※この作品はR-18です。

二次元ヒロイン詰めあわせ - 多重クロスハーレム -   作:みゆ_ハーメルン

3 / 10
 学校生活編は長くなったため、前後編に分割しました。後編は直接的なエロは少ないです。
 登場キャラクターの一覧は前編からやや減少しています。追加はありません。重複になりますが、後編に登場するキャラクターのみ、再掲します。

・御剣冥夜(『マブラヴオルタネイティヴ』)
・桐条美鶴(『ペルソナ3』)
・高巻杏(『ペルソナ5』)
・吹寄制理(『とある魔術の禁書目録』)
・薙切えりな(『食戟のソーマ』)
・薙切アリス(『食戟のソーマ』)
・橘万里花(『ニセコイ』)
・鶫誠士郎(『ニセコイ』)
・神楽坂砂夜(『ガールフレンド(仮)』)
・川神舞(『無彩限のファントム・ワールド』)
・高坂麗奈(『響け!ユーフォニアム』)
・本田未央(『アイドルマスターシンデレラガールズ』)
・速水奏(『アイドルマスターシンデレラガールズ』)
・白瀬咲耶(『アイドルマスターシャイニーカラーズ』)
・ステラ・ヴァーミリオン(『落第騎士の英雄譚』)
・シャルロット・デュノア(『インフィニット・ストラトス』)
・セシリア・オルコット(『インフィニット・ストラトス』)
・戦場ヶ原ひたぎ(『化物語』)・桜島麻衣(『青春ブタ野郎シリーズ』)
・堀北鈴音(『ようこそ実力至上主義の教室へ』)
・カミキ・ミライ(『ガンダムビルドファイターズトライ』)
・川嶋亜美(『とらドラ!』)
・榊(『あずまんが大王』)
・雪ノ下雪乃(『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』)
・柏崎星奈(『僕は友達が少ない』)
・森島はるか(『アマガミ』)
・塚原響(『アマガミ』)
・霞ヶ丘詩羽(『冴えない彼女の育てかた』)
・入須冬実(『氷菓』)
・リアス・グレモリー(『ハイスクールD×D』)
・聚楽幸子(『賭ケグルイ双』)
・城崎絵美(『鉄のラインバレル』)
・流木野サキ(『革命機ヴァルヴレイヴ』)
・火々里綾火(『ウィッチクラフトワークス』)
・毒島冴子(『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』)
・藤原千花(『かぐや様は告らせたい』)



第3話 勇太の学校生活(後編)

第3話 勇太の学校生活(後編)

 

 前編から再掲になるが、《2年勇太組》の出席簿は以下のとおりだ。

 

担任:織斑千冬(『インフィニット・ストラトス』)

副担任:平塚静(『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』)

 

出席番号:氏名

 

①入須冬実(『氷菓』)

②火々里綾火(『ウィッチクラフトワークス』)

③神楽坂砂夜(『ガールフレンド(仮)』)

④柏崎星奈(『僕は友達が少ない』)

⑤霞ヶ丘詩羽(『冴えない彼女の育てかた』)

⑥カミキ・ミライ(『ガンダムビルドファイターズトライ』)

⑦川神舞(『無彩限のファントム・ワールド』)

⑧川嶋亜美(『とらドラ!』)

⑨桐条美鶴(『ペルソナ3』)

⑩高坂麗奈(『響け!ユーフォニアム』)

⑪榊(『あずまんが大王』)

⑫桜島麻衣(『青春ブタ野郎シリーズ』)

⑬シャルロット・デュノア(『インフィニット・ストラトス』)

⑭聚楽幸子(『賭ケグルイ双』)

⑮白瀬咲耶(『アイドルマスターシャイニーカラーズ』)

⑯城崎絵美(『鉄のラインバレル』)

⑰ステラ・ヴァーミリオン(『落第騎士の英雄譚』)

⑱セシリア・オルコット(『インフィニット・ストラトス』)

⑲戦場ヶ原ひたぎ(『化物語』)

⑳高巻杏(『ペルソナ5』)

㉑橘万里花(『ニセコイ』)

㉒塚原響(『アマガミ』)

㉓鶫誠士郎(『ニセコイ』)

㉔薙切アリス(『食戟のソーマ』)

㉕薙切えりな(『食戟のソーマ』)

㉖速水奏(『アイドルマスターシンデレラガールズ』)

㉗吹寄制理(『とある魔術の禁書目録』)

㉘藤原千花(『かぐや様は告らせたい』)

㉙毒島冴子(『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』)

㉚堀北鈴音(『ようこそ実力至上主義の教室へ』)

㉛本田未央(『アイドルマスターシンデレラガールズ』)

㉜御剣冥夜(『マブラヴオルタネイティヴ』)

※㉝三宅勇太

㉞森島はるか(『アマガミ』)

㉟雪ノ下雪乃(『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』)

㊱リアス・グレモリー(『ハイスクールD×D』

㊲流木野サキ(『革命機ヴァルヴレイヴ』)

 

 前編では勇太が《学校》で過ごす日常を見た。

 後編では、《2年勇太組》で定期的に起きるイベントを見る。

 

  ♡♡♡

 

 1クラス37人(勇太を除き36人)もいれば、各人が勇太と接する機会は限られる。

 そのため、《2年勇太組》の生徒は定期的に優先順位を決めていた。優先順位が下位のものは、上位のものが勇太と接することを妨げてはならない。こうすることで、クラス内で紛争が生じることを予防できる。

 例を挙げれば、上位のものが勇太に抱きついてお喋りしているとき、下位のもの(ここでは仮に上位のものを毒島冴子、下位のものを本田未央とする)は「え~、冴子っちズルい~。私も混ぜて~!」と甘えることはできる。だが、強いて上位のものを押しのけることはできない。逆に、上位のものは下位のものに退かせることができる。

 無論、勇太は優先順位に関係なく、好きに同級生を選ぶことができる。

 優先順位は定期的に入替えることで、公平性を保つ。

 36人の順位はゲームで決めていた。無論、完全な公平性を担保するなら、乱数表(クジ)で決めるべきだ。だが、ある程度、人為性が介在していたほうが結果に同意を得やすい。

 《2年勇太組》の隣の教室は、勇太たちが自由に使用できるように、空室にしてある。例えば、教室でマットプレイがしたくなったとき、いちいち机と椅子を移動せずに済む。そうした用途のため、隣の教室はさまざまな備品が置かれていた。テーブルゲームも充実している。ボードゲームカフェに匹敵するほどだ。

 大抵、ゲームにはこの隣の教室のテーブルゲームを使用する。

 言うまでもなく、日常ではこの備品は勇太が使用している。とくに勇太はTRPGが好みだ。同級生たちとハーレムのパーティを組み、同級生たちに支えられ、崇められながら、シナリオを攻略していく。そうした空想(ファンタジー)はハーレムに刺激をもたらした。

 

 この日は、36人の順位を決めるゲームの開催日だった。

 このイベントは勇太にとっても重要だ。そのため、勇太は毎回ゲームを見学する。

 36人の大人数で遊ぶゲームは、考案するだけでも大変だ。だが、《2年勇太組》の聡明な生徒たちは、毎回、勇太を楽しませる独創的なゲームを用意していた。

 今回のゲームは《キス権七並べ》だった。ルールは通常の七並べとほぼ同じだ。だが、参加者にはチップが3枚与えられる。このチップを渡すことで、カードを任意の相手と交換することができる。相手はチップを上乗せすることで拒否できる。また、当人もさらにチップを上乗せすることで強制できる。つまり、七並べにポーカーが搭載されたようなルールだ。

 無論、このチップがただの形式では面白くない。このチップは勇太の金玉(キンタマ)にキスする権利を意味していた。

 参加者にはチップが3枚与えられるため、取引きを行わなければ、アガリのときに勇太の金玉(キンタマ)に3回キスできる。

 優先順位を選ぶか、この場での勇太の金玉(キンタマ)へのキスを選ぶか、その選好が戦略を決める。

 勇太は椅子に腰かけ、ゲームを見物した。ズボンとパンツは下ろし、ボロン、と陰嚢が座板から垂れていた。

 

 36人の生徒はタイル張りの床に直座りする。その円の中心に、♠7、♡7、♣7、♢7が並べられる。

 残るカードは48枚なので、13人は2枚のカードを持つ。当然、その13人が順番の最初だ。

 森島はるかが無造作に♡8を出す。

「やった~! ラブリーのハートだ。やっぱり、私は勇太君と赤い糸で結ばれてるんだ♡」

 はるかは高揚した表情で言った。

 聚楽幸子が無表情で言う。

「パス」

 順番になり、桐条美鶴が怜悧な表情で言う。

「簡単に計算してみたのだが… 8もしくは6のカードが1枚持ちの22人に配布されていない確率は、1-(22C40/22C48)で1%未満だ。もちろん暗算なので概算だがな。ほぼ確実にこの巡目で22人の誰かからアガリが出る。それを阻止するために、私たちカードを2枚持ちの13人は、どのカードであれ1枚持ちの誰かと交換すべきだ。川嶋、交換してくれ」

 美鶴はチップを1枚出した。

「私はいいわよ。受けるわ」

 亜美はチップを1枚受けとり、美鶴とカードを交換した。

「パス」と、美鶴は言った。

 冬実が美鶴に言う。

「その提案は私もしようと思っていたところだ。桐条さん。礼を言おう。火々里さん、交換してくれ」

「いいわ」

 綾火が感情の読めない表情で応じる。

「パス」と、冬実。

 2枚持ちの13人のうち最後の咲耶が肩をすくめる。

「美しい学友に鬼札を押しつけることは気が引けるけれど、こうも理路整然と説得されては従うほかないね。美鶴。杏、手札を交換してくれるかい?」

「私は別にいいけど」

 高巻杏がチップを受けとってカードを交換する。

 塚原響が言う。

「桐条さんの提案だけど、私はやめておくわ。パス」

 誠士郎が眉根を寄せて考える。

「うーん… パス」

 雪乃が円の向かいから声をあげる。

「桐条さんが言ったことだけど、1枚持ちのひとにも当てはまるわ。カードの優位性に関わりなく、1ターン目ならあとの1枚持ちのひととカードを交換しておくべきじゃないかしら。場に出ないかぎり、まだ順番の来ていないひとが8か6を持っているのは確実なのだしね」

 吹寄制理が鋭く声をあげる。

「雪ノ下! 発言は自分の順番のときだけにしなさい!」

「あら。そういうルールがあるわけではないでしょう?」

「でも、他のひとは自然とそうしてきたのに」

 制理は不服そうに腕組みした。巨乳が腕で持ちあげられる。雪ノ下に従いたくないのか、制理はパスした。

「やった! アガリだ~!」

 シャルロットが♡6を出す。

 いそいそと勇太の足元に駆けよる。股間に屈み、垂れた陰嚢に口付けする。

「僕が勇太のタマタマに一番乗りだね!」

 チュ♡ チュバ♡ と音を立てながら、唇で食むようにして、勇太の陰嚢にキスをする。3回、唇が触れたところで顔を離す。

 順番になり、詩羽が言う。

「私は交換するわ。柏崎さん、お願い」

 星奈は表情に出やすい性格のため、自分のカードを見ながらニヤニヤしていた。星奈は動顛した様子で言った。

「はァ!? なんで私が! 嫌よ。増額(レイズ)!」

 チップを詩羽に2枚出す。

「そんなあからさまに反応されると、手持ちが8か6なのが丸わかりなのだけど… 応諾(コール)」

 詩羽は「やれやれ」と言いたそうに首を振り、チップを2枚出す。

「増額(レイズ)!」

 星奈は手持ちの3枚のチップすべてを押しだした。

「応諾(コール)」

 詩羽も3枚のチップすべてで応じる。

 もう星奈にレイズすることはできない。両当事者が上限のときは、提案者が優先される。星奈は渋々とチップ3枚を受けとり、カードの交換に応じた。

「げッ。しかも激弱のカード」

 星奈は受けとったカードを見て悲鳴をあげた。

「あまり自分の手札をひとに教えないほうがいいと思いますけど…」

 セシリアが星奈に苦言する。

「アガリね」

 詩羽が♢8を出す。

 生徒たちの輪から離れ、勇太の傍らに行く。

「残念だけど、チップはすべて使ってしまったから勇太君のお金玉(キンタマ)様にキスはできないわ」

 その言葉を聞き、星奈が表情を緩める。

「そっか。あのクソ女は勇太のタマタマにキスできないけど、これで私は勇太のタマタマに6回キスできるんだもんね。エヘへ…」

 パスが続き、冥夜が♠8を出す。

「アガリだ」

 勇太の股座に頭を潜りこませる。

「いつも私たちに子胤を下賜する勇太の陰嚢(ふぐり)。万感の謝恩を込めて、丁重に口吸いさせてもらおう」

 チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、勇太の陰嚢に3回キスをする。冥夜は鼻筋の通った和風美人だ。その桜色の唇が当たり、続けざまに陰嚢を持ちあげた。

 奏が♢6を出す。

「ふふッ。アガリだわ。ツいてるわね」

 奏はモデルのような細身の(スレンダーな)美人だ。奏は勇太の股間に跪き、端整な顔を陰嚢に近づけた。チュ♡ チュ♡ チュ♡ と3回キスをする。

 麗奈がパスをする。

 咲耶とカードを交換した杏が言う。

「私はチップに余裕があるから、交換(チェンジ)しようかな。それじゃ、毒島、お願い」

 チップを1枚差しだす。

「断る」

 冴子は代わりにチップ2枚を差しだす。

「競りあってもいいけど… ここは様子見しとく。承諾(フォールド)」

 杏はカードはそのままで、冴子から2枚のチップを受けとった。

 リアスが歓声をあげる。

「正直、こういうゲームは苦手だから、初手でアガれるカードがきて助かったわ!」

 リアスは♣8を出した。

 勇太の足元に屈み、チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、愛おしそうに陰嚢に3回キスをする。

 堀北鈴音は焦っていた。前回のゲームで最下位だったのが鈴音だ。そのため、今回のゲームまで教室内で勇太と触れあう機会はもっとも少なかった。このまま勇太の関心が薄れれば、他のクラスの生徒と入替えになることもありえる。

 鈴音は自分の優秀さに自信があり、他者を見下すところがあった。そのため自尊心が強い。だが、《2年勇太組》の生徒は全員が突出して優秀だ。それは、クラスで鈴音が劣等生になるほどだった。そのことが鈴音の焦燥感を強めていた。

(私は他のクズとはちがう…! 今回のゲームでなんとしてでも上位に入らないと…! 今回も下位になれば、《2年勇太組》からの追放もありえる…!)

 ちなみに、前回のゲームは《貢ぎ人生ゲーム》だ。使う道具は通常の人生ゲームだ。だが、勇太の子供を出産した人数と、勇太に貢いだ金額で順位を決める。

 鈴音は考えた。

(私のカードは♢3。七並べでの強さは6段階のうちの下から3番目。なにもなければ交換したほうが有利。ただし、いまは8と6がすでに6枚見えているから、交換の利益(メリット)は乏しい。けれど、いま毒島さんのチップは1枚。チップ2枚で競り勝つことができるわ。加えて、交換を拒否したということは、カードは中位以上の強さのはず。ここは勝負に出るべきよ)

 鈴音が冴子にチップを1枚差しだす。

「交換(チェンジ)」

「断る」

 冴子はチップ1枚で受ける。

「増額(レイズ)」

 鈴音はチップ2枚を出す。

「降りる」

 冴子はチップを1枚しか持っていないため、鈴音のチップ2枚を受けとり、カードを交換する。

 受けとった冴子のカードを見て、鈴音は呆然とした。

(しまった…! 最弱の♠1…! 高巻さんの交換を拒否したのははったり(ブラフ)だった…!)

 チップ2枚を支払い、最弱のカードを渡されて悔やむ。見ると、冴子は不敵な笑みを浮かべていた。

 冴子がパスし、雪乃の順番になる。

「アガリよ」

 雪乃は♣6を出した。

 千花が不満そうな声をあげる。

「えーッ! 雪乃さんずッこい! カードを交換したほうがいいなんて言って、自分は6を持ってるんですから。こんなの詐欺です!」

「機略縦横よ。藤原さん」

 雪乃は平然と応じた。

 勇太の股間の下に屈む。雪のような白肌で、冷然たる美貌の顔を、勇太の陰嚢に近づける。チュ♡ チュ♡ チュ♡ と3回、唇を陰嚢に触れさせる。

 川神舞が言う。

「あとは私とえりなとひたぎだけ。2人のうちどちらかが、まだ出てない♠6を持っているはずよね。確率は五分五分だけど、うーん… ひたぎで! 交換(チェンジ)!」

「増額(レイズ)」

「増額(レイズ)!」

「応諾(コール)」

 舞はチップ3枚と引換えに、カードを交換した。だが♠6ではなかったらしくパスする。

 ひたぎはえりなの顔を横目で見た。だが、えりなではなく、舞にチップを差しだす。

「交換(チェンジ)」

「えッ、私!?」

 舞は驚きつつ、チップがないため、仕方なくカードを交換した。

 美鶴はその様子を見て考えた。

(戦場ヶ原はカードを所定の位置にしたまま、チップを2枚手にしたわけか。なかなか頭が切れるな。相手がかならず増額(レイズ)に応じると分かっている状況でだけ、取ることができる戦略だ。だが、戦場ヶ原は♠6と思しき薙切とカードを交換しなかった。ならば、もともと戦場ヶ原が持っていたカードは9か5あたりの強いカードであることが濃色だ。だが、いま戦場ヶ原の所持するチップは6枚。競りに持ちこむのは危険か…)

 えりなは両手を上げる。

「パス」

 これで1巡目が終わる。

 千花が頬を膨らませる。

「誰かが♠6を止めてますね」

 薙切アリスが言う。

「カードが1枚持ちのひとに列を止めるメリットはないから、私たち2枚持ちの誰かってことになるわね。あーん、出せるカードがない。パス」

 幸子が♣9を出す。

「これでようやく1枚になった」

 はるかが♡5を出す。

「やった~! アガリ~! しかも勇太君のタマタマにキスできる♡」

 勇太の足のあいだで腹這いになる。唇を尖らせ、チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、勇太の陰嚢に3回キスをする。

 響が言う。

「さすがはるか。強運ね。でも、これで私も1枚出せるわ」

 そう言い、♢9を出す。

 万里花が言う。

「2枚持ちで出遅れたまま進展しませんわ。でも、いたずらにチップを減らすこともしたくありませんわね。パスですわ」

 1枚持ちの順番になる。セシリアが歓声をあげる。

「アガリですわ!」

 ♢5を出す。

 勇太の足元に行く。長い髪を手で掻きあげ、愛おしそうに、勇太の陰嚢にチュ♡ チュ♡ チュ♡ と3回キスをした。

 神楽坂砂夜は考えた。

(私のカードは♣3… ♣の列は♣6だけ出ているから、今の状況では強くも弱くもないわね。けど、1巡目でカード交換が行われて情報が増えたわ。1巡目で自主的に交換したカードは9もしくは6ではない。また、巡目が来ても取りもどさなかったなら、受動的に交換したカードもそうでないと言えるわ。それに、1巡目でパスするか迷っていた参加者(プレイヤー)のカードもそうでないと言えるでしょうね… ここは賭けに出るべきかしら)

 カミキ・ミライにチップを1枚差しだす。

「交換(チェンジ)」

「ああ… 砂夜、勘がいいわね」

 ミライはチップと引換えにカードを交換した。

 砂夜の顔色が曇る。

(♠5… 強いカードだけど、♠4が止められているいまは意味がないわ)

「パスよ」

 ミライは長考した。

(いま私のチップは4枚。2枚持ちのひととカード交換をしても弱いほうのカードを渡されるから、2枚持ちのひととは交換しないほうがいいか。ひたぎは強いカードを持ってるだろうけど、チップも5枚持ってる。中盤以降のことも考えると、1人にチップを集中させないほうがいいか。他にクサいのは麗奈とステラね。迷うけど、ここはチップを温存しよう)

「パス」

 制理が♡4を♡5の左隣に叩きつける。

「よしッ! アガリよ!」

 男勝りの眉をしていて巨乳の制理が、勇太の足元に正座する。ブチュ♡ チュ♡ と、陰嚢にたどたどしい口付けをする。3回、陰嚢に吸いついた。

 誠士郎が♠9を出す。

「私もアガリだ」

 長身で少年的(ボーイッシュ)な誠士郎が、長い足を折り、勇太の足元に正座する。誠士郎は顔を赤らめていた。チュ♡ チュ♡ チュ♡ と初々しい少女のようなキスを、3回、勇太の陰嚢に与える。

 麗奈、ステラがパスする。

 千花が能天気な声をあげる。

「やったー! 2巡目でクリアですー!」

 千花は♡3を出した。楽しげに勇太のもとに行き、チュ♡ チュ♡ チュ♡ と3回、陰嚢にキスをする。

 冬実はトランプの配置を見た。

(厄介だな。♡の列だけ3まで進んで、2以下が他の列の4以下と同等になった。これまでのカード交換から予想される手札の強度に、不確定性が生じた。せいぜい他の参加者(プレイヤー)の顔色から、♡の列の2以下を持っていないか探るか。もし持っているなら、顔色に僥倖が表れているかもしれない)

 順番になり、ひたぎは♣5を出した。

「アガリよ」

 ひたぎは勇太の足元で正座した。チップ5枚の優位を誇示するように、勇太の陰嚢にねちっこいキスをした。ひたぎは鼻筋の通った面長の美人顔をしている。その頬を窄め、陰嚢を伸ばして睾丸に吸いつく。チュッ♡ チュバッ♡ チュッ♡ と、陰嚢に6回の濃厚なキスをした。

 最後の順番はえりなだ。えりなは♡9を出した。

「アガリよ」

 《神の舌》を持つえりなは、舌先を突きだし、舐めるように勇太の陰嚢にキスをした。3回、舌先が皺だらけの陰嚢に触れる。

「ああ… いつ味わっても、勇太のお金玉(キンタマ)は、鱶(フカ)の潤目(うるめ)のように美味ね」

 鱶(フカ)の潤目とはいわゆる鱶鰭(フカヒレ)だ。

 従姉(いとこ)のアリスが声をあげる。

「あーん。いいな。はやく私も勇太君のお金玉(キンタマ)を味見したい」

 人数が減るにつれ、ゲームの進行が加速する。

 3巡目では、アリスが♢4、万里花が♣4、流木野サキが♣10、城崎絵美が♡2、桜島麻衣が♢10、榊が♣Jと、2枚持ちではじめてカードを出したものが6人現れた。

 幸子が♠6を出す。

「アガリだ」

 咲耶が揶揄うような目で幸子を見る。

「おやおや。♠6を止めていたのは君だったのかい、幸子。剣(スペード)を隠しもっていた道化師(ジョーカー)がこんな美しい女性だったとはね。まるでオフィーリアじゃないか」

「褒めてもらったことは礼を言おう。だが、顔の美しさについてはお前も同じだろう。咲耶。私は自分の手札を有効に使ったまでだ」

 幸子は勇太の足元に屈んだ。怜悧な美貌を近づけ、陰嚢にチュ♡ チュ♡ チュ♡ と3回キスをする。

 鈴音は順番になり、血走った目で冴子を見た。

(毒島が♢3を持っていることは分かっているのに…! 毒島が承諾(フォールド)する理由はない。私はチップを1枚しか持っていない。競りで毒島に勝てない…! いまアガれば順位は36人中15位。この順位なら生ハメやフェラとまではいかなくても、足舐めや靴舐めで勇太君に関心を持ってもらうことはできるわ。でも手持ちが♠1でチップ1枚なら、順当に行けばまた最下位… 今度こそ《2年勇太組》を追いだされてしまうかもしれないわ。どうして優秀な私が…! 私は他のクラスに組分けされたクズとはちがうのに…!)

 鈴音は悔しげにパスをした。

 砂夜が♠5を出す。

「これでようやく♠5を切れるわ。アガリよ」

 勇太の足元に屈み、陰嚢に顔を近づける。

「ふふ。勇太君のタマタマ、かわいいわね♡」

 睾丸を包む皺だらけの陰嚢に、チュ♡ チュ♡ と口付けをする。

 ミライが♣3を出す。

「私もアガリ」

 ミライは雑誌の読者モデルを務める、茶髪のロングヘアの美人だ。ミライは勇太の足元に座り、唇を尖らせ、チュ♡ チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、陰嚢に4回、キスの雨を注いだ。

 亜美が♢Jを出す。

「私もアガリっと」

 亜美は現役高校生のモデルであるロングヘアの美人だ。亜美は勇太の足のあいだに座り、形のいい頤(おとがい)を持ちあげ、チュ♡ チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、4回、下から陰嚢に口付けした。

 星奈が♡1を床に叩きつけて飛跳ねる。跳躍に伴い、巨乳が弾む。

「ッしゃあ! アガリよ! あの詩羽(クソ女)にクソカードを渡されたときはどうしようかと思ったけど、やっぱり正義は勝つのよ! それも♡のエースとか、あたしに相応しいアガリだわ!」

 絵美の顔色が曇る。絵美の手持ちは♠10と♡2で、どちらも出せたが、選択が裏目に出た。

(いえ。チップを大量に持っている柏崎さんがゲームから退出したことは、むしろ喜ぶべきです。これで終盤戦が有利になりました)

 そう考え、絵美は気をとり直した。

 星奈は勇太の股間に入り、小口を開いた。チュ♡ チュバ♡ と、水音を立て、陰嚢に吸いつく。唇が6回触れたところで、チュポッ♡ と音を立てて口を離す。

 杏がパスをする。

 麗奈が♡10を出す。

「アガリです」

 勇太の足元に屈み、チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、3回、陰嚢にキスをする。

 冴子が♣3を出す。

「アガリだ」

 冴子は鋭利な顔立ちの美人だ。冴子は勇太の足元に跪き、瞑目し、チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、3回、陰嚢に口付けした。

 舞が♢2を出す。

「ふうッ。やっとこれでアガれたわ」

 舞は髪型をサイドポニーテールにした巨乳の美少女だ。勇太の陰嚢にチュッ♡ とキスをする。

 4巡目になる。アリスが♢1を出す。

「アガリっと」

 アリスは舌先を伸ばし、チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、3回、舐めるように勇太の陰嚢にキスをした。

「はァ…♡ 勇太君のお金玉(キンタマ)はいつ味わってもおいしい…♡ まるでツバメの巣だわ。本当はそそり立つ松露のほうを味見したいんだけど、根元のほうで我慢するわね♡」

 美鶴が言う。

「塚原。交換だ」

「いいわ」

 美鶴がチップを1枚渡し、響とカード交換をする。これで残るチップは1枚だ。それでもカード交換しなければならないと考えたのだろう。美鶴はパスした。

 冬実は考えた。

(♣Qはいま出すとして、♠Qが難物だな。いまカード交換すべきだ。さて、誰にするか。カードがまだ2枚残っている白瀬は対象外だ。火々里のカードはもともと私が持っていた♠K。桐条のカードは確実に弱い。それは明らかだ。そして、その上で桐条をチップの枚数で上回るにもかかわらず、塚原は増額(レイズ)の勝負に持ちこまなかった。だから塚原のものだったカードも弱い。これ以上は推理の材料がないな。当然、チップを5枚持つ杏は避けるとして、あとは全員がチップ3枚だ。慎重な人間なら、増額(レイズ)で私との取引きを断るだろうな)

 冬実はステラにチップを1枚差しだした。

「ステラ。交換だ」

「いいわ! 望むところよ」

 ステラはチップ1枚を受けとり、あっさりとカードを交換した。カードを見て、冬実は眉間に皺が寄った。

(♣Kか… 交換しないほうがマシだったな)

 咲耶が♣2を出す。

「これでようやく私も舞台に上がることができたよ」

 万里花が♢Qを出す。

「アガリですわ」

 万里花は勇太の足元に行き、小ぶりな唇を陰嚢に寄せた。チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、目を瞑り、愛おしそうに上品な口付けをする。

 人数が減ったため、矢継早にアガリが出る。

 サキが♠4を出す。

「アガリよ」

 サキは前髪を直線に切揃えたアイドルだ。サキは勇太の足元で両手をつき、チュ♡ チュ♡ チュ♡ と3回、陰嚢にキスをした。

 絵美が♠10を出す。

「アガリです」

 絵美は勇太の足元に頭を入れ、顔をもたげた。チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、3回、陰嚢にキスをする。

 麻衣が♢Kを出す。

「アガリ」

 麻衣は現役高校生で国民的な女優であり、黒髪のロングヘアの美人だ。麻衣は勇太の足のあいだに頭を入れ、チュ♡ チュ♡ チュ♡ と3回、陰嚢にキスをした。

 榊が♠3を出す。

「ん… 私もアガリ…」

 榊は長身で体型(スタイル)のいい美人だ。黒髪をロングヘアにしている。だが無口な性格だ。榊は長身の体格を曲げ、チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、3回、勇太の陰嚢にキスをした。

 杏が♡Jを出す。

「私もアガリっと」

 杏は雑誌の読者モデルを務める、猫目ぎみの美少女だ。杏は勇太の足元に屈むと、チュ♡ チュバ♡ と、陰嚢に舐(ねぶ)るようなキスをした。唇を6回触れさせたところで、吸気(バキューム)をとめ、陰嚢を口から離す。

 鈴音はもはや着順以上に、最下位にならないことを願っていた。

(お願い。誰か♠2を出して…!)

 鈴音の順番まで♠2は出ず、鈴音は「パス」と言った。語調に悲壮感が漂っていた。

 次の順番の未央が♠2を出す。

「はいッ。未央ちゃんもアガリ~!」

 鈴音は内心で歯噛みした。

(ああッ。もうッ)

 未央はチュ♡ チュ♡ チュ♡ と、友人にするような気軽(フランク)なキスを、3回、勇太の陰嚢に与えた。

 新たな巡目になる。残るカードは♠1、♠J、♠Q、♠K、♡Q、♡K、♣1、♣Q、♣Kの9枚、残る参加者(プレイヤー)は美鶴、冬実、塚原、咲耶、綾火、ステラ、鈴音の7人だ。うち美鶴と冬実だけが2枚ずつカードを持っている。とはいえ、この最終盤では選択の余地はほぼない。

 美鶴が♣1と♡Qの選択で、当然、♣1を出す。

 冬実は♣Qを出す。

 響は鈴音にチップ1枚を差しだし、カード交換を求める。鈴音を選んだのはただの指運だった。

「応諾(コール)」

 鈴音は震える声で手持ちの全額である、1枚のチップを差しだした。この時点で響のカードが♠Q、♠K、♡K、♣Kかのいずれかであることは公然となったため、響に降りる選択肢はない。

「増額(レイズ)」

 響はチップ2枚を出し、自分の♡Kと鈴音の♠1を交換した。♠1を出す。

「アガリね」

 響が序盤でチップを消費しなかったのも、終盤戦で最下位の集団になることだけは免れる、冷静な戦略のためだった。

 響は髪をポニーテールにしていて、細く吊りあがった目がキツい印象を与える。美人で文武両道だ。響はチュッ♡ と、勇太の陰嚢に吸いつくようなキスをした。

 座順の関係で、鈴音が最下位になることは半ば確定した。鈴音は唇を蒼白にし、全身を小刻みに震わせていた。

 咲耶が♠Jを出す。

「アガリだ」

 咲耶は長い黒髪をポニーテールにし、麗人といった容姿をしている。咲耶はチュ♡ チュ♡ と、2回、慈しむように勇太の陰嚢に口付けをした。

 綾火の順番になる。

「パス」

 綾火の選択に全員が驚く。綾火はチップを4枚持っている。カードを出せないのだとしたら交換(チェンジ)をすべきだ。

 ステラが綾火に噛みつく。

「あんた、どういうつもり!? ここは私にカード交換を挑むのが定石でしょ!? 情けでもかけてるつもり!?」

 綾火は水のような無表情で応えた。

「そんなつもりはないわ。堀北さんのカードがキングだとして、あなたがキングを持っている確率はまだ3分の1あるでしょう。その場合はチップをムダに損するだけだわ。仮にそうでなかったとしても、堀北さんがキングを出せるようになる確率はまだ2分の1よ。そうでなければ、私の着順が2位下がるだけよ。それより、私は確実に勇太君のタマタマを舐めることを優先したいわ」

 ステラは首を振った。

「あんたって女は… 呆れるわね」

 ♠Qを出す。「アガリよ」

 ステラは勇太の足のあいだで両手をついた。巨大な胸が両腕に挟まる。ステラはチュ♡ チュ♡ チュ♡ チュ♡ と勇太の陰嚢に4回、口付けをした。

 鈴音が震える声で言う。

「パス」

 美鶴が♡Qを出す。

「アガリだ」

 勇太の陰嚢に顔を近づける。「待たせたな」

 そう言うと、美鶴は唇を窄め、ちゅうッ♡ と、陰嚢に長いキスをした。

 冬実が♣Kを出す。

「アガリだ」

 冬実は勇太の足のあいだで両手をついた。顔を傾け、チュ♡ と、恋人にするようなキスを陰嚢にした。

 綾火が無表情で♠Kを出す。

「アガリよ」

 綾火は180センチを超す長身で胸囲(バスト)も1メートル近い。長い黒髪をしている。綾火は目を閉じ、チュ♡ チュ♡ チュ♡ チュ♡ と、勇太の陰嚢に4回キスをした。母親が子供にするようなキスだ。

 美鶴、冬実、綾火の3人は《2年勇太組》でも勇太の寵愛を受けている。そのため、この3人が最下位の集団に位置したのはバランスがよかった。だが、鈴音は異なる。

 鈴音は泣きたくなる思いを堪えた。冷静に♡Kを出す。

「アガリだわ」

 鈴音はあくまで自分は勇太の愛人の1人でしかないという思いを新たにした。心のなかでだけ、この陰嚢への口付けが、勇太の性器に触れる最後かもしれないと覚悟する。

 鈴音は勇太の股間の前で正座した。土下座するように上体を曲げる。勇太の肉竿に処女を奪ってもらったこと、生中出ししてもらったこと。そうした記憶が蘇る。鈴音は頭上の肉竿をキリスト教の聖槍のように感じた。鈴音は頭を上げると、勇太の陰嚢に、聖杯にするように神々しく口付けした。

 《2年勇太組》の生徒たちが一斉に拍手をする。

「勇太君、お疲れさま」

 生徒たちが口々に勇太に声をかける。あくまでゲームの主役は勇太だ。

 勇太は肉竿を高々と勃起させていた。

「ブッ、ブヒィ! ボク、勃起しちゃったよォ! みんなとセックスしたいよォ!」

 1時間もしないうちに、若く、美しく、優秀な36人の女子高校生たちから、陰嚢に100回以上の口付けをされたのだ。これほど贅沢な陰嚢も他にないだろう。勇太の肉竿がはち切れんばかりに勃起しているのは当然だった。

 勇太は言った。

「今日は無礼講だよォ! いまからビニールマットを敷いて、皆でヌルヌルソーププレイをするよォ! みんな大好きだよォ!」

 36人の生徒たちは歓声をあげた。勇太が言ったのはこういうことだ。この空き教室にビニールマットを敷き、全員が全裸になり、ローションで体をぬめらせ、勇太にソーププレイをする。勇太は36人の女子高校生の肉の海を自由に泳ぐ。

 勇太は《2年勇太組》の36人の人選に満足していた。まず人員を交替させることはないだろう。鈴音は歓声をあげる同級生たちに加わった。目には歓喜の涙が滲んでいた。

 




 第4話は予告どおり会社生活編です。主要なキャラクターは『SHIROBAKO』と『NEW GAME!』になります。キャラクターに関し、社会人のキャラクターに限り、追加の要望があれば感想欄でお知らせください。要望にお応えできないこともありますので、その点はご承知ください。
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