。

「ここが正面玄関(エントランスホール)。正面玄関(エントランスホール)があるから、正確に言えば、円形から太線が伸びた形になってる」

 正面玄関(エントランスホール)はまっすぐな廊下だった。ただし天井が3階分の高さがある。廊下の中央は赤絨毯が敷かれ、左右に円柱が並ぶ。壁は白塗りで、一面の窓から日差しが注いでいる。ギリシャの神殿のような光景だった。列柱の合間には数メートルある巨大な彫像が並び、そのすべてが官能的な裸婦像だった。

 マキマが言う。

「大食堂(ダイニングルーム)とか大浴場(バスルーム)とかはナイチンゲールちゃんに案内してもらってね。ちなみに今日の夕食の献立(メニュー)は回転寿司だから。料理人は『食戟のソーマ』の薙切えりな、薙切アリス、水戸郁魅、小林竜胆の4人。今日は初日だから顔見せも兼ねて、君に手ずから寿司の皿を持っていって、人力で回転寿司をするって。で、いまから案内するのが大広間(メインホール)。ドーナッツの穴のところだよ」

 マキマは正面玄関(エントランスホール)の廊下の正面に行った。両開きの大扉がある。マキマは大扉を開けた。勇太は雫に跨(またが)り、なかに入った。

 大広間(メインホール)に入った瞬間、万雷の拍手が響いた。そこは大広間(メインホール)と聞いて想像するようなものではなかった。

 10階建ての全階が吹抜けになっている。天井は総ガラス張りで、巨大な円筒状の空間に日光が降りそそいでいる。まるで地下の温室のようだ。

 この空間内に1棟のビルを建てることができるだろう。それだけの広さだった。各階の高さに空中回廊があり、無数の女性たちがいた。その300人近い女性たちが一斉に拍手していた。

 楽団(バンド)の音楽が響く。

 『響け!ユーフォニアム』の高坂麗奈、田中あすか、吉川優子、中川夏紀、鎧塚みぞれ、傘木希美だ。6人は全裸で鼓笛隊(マーチングバンド)の帽子だけを被り、楽器を演奏していた。

 6人とも金管楽器だ。麗奈はトランペット、あすかはユーフォニアム、優子はトランペット、夏紀はユーフォニアム、みぞれはオーボエ、希美はフルートだ。

 麗奈は黒髪ロングの巨乳の美少女。あすか、夏紀とも巨乳の美少女だ。みぞれは卓出した美少女で、優子と希美も人並みの容姿をしている。全裸の女子高校生の楽団(バンド)演奏。どれほど大金を積んでも実現できない放蕩だ。それが全国高校大会優勝を争う強豪校の吹奏楽部の女子高校生となれば尚更だ。しかも半数以上が美少女だ。

 勇太が雫に跨(またが)って入場すると、麗奈たちは鼓笛隊(マーチングバンド)として隊列を組み、楽器を演奏しつつ、左右の足を高々と上げながら、その後ろを行進した。

 麗奈たちは青春を吹奏楽に捧げ、全国高校大会優勝だけを目標に人生を費やしていた。そのすべてが勇太専属の全裸吹奏楽団(ブラスバンド)となることで報われた。

 円筒形の空間の中央に円台があった。円台は階段状で、最上段に豪奢な玉座がある。

 雫は台座の前で止まった。万雷の拍手がやむ。鼓笛隊(マーチングバンド)も足踏みしつつ、最後の小節を演奏すると切りやめた。楽器を下ろす。

 台座の前にゴム製のマットレスが敷かれている。その上にビニールプールが膨らませてある。幼稚園や小学校で使うような大型のものだ。その後ろに10人以上の女性が横一列に正座している。そのなかにナイチンゲールたち、セルベリアたちもいた。全員が白いハイレグのレオタードを着ていた。

 女性たちは三指(みつゆび)を着き、一斉に土下座した。声を合わせて言う。

「勇太様。ようこそいらっしゃいました」

「ブヒィーッ!?」

 女性たちは全員が勇太の好みに合った。歓迎のために選抜されたにちがいなかった。

 マキマが勇太の顔を覗きこむ。

「ここが大広間(メインホール)だよ。『未来世紀ブラジル』のラストシーンの場所っぽくないかな。あははッ。じゃ、エッチしよっか」

 土下座していた女性たちが順番に頭をあげる。

「二条秋よ。よろしくね」

 『マケン姫っ!』の二条秋。身長170センチ。バスト103センチ、ウェスト58センチ、ヒップ92センチ、Kカップ。腰まである豊かな青髪の巨乳の美女が言う。

「川神百代だ。よろしくな」

 『真剣(マジ)で私に恋しなさい!』の川神百代。身長173センチ。バスト91センチ、ウェスト58センチ、ヒップ88センチ、Gカップ。武道の達人の、腰まである黒髪の巨乳の美女が言う。

「御剣冥夜だ。友誼を願う」

 『マブラヴ オルタネイティヴ』の御剣冥夜。身長170センチ、バスト99センチ、ウェスト56センチ、ヒップ87センチ、Hカップ。高貴な血筋の、腰まである紫髪の凛然とした巨乳の美少女が言う。

「毒島冴子だ。よろしく」

 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の毒島冴子。身長174センチ。バスト83センチ、ウェスト56センチ、ヒップ86センチ、Dカップ。剣道の達人の、腰まである黒髪の巨乳の美少女が言う。

「向井拓海だ。よ、よろしくッ」

 『アイドルマスター シンデレラガールズ』の向井拓海。身長163センチ。バスト95センチ、ウェスト60センチ、ヒップ87センチ、Hカップ。眉が吊りぎみの黒髪の巨乳の美少女が言う。

「白瀬咲耶だ。ふふ、以後お見知りおきを」

 『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の白瀬咲耶。身長175センチ。バスト91センチ、ウェスト58センチ、ヒップ87センチ、Gカップ。腰まである黒髪をポニーテールにした王子様然とした巨乳の美少女が言う。

「一ノ瀬はじめッス。よろしくッス!」

 『ガッチャマン クラウズ』の一ノ瀬はじめ。身長155センチ。バスト101センチ、ウェスト58センチ、ヒップ89センチ、Iカップ。太眉のショートカットの巨乳の美少女が言う。

「スィーリア・クマーニ・エイントリーだ。よろしく」

 『ワルキューレロマンツェ』のスィーリア・クマーニ・エイントリー。身長168センチ。バスト93センチ、ウェスト56センチ、ヒップ88センチ、Gカップ。高貴な家柄で騎手の、腰まである豊かな金髪の巨乳の美少女が言う。

「火々里綾火よ。よろしくね、私のお姫様」

 『ウィッチクラフトワークス』の火々里綾火。身長183センチ。バスト107センチ、ウェスト61センチ、ヒップ89センチ、Kカップ。見上げるほど長身の、腰まである黒髪の巨乳の美少女が言う。

「霞ヶ丘詩羽よ、よろしくね」

 『冴えない彼女(ヒロイン)の育て方』の霞ヶ丘詩羽。身長168センチ。バスト89センチ、ウェスト61センチ、ヒップ88センチ、Fカップ。現役高校生ベストセラー作家の、背中まである黒髪の巨乳の美少女が言う。

「入須冬実だ。よろしく」

 『氷菓』の入須冬実。身長165センチ。バスト88センチ、ウェスト57センチ、ヒップ86センチ、Fカップ。名家の跡取りで秀才の、背中まである黒髪の巨乳の美少女が言う。

 すでに勇太と面識のある6人も続々と頭を上げる。

「源頼光。よろしくお願いしますね」

「フローレンス・ナイチンゲールです。よろしくお願いします」

「アルトリアです。どうかご厚情を」

「エスデスだ。よろしく」

「セルベリア・ブレスだ。よろしくな」

「アスモデウスだ。はッ」

 17人の高身長で体型(スタイル)のいい巨乳の絶世の美女、美少女が、白いハイレグのレオタードで正座して出迎えている。あまりに淫欲に満ちた光景だ。男なら見ただけで下着のなかにビクビクと射精しつづけ、人生最高の敗北感と多幸感のなか、なにもしないうち、さながら脱水症状を起こしたように腹上死するだろう。

 勇太は全裸になり、鼻息を鳴らして17人のあいだに突入した。

「ブヒィーッ!」

 ビニールプールには溶かしたローションが湛えられていた。勇太とともに17人の美女、美少女たちがローションのプールに飛びこむ。白いレオタードの布地は濡れて透け、押さえつけていた、はち切れんばかりの巨乳を浮かせた。

 美女、美少女たちのあるものはレオタードを絡(から)げ、巨乳をまろび出させた。またあるものは肩紐を引っぱり、上半分を脱ぎ、完全に巨乳を出した。

 17人の左右2つずつ、34個の乳球が勇太の全身を包む。ローションで摩擦がなくなっているため、滑(なめ)らかに34個の乳球に接触することができる。

 美女、美少女たちの柔らかい乳房に支えられ、張りのある太腿に寝かされ、勇太は上下、前後左右の区別がつかないほどだった。肉の洪水に溺れるなか、2人が勇太のぷっくりとした亀頭を咥え、3人が血管の這う肉竿を舐め、2人がそれぞれ睾丸を包む陰嚢を食み、1人が蟻の巣渡りに舌を這わせ、1人が肛門の窄まりに舌を差した。顔だけでこの世の男女に膝をつかせる絶世の美女、美少女たちの顔が、驚くほどの高密度で勇太の股間に密集していた。

 さらには2人の4つの乳球が肉竿にダブルパイズリを施し、3人の6つの乳球がトリプルパイズリを施し、4人の8つの乳球がクアドラプルパイズリを施した。そのあいだも濡れて熱い何枚もの舌が、勇太の陰嚢や肛門を這いまわった。無論、そのあいだも勇太は二条秋の豊かな乳房に頭を挟まれ、霞ヶ丘詩羽と入須冬実の現役女子高校生の乳房に両肩を支えられていた。

 そうするあいだに17人は次々にレオタードを脱捨て、全裸になった。勇太は16人の巨乳の美女、美少女に囲まれ、ついに秋が騎乗位で挿入した。これで勇太は完全に童貞を捨てた。

 10階分の空中回廊から勇太を見下ろしている300人近い美女、美少女たちが一斉に歓声をあげる。

 秋は磯巾着(イソギンチャク)のように緊縛する膣腔で精液を搾りとった。

 次は川神百代だった。百代も騎乗位で勇太に挿入する。百代は処女だった。百代の膣口が固く、内部も圧迫するような厳重な膣腔が精液を搾りとった。

 次々に処女が勇太に跨(またが)った。高校生は全員が処女だった。そのうちに肉竿が秘裂に挿入しつつも、左右の睾丸を包む陰嚢に、それぞれ舌が這いはじめた。さらには秘裂に収まりきらない肉竿の付根や、結合する継目(つぎめ)にも舌先が這いはじめる。美女、美少女たちの性交の補助。それも処女との性交なのだから常識の埒外の淫蕩だ。勇太が立位や正常位に体位を変えると、性交しているあいだの肛門にアナル舐めもが施された。

 パンパン、パンパンと円筒形の大空洞である大広間(メインホール)に手拍子が響きはじめる。空中回廊から勇太を見守っている300人近い女性たちが、手拍子で勇太の性交を応援していた。全裸吹奏楽団(ブラスバンド)たちが横一列に並び、応援のための金管楽曲を奏ではじめる。よく甲子園で応援に使用される楽曲だ。その音楽に満場の手拍子が重なる。

 最後には勇太はアスモデウスのヒップ88センチの巨尻にしがみつき、後背位で肉竿を挿入していた。背後からまる見えになっている睾丸を包む陰嚢は、それぞれ御剣冥夜と白瀬咲耶が吸いつき、その上側でナイチンゲールが肛門に舌先を差していた。アスモデウスに中出しし、17人全員への中出しと大多数の処女への破瓜が終わる。

 広大な空間で満場の拍手が勇太たちを祝福した。射精は際限なくできるようになっているとはいえ、体力の限界だった。

 疲れて火々里綾火に倒れこむ勇太に、マキマが近づく。ビニールプール内の全員が全裸のため、ジャケットを脱いでいるだけでスーツに革靴のマキマは異彩を放っている。

 マキマは言った。

「こんな生活が毎日続くんだ。どうかな?」

「さ、最高デプ!」

 多数の乳房に顔を摩擦(マッサージ)されながら、勇太は答えた。

「でも、こんな生活が続けば飽きるんじゃないかな。きっと、そのうちやることがなくて退屈してくるよ。私はそんなことがないようにしたいんだ。だから君の生活に制限を加えて、目標を与えるね」

「ブヒッ!?」

 勇太が悲鳴をあげる。

「まず第1は、学校と会社に行くこと。どっちも用意しておいたから。好きなほうに行っていいけど、週5日はかならず通ってね。綾火ちゃん、詩羽ちゃん、冬実ちゃんは学校でも君に付添ってくれるから、安心してね。第2は、身近におく娘(こ)を決めること。顔もおぼえないおおぜいの相手とセックスしてもダレちゃうからね。8人くらいがいいかな。セックスするのは主にその8人にして、あとはゲスト扱いにすること。そのほうが君も愛着をもって、より真剣にセックスできるでしょ? まあ、身近にいる娘(こ)がずっと固定でもダレるだろうからね。月1で入替えるのがいいかな。もちろん気にいった娘(こ)はそのまま身近においてもいいしね。毎月、決まった日に、その月にハーレムのメンバーにする娘(こ)を決めること。こうすれば君も1200人の女の子たちと注意深く接するようになるでしょ? この2つが制限と目標。ちゃんと守ってね」

「ブヒィーッ!」

 勇太は鼻息を荒げた。

 

  ♡♡♡

 

 勇太は『閃乱カグラ』の雪泉、春花とともに街の大学に来ていた。街とは屋敷の片側に広がる都市だ。街からは屋敷は高台にあり、どこからでも見ることができる。

 都市の人口は約100万人だ。人間が生活するためには都市が必要だというのがマキマの言だった。屋敷に二次元ヒロインが集住しているのに対し、都市は全人口が男性だった。このことはまた別途、説明する。

 雪泉、春花は勇太が街を行くときの護衛だった。都市に女性がほぼいないこともあり、通行人の男性たちの視線は、巨乳の美少女である雪泉と春花に釘付けだった。その2人に挟まれ、チヤホヤされる勇太を羨望の目で見る。

 目当ての施設は大学に付属する研究所だった。ただ勇太は研究所に行く前に女子大学生のヒロインたちとハーレムセックスをした。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の雪ノ下陽乃、『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』の小比類巻香蓮、『ゴールデンタイム』の加賀香子、『ガールズ&パンツァー』の大学選抜チームであるメグミ、アズミ、ルミとサークル棟の部室に籠もり、勇太が唯一の男子部員である名ばかりテニスサークルで、ヤリサーとしてハーレムセックスをした。

 

 研究所の一画は二次元ヒロインたちのために区画されていた。扉は生体認証の電子錠が付き、「部外者立入禁止」の札が貼られている。

 室内は巨大な実験装置があり、天井や壁面に配管が巡っている。

 簡易な椅子に『Steins;Gate』の牧瀬紅莉栖、『インフィニット・ストラトス』の篠ノ之束、『とある科学の超電磁砲』の木山春生、『紅殻のパンドラ』のウザル・デリラが座っている。

 聡明な二次元ヒロインたちはこの世界のことを調査研究する必要を認識していた。その最前線にいるのが各作品で天才と称されるこの4人だった。

 束が勇太に飛びつく。

「きゃ~! よく来たね~! こんな陸の孤島で、お姉さん、寂しかったよ~!」

 束は腰まである紫色の髪の垂れ目がちの美女だ。超人的な天才だ。しかも、身長161センチ、胸囲(バスト)102センチのHカップの爆乳だ。

「おいッ! この乳牛。あんまりベタベタするなゴルァ!」

 紅莉栖が束に怒鳴る。紅莉栖は背中まである直毛(ストレート)の茶髪に、物憂げな切長の目の美少女だ。アイビーリーグで飛び級で博士号を取得し、10代にして研究員として務める天才だ。ただ細身(スレンダー)ながら胸囲(バスト)79センチ、Bカップの貧乳で、興奮すると2ちゃんねるの俗語(スラング)が出る悪癖があった。

「そのとおり。今日は彼に我々の研究の進捗を報告するために来てもらったのだからね…」

 春生が気怠るげに言う。春生は豊かな黒髪の美女だ。紅莉栖と同様、脳科学と理論物理学の専門家だ。胸囲(バスト)87センチのEカップの巨乳だ。

「まあいいじゃないか、と言いたいところだが、束君も離れてくれたまえ。研究結果の報告を聞いて彼が我々にご褒美を下さるか決める。それが筋というものじゃないかね?」

 ウザルは褐色の肌で、腰まである豊かな銀髪をもち、長身で豊満(グラマラス)な体型の美女だ。金瞳(め)で眼鏡をかけている。天才的な科学者だ。しかも胸囲(バスト)91センチのGカップの巨乳だ。

 束は不満そうに勇太から離れた。ムニッ♡ と押しつけられていた乳肉が遠のく。

 紅莉栖が説明する。

「観測結果での実証はまだだけど、作業仮説として足るだけの理論はできたわ。問題はなぜ異なる世界線に存在する私たちがこの世界線に集まったかってことよね。私たちは理論モデルとして超弦理論を採用したわ。専門的な説明は省くけど、この理論だと宇宙は10次元になる。私たちが認識しているのは3+1次元だけど、残る空間次元6がドーナッツ型の位相(トポロジー)構造として極微の世界に留まるか、3次元の膜(ブレーン)に閉じこめられたかで3+1次元には影響を与えない。おい、ここまで分かったか? 理論上、6次元の安定した形は10の500乗通りありえる。つまり、これだけの宇宙がありえるってわけ。世界によっては次元数や素粒子数も変わってくる。それが一部の世界から来た女性たちと私たちの物理法則の常識が異なることの理由として、まず考えられる説明でしょうね。その異なる世界線が結びついた原因だけど、ブラックホールの経路積分法で説明できるわ。ある種のマイクロブラックホールのようなものが、私たちの世界線に橋渡ししたんだと思う。数学的、物理学的な詳細は論文に書いてある。これが私たちの中間報告よ」

「ブ、ブヒィ。よくやったデプゥ!」

 勇太が手を叩く。一般向けの説明だが、勇太にはまったく理解できていない。勇太は『涼宮ハルヒの憂鬱』の長門の説明でさえ理解できない。

 春花が紅莉栖に尋ねる。

「でもォ、それだと別々の世界っていうより平行世界(パラレルワールド)があるように思えるんだけど」

「いや、それはない。平行宇宙っていうのは波動関数の行列要素の類推(アナロジー)だ。平均すればゼロになるから分岐は起こらない。このユニタリ発展する行列要素、いわゆる不確定性はブラックホールの情報パラドックスを生むけど、その問題もこの理論なら解決する。だから、なおさらホログラフィック原理による多元宇宙(マルチバース)で考えるべきね」

 紅莉栖はメモ帳に落書きをした。アスキーアート(AA)の不細工(ブサ)ネコが2体描かれ、吹出しに「お前、平行世界の俺だろ」「オマエモナー」と書かれている。

 勇太は自分が知力ではるかに劣る女性たちにチンチンが苛々(イライラ)してきた。

「ブヒッ、ご褒美にフェラしていいデプゥ!」

「きゃーッ!♡」

 紅莉栖たちが歓声をあげる。

 4人の女性が勇太の下半身に縋りつく。紅莉栖が勇太のズボンのボタンを外し、チャックを下げた。ブリーフを下ろし、長大な肉竿を露出させる。

 勇太の肉竿はすでに苛立ちで半勃起していた。

 紅莉栖と束は、赤く充血し、艶(ツヤ)やかな亀頭を唇で食んだ。輪形にした唇が亀頭の表面を這いまわり、ときどき紅莉栖と束が肉竿ごしにキスするようになる。

 春生とウザルは、睾丸を包んで垂れさがった皺だらけの陰嚢を咥えた。脂っぽく、陰毛の張りついた陰嚢を何度も舐めあげる。

 4人はそれぞれ知能指数(IQ)が200から300あり、合計で知能指数(IQ)は1000を超える。その4人の顔が勇太の肉竿に集中し、4つの脳が勇太の股間に密集していた。勇太はそのことで劣等感による苛立ちを鎮めた。

 

「はーい、算数教室を始めるわよー!」

 白板(ホワイトボード)の前で春花が言う。

 勇太、そして紅莉栖、束、春生、ウザルが椅子を並べて座っている。

 春花は白板(ホワイトボード)に問題を書いた。

「この問題が解けるひとー!」

 白板(ホワイトボード)には「13+18」と書かれていた。

 紅莉栖が爪を噛む。

「これは難問ね…」

 束が腕組みをして豊かな胸を持ちあげる。

「うーん、これは天才のお姉ちゃんにも難しいなー」

 春生が眉間に皺を寄せる。

「これは厄介な問題だな…」

 ウザルが両手を天に向ける。

「ダメだ。お手上げだ」

 勇太はシュタッと手を伸ばした。

「はい! 解けるデプゥ!」

 紅莉栖たち4人がどよめく。

 春花が挑発的に言う。

「それじゃ、解いてもらおうかしら」

 勇太は白板(ホワイトボード)に「31」と書いた。

 春花が重々しく言う。

「正解よ」

 4人が興奮と狂乱の悲鳴をあげる。

 束が勇太の袖に縋りつく。

「ゆ、勇太君。どうして分かったの!?」

「ブ、ブヒヒ。ちょっと算数が得意なだけデプゥ」

 紅莉栖が勇太の肩を掴む。

「ど、どうして31なの? 10の位は1+1なんだから2なんじゃないの!?」

「ブヒヒ。それは繰上りをすればいいんデプゥ」

「繰上り…」

 紅莉栖は未知の言葉を聞いたように呆然と呟いた。

 春生が勇太の前に膝をつく。

「なんという天才なんだ… フィールズ賞は君にこそ相応しい」

「それほどでもないデプゥ。ブヒヒ」

 ウザルが勇太に土下座する。

「お願いだ! 私の企業に客員研究員として雇われてくれないか! 報酬は何億ドルでも出す!」

「嫌デプゥ! ボクは自由の身がいいんデプゥ!」

「そんな…」

 褐色の肌で銀髪の豊満(グラマラス)な美女のウザルは呆然と呟いた。我に返り、仰向けになって足を開く。

「ならお願いだ! 私に種付けしてくれ! 君の優秀な遺伝子が欲しいんだ! 私のことは精液(ザーメン)を捨てる便器と思ってくれていい!」

 春生が勇太のズボンを掴む。

「そ、それなら私も彼の精子が欲しい! 彼の優秀な遺伝子で孕みたいんだ!」

 紅莉栖が赤面して言う。

「なッ、妊娠って…! そ、それなら私にも種付けしろ! もし卵子バンクに登録すれば、何十万ドルもの値段が付く牧瀬紅莉栖の卵子に直接、着床させて、本人に妊娠させろ!」

 束が爆乳を勇太に押しつけ、耳元で言う。

「はう~! 私も君の優秀な遺伝子で妊娠、したいよー!」

 4人の天才的な女性科学者が精子と妊娠をねだってくる。勇太は誰から生(ナマ)で挿入しようかと考え、ニヤけた。

 

  ♡♡♡

 

 街の喫茶店に3人の女性がいた。

 『チェンソーマン』のマキマと『めだかボックス』の安心院なじみ、『SSSS.GRIDMAN』の新条アカネだ。

 マキマがなじみに言う。

「屋敷のほうはうまく行ってるよ。学校のほうはどうかな?」

「おいおい。僕を誰だと思ってるんだ? 歩く図書館ならぬ、歩くマンガ図書館だぜ。これでもラブコメや部活ものなんかには造詣があるんだ。ドロドロの愛憎劇や嫉妬、青春の挫折や劣等感なんかにはね」

 アカネがテーブルを蹴る。

「ちッ。ブッてんじゃねェぞ、ババアども」

 その勢いでコーヒーカップがテーブルから落ちる。が、落ちたはずのコーヒーカップは、元の位置に戻っていた。コーヒーカップの黒い水面から湯気が立っている。

 アカネは言った。

「御主人様がいつもいる屋敷と学校を独占して。雌(メス)としてだったら、私がいちばん御主人様に愛されるだろうことを忘れないでよね」

 マキマがアカネに尋ねる。表情は穏やかだが、目は笑っていない。

「アカネちゃん。胸囲(バスト)のカップは?」

「Eカップだけど…」

 アカネが不服そうに答える。

「それじゃあ、貧乳もいいところだね。世界改変能力をもつメタ系のラスボスヒロインってことで私たちの末席に加えてあげたんだから、図に乗っちゃダメだよ。私たちは雌(メス)としてだったら、御主人様にとっては便所雑巾も同じ。御主人様が床に零した先走り汁を舐めとらせていただくのもおこがましい。だから、私たちは他の作品の雌(メス)たちを御主人様に献上して、快適になっていただくんだ。私たちはあくまで裏方。それを忘れないでね」

「そうそう。分を弁えるんだ。僕たちは御主人様ほど偉大な雄(オス)のハーレムに加わるのには相応しくない。それとも君は、御主人様がそんじょそこらのザコ雄(オス)と同じだとでも言うつもりかい?」

 アカネは拗ねたように顔を背けた。テーブルに一覧(リスト)の書かれた紙を置く。

「フン。分かってるよ。じゃ、御主人様のハーレムに追加する雌(メス)を考えたから見てくれる?」

 

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